歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

鎌倉は高徳院ペンキ塗りたくりの山門と中央市場のお婆ちゃん

2014年10月03日 | 鎌倉の風景
いよいよ、鎌倉のお話は最終回です。

大仏様を後にします。

山門をくぐります。入る時も気になっていた、ペンキ塗りたくりと、その色使い。


折角の、折角の、木の柱が、無残に、無造作に、


トンデモ色のペンキを塗りたくっているのです。経済性を優先したのか?それとも細かいことに無頓着なのか?それとも、それとも、昔からこんな色使いだったの?


仁王様も、柱と同じ様な、こんな赤銅色のペンキ塗り。


お怒りになられているの?

まあ、たぶん、山門も、仁王像も、文化財としての価値が、あまり、あまり・・・・・・・なので、こんな扱いを受けている? 兎に角、売りは大仏様と云う事で、山門と仁王様は、耐久性、経済性を求めた結果の風景ですかね?

通りに出て鎌倉駅行きのバスを待つこと5分、直ぐに来たと思ったら、発車して直ぐに渋滞で停車。


平日で、これですから、休日になったら、もう、これはどう云う状態になるのか? 訪れてから数日後、新聞に休日の鎌倉界隈の車両進入規制を、市が検討しているとの記事を見かけました。


折角、鎌倉まで来たのですから、もう少し歩こうと、終点鎌倉駅の二つ手前?でバスを降ります。


何やら、鎌倉の風景と云うよりも、どことなく、何となく、東南アジア的?匂いのする風景が視界に入ったのです。


鎌倉中央食品市場とあります。


私が子供路頃に近所にあった、いわゆる“マーケット”の風景を思い出します。


“焼き鳥・くし焼き”の店、“秀吉”の店先を歩く二人のお婆ちゃん、オジサンは、とても、とても、イイと思うのでした。これも鎌倉の風景。


浄妙寺の鎌倉、原節子の小津安二郎の鎌倉、鶴岡八幡宮の鎌倉、円覚寺の鎌倉、大仏様の鎌倉、鎌倉には、未だ未だ、いろいろな風景があると思います。

と、云う、事で、鎌倉駅に戻り、切符を求め、改札を抜け、階段を上りホームに出ると、大混雑。横須賀線が事故で動いていないのでした。


十数分待っていると、湘南新宿ライン?の電車が入線、兎に角乗ることにして、大船で乗り換え、東海道線で帰宅したのでした。

やっと、やっと、鎌倉のお話は終了できました。ホントにヨカッタ、ヨカッタ。

鎌倉へ行ったのは、5月8日と5月23日、あれから季節は移り、それなりに一時の“鎌倉熱”は冷めて来ました。でも、またいつか、もう一度、ゆっくり歩きたいと思う今日この頃なのです。

それでは、また。



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