歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

水海道の市街は春遠く “ねぎ玉牛丼”で春近し

2010年03月31日 | 水海道の風景
昨日の続きです。

昼飯は何を喰うかと考えつつ、ペダルを漕いでいたのですが、尿意を感じ、ひとまずトイレ休憩をと考え、“千姫おもてなし館”に向かったのです。

すると、そうか、やっぱりの光景を眼にしたのです。あの“千姫なごみ館”が入っていた“元スーパー”の建物が消えていたのです。2008年3月になごみ館が消え、そして、元スーパーの建物も消えてしまったのです。


これが2008年に撮影した“なごみ館”の入っていた元スーパーです。

「くねくね」も「元スーパー」も消えてしまいました。「元スーパー」の跡には何ができるのか、辺りの様子を探ったのですが、何か新たな計画があって更地にした訳ではないようです。

こちらが、“なごみ館の跡”の、斜め前にある“おもてなし館”の内部です。トイレを済ませ壁のパネルをボンヤリ眺めていると、お年寄りの職員がお茶をサービスしてくれました。


二人の職員が居り、もう一人、入り口の受付に居た若い職員の方に、“元スーパー”はいつ頃更地になったのか訊ねたのですが、暫く考えて、「う~ん、二ヶ月か・・・三ヶ月・・・頃だったような・・・」

“なごみ館”の存在も、“元スーパー”の存在も、遠い過去の記憶となり、忘れ去られようとしています。

“千姫おもてなし館”には、これまで3度訪れているのですが、何やら、ちょっとずつ、危ない気配が漂い初めています。やはり“千姫”一本での町興しには無理がありそうです。

館内に置かれていたお土産の“千姫せんべい”の袋の中を覗いたら、あちらこちらに、角が黒く焼け焦げたモノ、角が欠けたモノ、いろいろ入っていました。

私が手に取り眺めていると、お年寄りの職員が側に来て「柔らかくてお年寄りには評判が良い」と説明してくれました。私は「素朴なお煎餅ですね」と感想を述べ袋を元の場所に戻し、お茶のお礼を言って“千姫おもてなし館”をあとにしました。

この日は、春の気配を感じつつ水海道市街に入ったのですが、市街は前にも増して、寂しげで、春には遠~い気配が漂っていました。

それで、実は、この日、もう一つの目的があったのです。それは“福岡堰”です。去年の秋に来た時は広大な原っぱでした。一度、満々と水を湛えた風景が見たいと思っていたのです。

福岡堰を目指し、294号線に出た処で、昼食は“すき家”の牛丼に決定。“春の気分”で選んだのは、“ねぎ玉牛丼”の単品380円です。


運ばれた牛丼はこれです。卵は自分で割ってのせる方式でした。卵の白身と黄身を分離する道具付きです。黄身だけのせて白身は別に飲むの? それとも黄身と白身は別々にのせ、二つの味を楽しむの? それとも白身には手を付けず、返却し生ゴミとして処理?


私は、白身も黄身も分離せず、一体のせ方式を選択しました。ねぎ玉は初めてでしたが、ネギの辛味がほどよく、さっぱり爽やか“春色”の牛丼で、“春♪~”を感じ、OKでした。


ねぎ玉牛丼のパワーで294号線をちょっと北上し、右に折れ福岡堰を目指します。遠くに見える墓と寺、イイ、春の風景です。


畑の先に、本堂の屋根、近くで見てもイイ。


畑も、“春♪~”です。


もうすぐ、福岡堰です。


それでは、また明日。





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水海道は春♪~で “ツバメ”で、サンバカーニバルです!

