かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

本当に色々あった一年ですが、来年はもっと色々ありそうで今から楽しみです。

2006-12-31 22:19:51 | Weblog
 あと2時間ほどで激動の2006年が終わりますね。振り返ってみますと、まずこの一年は生涯でもっとも体調が不良だった年だったようで、正月明けから、いつマシになるのだろう? と思っておりましたら、波はあったものの結局今に至るまでこれといった改善も無いまま1年たってしまいました。できれば除夜の鐘とともにこの不調もすっきり拭い去りたいところですが、残念ながら体調に正月もなにもあったものではないでしょうから、気長に治すなり慣れるなりするより無いようです。

 はっきりしない身体に引き換え、趣味のほうはまさに近年まれに見る活況を呈しました。麗夢ファン一同の叡智を結集し、昨年から企画していた21周年記念誌を半年かけて練り上げ、ついに夏コミに出すことができたり、その夏コミでついに待望の麗夢のDVD化実現の話を聞いただけでなく、その製作そのものにもちょっとした関わりを持つことになってしまったり、初めての名古屋イベント参加とか、この一年ナンのカンの言ってひたすら麗夢一色で過ごしたといっても過言ではないでしょう。でも、来年は更に大きな流れが麗夢に関しては起こりそうで、今からわくわく9割不安1割暗いな気分でおります。まずは21日の大阪イベントですが、それを皮切りに今年を越える激動の2007年、ということになるんじゃないでしょうか。

 趣味といえば、「マリア様がみてる」も正月明け早々から一年間に計5冊が上梓され、まあ一年間、祐巳ー瞳子関係は薄皮が一枚ずつはがされていくかのようにじれったい展開に終始しましたが、それを程よく楽しみにしながら一年経ちました。来年は祐巳ー瞳子関係が解決し、祥子が卒業した後、果たして「マリみて」は続くのかどうか。正直そろそろ終わってもいいんじゃないか、と思わないでもないのですが、中身がぬるくなろうが今しばらくは続けてもらいたい、と思う気分もまたあります。
 そういえば本は「マリみて」含めて何冊読んだでしょうね? 昔の本を読み返したりもしてましたしはっきりしたことはわかりませんが、ざっと4,50冊くらいは買いこんで読んだのではないでしょうか? 来年もせめて同数くらいは読書を楽しみたいですが、その為には本の整理と本棚の増築が不可欠となるでしょう。

 アニメに特撮、最近はあまり時間が無くて、昨年のガンダムシードデスティニー以来みることも本当に少なくなりましたが、最近「コードギアス 反逆のルルーシュ」がなかなか面白そうなことに気がつきました。年末年始は無料配信で視聴できるということで、今日思わずこれまでの11話を一気鑑賞してしまいました。過去のいろんな要素が渾然となった観のあるアニメですけど、燃えるものがあってなかなかよろしいですね。深夜アニメなのでリアルタイムに見ることはできませんが、来年はできるだけ録画を忘れないようにして観て参りたいと思います。

 そうそう、最後に仕事をつけたしておくと(笑)、まあ立場が変わると仕事の内容も変わるというわけで、反面まだ実戦そのものも自身最前線に立たないといけなかったりもする中、ここぞというときに踏ん張りの利かない己の体調不良には本当に泣かされました。来年は無理が利かないことを前提にした仕事のやり方を本気で構築しないと、正直一年持たないでしょう。とはいえ、やりたいことはいっぱいあるんですよね。私にあと3人部下を付けてくれたら今の10倍は仕事をこなして成果を挙げてみせるのに! と、絶対そんな人事は無いのをいいことに今年最後の虚勢を張ったりしつつ、とにかく来年はいま少し効率よく動いて中途半端なことは無しにしよう、と考えております。

