歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

ホテルで中華で初めての“ソフト・シェル・クラブ”

2009年07月29日 | 食事の話し
昨日の続きです。

すこし離れた街で、のんびり映画を観て、ホテルでゆったり夕食を摂りながら、映画の感想など、ぽつり、ぽつり・・・・・・。何てことを、今回、考えていたのです。

映画館を後に、陽が傾き、涼しい川風が流れる街に出ます。

知らない街の知らない路を、寄り添い歩く訳ありげな二人連れ・・・・・・、ナンチャッテ! 

これが、黄昏時ならば、ぐっとロマンチックなのですが、まだすこし時間があります。


ホテルに5分ほどで到着。夕食時間を確認し6階の部屋へ。ちょっと休んで、お腹が空いたので、時間より早く9階の展望レストランに向かいます。

“千波湖”を見下ろす、なかなかの眺め。


程良い広さで気取り無く、落ち着きます。


サラダはサラダバーでセルフで食べ放題。


今回は、“朝夕食付きの宿泊パック”と、なっております。

一品目は、“三種冷菜の盛り合わせ” 


二品目は、“牛肉とトマトの煮込み”


三品目は、“ソフトシェルと野菜のエスニック風味揚げ”


四品目は、“タラバガニの塩味炒め”


五品目は、“芝エビのチリソース煮”


六品目は、“クロレラ入り翡翠冷麺”


七品目は、“スイーツ”


八品目は、セルフで“杏仁豆腐”の食べ放題。写真は忘れました。

それで、“・・・ホテルでゆったり夕食を摂りながら、映画の感想など、ぽつり、ぽつり・・・・・・”何ですが、結局は、食べ始めると、料理の話になり、映画のことは、まったく話題になりませんでした。

それで、料理のお味ですが、まず、まず、でした。特に、三品目の“ソフトシェルと野菜のエスニック風味揚げ”は、はじめて食べる食材です。

“脱皮直後のカニ”のことを“ソフトシェル”と云うのは知りませんでした。正式には“柔らかな(Soft)殻(shell)カニ(crab)”と云うそうです。

見た目は小さなカニで、食感は、シャリットして、フワァとして、手長エビの唐揚げに似ていますが、よりソフトな歯ごたえです。

味は“五香粉”の香りが効いて、とても美味しかったです。ビールのつまみには最高です。この日は、生を2杯頂きました。

“すこし離れた街で、のんびり映画を観て、ホテルでゆったり夕食を摂りながら、映画の感想など、ぽつり、ぽつり・・・・・・”とは、いきませんでしたが、兎に角、“映画を観て、ホテルで夕食”は、それなりに満足できました。

それで、この宿泊パックですが、二人合わせて“1万7千8百円”でした。


明日は、“茨城県立歴史館”を見学します。


それでは、また明日。

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シャトーカミヤ “ラ・テラス・ドゥ・オエノン” でランチ

2009年06月16日 | 食事の話し
昨日の続きです。

さぁ、ランチです。連れは、かなり迷っていました。“限定10食”の“冷製パスタランチ”にするか? それとも、普通の“パスタランチ”にするか?


私の方は、もう、迷いなど一切無く、“テラス特製ハンバーグランチ”です。もちろん、デミグラスソースで決まりです。

連れは、けっきょく、普通のパスタランチを選択、“下記のどちらか1品をお選び下さい!” は、二人とも「スープ」を選択。そして、300円の“デザートセット”を注文しました。

程なくして、スープとサラダが運ばれて来ました。ハンバーグセットはパンかライスを選択できます。

  【写真を撮るの忘れスープを飲み始め、途中で気付いて慌ててパチリ】

そして、ハンバーグ! まぁ、大きくもなく、小さくもなく、程良い大きさ。


こちらが、ホタテと長ネギと“スナップエンドウ”のペペロンチーノ。それで、何ですが、“スナック”エンドウは商品名で、正式名称は“スナップエンドウ”なのであります。

でも、最近は“スナック”表記が優勢で、“スナップ”は劣勢のようで、近い将来“スナック”が正式になるかも? 見た目と味と食感は、“スナック”の“語感”に似合っているのです。