2010年03月30日 | 水海道の風景
先日の日曜日、天気に誘われて小貝川の土手から、鬼怒川の土手を走り、水海道に行って来ました。
この日は久々の晴天で、春♪~、春♪~、春♪~の一日でした。

土手はもう緑色に染まっています。

♪土筆の子が顔を出しますゥ~~ 


それで、それで、土手を自転車で疾走していると、私の脇を黒い飛翔体が、低空から急上昇して、さっと方向を転換し、視界から消えたのです。

自転車を止め、辺りの様子を窺っていると、黒いモノは再びこちらに向かって来たのです。素早い身のこなし、何と! ツバメです! 今年初めて“ツバメ”を目撃したのです。

カメラをツバメの動きに追随させて撮ったのですが、じっくりと良く見れば、何とか、ツバメと判ると思うのですが?


春の陽に照らされ、黒く艶やかなその姿は、まさに春♪~でした。


こちらは堤防の“補強工事中”との立て看板がありました。何か“ムシロ”で土手の表面を被っているだけにしか見えないのです。


こちらで、“業者の方”が補強工事中でしたので質問してみました。


「看板に補強工事と書いてあったのですが、ムシロを土手に貼り付けて補強になるのですか?」
「このムシロは“ワラ芝”と云うモノで、表面に芝の種と肥料を付着させたモノです。ワラも肥料となって消えてしまいます」
「それが土手の補強?」
「いえ、いえ、補強の方は土手の高さを40㎝上げて、幅も少し広くして補強したのです。以前はこの下流で決壊したことがあったので・・・・・・」
「そうらしいですね。決壊した所を補強すると、今度は、次ぎに弱いところが決壊したりしますよね・・・」
「まぁ、そうなんですね。順番に少しずつ、上流に向かって補強工事をしているようです」
「そう云う事ですか。ありがとう御座いました」
「いいえ、どういたしまして」

とても、丁寧で優しいしゃべり方の人でした。“ワラ芝”を貼らなくて、自然に雑草が生えて表面の土は流れないとは思うのですが、これもまた必要な“公共事業”で“景気対策”なのだと納得。

土手の「ワラ芝貼り」も“春♪~”の風景なので~す。

小貝川の土手を離れ、294号線を横断し、次は“鬼怒川”土手に向かいます。この辺りは、小貝川と鬼怒川は接近していて、5分ほどで鬼怒川土手に到着。


河川敷の公園、枝先は部分的に五分咲きです。この桜は“ひかん桜”でしょうか? 染井吉野よりピンクが濃く、ちょっと派手です。


離れて眺めると、全体的には2~3分咲き程度。それでも、まさに“春♪~”です。


土手を下りると、もう水海道の市街地です、画面中央の建物は“水海道一高”でした。エッ!こんな処に出たの?と、ちょっと驚きでした。鬼怒川土手から水海道市街に入ったのは“生まれて初めて”です。


市街は道路の工事中。あの“くねくね”が描かれた歩道は模様替えされていました。


もしかして? この色使いは、コンセプトは“ブラジル”でしょうか? それならば、それで面白いと思います。“ブラジル通り”とか、“サンバ通り”とか、新しい風が吹き込むかも知れません。

いつまでも、“千姫”に頼っていては、ちょっとねェ~と思います。

“千姫祭り”より、“サンバでカーニバルinミツカイドー”何て方が、とてもイイのでは?と、歩道を眺めつつ思いをめぐらしたりして・・・・・・。 

2008年撮影の「くねくね」模様、これは、これで、それなりの歴史を物語ったていたのです。


まぁ、兎に角、サンバへの思いはめぐるのですが、そろそろ、お腹も空いて来ました。

“のり弁”が食べたくなったのですが、一軒だけある独立店舗の“ほか弁屋さん”は、とても鄙びて、寂しく、食欲をそそらないのです。以前、一度だけ、店内に足を踏み入れたのですが、とても、とてもで、回れ右でした。

さぁ、本日のコンセプト、“春♪~”の、昼飯は如何に?