 それでは、皆様へこの一年のご愛顧に感謝しつつ、来年もまたどうかよろしくとお願い申し上げ一年を締めくくりたいと存じます。皆様、是非よき新年をお迎えください。

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マリみて新刊クリスクロスネタばれ感想など一つ。

2006-12-30 23:30:43 | マリア様がみてる
 今日は大分ほったらかしにしていた部屋の掃除をしました。大掃除、というほど徹底したものでもありませんが、記念誌製作をはじめ、さまざまな「仕事」で放置状態にあっただけに、部屋中から出るわ出るわのごみの山。残念ながらごみ収集は年明けですので、このごみ達とともに新年を迎えるしかないようです。まあ少しだけ整った部屋で記念すべき年を迎えることができるのですから、よしといたしましょう。

 さて、本来なら一週間目の昨日やるべきだったのですが、うっかりして忘れておりました。マリみて新刊「クリスクロス」の感想です。前回で別人のごとく変貌を遂げたやに見えた紅薔薇のつぼみ福沢祐巳が、懐かしい形で御帰還。まあ外観と中身のギャップということでしょうか、前作でご本人が「(大人に)なってないよ、全然」とのたまった通り、祐巳本人はさほど変化していないように感じているのに、周囲の見る目が違ってきた、ということなのでしょう。きっちり百面相してますし。少し安心しつつも、ちょっと振れが大きすぎるかな? と感じないでも無かったです。
 ところで今回は、ちょっと想像していなかった展開と登場人物達に幻惑された感じがします。冒頭、久々にせりふ付で桂さんが現れて祐巳と会話を交わしていますし、メインイベントの「バレンタインお宝探し大会」では、いきなり白薔薇のつぼみ二条乃梨子が参加せず、裏方に徹するという驚きのスタートから、まったく予想してなかった田沼ちさと嬢の大活躍! 挙句に2年連続で黄色カードを手中に収める役とは、ちょっと驚きでした。その様子があまりに大きく紙面を取っていて、はじめ読んでいるときには、「脇役(失礼)にこんなに取って、主役の話が満足にできるのか?」と別の意味ではらはらしながら読みました。結果としてその不安はそれなりに当たったわけですが、その割には楽しめたんじゃないかと思います。祥子と祐巳の、紅色カードをめぐる薔薇の館を舞台にした息詰まる(笑)駆け引きとか、藤堂志摩子が仕掛けた白いカードの謎かけゲームとか。ちなみに謎の答えは一応解けたつもりでいますので、謎解きが多分入るに違いない次巻での答えあわせが楽しみです。
 ところで、一番喫緊の話題たるべき祐巳ー瞳子関係ですが、今回も決着はつきませんでした。が、まさかカード探しイベントを無視して、ラストシーンで瞳子から「妹にしてくれ」と頭を下げに行こうとは、こんなところで切って次の話どうするのでしょう? という感じです。まさか次巻冒頭で祐巳があっさり「うん」と言ってロザリオを渡しなどしたら200ページ到底保たないですし、といってこの展開から祐巳が「うーん、ちょっと待って」とは言いにくいのではないか、という様子でもあります。
 それにしても今年は白色カードが未発見で不参加者抽選に供されることになるわけですが、誰の手に渡るのでしょう? 普通に考えると有馬奈々となるのではなかろうか、と思ったりするのですが、このところいろいろ予測を裏切ってくれる展開なので、たとえば乃梨子の妹候補に躍り出てくるような期待の新人、なんていうのもひょっとしてありかも? とか考えたりしております。いずれにしても次は早くて3月でしょうか? このお話をどうつなげて先を描くのか、作家の手腕に期待したいと思います。

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冬コミ開始を横目で見つつ表サイトを更新です。

2006-12-29 23:57:03 | ドリームハンター麗夢
 正月前の一大行事、冬コミがとうとう始まりましたね。もともと私は冬にはあまり行かなかったのですが、DVD発売直後の今回は、できれば行きたかったです。会場で何が見つかるかわかりませんし、日ごろお会いできない方々とのお話や情報交換もきっと実りあるものになったことでしょう。それにしても、どうして29~31日なのでしょうね。これでは、大晦日から年始にかけて自由気ままに、とは行かない私のようなそれなりに年も食った人間には参加すること自体難しいではないですか。夏もそうでしたけど、どうもコミックマーケットの主催者は、コミケから年寄りを排除したいような感じを受けます。別にそれならそれでかまわないのですが、日本最大の「なんでもあり」イベントにしては、自らその間口を狭めて商業主義にひた走るかのごとき所業は、コミケ設立時の志をないがしろにするものなのではないでしょうか? まあ代表が逝ってコミケの中身自体が変質をきたすのも無理からぬことなのかもしれません。来夏、どうしようかな・・・。