ハンバーグは牛肉100%で、あっさり味でした。私としては、豚肉の脂身と玉ねぎを加えた方が好みです。

ペペロンチーノは、それなりに、さっぱりして、味付けはしっかりしていて、ベビーホタテもジューシーで、パスタの湯で加減もOKで、連れも満足。

デザートは、これです。


黄色はパイナップルだったか? 黄桃だったか? それに苺ソースに、下のメインは“杏仁豆腐風”の、色、味、食感でした。


ランチメニュー以外は、


こんな価格で、こんなモノがあります。


次回は、孫達と来て“あつあつグリルソーセージの盛り合わせ”と“皮付きポテトのフライ”で生ビールを飲み、仕上げは、シーフードピザに、断固決めております。

それで、今回のランチは二人で2800円でした。スープ、サラダ、メイン、デザート、コーヒー、これだけ食べて、この味で、この価格は、大変にお得感がありました。

ほぼ、ファミレス価格です。店内はファミレスよりも、テーブル間隔が広く、雰囲気も、外の眺めも、ファミレスよりも上質です。

フランス料理の“キャノン”もいいですが、こちらは、それなりに大衆的で、子供連れでもOKだと思います。


それでは、また明日。



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シャトーカミヤのランチはオッケーでした!

2009年02月23日 | 食事の話し
昨日は、シャトーカミヤで、二人で、ランチを頂いてきました。

シャトー・デンベイ・カミヤ


日曜日、そこそこの人出。


レストランキャノン。ランチの確認は事前に済ませております。それでも、一応、入り口でメニューを眺め、値段を眺め、よし、よし、ある、あると、安心して、落ち着いて、中に入りました。


入り口には“グランドピアノ”なぞを配置して、それなりに高そうな雰囲気を演出しています。、テーブルに着く際には、ウェターがイスを引いてくれました。

メニューが出され注文の確認、こちらはもう、家を出る前から決まっているのです。兎に角、2千円ポッキリのコースなのです。

一応、眺めた振りをして、“2千円のランチ”と云ってしまったのです。ここは、やはり、金額を“モロ”に云っては“はしたない”のです。

ウェーターは『ハイ“レザン”ですね、分かりました』と云って下がって行きました。

そうなんです。2千ポッキリコースは“レザン”と云う名前が付いているのです。ここは、気取って、カッコヨク『レザンでお願いします』と、云うべきでした。

ランチコースには、その他に、3千うん百円コース、6千ウン百コースの3三種類があります。

“レザン”は、フランス語で葡萄の実の事を云うそうです。“2千円のランチ”と云ってしまい、足下を見られてしまったのです。

一応、飲み物も注文、車で来たのでワインは飲めません。葡萄のジュースで我慢。


前菜。カクテルグラスに“タコのカルパッチョ”、“ホタテのムース”、“あきたこまちのサラダ風仕立て”。器も、盛り付けも、それなりにお洒落です、フランス料理です。

秋田小町の“冷たい飯粒”以外は、とても美味しかったです。

バケットと、赤ワインを練り込んだパン。


カブのポタージュスープ、運ばれた時の温度が、熱からず、冷たからず、とてもヨカッタです。味もオッケーでした。


メインディッシュは牛肉の赤ワイン煮込み。久しぶりの、牛肉の、こってり煮、なかなかケッコウでした。


配偶者はお魚で、“ホウボウ”の・・・・・・?何とか料理でした。お魚コースには“スコーンにガーリックマヨネーズ”の皿が一枚余計に付いています。

私には、サラダだけが付いてきます。ガーリックマヨを付けて私も一枚頂いたのですが、何処に?ガーリックが?でした。


美味しいネェ!、これで2千円!、安いネェ! と、話しながらメインディシュを食べ終わりました。

この後、デザートは、ケーキが付くの?、フルーツは付くの? どの程度の物が?2千円だから余りねェ、何て会話をしながら、デザート待ち。

テーブルの上を見ると、バケットの欠片が辺りに散らばっているのです。ちょっとだけ指でかき寄せたりしたのですが、まぁ、いいカァと、途中で作業を中止。

するとです。ウェイトレスがやって来て、テーブルの上を、こんなモノを、


滑らせ“パンクズ”を綺麗にしてくれたのです。始めて見る道具です、思わず聞いてしまいました。

「上手に取りますねェ。その道具は何と云うのですか?」

すると、四十台前半と思われる女性は、テーブルを擦りながら、口元をゆるめて、

「私は入ったばかりで、まだ上手に使いこなせなくて、名前は分からないので聞いて来ます」

パンくずを片づけ厨房に戻り、暫くして、

「ダストパンと云うそうです。パンはフライパンのパンだそうです」

と云って笑顔で下がって行きました。きっと、あの方は、近所に住む奥さんでパート従業員です。

ダストパンで綺麗に片づけられたテーブルにデザートが到着。飲み物は数種類から選択できて、エスプレッソにしました。

綺麗な盛り付けです。レモンシャーベット、イチゴ、黄桃、ティラミス?みたいなモノ。美味しかったです。

兎に角、久しぶりのレストラン、2千円コース(ジュースは別料金で600円)で、こんなに楽しめるとは、かなりリーズナブルです。

美味しく、楽しく、満足の、日曜ランチでした。

いつか、そのうちに、また、来たくなるランチでした。

それと、「ダストパン」ですが、後で調べたのですが、これは「ちり取り」の一般名称で、床のゴミを集めるのも「ダストパン」と云うみたいです。

特に、「テーブルダストパン」と云うような言い方しないようです。そこら辺が、あちらの国は、大雑把なのかも。


それでは、また明日。



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曳舟で“メニューサンプル”のチェック!