この先は、次回。

それでは、また明日。


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弘経寺へは“千姫トンネル”をくぐります

2009年11月17日 | 水海道の風景
昨日の続きです。

大門を入り、両側は雑木林の道を進みます。ホントに田舎道、人も、車も、すれ違いません。

そんな処に、こんな飲み屋さんが、看板は新しそうで、“居酒屋倶楽部”で“MOMOKO”です。


こんな町はずれの雑木林の中に、“倶楽部MOMOKO”ですか? 何とも、想像を超えたお店です。


“ホッとする居酒屋”で“無料送迎あり”とあります。無料送迎の範囲は何処らあたり迄なのでしょうか? やっぱり水海道近辺で30以内でしょうね? 


“水海道有料道”の、いわゆる“土木建設用語”で云う処の“函渠”が見えてきました。


中に入って驚きました! 壁面は極彩色です! 

下の絵は、子供達が描いたと思われます。とても可愛いです。

このお姫様は、間違いなく、


“千姫”だと思います。少女マンガの眼です。


何たって、弘経寺に続く参道なのですから。

暗く、寂しい、田舎道の、こんな処に、こんな彩り鮮やかなお姫様が描かれていたのです。なかなか楽しめました。

落書きされやすい場所は、される前に絵を描いてしまうのです。

世界中に見られる同じパターンの落書き、描いてる本人は“芸術”だァ、ポップアートだァ!と、堅く信じている処がややこしいのです。

彼らも“自称芸術家”ですから、このように他人の作品が描かれている処には、落書きはしないのです。落書き対策としてはイイと思います。

華やかな絵を鑑賞したその先には、ぐっと渋い風景が展開します。


いい感じです。


白漆喰が剥がれ、土壁が露出し、そして、その下の編んだ竹までが見えます。“わびさび”です。


風雪に晒され、変色した腰板の質感に、世の移ろいを感じます。


遠くに、弘経寺らしきものが見えて来ました。


間違いないようです。


弘経寺に到着です。水海道の駅前からペダルを漕いで、約30分でした。


さぁ、これから、千姫の弘経寺をじっくり見学、そして、参拝です。

それでは、また明日。


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水海道“おもてなしと羽田美智子”と“ウェルかめ”で“チャーリー浜”

2009年10月28日 | 水海道の風景
昨日の続きです。

お茶を飲み一休みして、294号線を横断して水海道市街に入ります。いつもは354号線から市街に入っていましたので、初めてと云う事になります。

294号線から商店が並ぶ通りを走ります。懐かしさと、寂しさと、侘びしさと、いろいろ漂う、田舎町の宿場風景です。


黒塀に、白漆喰の土蔵。


ここで、あの看板を眼にして、以前に歩いた市街の記憶と繋がりました。“千姫おもてなし館”の文字。


「水海道は千姫と“なごみ”と羽田美智子」だったのですが、最近は“なごみ”から“おもてなし”に変わったのです。

信号を左に曲がり、百㍍ほど行った右側に“ひっそり”と“千姫おもてなし館”があります。

この写真は今年の7月に撮ったものです。逆方向から撮ったので“おもてなし館”が左側になっています。右側の“マスダ”とある4階建てのビルに、一年ほど前まで“千姫なごみ館”がありました。


こちらが、“なごみ館”から数十分の一に縮小された“おもてなし館”です。小さくなっても、それなりに頑張っているのです。


話は戻って、旧街道風の通りを直進し、354号線を突っ切り真っ直ぐ進みます。


学校が見えて来ました。


茨城県立水海道第二高等学校です。オゥ!何と云う偶然でしょうか、ここは、あの“羽田美智子さん”の母校では“あ~りませんか?”


