



一年ほど前からそいつは京都の街に現れた。虫喰い穴のあいた旧制高校のマントに身を包み、かわいい狸のお面をつけ、困っている人々を次々と助ける、その名は「ぽんぽこ仮面」。彼が跡継ぎに目をつけたのが、仕事が終われば独身寮で缶ビールを飲みながら「将来お嫁さんを持ったら実現したいことリスト」を改訂して夜更かしをすることが唯一の趣味である、社会人二年目の小和田君。当然、小和田君は必死に断るのだが…。宵山で賑やかな京都を舞台に、ここから果てしなく長い冒険が始まる。

テングブラン?・・・デンキブランぱくった?・・・なぁ~るほど

真っ赤な浴衣に金魚
玉川さんが道を尋ねた警官・・・は?また?・・・え?また?・・・よくも同じ警官に!!!
人間である前に怠け者の小和田君・・・みっけ・・・ぽんぽこ仮面
なっが~い宵山の冒険。冒険かぁ、いいなぁこの冒険

「宵山万華鏡」を読んでいたからちょっと慣れていた・・・次は一緒の世界に入れるかもしれない

