



大人なら誰でも、愛に傷つくことがある。望みのない恋に溺れたり、かけがえのない相手を見失ったり。けれど、そこに行けばきっと出会えるはず。まだ見ぬ大切な人に。忘れかけていた、いつかの自分に。だから、日常を離れて旅立とう。小さな奇跡をさがす、祈りにも似た想いを抱えて―。全国各地にある「恋人の聖地」を舞台に、七人の作家たちが紡ぎ出す、七色の恋愛アンソロジー。

幸福駅二月一日 愛国駅・幸福駅 原田 マハ/著
キュレーターの原田さん・・・やはり美術館が最後に

たわいもない祈り 石のまち金谷 大沼 紀子/著
いやいやビーチサンダルで雨の中お山に・・・妹に彼をとられ、結婚までされちゃったって・・・電車で読んでいたのにの えっ!? なんて声が出てしまった。
白髪の夫婦が楽しげに断崖絶壁の地獄をのぞいている。そんな夫婦になりたい?大丈夫!
しらかんば 八千穂高原 千早 茜/著
そう、ここすばらしいんです。大好きな場所。
たゆたうひかり 霧ケ峰八島ケ原湿原 窪 美澄/著
この湿原!行ってみたい。そしたらこのお話思い出すかしら?瀧本くんとはどうなった?
テレビ塔の奇跡 名古屋テレビ塔 柴門 ふみ/作
ふたごの兄弟。そうだったの・・・
聖域の火 宮島弥山消えずの霊火堂 三浦 しをん/著
これはこれは切ないお話で・・・でもとても染み入りました。
トキちゃん 阿蘇山本堂西巌殿寺奥之院 瀧羽 麻子/著
あたたかくなるお話。

