台風13号が関東に向かっているようです。
台風の季節も68年の長きにわたり、繰り返し、繰り返し、体験していると、何とも、あまり、感じ無くなるのです。
台風はそれとなく「人々の、気分を、気持ちを、高揚させる」なんて話を、昔聞いたことがありました。
台風で、気分高揚で、思い出した映画があります。「台風少女?」そんな感じのタイトルだったような?気がします。
ちょこっと調べてみたら、タイトルは「台風クラブ」で、1985年公開で、監督は相米慎二で、主演は、あの「工藤夕貴」でした。
今から33年前のことです。何か、テレビで流れた宣伝映像で、セーラー服姿の工藤夕貴がカバンを下げて校庭を歩く、そんな姿が、ボンヤリと浮かんで来るのです。映画は見ていません。
工藤夕貴と云えば、思い出すのが「お湯をかける少女」で、1983年公開の「時をかける少女」に、ひっかけたインスタントラーメンのコマーシャルです。
「時をかける少女」は、監督が大林宜彦で、原田知世の初主演映画でした。
「時をかける少女」が83年で、「お湯をかける少女」が84年で、「台風クラブ」が85年。
原田知世は、現在まで、映画・テレビ・CMと、それなり活躍しているのですが、工藤夕貴は、あれから、なんか、それっきりです。
いぜんに、1999年公開のハリウッド映画「ヒマラヤ杉に降る雪」に主演した時、宣伝のため「徹子の部屋」出ていたのを見かけたのですが、衣装と云い、化粧と云い、髪型と云い、話し方と云い、ちょっと、ちょっと、危ないのです、トンデモナイのです。
それが、彼女の個性ですから、それは、それで、いいのですが、なかなか、普通には、受け入れがたい個性です。
まあ、明るくて、ハイテンションで、自由奔放で、声のキーが高く早口で、ちょっと感性と云うか、個性に曲があり、役柄として、主役としても、わき役としても、使いずらいと思うのです。
原田知世は今放送中の朝ドラにも出演しています。工藤夕貴は、NHKBSで山歩きの番組の司会をしているのを見かけたことがあります。
現在、工藤夕貴は「山を駆けるおばさん?」失礼しました。
工藤夕貴は1971年生まれで47歳。
原田知世は1967年生まれで50歳。
二人ともに、女優として難しいお歳ごろです。特に、夕貴ちゃんは、外観的にも、内面的にも、よくわからないキャラです。
工藤夕貴ちゃん、「お湯をかける少女」のころ、とても、とても、可愛くて、好きでした。あの頃のまんま、歳を重ねてしまったようです。
それで、映画「ヒマラヤ杉に降る雪」ですが、残念ながら、まったくもって、話題にもなりませんでした。
あれから、長い潜伏期間を経て、夕貴ちゃんは、NHKBでレギュラーとして、「山をかけるおばさん」として登場しているのです。
本日は、日本ボクシング協会の会長の件とか、東京医科大の件とか、自民党総裁選での石破茂さんの件とか、触れる予定でしたが、工藤夕貴ちゃんの話で終わってしまいました。
それでは、また。