“…じゃあ~りませんかぁ”と云えば、“ごめんくっさ~い”、そして“何処へ?”の懐かしいギャグ、そうです!あの“チャーリー浜さん”です。

“ウェルかめ”で、久々に茶の間に登場です。“怪しい無国籍料理?居酒屋”のマスターです。いい味だしています。

話が何処かへ逸れてしまいました。

新車の6段変速は快調に水海道を走っています。

まだまだ続きます。


それでは、また明日。


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小貝川土手を遡り“羽田美智子さん”の水海道へ

2009年10月27日 | 水海道の風景
今日の天気は台風一過で晴天です。

台風と云うと“台風一過ハダカで洗濯”の言葉を思い出します。台風の翌日は洗濯日和なのです。

久しぶりの晴天、それで午前中、自転車を走らせたのですが、行きは向かい風が強くギャは3速で漕ぎ、帰りは6速で快調に飛ばしました。しかし、追い風だと無風状態に近く、風を切る楽しみが味わえないのです。

それで、先日の日曜日(18日)に水海道へ行って来たのです。現在は石下町と合併して常総市なのですが、どうも、ピント来ないのです。

そう何です。となりの坂東市も、そして、筑西市とか、桜川市とか、もう、いったい、何処のことやら、何処の町と何処の市がくっついたのか、まったく判らなくなるのです。

話は、水海道です。一応いまでも、常総市の中に水海道の地名は残っているのです。学校とか、幼稚園とか、保育園とか、でも、常総私立水海道小学校と云うのは、どうも、しっくりこないのです。

まぁ、しっくり、しょうが、しまいが、私の勝手なのですが、それで、その日は、小貝川の土手伝いに右岸を水海道に向かってさかのぼりました。

靄っていました。


TXの鉄橋です。


農家?の庭先に色づく柿の実。秋です、秋の色です、秋の風景なのです。


沈下橋です。時代劇の撮影もできそうです。


昭和の匂いがします。外壁と窓枠の色使いがとてもモダンです。塀の色は、もう少し考えてほしかったです。


ススキとセイタカアワダチ草、これも秋です。


水道橋の鮮やかなブルー。眼に滲みます。


右岸から、対岸に渡ります。ここも沈下橋。


休日で、魚釣り。


土手を下り、294号線に出ます。自動販売機でお茶を補給。


294号線の車の流れに眼をやりつつ、お茶を飲み一休み。

さぁ、294を渡り水海道の市内に入ります。こちらから入るのは、初めてなのです。水海道と云えば、“千姫”と“なごみ”と“羽田美智子”なのです。

それで、“ウェルかめ”は、良さそうです。ふつうの演出で、ストーリーもわかり易いし、お母さんの“羽田美智子さん”も、お父さんの“石黒賢”も、娘の“倉科カナ”もイイです。でも、お祖父さんの“芦屋小雁”の芝居は、ちょっとばかり“臭い”です。

兎に角、初めての方角から市内に入ります。

それでは、また明日。




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水海道は“千姫となごみ”と“羽田美智子”

2008年03月14日 | 水海道の風景
昨日の続きです。

本日で“水海道シリーズ”はたぶん終わる予定です。2月11日から始まり、今日まで22回のシリーズでした。

それでは、最終回は水海道が“一番の売り”にしている“千姫”です。

兎に角、水海道は“千姫”と“なごみ”に、中心街の再生と活性化を賭けているのです。

そして、これが再生と活性化の“決め手”である“千姫なごみ館”です。


この建物、この日、一度前を通り過ぎていたのでした。大きな建物なのですが、目立つようで、目立たない、閉店した元スーパーです。

この施設の存在を知ったのは、254号線にあった案内看板です。辿りついてみたら、この日、歩き始めに通り過ぎた“ここだった”のです。

それでは、再生と活性化を賭けた施設を見学するぞ!と勇んで入り口に向かうと、この貼り紙です。


“諸般の事情により閉館”のお知らせです。3月末日で閉館するのです。再生と活性化の“賭け”に負けたようです。

「駅前商店街」に昔の賑わいを取り戻す作戦には無理があるのです。

昔は何故“賑わい”、現在は何故“寂れた”のか、その原因をハッキリ掴んでいないのか? それとも、ハッキリさせるのが“怖い”のか?

