秘密基地っぽいところに咲いてるヒガンバナたち
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11:35 横に突っ走るツル。何か強い意志を感じてしまい、撮ってしまいました。
営業日3日とはいえ、濃かったです。旗日ですが、ワイフはいつも通り仕事、森のなかまも、いつも通り起床して、残った仕事を片付けます。
「河原に、ヒガンバナさいてるよー。今週末は雨で出られないから、運動がてら散歩してくるといいナリね」とワイフ。
「あーうー」
いつもなら、ゴロゴロしはじめるのですが、たばこ、ビールも切れてきたので、買物ついでに出かけてみることにしました。
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おぉ。。咲いている。今日出てこなければ、今年は見ることができなかったのかもしれません。
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左の小ちゃい子が、何か話しかけているみたいで近くに寄ってみましたが、人間には聞こえないようです。
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なんだか、クマさんみたいなものが視野に入り足を止めました。
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アイボリー色の小さな花を咲かせている、アレチウリが木々に覆いかぶさり、遠い昔に、勇者に倒された巨人遺跡のようなものを形成したのであります。
ちなみに。。
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こっちは、葛湯の原料となるクズの花です。葡萄ジュースみたいな、あまい香りがします。こちらもアレチウリと勢力争いを繰り広げていますが、この近辺ではアレチウリが優っているようです。
「あれ、油だよねぇ、キタナイねー」
「キタナイネー」
という会話が聞こえてきます。
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ここは、何かイケナイものが埋まってるのか、よく油膜が見られます。キタナイといえば、キタナイですが、不思議な模様に魅せられてしまうのでありました。
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なんだか、非日常的な光景だったので撮ってみましたが、流れ着くようなものではなさそうです。なんとなく予想がつきます。
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二つの川が混じり合う場所には、この木陰があります。これから落葉していきます。
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干潮時に顔をだすこの場所も、近くで見るとなんですが、対岸から見ると、何かしらお雰囲気があります。電車に乗ってまでみに来るものではないんですけどね。
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アレチウリでもなく、クズでもない一族が陣取るいっかくがありました。なんでしょう。。。純粋にテクスチャーとして面白いなぁと思います。
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冒頭の秘密基地っぽいところを対岸から見るとこんな感じでした。町工場や住宅地が並ぶご近所でみられる光景なのかと思うと、なかなか感慨深いものがあります。
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もう葉をちらしてしまったような木ですね。緑色に埋め尽くされている河原では、枯れ枝が新鮮に見えるのでありました。
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12:14 お気に入りの建物のツタと、機械たち。短い時間でしたが、雨がふりだす前に、外を歩くことができました。
それでは!