 とまあ愚痴はこれくらいにして、ずいぶん永らく放置状態だった表サイトですが、ようやく更新をすることができました。今日は朝から年賀状書きに明け暮れ(郵便やサンごめんなさい)、最寄局の年賀状特設投函箱に出して人心地ついたおかげで、サイトをいじる余裕ができました。といっても頂き物を、それもずいぶん遅れたものをアップしただけ、という体たらくですが、物理的に更新できなかった時期もありましたので、再びサイトをいじれるようになったのは正直感無量です。
 年内、といってもあと2日しかありませんが、これまでサボっていた分できればもう一度更新をかけたいです。その為のコンテンツを何か用意しないといけないんですが、さて、どうしたものでしょう?
 あと、せっかくクリスマスカードをいただきながらクリスマスをサボってしまったので、せめて年始の挨拶くらいは何かやりたいのですが、それも考えているとさすがにあと2日というのは結構厳しいかも?
 まあ明日はひとつがんばってみましょう。

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やっと寒い冬になったみたいですが、唐突過ぎて困りますね。

2006-12-28 23:05:55 | Weblog
 今日の天気はまたとんでもなく危険でしたね。晴れと思って出かけたら、一転にわかにかき曇っていきなり横殴りの雨が降ってくるし、西からの風がまた猛々しいまでに吹き荒れて、バイクで走行中まともに横から喰らったりしたら本当にひっくり返りそうなくらいで、走るのも冷や冷やモノでした。その上どんどん寒くなってきて、昼過ぎのほうが朝より気温が低かったのではないでしょうか? もちろん今はもっと寒くて、明日はこの冬一番の冷え込みプラスこちらでも雪になるとのこと。北陸方面はすでに雪が舞い、気象予報によれば日本海側中心に大雪になるそうですから、まさしく本格的な冬模様といえるのでしょう。でも、ついこの間は11月上旬の暖かさ、で一夜明けると真冬並の寒波。でもこれも長くは続かず、正月にはまた暖かくなるみたいで、ともかく寒暖の差が激しい妙な天気具合です。こういうときは本当に風邪を引きやすくなりますから、冬コミ参加の皆さんは、くれぐれも油断めされぬよう。
 
 さて、無事仕事納めも済んで明日からは冬休みとなるのですが、まずは遅れに遅れている年賀状書きからはじめ、本など読みながら少し大掃除の真似事などしてたら、多分サイト更新ができるかどうか位になることでしょう。せめてもう少しがんばって、1月のイベント準備くらいは立ち上げたいと思うのですが、寒いと動きもにぶりますし、多少は身体も休めないといけないし、などと思っていますとまとまった休みも案外時間が足りないものです。せめて時間の無駄遣いだけはないようにしたいですが、さてどうなりますことやら。