2008年06月03日 | 食事の話し
昨日の続きです。

始めて降りた曳舟駅、長い通路を抜け、改札を抜け、それでも、なかなか通りに出られません。ビルの谷間を通り抜けます。


やっと通りに出ました。右手、交番脇にブロンズ像。タイトルは「陽だまり」、お兄ちゃんと妹のようです。

お兄ちゃんの隣で、少し恥ずかしそうに俯いて、膝に両手を乗せて“ちょこん”と座っている妹が可愛らしいです。


横断歩道の真正面に吉野家です。この瞬間、思い出しました。この通りは何度も通っているのです。この吉野家には一度入ったことがあります。


横断歩道を渡り振り返ると、確かにこの風景に見覚えがあります。


この暗いビルの下のその先に、長い通路があり、改札があり、また長い通路があり、その先の階段があり、登るとホームだったのです。

以前、通り過ぎた時には判らなかった曳舟駅の“構造”に、“そうか!そうだったのか”と一人頷き、見つめてしまいました。

こちら方向が浅草方面になります。


本日は浅草方面と反対方向に歩き、明治通りに出て、東武亀戸線の“東あずま駅”をめざします。

歩き出すと直ぐに「とんかつ・ラーメン」の“あづま”です。


久しぶりですこの眺め。このサンプルを見るのが好きなのです。


“冷やし中華”の季節になりました。メニュー書きには「ひやしそば」と有ります。どうも、この「ひやしそば」との表現は、とても「不味い」と思うのです。

漢字の“冷”から感じる「冷た~い!」が伝わらないのです。そして「そば」では“酸っぱ~い!”が伝わらないのです。

頭の中で“ヒヤシ!チュカァ!”と唱えて、始めて“冷たく酸っぱい”あの「冷やし中華」の味が、口の中いっぱいに広がるのです。

「冷やし中華」を「ひやしそば」と表現しては、絶対にいけないのです。

「冷やし中華」で、少しばかり“熱く”なってしまいました。サンプルをゆっくり眺めると、中華が“メイン”で、とんかつは“サブ”と云った構成になっています。


とんかつ屋さんがラーメンを出しているのではなく、ラーメン屋さんがとんかつを出しているのでした。

普通“町のラーメン屋さん”でも、看板で「とんかつ・ラーメン」と、わざわざ書かなくても「とんかつ」はメニューに有るのが普通です。

「あづま」は、普通のラーメン屋さんの「とんかつ」とは“違うのだァ”との主張を、たぶん、看板に表現したのでしょう。

数軒先に、今度は“正真正銘”のラーメン屋さん、その名も「中華・栄来軒」です。ハッキリとジャンルを表現しています。


チャーハンセット(A)

炒飯に焼き肉、ラーメンに餃子のセットで900円。かなりの高カロリーなセットです。

チャーハンセット(B)

焼き肉に変わって“海老フライ”です。これで(A)同じ900円。こちらの方がお得感があります。

こちらは「あづま」を意識して、100円安くなっています。


それにしても、サンプルケースのガラスは風雨と砂塵で曇り、サンプルも長年に渡る日焼けで変色しています。

これでは、ランチタイム勝負に「あづま」の後塵を拝す事になってしまいます。まぁ。兎に角、「栄来軒さん」も、「あづまさん」も頑張って下さい。

昼までには未だ時間があります、眺めるだけです。

そんなこんなの“サンプルチェック”を終わり、明治通り方向に歩き始めます。


それでは、また明日。


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我孫子駅前で“山下清と納豆炒飯”

2008年05月20日 | 食事の話し
昨日の続きです。

嘉納さんの別荘跡を後にして、天神坂を下り我孫子の駅を目指します。ここらで白樺派とはお別れとなります。

“我孫子に白樺派の痕跡を探る”何って事を以前に書きましたが、痕跡、形跡はあまり有りませんでした。

村川堅固さんの別荘を見学した時には、これは見所満載だと思ったのですが、それ以降の見学スポットは、ホントに“跡地”だけで、当時の匂いを感じる“物証”が有りませんでした。