たぶん後者だと思います。原因を徹底的に追及する事は避けるのです、追い詰めたり、突き詰めたりしないのです。

兎に角、何かをやっていれば、もしかして、何とか成るかも知れない、これが、伝統的な解決方法なのです。

“それとなく、何となく、あたりさわりなく”

“ぎすぎす”ではなく、“穏やかに和やかに”

それで、なごみの街の“なごみ館”なのでしょう。

私も歳を重ね、そんな“こころね”に、気づきはじめました。

駅前商店街の経営者は、たぶん“答え”は判っているのです。でも、そう何です『それを云っちゃ~おしまいよ!』と、気付かぬふりをしているのです。

兎に角、そんなこんなで、今月で閉館される“千姫なごみ館”に、ギリギリで間に合いました。

入って直ぐに「ようこそ!!」の看板の下、寂しげな“貸し自転車?”


奥の壁際には、車椅子が一台。


千姫なごみ館は3階です。

写真で見ると、それなりに「いい感じ」なのですが、実際の印象はもっと、暗くて寂しげでした。

平成15年10月から、20年3月までの命でした。


立っているのが、受け付係りの女性職員です。


こちらの男性は、今日まで、ここで、何らかの、仕事していた男性です。


実は、二人の会話が聞こえてきたのです。

「寂しくなるわねぇ・・・・・・」

「3月の末に、一度来るから・・・・・・」

そんな、会話をしていたのです。そんな中に、私は「すいません。町の観光ガイドのパンフは置いてありますか?」と、割って入ったのでした。

そうです、市役所、駅前、図書館と、探し求めていた「ガイドパンフ」について訊ねたのです。

すると、元職員と思われる男性が、受付係の女性に「下の“商工会”に置いてあるかもしれないよ」と告げたのです。

すると、受付係りの女性が「ちょっとお待ち下さい」と云って、走りだしたのです。ホントに腕を振りダッシュで階段を降りて行きました。

私は、何か無理なお願いをしたようで、少し気まずい思いを抱きつつ、壁に掛かったポスター等を見つめるふりをして待ちました。

暫くして、女性が手にパンフを持ち、ダッシュで階段を登り、私にパンフを差しだしました。

私は、表紙をチラット見ただけで、中身も確かめず、

「これです!ハィ! 申し訳有りません。ありがとう御座います!」と頭を下げお礼をのべました。

その様子を少し離れて見ていた先ほどの男性は、黙って階段を降りて行きました。

その節は、本当に有り難う御座いました。この場を借りて、お二人にお礼を申し上げます。

それで、館内の様子なのですが、閉館準備が始められているのか、兎に角、ただ広く、何も無く、ガランとしているのです。

壁際には、映画や、テレビドラマのロケの記録が貼られているだけでした。


こんなのとか


こんなのとか


こんなのとか


こんなのです。


水海道は。ロケ地として人気があるようです。東京から近く、それなりの「地方感」「寂れ感」が漂う町として、選ばれているようです。

“ロケ地の町”として、そして“ブラジルのある町”として、これからは賑わうかも知れません。

それに加えて、

神社仏閣もいいです! 二水会館も、赤煉瓦の三階建ても、銀行建築も、武道館(屋内に洒落た装飾があるそうです)も、昔の面影を残す町並みもいいです!

鬼怒川の流れ、河原、豊水橋の眺め、これもいいです!

そして、人も親切です!

今回、50年ぶりに水海道の町を歩きました。これならば、かなり、いけそうな気がして来ました。

水海道が好きになりました。

それに、何ですが、女優の、あの“羽田美智子さん”の生まれ故郷なのです。
   

ガンバレ!水海道! 今度は、郊外を歩きたいと思います。

これで“水海道シリーズ”を終わりま~す。


それでは、また次回。


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水海道は“鬼怒川とブラジル”です!

