昨日の続きになります。
岳温泉の坂道を歩いています。この時、この写真を撮ったのが15時37分です。それで、初回にお話したように、ここには5年前に来ているのです。
それで、調べてみたら、何と、なんと、驚くことに、5年前に来たのも、10月の19日だったのです。何たる偶然! それで、この写真はその時撮った、15時35分の風景です。
こちらは坂の上から撮ったものですが、街灯に灯が点り始め、とてもやわらかな風景に見えるのです。5年前ですから、“安達屋さん”も、“松渓苑さん”も、皆さん、営業中だったのです。ホントに、あの時は、まさか!こんな事に!なるとは!なのです。
いろいろ厳しい風景を眼にして、いろいろな事に想いを馳せつつ宿に戻ったのでした。
部屋に帰って、風呂に入るには早いと思いテレビを点けてみたら、
左側に「放射線量測定値」の大きな文字、下には、各地の測定値がテロップで流れていくのでした。地元の福島放送では、こういう状況なのです。常時緊急放送のスタイルが、“あれから”ずっと続いているようです。
郡山の市役所は、なんと、なんと、“0.98μs”です。浜通り、中通り、は高いのです。岳温泉も中通りですが、0.20前後と聞いています、それでも、測定場所でかなりの上下があるので、それなりには心配なのです。
“0.98”の中で暮らしていくのは、相当なストレスだと思います。双葉町は何と“14.21”ここは避難区域です。
それにしても、こんな数値を見ながら、グルメ番組を見るのは、かなりの異常な事態ですが、“あれからずっと”異常事態が続いて、福島放送では、これがフツウの状態になってしまったようです。
いまは、ホントに、ホントに、とても、とても、異常な事態なのです。
そんな状況で、温泉に入ってのんびりは、何か、かなり、後ろめたいと云うか、こんな時に、こんな処で、こんな事をしていてイイの?なのですが、兎に角、それなりの“復興支援”なのです。
母は、“何かしないとわるいから”と、部屋に案内をしてくれた仲居さんに“2千円 ”を包んだのでした。でも、これに対しては、帰りの料金精算の時に、心付けのお礼として宿から、お土産に“地酒”を頂いてしまいました。
それで、前回の松渓苑の話しでも、震災で風呂も部屋も、壁や天井が、崩れ、剥がれ、大変な被害で廃業したのですが、こちらの宿も、“改修・修復・補強工事”で大変だったようで、6月から再開したそうです。
それで、来た時には気付かなかったのですが、窓から入る光の変化で、壁に奇妙な走る“シワ”が浮き上がってきたのを発見。
手で触って撫でてみると、壁にヒビが入っていてその上から壁紙が貼ってあるのでした。シワはヒビ割れなのです。地震の爪痕なのでした。“そうか、そうか、ここも大変だったのか”と思いつつも、“ヒビ割れに紙を貼っただけで強度的には大丈夫なのか?”とも思ったのです。
宿泊中に震度2程度の地震が3回ほど発生しましたが、特に問題は有りませんでした。震度2程度ですからね。
それから大浴場に、
それから露天プロに、
ほぼ、貸し切り状態でした。
そして、夕食は、
こんな処で、
こんなものとか、
こんなものとか、
こんなものとか、
こんなものとか、
こんなものとか、
こんなものとか、
こんなものとか、
ひととおり、“温泉旅館料理”を頂いて、それなりに母も私も、満足、満足で、ご馳走様なのでした。
実は、何を隠そう、今回の宿泊料金は“特別割引料金”なのです。茨城県と宮城県と岩手県に居住する人々に適用されるのです。地元福島県の方は“超特別割引料金”になっています。
それで、割引料金での宿泊は、“料理の品数が少なくなります”との、但し書きがあるのです。それは承知の宿泊です。
食事中、他のテーブルをそれとなく、配善時とか、帰り際とかに、素早くチェックしたのですが、品数だけでなく、材料にも差がありまた。でも、それは、それで、仕方がないことですし、それでも、十分満足でした。兎に角、少しでも“支援”なのです。
因みに、一般料金が“1万2千円”ほどですが、特別割引では“8千4百円”なのです。でも、今日調べたら、最近は居住地域に関係無く“9千百五十円”の期間限定割引(料理の内容は一般料金と同一)キャンペーンをやっていました。
これは、きっと、かなり、宿泊客が少なく、客室20室の旅館ですが、かなり経営が厳しいのかも知れません。12月を越せば雪が積りスキー客が増え、一息つけるのでしょうか? でも、近所にスキー場はあったけ?
