歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

「山門不幸」と広辞苑? 

2006年11月21日 | 東京の風景
以前、谷中界隈を歩いているときに、目に付いた「看板」というより「高札」と云うんでしょうねこれは。「山門不幸」と書いてあります。


お寺の入り口、「山門」ですね、その傍らに立っていたのです。この日、これと同じものを、3回ほど見かけて気になって撮したのです。

私の母は、天台宗の寺の娘(84歳ですけど、こういう時はこういう表現でよかったですよね)なので、帰って来てから聞いてみたのですが、まったく判らないとのことでした。

そこで、焼酎を飲みながら、じっくりと「5分ほど」考えたのです。
「山門不幸」を先ず、二つの言葉に分けて考えたのです。
我ながら「スルドイ 」  

「山門」は寺を指しますし、「不幸」は、人が亡くなった時に使う表現なので、併せて考えれば「寺で人が亡くなりました」と云う事であろうと想像できます。寺の人は「住職」を指すのでしょう。

そこで、岩波書店の「広辞苑」で調べたのですが、

「三文絵」ヱ安物のつまらない絵。

「さんもんオペラ」 ブレヒトが台本を書き、Kワイルが作曲した音楽劇。

「三門峡」中国、山西・河南省境にある黄河中流部の峡谷。二つの岩山により、黄河の河流が3本の急流に分れることから名づけられた。

「三問三答」中世、幕府の訴訟手続の一。

「三問状」三問三答において、訴人の第3回目に提出する訴状。

「三文小説」低級な小説。つまらない小説を軽蔑して呼ぶ言い方。

「山門造り」寺の楼門の2階造り。

「三門徒」越前国に行われた浄土真宗の一派。

「三門徒派」浄土真宗十派の一。如導を派祖とし、福井市の専照寺を本山とする。

「山門派」比叡山延暦寺を本山とする天台宗の一派。

「三文花」仏壇や墓前に供える安い切花。

「三文判」できあいの粗末な印形。

「山門奉行」室町幕府の職名。延暦寺の訴訟などをつかさどった。

「三文文士」つまらない作品しか書けない文士。また、文士の蔑称。

などが載っていましたが、「山門不幸」はありませんでした。「さんもんぶぎょう」はかなり近かったのですが・・・・・・。

そして、インターネットで調べたところ、私の推理は正しかったようです。
調べる前に「考える」、必要ですね。

「ブログ名」が、「歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・」ですからね。
本日は「ブログ名」に対して「忠実」に書かれております。 

あっ!。抜けていました。そう「食べる」です。
この日は、日暮里で降りて谷中界隈を歩き、11時少し過ぎに谷中のそば屋で「もり」を食べました。ごく普通の店の、ごく普通のモリソバでした。


その後。尾久、熊野前、町屋から北千住まで歩きました。それでですね、町屋の「松屋」で「牛丼」を食べてしまいました。この日、2回目の昼食でした。


「町屋」の「松屋」で牛丼は語呂が「良い」けど身体に「悪い」。

カロリーオーバーは  になる。皆さん気を付けましょうね!

    それでは、おやすみ  



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1 コメント

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Unknown (さかいのぶよし)
2021-09-21 08:49:07
山門=お寺なるほど。「山」=「神」=「宗教」。人から見下されるようじゃ、誰も拝まな。「三下り半」「早起きは三文の徳」は神様は関係ない?最澄、今東光氏、寂聴さん、貴兄と心の繋がりが。
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