宮川紗江選手のパワハラ告発ですが、いろいろ絡まっているようです。
速見佑斗コーチから暴力を伴う指導で、協会から無期限の登録抹消処分を受けた事が、発端でした。
これに対して、当事者の宮川紗江選手は事実は認めた上で、「暴力」とは認識していない、処分が重すぎると発言。
そして、その際、体操協会の塚原千恵子女子強化本部長と、夫の塚原光男副会長はに脅されたとして「パワハラ」を告発。
このあたりから、いろいろ絡まって、裏側が垣間見えたりして、絶好のワイドショーネタとなりました。
アメリカでの、政界、芸能界、経済界を巻き込んで、一連のセクハラ・パワハラ告発騒動で、世界中で、私も!私!私も!で、世の中は告発ブーム?
そんな中、セクハラに私も!私も!と、看板を掲げた女性国会議員に、自民党の男性国会議員が、あんたらが ? 私も ? それを無い ! とSNSに投稿して炎上。
まあ、もし、思ったとしても、フツウはこんなこと投稿しません。こんなフツウでない輩が国会議員で、有権者を代表しているのです。まあ、残念ながら、それなりに、有権者の意識を代表しているのでしょうね。
話はを戻します。まあ、弱い立場の方から、強い立場の方への告発は、それは、それで、とても、とても、良い事だと思います。
あっ、それと、暴力指導はそれ自体、受けた側の認識如何に関わらず、これは、もう、即刻アウト!です。
体育会体質は、競技力の強化方法として、暴力的制裁とか、根性とか、絶対服従とかの有効性を、指導者の皆さんも、選手の皆さんも、密かに、"必要悪"して、それなりに認めているのです。
体育会体質的には、鍛えるのは、頭をよりも、躰なのです。頭で覚えるよりも、身体に覚えさせるのです。
躰を鍛えるには、理屈よりも、根性が優先するのです。
まあ、体育会とはこれまで無縁に生きてきた私としても、それなりに、厳しい指導は、必要?と思ったりするのです。でも、暴力的指導は良くないと思います。
でも、でも、しかし、頭の片隅に、ちょっとだけ、厳しい指導の、ちょっと先に、多少の暴力的指導があったとしても、ちょっとだけは許す気持ちが、あったりするのです。
この、ちょつとだけ許す気持ちが、世間一般にもあると思うのです。これが、暴力的指導に対する、甘さを生んでいるのです。このあたりが、とても、とても、難しいのです。
それと、です。最近は、選手が、コーチが、強くなりたい、強くしたい、その気持ちに、名誉だけではなく、下世話な、銭金とか、地位とか、組織内の勢力争いとか、いろいろなことが絡まって、ややこしくしているのです。
世界大会や、オリンピックでメダルをとれば、有名になり、コマーシャル出演で、億単位の報酬が期待できるのです。
以前よりも、スポーツはお金になる、いい商売になると、いろいろな業界が群がり、商業主義が蔓延り、選手も関係者も、かなり影響されているのです。
世の中では、勝ったものが偉い ! 金を稼いだものが偉い ! と、皆が思っていると、思いこんでいる人たちが、かなり、かなり、スポーツ界だけではなく、世間一般に蔓延っているのです。
それにしても、朝日生命は、かなり、かなり、とばっちりを受けて、企業イメージを悪くしたような? 朝日生命体操クラブは名称変更を考えているかも?
それにしても、塚原夫婦は日本体操協会の要職に長く長く居続け過ぎました。
次は、日体大が日本体操協会の主導権を握るの?
それにしても、風台風の21号は暴れまくって通過しましたが、いつまでも風が強く、湿度が高い。
それでは、また。