兎に角、福島は、いろいろ厳しい、冬の季節に入ります。
皆さん、期間限定割引を利用して、福島県岳温泉に行きましょう。
※詳しくは、「岳温泉観光協会」のホームページを見て下さい。
http://www.dakeonsen.or.jp/cgi-bin/dakeonsen/news.cgi?id=127
それでは、また次回。
岳温泉の坂道を歩いています。この時、この写真を撮ったのが15時37分です。それで、初回にお話したように、ここには5年前に来ているのです。
それで、調べてみたら、何と、なんと、驚くことに、5年前に来たのも、10月の19日だったのです。何たる偶然! それで、この写真はその時撮った、15時35分の風景です。
こちらは坂の上から撮ったものですが、街灯に灯が点り始め、とてもやわらかな風景に見えるのです。5年前ですから、“安達屋さん”も、“松渓苑さん”も、皆さん、営業中だったのです。ホントに、あの時は、まさか!こんな事に!なるとは!なのです。
いろいろ厳しい風景を眼にして、いろいろな事に想いを馳せつつ宿に戻ったのでした。
部屋に帰って、風呂に入るには早いと思いテレビを点けてみたら、
左側に「放射線量測定値」の大きな文字、下には、各地の測定値がテロップで流れていくのでした。地元の福島放送では、こういう状況なのです。常時緊急放送のスタイルが、“あれから”ずっと続いているようです。
郡山の市役所は、なんと、なんと、“0.98μs”です。浜通り、中通り、は高いのです。岳温泉も中通りですが、0.20前後と聞いています、それでも、測定場所でかなりの上下があるので、それなりには心配なのです。
“0.98”の中で暮らしていくのは、相当なストレスだと思います。双葉町は何と“14.21”ここは避難区域です。
それにしても、こんな数値を見ながら、グルメ番組を見るのは、かなりの異常な事態ですが、“あれからずっと”異常事態が続いて、福島放送では、これがフツウの状態になってしまったようです。
いまは、ホントに、ホントに、とても、とても、異常な事態なのです。
そんな状況で、温泉に入ってのんびりは、何か、かなり、後ろめたいと云うか、こんな時に、こんな処で、こんな事をしていてイイの?なのですが、兎に角、それなりの“復興支援”なのです。
母は、“何かしないとわるいから”と、部屋に案内をしてくれた仲居さんに“2千円 ”を包んだのでした。でも、これに対しては、帰りの料金精算の時に、心付けのお礼として宿から、お土産に“地酒”を頂いてしまいました。
それで、前回の松渓苑の話しでも、震災で風呂も部屋も、壁や天井が、崩れ、剥がれ、大変な被害で廃業したのですが、こちらの宿も、“改修・修復・補強工事”で大変だったようで、6月から再開したそうです。
それで、来た時には気付かなかったのですが、窓から入る光の変化で、壁に奇妙な走る“シワ”が浮き上がってきたのを発見。
手で触って撫でてみると、壁にヒビが入っていてその上から壁紙が貼ってあるのでした。シワはヒビ割れなのです。地震の爪痕なのでした。“そうか、そうか、ここも大変だったのか”と思いつつも、“ヒビ割れに紙を貼っただけで強度的には大丈夫なのか?”とも思ったのです。
宿泊中に震度2程度の地震が3回ほど発生しましたが、特に問題は有りませんでした。震度2程度ですからね。
それから大浴場に、
それから露天プロに、
ほぼ、貸し切り状態でした。
そして、夕食は、
こんな処で、
こんなものとか、
こんなものとか、
こんなものとか、
こんなものとか、
こんなものとか、
こんなものとか、
こんなものとか、
ひととおり、“温泉旅館料理”を頂いて、それなりに母も私も、満足、満足で、ご馳走様なのでした。
実は、何を隠そう、今回の宿泊料金は“特別割引料金”なのです。茨城県と宮城県と岩手県に居住する人々に適用されるのです。地元福島県の方は“超特別割引料金”になっています。
それで、割引料金での宿泊は、“料理の品数が少なくなります”との、但し書きがあるのです。それは承知の宿泊です。
食事中、他のテーブルをそれとなく、配善時とか、帰り際とかに、素早くチェックしたのですが、品数だけでなく、材料にも差がありまた。でも、それは、それで、仕方がないことですし、それでも、十分満足でした。兎に角、少しでも“支援”なのです。
因みに、一般料金が“1万2千円”ほどですが、特別割引では“8千4百円”なのです。でも、今日調べたら、最近は居住地域に関係無く“9千百五十円”の期間限定割引(料理の内容は一般料金と同一)キャンペーンをやっていました。
これは、きっと、かなり、宿泊客が少なく、客室20室の旅館ですが、かなり経営が厳しいのかも知れません。12月を越せば雪が積りスキー客が増え、一息つけるのでしょうか? でも、近所にスキー場はあったけ?
兎に角、福島は、いろいろ厳しい、冬の季節に入ります。
皆さん、期間限定割引を利用して、福島県岳温泉に行きましょう。
※詳しくは、「岳温泉観光協会」のホームページを見て下さい。
http://www.dakeonsen.or.jp/cgi-bin/dakeonsen/news.cgi?id=127
それでは、また次回。