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小松左京さんが死去 「日本沈没」「復活の日」

2011-07-28 19:04:36 | 印象的な世の中の出来事
映画では「日本沈没」、小説では「日本アパッチ族」が印象深い。
その小松左京さんが亡くなった。
あの世で高橋和巳と旧交を温めてください。 合掌

----------朝日新聞 2011年7月28日15時39分---------------
小松左京さんが死去 「日本沈没」「復活の日」

 「日本沈没」「復活の日」などのベストセラーで知られ、日本SF小説界の第一人者である作家の小松左京(こまつ・さきょう、本名・実=みのる)さんが、26日午後4時36分、肺炎のため死去した。80歳だった。葬儀・告別式は親族で行った。

 1931年、大阪市生まれ。京都大文学部卒。在学中に漫画を描き、同人誌などに小説を発表する。作家の故高橋和巳とは学生時代からの同人誌仲間で、ライバルだった。

 ラジオのニュース漫才の台本を執筆する一方、米国のSF小説に影響を受け、61年、「SFマガジン」のコンテストで「地には平和を」が入選。以後、生物兵器ウイルスと核戦争による人類滅亡を描いた「復活の日」や社会性の強い「日本アパッチ族」「終りなき負債」、超能力者スパイをめぐる活劇「エスパイ」、第6回SF大賞を受賞した「首都消失」など多くの話題作を送り出した。

 中でも、大規模な地殻変動で日本列島が海に沈む「日本沈没」(73年)は日本推理作家協会賞を受賞。迫真に迫る災害描写、危機に直面した国家と日本人の姿がセンセーショナルな話題を呼びベストセラーに。映画化もされ、「沈没」ブームが起きた。

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