やはり、当時の建物が残っていたりすると、それなりに興味をそそられるのですが、単なる跡地だけでは、それでは、何とも、致し方ないのであります。

まぁ、兎に角。白樺派のことをほとんど知らなかった訳ですから、まぁ、こんなところなのでしょう。

これより、白樺派を離れます。それで、もう一つ、我孫子と云えば思い出す、あの方の登場です。

そうです。あの“山下清さん”です。清さんが働いていたお弁当屋さんの“弥生軒”を探しもとめ、我孫子駅前に向かいました。

桜が満開(4/3金)の手賀沼公園をチョットだけ覗き、


公園正面口から駅前に続く、メインストリート“公園坂通り”を、渋滞を脇目にペダルを漕ぎます。


何故か気になる、そびえ立つマンション。


平日なのにこの渋滞、公園にお花見に行く車でしょうか? それとも、ここは渋滞スポットなの? 


駅前に近づき、渋滞も途切れ、歩道も空いた処で一枚パチリ。狭い歩道が片側にしか有りません。自転車を降り押して登りました。


ここに来るまで、身を捩り、自転車を傾け、下ってくる歩行者を躱し、自転車を躱し大変でした。

駅に続く交差点が見えてきました。


駅前広場です。“以前”に何故か、この右手にある中華屋さんで、中華丼を食べたことを思い出しました。


“以前”とは、退職する数年前でしたから、かれこれ10年ほど前のことになります。

その時、客の一人が納豆チャーハンを注文したのを“ハッキリ”覚えています。納豆とチャーハンを、別々に食べるのであれば理解できます。

しかし、この二つが混ざりあった状態は想像したくありません。私の理解を超えた組み合わせです。

一瞬、振り返り、注文した客の方を見てしまいました。サラリーマン風の若い“ふつうの人”に見えましたが、たぶん“変わった人”です。

納豆チャーハンは、作る方も作る方だが、食べる奴も食べる奴です。これはチャーハンに対する“冒涜”だと思いました。

私はカウンター席に座っていたので、納豆チャーハンを調理する“異様な匂い”が漂って来ないか心配でした。結果として、換気扇が吸い取り被害は被りませんでした。

その時の納豆チャーハンの店は今だ健在でした。未だメニューにあるのか心配です。

話がかなり“清さん”から逸れてしまいました。逸れ序でに、納豆チャーハンの話を続けてしまいます。

いま考えると、納豆の“ネバネバ”がどうしても、チャーハンと結びつき難くしていたのです。

が、しかし、ネバネバを発生させないで、かき混ぜる前の納豆を、高温の中華鍋に放り込み、さっと炒めると、サラサラ、パラパラとなり、匂いも飛び、それなりに“イケそう”に思えてきました。

香ばしさと、旨味が凝縮され、チャーハンとして、それなりの一品かも知れません。

家で作る勇気はありませんが、一度、何処かのお店で見つけたら、試して見る価値はありそうです。

それにしても、あれから10余年、世間で納豆チャーハンが話題になったことが有りません。

やっぱり・・・・・・不味い? 一部のふつうでない人達だけの、マニアックな食べ物なのでしょうか?


明日は間違いなく“山下清さん”の登場です。


それでは、また明日。


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氏家“彩遊”ラーメン屋化への試案?思案?私案?

2008年01月21日 | 食事の話し
一昨日の続きです。

ラーメンのネーミングの話です。

「彩遊旨味醤油麺」との表記は、

第一に、客は「彩遊」の店内に居り、彩遊のラーメンしか選択できないのであるからして、彩遊は要らない。

第二に、旨いか不味いかは客の判断であるからして、「旨味」は要らない。

第三に、醤油はスープの種類を表現しているのであり、麺の前に付けるのは誤りである。この表現であれば、麺に醤油が練り込んであるとの誤解を生じる。

以上の明快、且つ、簡潔なる理由により、メニューには「醤油」とだけ記載すべきである。

冗談はさておき、ラーメンができるまで店内の観察です。

この昼時に、店内には我々だけの寂しさ、この原因の一旦は、ラーメン屋らしくない外観にあると思うのです。

ラーメンを選択する時は、「ラーメンでも喰ってかァ!」と、気楽でいい加減な状況において決定されるものです。

しかし、この店の外観は「気楽」とか「いい加減」を拒絶しています。構えてしまうのです。高そうに見えるのです。

都心であれば「オシャレなラーメン屋」もありですが、ここは栃木県、周りは田圃です。

店の経営者と店舗設計者との間に、コンセプトのすれ違いがあった様に見受けられます。

もしかして、別の仕様で建てられた店舗を、訳ありで「居抜き」で、安く買い取ったのでしょうか?

