本・三島由紀夫 「春の雪―豊饒の海(一)」

2013-09-09 07:34:06 | 図書館本 読書備忘録 
                  読書備忘録 

         春の雪―豊饒の海・第一巻 (新潮文庫)

  内容紹介
維新の功臣を祖父にもつ侯爵家の若き嫡子松枝清顕と、伯爵家の美貌の令嬢綾倉聡子のついに結ばれることのない恋。矜り高い青年が、〈禁じられた恋〉に生命を賭して求めたものは何であったか?――大正初期の貴族社会を舞台に、破滅へと運命づけられた悲劇的な愛を優雅絢爛たる筆に描く。現世の営為を越えた混沌に誘われて展開する夢と転生の壮麗な物語『豊饒の海』第一巻。

 読み応えがあった。滑らかな美しい文章に惹かれた。転生も!

おすすめ本は何かある? ではこれ!と言われて読んだ。
が、・・・高校生の時に読んでいた。タイのワット・アルンに行ったときは読んでいないと思っていたが、読んでみたらところどころ覚えていたのと、何かの時にあっれ?これって?ってのがこの本からのだったようなのだ。三つのほくろ・・・ずっと首筋だと思っていた。
あの事件の後に読んだのだと思う。

聡子は清顕の「腕の中で融けた雪」

本多が傍聴した、傍聴席の空気があからさまな好奇心から、次第に別のもに変わっていた「平民 増田とみ」事件・・・日本に陪審制が布かれていたら、うっかりすると無罪になりそうなケース・・・人間の情熱は、一旦その法則に従って動き出したら、誰もそれを止めることはできない。

「月修寺」で自ら髪を切り出家した聡子に会いに行き、会えずに無理がたたり・・・

タイの王子のエメラルドの指輪・・・エメラルド寺院 ワットプラケオ・・・暁の寺 ワット・アルン・・・へ繋がっていくのだろうか・・・

清顕は同級生の本多に「今、夢を見ていた。又、会うぜ。きっと会う。滝の下で」と言った。そして二十歳で死んだ。転生・・・?

本多に注目?会えますか?


解説を先に読めばよかった。現実のモデルがあったことなど・・・旧前田侯爵邸


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白駒池一周のつもりが・・・高見石

2013-09-09 05:42:19 | ときどき森へ・・・


楽しみにしていた 白駒池



右に行くと 高見石 ・・・ 行かないよっ!って言っているのに、途中までとほざくから付き合った。

 

苔がとてもきれいで有名なところ・・・眺めながら行ったら

 

戻るに戻れないところまで来ちゃった 



ぶーすか言っているうちに着いちゃった。なぁんだ着いちゃったじゃないっ!標高2,300mの高見石小屋

 

だがしかし 高見石とは・・・
私の場合、右肩骨折神経ブチ切れ右手ぶっらぁ~ん事件がありましたもんで、両手両足を全部は使えません。三点支持・・・無理っ!

ほら、おいでっ!と言ったから、はぁっ!?っと鬼の形相をしたら、さすがに怖いと思ったのかそれ以上は言わず、 カメラだけいってらっしゃぁ~い  トイレの前で待っていた。 



高見石・・・この石を登ると



白駒池が見える絶景が待っています。って、写真を見てそう思った。



登るに登っても下りてこられない・・・真っ青になって必死で下りてきた方をみて、私の場合登らずに大正解。なんとかは危うしに近寄らず 



高見石小屋まで登ったのはいいんだけれど、登ったら下りなくてはならない  

来た道と違うところを下りたら、なんと来た道のほうが下りるには楽と聞き、もう戻れないですよねって言われて、はぁそうですね 
ずっとこんな感じですかぁ~?そうですね、かなり下までずっとこれです。



時には後ろ向きになり、時には尻をついてずるりと下りる、・・・ちょっとあんたっ!あんたがね!べらんめーで八つ当たりをして下りてきて言った一言・・・すっごい達成感あるよね  
ヤクでもやったか?なんてやったこともないのにきっとこうなのか?と物騒な事を思ったりした。

こんなの私だけ・・・だいたい後から来た方には端に避けて、お先にどうぞ  としていた。すると皆さんご挨拶をしてさっさと下りて行かれた。

    

やっとのことで下りてきて、楽しみにしていた白駒池を一周・・・はしなかった。又今度。

お山は・・・上までは何かで行って、登るのではなく、そこのいい空気を吸いながら歩くのがいい  


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