2008年03月07日 | 水海道の風景
昨日の続きです。

赤煉瓦の三階建てから、鬼怒川方向を望むと小さな公園を発見。


公園はスッキリとして、手入れが行き届いています。

鬼怒川の流れに豊水橋、


広がる河原、なかなかケッコーな眺めです。


水海道には“遊泳会”が、ある?あった?ようです。石柱には、謂われ等は刻まれていませんでした。


この場所で、夏場にビァガーデンを開いたら最高ですね。涼しい川風に、大ジョッキに、焼き鳥に、枝豆に・・・・・・いいですねェー!

公園側から望む、赤煉瓦の三階建て。


公園を後に、354号線に戻ります。交差点の脇にある「塀?」

雑草に囲まれ、所々瓦は剥がれ落ち、残る瓦も苔生し、うらぶれ感、朽ち果て感が漂います。こういう光景も堪らなくいいです。

そろそろ昼食の時間が近づいて来ました。「たぬき食堂」です。


前を通ると、美味しそうな匂いが漂ってきました。昼の仕込みを始めたようです。暖簾はまだ下がっていません。


どんな物を、どんな値段で食べさせてくれるのでしょうか。「味と価格」に不安を感じます。

【店先の“たぬき”です。この「たぬき」は我が家にも一匹います。益子焼きのおみやげです】

何と云っても「たぬき」ですから、化かされるかも知れません・・・・・・ナンチャッテ、冗談です。

店の佇まいから推察して、それなりの物を、それなりの価格で、食べさせてくれそうに思います。

暖簾が出ていたら入ったのですが、少し時間が早かったようです。

もう少し歩いてから昼食です。

ここにも“ブラジル”がありました。

【背景の波形トタンの赤錆び具合がとてもグーです】

ポルトガル語は、文字の上や下に“チョロチョロマーク”が付いています。


文面は隣の“日本語看板”と同じなのでしょう。


まだ、まだ、水海道を歩きます。

それでは、また次回。

【追記】
水海道にお住いと思われる「通りすがり」さんから、沢山のコメントを貰い、いろいろと参考になりました。このような方が見ていると思うと、あまりいい加減な事は書きにくくなります。何て云いながら、本日もいい加減な話でした。

水海道シリーズを開始してから、アクセス数がほぼ半減しています。水海道はあま知られていないようです。でもしかし、水海道は面白く、いい街に思えて来ました。アクセス数は気にせず(ホントはそれなりに気にはなるのです)、自分で面白いと思った事を、これからも、それなりに書いていきます。

アクセス数が半減するなかで、久しぶりのコメントは有り難いものです。通りすがりに、これからも、覗いて下さい「通りすがり」さん。 

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水海道“赤レンガ”三階建ての拘り!