そんなことなを考えながら、店内を探っていると・・・・・・、発見しました! ラーメン屋への変化が起き始めています。

店の隅の一画の、食器等を下げるカウンターの付近が、「ラーメン屋化」し始めているのです。

ダンボールや、何やら入った大きなポリ袋が、雑然と置かれはじめているのです。これが「ラーメン屋の感覚」なのです。

店内が「ラーメン屋の感覚」で覆い尽くされるのは、それほど時間は必要としないようです。しかし、外観の「ラーメン屋化」の問題が残ります。


そんな事を考えていると、「彩遊旨味醤油麺」が運ばれてきました。


見た目、なかなか旨そうです。難を云えば、彩りとして「ほうれん草」か「海苔」をのせると、全体が「しまり」、より美味しく見えます。

運んで来た女性従業員も、偶々店内に顔を出した調理人も、「まっ赤なベースボールキャップ」を被っています。ラーメン屋のスタイルです。


味の方なんですが、麺、スープ、煮タマゴ、チャーシュー、それなりに美味しかったです。580円はOKです。

母も「美味しかった」と完食しました。


食後の用足しです。“新しい”ので綺麗でした。これを維持できるのか問題です。ここだけは「ラーメン屋化」しないでほしい一画です。


食べ終わり、塩原に向かって出発です。


それにしても、このお洒落な外観は気になります。このままでは、流行らないレストランが「片手間!にラーメンも!出している」と、受け取られます。

手っ取り早い「ラーメン屋化」は、幟を増やし、メニューと価格を「手書き」した「安っぽい」看板を幾つか立てるのが・・・・・・。

つまらぬ、お節介でした。

我々は、塩原温泉を目指すのです。


それでは、また明日。


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環八「田子作」の“コロッケとアジフライ”

2007年12月18日 | 食事の話し
昨日の続きです。

環8通りを昼飯を求め流離います。頭の中には「タヌキそば」が浮かんできました。「温かいそば」が食べたくなる季節になったのです。

そば屋の看板を探しながら、地下鉄平和台駅のある交差点を過ぎた辺りで、そば屋の暖簾をくぐっり、入り口の引き戸を開けました。


その瞬間、店内からタバコの「煙と臭い」が襲って来ました。奥から「いらっしゃいませ~」の声を聞くと同時に、素早く戸を閉め退散です。

外での食事で困るのはタバコです。禁煙してから7年の歳月が流れました。タバコの煙と臭いには敏感なのです。あの“不快感”は、絶対に! 我慢出来ません! 許せません! あれは絶対に! 犯罪です!

少し興奮してしまいました。昼飯の話しです。

そば屋の戸を閉めて隣を見ると、ホワイトボードに書かれた定食メニューが眼に入りました。「そば」は諦めました。

やはり、フライ系がおおいいようです。やっぱり、どうしても、“コロッケ”のところに眼が行きます。

“コロッケ魚フライ定食785円”に決めました。

暖簾をくぐり店内に入ります。タバコ攻撃は有りません。カウンターは5~6席、中年の女性客が一人で「焼き魚定食」を食べています。


小上がりにテーブルが4卓、入り口側の席でサラリーマン風の客が一人、食事が終わりお茶を飲んでいます。居酒屋風の造りです。

私は、サラリーマンから二卓離れた席に上がりました。メニューには「コロッケとアジフライ定食」とあります。魚のフライはアジです、久ぶりのアジフライです。

“あばちゃん”がお茶を運んできました。カウンターの調理人と、この女性は夫婦の様にも見えるし、姉弟の様にも見えます、しかし、兄妹には見えません。明らかに女性の方が老けて見えます。

二人の関係が、定食の味に影響する事はそれほどありません、そんな二人が営んでいる店です。

その昔、奥さんが「芸者」で、旦那が「修行中」の板前で、道ならぬ恋の物語が・・・・・・、まぁ、そんな想像とは、かなり、とても、絶対に、あり得ない雰囲気の二人です。失礼しました。


「コロッケとアジフライ定食」を注文。出来上がるまで店内を観察します。店は「定食屋 田子作」とあり、「定食専門」の店のようです。

入る前は、居酒屋が昼間の時間に「ランチ」を出していると思ったのですが、そうではなかったのです。

奥の壁に「葉書大」の似顔絵が貼ってあり、「田子作さんへ」と書かれています。その横顔は、どう見ても「あの」「円楽師匠」に見えるのです。

長い顔、細い目、高い鼻、緩んだ口元、髪型のオールバック、円楽師匠にそっくりです。

しかし、あの、粋で、お洒落で、ダンディーで、都会的で、文化人の師匠が、こんな東京の外れの、こんな「定食屋」の「田子作」に、お出でになる訳がありません。

もしかして、来店したのでは無く、店主が人づてに描いて貰ったのかも知れません。

そんな、こんなを妄想していると「コロッケアジフライ定食」が到着しました。


ご飯の量が大盛りです。コロッケはスーパーの「冷凍コロッケ」の勝ちです。アジフライは、店で生のアジを捌きフライにしたようです。

しかし、揚げ過ぎです、衣との間に隙間が生じるほど揚げては、魚の旨味が逃げてしまいます。

改めて、メニューの価格を眺めると、立地条件、店内の造り、サービス、料理の器に盛り付け、味、材料等々を考えると、全体に100円ほど高い。

価格的合格点はご飯のボリュームだけです。



個人経営の店としては、以前に王子の「名主の滝公園前」で食べた「チキンカツ定食」の「650円」がベストワンです。

これが、その時の「チキンカツ定食」です。


チキンカツが2枚、目玉焼き、ポテトサラダにブロッコリー、納豆、小鉢は筍の煮物、香の物の中に、黄色く見えるのは、デザートのパイナップルです。豆腐となめこ、そして三つ葉を散らしたみそ汁。

これで650円ですから、そして、帰りに何故か、飴までくれるのです。この店は夜は居酒屋です。昼のランチは3種類だけです。

環8通りの「田子作」は、もう少し「企業努力」が必要です。


それにしても、ご飯の量は多かった、もったいないので一粒も残さず食べてしまったのですが、夕食にまで響いてしまった。

それと、揚げ油が「多少」良くなかったせいで、夕方まで「アジの匂い」がする「ゲップ」が出ました。

以前にも、外食で「フライ禁止」を誓ったのですが、やっぱり「フライ」の誘惑に負けてしまうのです。

今度こそ、「フライ禁止」の堅い、堅い、決意で臨む所存です。

それでは、大盛りご飯で膨らんだお腹をさすりながら、最終地点の常盤台を目指します。


それでは、また明日。




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昼飯は「ニンニクの根??」

2007年06月26日 | 食事の話し
昨日の続きです。

荒川土手を少しだけ、歩こうかと思ったのですが、「標識問題」でウロウロしていたら、土手は遠くから眺めるだけにして、歩くのは止めました。

新河岸川と荒川の間にある土手には、いつの間にか木が植えられ公園のようになっているのです。それでもこの日は暑く、そこまで行く気力が湧きませんでした。

兎に角、腹ごしらえです。スタミナ食を探し求め、小山酒造の前を通り赤羽駅に引き返しました。

「都電終点」近くに来たら、「ラーメン屋」よりも、少しオシャレな「中華の店」がありました。


店先掲げられている、ランチメニューも手頃な価格です。「ニンニクの芽と肉の細切り炒め 750円」今日の天候にピッタリと思いました。暑いときは「ニンニク関係」が良いのです。

店内に入ると、

『イラシャイマ~セ~。こちらの席にドゾォ~』と、可愛らしい声。

見ると、可愛らしさを少し過ぎた30代半ばの女性でした。それにしても、愛嬌があり、感じの良い接客態度です。発音からして中国人のようです。

もう一人の接客の女性は厨房と中国語でやりとりしていました。本場中国人の作る、中国料理です「OK」だと思いました。

テーブルに置かれたメニューを見ると、「ニンニクの芽」がありません。


その様子を察したのか、もう一枚のメニューを笑顔で「ドゾー」と云って、置いて行きました。

有りました!「ニンニクの芽」が、と思ったらよく見ると、「根」とあるのです。ニンニクの「根?」は聞いた事がありません。

本場中国人の中華料理です、漢字の国の人です、間違いではなく「ニンニクの根」の料理かも知れません。

念のために、可愛い声の人を呼んで確認しました。すると、

『ゴメンナサイ! 間違いです。ネェーじゃありません。メーです』と笑っていました。

「ネェー」も、「メェー」も、同じ様に聞こえたのですが、やっぱり間違いで「ニンニクの芽」だったようです。


女性は厨房の前にあるカウンターに戻ると、中に居る男性の調理人と、早口な「中国語」で何やら話しをしていました。

きっと「芽と根」の話しでしょう。日本語のときよりも、かなりキツイ感じがします。

店内は1時を過ぎていましたので、客は私一人です。店は入り口から細長い作りで、テーブルが4脚、途中にカウンターがあり、その先の奥まったところが8畳ほどの広さでテーブルが4脚。なかなかイイ感じの店です。未だ新しいようです。