2008年03月06日 | 水海道の風景
一昨日の続きです。

武道館を後に、宝町サンロードから途中で路地に入り、354号線を目指します。

“のんびり”と云うか、“寂れた”と云うか、人通りのない田舎町の昼下がり、一人でせっせと歩きます。

354号線は年に2~3回は車で通過します。板東市方向から、鬼怒川に架かる「豊水橋」を渡り、水海道市街の端っこを掠めます。

端っこを掠めつつ、市街の様子に思いを巡らしつつ、半世紀の年月が流れました。そして、本日、こうして町を歩き廻っているのです。

思いを巡らす原点、水海道の入り口、豊水橋を眺めて見たくなりました。橋の袂から二つ目の、信号のある交差点を入った処の公園です。

噴水と時計台の公園。


人も、車も、町並みも、ゴチャゴチャした都会の中で見る公演は「やすらぎ」ます。人気も車も疎らで、のんびり静かな田舎町の公園は「寂しげ」です。

奥の方に豊水橋が小さく見えます。


“千姫となごみの街”なのです。この看板は今回始めて気が付きました。車で通過していた時には眼に入りませんでした。


なごみの街です。なごむ、和む、和らぐ、うちとける、くだける・・・・・・、それなりに正しいと思います、水海道はそんな街です。

豊水橋に着きました。ホントにふつうの橋です。ふつうの“トラス橋”です。この風景が“これまでの水海道”でした。


橋の袂の交差点の奥に、赤煉瓦の三階建てを発見。


土地が広い場所での三階建て、平屋か二階建てのほうが建設費も少なくて済む筈です。敢えて三階建てに拘ったのです。

この写真も、かなり拘っています。邪魔な電柱、邪魔な電線を消し去ったのです。時間が係っています。

どの角度からも、電柱と電線が邪魔します。


赤煉瓦は窓上部の“アーチ形状”がいいです。窓のサッシは建設当時とは異なり、修繕されているようです。


赤煉瓦の建物に赤煉瓦の塀。塀越しに覗く“笹の緑”が似合います。


窓のアーチ形状に、細長い台形の特殊な煉瓦が一部に使用されています。


この赤煉瓦の建物、敢えて、三階建てにした目的は、“目立ちたかった”、“自慢したかった” そんな思いを感じました。

水海道の街には、いろいろあり、いろいろと面白いです。



それでは、また明日。




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水海道は“勘違い?”の“武道館”でした!