「ニンニクの芽と肉の細切り炒め」が来ました。美味しそうです。

左上は「レタスのサラダ」で中華風ドレッシングです。隣が「ザーサイ」、そして、「杏仁豆腐」、スープは「キャベツに豆腐に卵」です。

メインの「細切り炒め」はボリューム満点。肉は鶏肉です、竹の子と、ニンニクの「芽」です。味もOKです。

驚いたのが「ご飯」の量です。吉野家の「牛丼大盛り」と同じ程度ありました。そして、食後にアイスコーヒーまで付いて「750円」は安いです。満足しました。


食べ終わる頃に、若い女性の3人組が入って来ました。

注文の最後に、一人の女性が「ご飯は半分で」と、その後、一拍置いて二人目が「私も」の声。

そして、最後の三人目の女性は、暫く間を置いて「私も半分で・・・」と云ったのです。三人目はかなり「つらい決断」のようでした。

兎に角、美味しくて、楽しくて、スタミナの付く昼飯でした。

お勘定を済ませた、背中に「アリガトゴジェマシタ~」の声に送られて店を後にしました。

「菜香園」は、「最高」に楽しくて、美味しいイイ店です。


それではまた明日。ありがとごじぇました~ 






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浅草「メンコロ定食」カレー掛け!?

2007年06月03日 | 食事の話し
昨日の続きです。

浅草寺の境内を「二天門」から抜け、昼は何を食べようかと、江戸通りを歩きつつ、メニューを眺めつつ、迷いつつ・・・・・・、こんな時間も楽しいのです。

「立ち食いそば屋」のこんなメニューを見ているのも楽しいのです。やはり「カレー」に眼が行きます。カツカレーが550円です。

この店には一度入って失敗しています。その時は「カレーセット」でしたが、カレーも、そばも、何じゃ?コレ!でした。


こちらは、吾妻橋の交差点近くの「リンガーハット」です。ここには以前よく入りました。食べるのは「皿うどん」だけです。


「皿うどん」を頼むと、「必ず」、『他に何かご注文は?』と笑顔で聞き返されるのです。明らかに「それだけかョ!」と、云っている訳です。

「マニュアル」で、そう教えられているのです。しかし、そう云われると、気の弱い客は、『スイマセン。餃子を下さい』何て云う客がいるのでしょうね。

私は、注文の際に「キッパリ」と「相手を見つめ」て『皿うどん、単品で!以上!終わり!』と云う事にしています。敵に攻撃の「隙」を与えないのです。

確かに、皿うどんも、チャンポンも「それなりに旨く」安い為、単品注文では儲けが「ほとんど無い」のでしょう。

メニューには写真入りで「セット品」が大きく載せてありますが、単品は「小さな」文字だけです。

そんなこんなの「駆け引き」も面白いのですが、最近は「皿うどん」の「味と匂い」に飽きてきましたので、ここは素通りしました。

こちらは、吾妻橋交差点の「あの神谷バー」です。ここは覗くだけにします。この手の店は、一人で食べると「淋しく」なるのです。

松花堂弁当は2千円です。

「イカげそ竜田揚げ」が510円、「焼き鳥」が410円、「串カツ」は2本で410円は安い、懐かしい!「にこごり」300円、暫く食べていません。


ありました!「神谷バー」と云えば「電気ブラン」です。隣も珍しい「ハチブドー酒」200円です。今時、ここだけの品揃えです。

電気ブランは、「生ビール」の間に「チビチビ飲む」のが「通」だそうです。


さて、交差点の信号が変わり、横断歩道を渡ると「この店」が眼に入ってきます。ここには一度も入った事がありません。ここは「店頭」に貼り出された「メニュー」が楽しいのです。


兎に角、豊富な品揃えで、そして「安い!」のです。最高価格が「560円」で、ほとんどが500円以下です。「ワンコイン以下ランチ」の「お父さんの味方」です。

「メンコロ定食 360円」語呂がいいです! 安いです! 食べて見たかったのですが、とても混んでいました。

「メンコロ定食」に「カレー」を掛けて、「メンコロ定食 カレー掛け 450円」何て有ったら「最高」です!「カロリー」はかなり高くなりますが・・・・・・。 

私、天ぷらでも、フライでも、海老よりイカが好きなんです。「イカ天丼に半タヌキ」が480円です。いいなぁ~。


そろそろ「季節」は「夏」に近づきます。「夏メニュー」です!