2008年03月04日 | 水海道の風景
久しぶりの“水海道シリーズ”です。

それでもって、“武道館”を目指し、宝町サンロードの“ブラジルレストラン”の先を右に曲がり、少し行った先の右側に、それ“らしき建物”がありました。

武道館にはあまり期待はしていなかったのですが、その僅かな期待さえも、見事に裏切られたのです。

どうも、奥の突き当たりに見えるのが、“まちかど歴史博物館”の“武道館”らしいのです。


左手に建つ“勤労青少年ホーム”あたりからピアノの音が聞こえてきました。それとなく中の様子を窺いながら、前を通り過ぎたのですが、それらしき光景は見えませんでした。


その“らしき建物”に近づいて見ると、単なる昔の“雨天体操場”といった趣です。

体操場ですから、特にこれと云って“凝った造り”でもなく、唯の実用一点張りの、面白くも、可笑しくも無い建物です。


これが歴史的に、それなりの価値がある建造物と云われても、「はぁ~。そう何んですか・・・・・・」と答えて、その後は、長~い、長~い、沈黙が続く、そんな建物でした。

兎に角、傍らに立っている「案内板」に眼をやりました。


凝った造りの「建物の写真」が載っているのです。これが、武道館なの?と、思い、写真と目の前の建物を、何度も何度も見比べました。

玄関の凝った造りは何処へ行ってしまったの? もしかしてと思い、裏に回って見たのですが何もありません。


玄関部分を除いて、建物全体の雰囲気はそれとなく写真と“似て見えた”のです。

改めて、解説文を見ると、真ん中あたりに「玄関部を改築」の文字が眼に入りました。


なるほど!そう云う事か!改築したんだ!改築!、それで違うんだ!と、外観の違いを、ひとり納得したのです。

それにしても、玄関部分を取ってしまったら、この建物はほとんどと云っていいくらい、何の変哲もない唯の古い木造建築です。

折角、ここまで来たのですから、兎に角、じっくり眺めて、何か元を取らなくてはと、辺りを見回しました。

こちらにも、もう一つ「案内板」がありました。


良く読んで見ると、この地には、昭和に建てられた「武道館」と、大正に建てられた「本館」があり、本館は水戸の「県立歴史博物館」に移築された事が判明しました。

先ほどの、「高札風案内板」の写真は、移築された「本館」だったのです。武道館の前に立っているので、てっきり写真は武道館と思い込んでしまったのです。

あの高札は、あくまで、ここに、このような建物が、昔あった事を示す為のものだったのです。それにしても、ちょっと紛らわしいです。

「普通に読めば判る事だ!」と、云われれば、それは、そうなのですけど・・・・・・・。

そんなこんなで、見間違い、勘違いの武道館でした。よくよく見れば、写真の本館は二階建て、こちらは一階建てでした。

それで、これが、歴史博物館に展示してある、“旧水海道小学校”の本館建物です。


歴史博物館には5~6年ほど前に行ったことがあります。その時は、館内だけを観て、屋外の展示はまったく観ていませんでした。

今度行った時には、旧水海道小学校の本館、しっかり、じっくり観察して来ようと思っています。


それでは、また明日。



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水海道 “黒塀”と“くねくね”とブラジル

2008年02月28日 | 水海道の風景
昨日の続きです。

二十一世紀の夢見台を降り、さて、次は、どちらに向かって歩こうかと、傍らに立つ市街案内地図を眺めていると、「歴博マーク・・・まちかど歴史博物館」の付いた“武道館”を発見しました。

よし! 次はコレ、迷わず向かいました。宝町サンロードを鬼怒川方向に数百㍍行き、路地に入って直ぐのようです。

歩き始めると、すぐにこの歯医者さんです。


もう、この黒塀と云い、門柱と云い、刈り込まれた植木と云い、決まっています。


羽織り袴の出で立ちで、髭を蓄え「大先生」何てみんなに呼ばれる、老いても尚矍鑠としたた老医師の居る・・・・・・・、そんな妄想が頭を過ぎりました。



それにしても、手入れが行き届いています。黒塀も塗りたてのように見えます。この黒の塗料ですが、昔はタール系の塗料を使っていました。

学校の廊下とか、電車の床とかが木製だった頃、塗りたてはコールタールの鼻に付く匂いがしたものです。



時々、道路の舗装工事で嗅ぐ“コールタール”の匂い、とても懐かしく“哀愁と郷愁”を誘います。

辺りに人の居ない事を確認して、黒塀に鼻を近づけ、哀愁と郷愁を嗅ごうとしたのですが、まったくその匂いはしませんでした。塗料が異うようです。

先ほどの夢見台では“額に手をかざし”、黒塀には“鼻を近づけ”、かなり怪しい振る舞いをしてしまいました。

誰れかが見ていたら、“人相風体”に加えて“怪しい振る舞い”に、かなり「危ない人」だと思われたでしょう。

道路を隔てて反対側にある、この二階家にも同じ匂いを感じます。


コールタールの匂いを思い出しながら、真っ直ぐ伸びる広い歩道を歩いていると、足元の模様に気が付きました。


振り返ると、ずっと“くねくね模様”が施されていたのです。水海道は“くねくね”に拘りを持っているのです。

水海道は、市街地の唯一の直線道路でも、歩く人達には“くねくね”と、自然の揺らぎを求めています。

私は素直に、くねくね模様に沿って歩いて見たのですが、同じカーブをくり返す“人口的くねくね”はとても不自然でした。

でも、この“くねくね模様”いいと思います。遊びがあってOKです!

下を見ながらくねくね歩きつつ、ふと、道路の反対側に眼をやると、ここにも、ブラジルがありました。


ポルトガル語の看板に、外壁の色使い、背景の青い空、ここだけブラジルです。レストランのようです。

通行車両が疎らな為、横断歩道の無い場所から反対側に渡ります。入り口に貼られたソフトクリームのポスターを見て、一瞬、店に入ろうかと思いました。

でも、しかし、むさ苦しい口髭の中年おやじが、一人で入って“ソフトクリーム”を舐めるのは、かなりの勇気が必要です。諦めました。


店先にあった、ブラジルスタイル?の海外通話用?の公衆電話スタンド?


駅前のブラジルスーパーにブラジル銀行、そして、レストラン。水海道では、確かにブラジルをよく見かけます。

ブラジルの先に、武道館の案内看板が見えてきました。


看板下の路地を入ると、まちがど歴史博物館の武道館があるようです。


それでは、また明日。


コメント (3)
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