『冷やし肉 350円』が「とても」「力強い!」です。

タップリと「メニュー」を「鑑賞」して楽しんだ後は、隣の「松屋」で「カレーの大盛りみそ汁付き 450円」を頂き「満腹」になりました。

この店は2度目で、前回もカレーでした。大盛りで450円は魅力です。味も私好みです。

さてと、腹一杯になりました。これから「吾妻橋」を渡り、国技館に向かいます。

それでは、また明日。 








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「蕎麦」は「啜って」音を「立てて」食すべし!

2007年05月18日 | 食事の話し
昨日の続きです。

「千波大橋」を渡った先の交差点を直進して、カーブする坂を登り切った処に、「藤田東湖生誕の地」がありました。


駐車場の入り口脇に「ひっそり」と「ちっちゃな」「東湖さん」が立っています。
この方、調べると「かなりエライ方」のようです。

1806年5月4日に生まれて、1855年11月11日に亡くなられています。
「政治家」とか、「学者」とか、「思想家」とか説明されています。藩主「斉昭」の「懐刀」だったようです。

水戸学の大家で、幕末の「尊皇志士」の「思想的リーダー」だったようです。幕藩体制を支える立場の「水戸徳川家」は、「水戸学」という「思想」で「幕藩体制」崩壊の手助けをしたようです。

「体制内改革派」でいたつもりが、いつしか「体制改革派」に「意識的」に加担していたと思われます。

「水戸黄門」も面白いですが、「水戸徳川家」はもっと「面白い」かも知れません。 



それと、「東湖さん」が亡くなった、西暦の1855年11月11日は、旧暦の安政2年10月2日で、この日、「安政の大地震」が発生したのです。

東湖は水戸藩の「江戸藩邸」で仕事をしていために、地震に遭遇し、落ちてきた「梁」から「母」を守る為に、自分の肩で受け止め、母を脱出させ自分は力尽き下敷きとなって圧死したそうです・・・・・・、享年50歳。


「東湖さん」の像を眺めて、路地を左折して「ウロキョロ」と走っていると、「京成百貨店」の脇にでました。何か「新しそう」なお店です。この日は「休業日」でした。

通りの向こうに「水戸芸術館」の「シンボルタワー」が見えました。「このタワー」は、NHK朝のニュース番で、茨城と云うと「必ず」出てきます。

NHK水戸放送局の窓から撮っているのでしょう。近くで見ると「かなりインパクト」があります。異様に輝いています。これが「芸術」何でしょうね。


脇を見ると、「そば屋」らしくない「洒落た感じ」の「そば屋」が眼に入りました。「蕎麦屋」ではなく、「蕎麦処」の文字に「ポリシー」を込めているようです。あまり「込め過ぎると」と、客として「迷惑」ですけどね。


入り口に置かれた「ランチメニュー」を見て、迷わず店に入りました。


喫茶店のような雰囲気の造りになっています。1時を少し回っていた為に、1組3人の客だけでした。ご主人が「私に」出す水を、「ゆっくりと落ち着いた動作」でコップに注いでいます。

こちらは「奥さん」でしょう。
始めてです、そば屋さん「らしくない」店に入ったのは、「キョロキョロ」してしまいました。開店して間もないようです。


たのんだのは「勿論」、「ボリュームセット 850円」の「ミニ天丼セット」です。


これです。「天ぶら」は「カラット」揚がっていました。タレもいい具合の甘辛さでした。「そば」も「香り」と「コシ」があり、太さ、茹で加減も「OK」でした。

ただ残念なのは「ボリューム不足」でした。しかし、これは「私の胃袋」の問題かも・・・・・・知れません。


それと、後から入って来たこの「お嬢さん」なんですが、「そば」を「啜らない」で、「無音」で「口に押し込んで」いました。音を出すのを躊躇っているのです。

いつから「こんな事」になってしまったのでしょうか? これも「グローバルスタンダード」の「弊害」ではないかと思います。

この「尊皇攘夷」の水戸の地においても、伝統的食事作法が「外国文化」により、「抹殺」され始めているのです。「東湖さん」が見たらも「嘆き悲しむ」かも知れません。

いゃ!待てよ! 音を出して「茶漬け」を食べたり、蕎麦を啜るのは「庶民文化」であって、上級武士の「文化」とは「異質」なのかも・・・・・・知れませんね。

まぁ。兎に角、「そば」は「音を出し」て、「啜るべき」だと「おじさん」は「強く強く」主張します。

興奮してしまい失礼しました。

この続きは明日また。失礼しました・・・・・・
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