 
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睡眠薬代わりの本。

2006-12-27 23:52:50 | Weblog
 紆余曲折を経て完成した記念誌、今日やっと東京に向けて発送いたしました。一仕事完全に終えて、ほっと一息です。そのせいでもないのでしょうが、最近、お風呂で半身浴している最中にとてつもなく眠くなり、タイマーの音で目が覚める、というのを繰り返しております。半身浴自体が大変リラックスできる入浴法であることや、心身ともにやはり疲労の蓄積があるのかも? というような理由もあるのでしょうが、一番の理由は、現在入浴中に読書するため持ち込んでいる本にあるようです。今読んでいますのは、「中国の神話」白川静著 中公文庫 です。先ごろ逝去された「漢字」の大家白川静がおよそ30年前に著した本で、この著者の本にしては、比較的平易に読むことができます。もちろん内容も面白く興味深いのですが、でも、やはりそこは深遠なる漢学の世界。最近ライトノベルばかりでお手軽に読むことに慣れてしまった頭には結構大変な文章です。おかげで、読み始めて数日になるというのに、ちっともページが進みません。大体お風呂に入って15分もするともう眠くなり、20分ごろには完全に寝入って、30分目のタイマーで目覚める、というパターンでして、まともに文章を読んでいるのは多分10分足らずではないでしょうか? 「マリみて」なら10分あればざっと20ページはさくさく進んでいるところで、そもそも眠くなどめったにならないのですが、頭脳のフル稼働を要求するような本を半身浴中に嗜もうとするのがそもそも間違いなのかもしれません。でも、最近は入浴中くらいしか本を読む時間がありませんし、せっかく読むと決めたのですから何とか読んでしまいたいとは思うのです。
 幸い明日仕事納めしたあとは年末年始の冬休み。年賀状やサイトの更新などを済ませたあとは、多少なりと時間もできることでしょう。今はうつらうつら舟をこぎながら這うように進めている読書も、少しはまとまってできるんじゃないか、と期待している次第です。

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冬の大雨でずぶぬれになりましたけど、妙に暖かで風邪はひきそうにありません。

2006-12-26 22:31:46 | Weblog
 天気予報である程度覚悟していたとはいえ、今日の雨は本当にすさまじいものでした。帰路、二輪だと夜の雨はことのほか嫌なものではありますが、今日などは対向車のライトで幻惑されなくてもほとんど前が見えず、ひたすら徐行するよりありませんでした。しかも夏の夕立を思わせる大粒の雨が隙間無く降る中走っておりますと、なまじっかな合羽などあまり役に立っているようにも思えません。結局家に帰り着いたときには下着まで濡れそぼっていたという次第。冷たいし気持ち悪いしで、散々でした。でも、まだ夏と違って雷が無いからましか、と思っておりましたら、帰り着いてしばらくたったころ、一段と雨が強くなったかと思うと突然稲光一閃! 轟々たる雷鳴をとどろかせて雷が落ちてくれました。帰りだったら間違いなく肝魂飛ばして動けなくなっていたでしょうね。
 それにしてもいったい天気はどうなっているのでしょう? 例年なら、この時期これだけ降る予報が出たら、まず間違いなく雪になり、5センチでも10センチでもしっかり積もって通行に難儀したはずなのです。ところが12月末とは思えない「暖かさ」で、降って来るのは冷たいけれど間違いなく雨なわけで、明日朝もほぼ確実に凍りついたりすることはありえないでしょう。関東の天気がどうなっているのかよく判りませんが、もし西と変わらないのだとしたら、今年の冬コミはコミケ史上まれに見る暖かな冬コミとなることでしょう。
 その冬コミ用記念誌一式、本一冊ずつにCDもセットして、箱詰め完了しました。あとは宅配便業者に持ち込んで、東京に向け発送するだけです。まだまだ最後の追い込みで修羅場真っ只中の方々も多いと思いますが、とりあえず私の「冬」は、これで終了ということになるでしょう。とりあえず多忙にかまけて放置していた年賀状などを片付けて、来年早々の関西イベントに向けて、準備に入りたいと思います。
 
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iBOOKついに復帰。これで全てが元に戻りました。

2006-12-25 22:50:43 | ドリームハンター麗夢
 拙速、という言葉の意味を今日ほどかみ締めたことは無かったような気がします。普通、私はメールを出すときには、書いたものを何度も見直しして不具合無い様に吟味した末、相手と内容次第で更に易で卦を立ててから出すようにしています。もちろんそのとき、易で凶が出れば全体を見直して修正し、一からやり直し、場合によってはそのまま出すのをやめることすらあります。そんなわけで一通出すのにもずいぶん時間がかかるものなのですが、今朝だけは違いました。とにかく内容確認もほどほどに全体をさくっと取りまとめ、迫る出勤時間と競り合いながらのメール送信。当然チェックも易もしている暇などありません。まあよくぞ何とかなったものよ、と、うまくタイミングが合った幸運と、協力いただいた皆様の迅速な対応とにただもう感謝するばかりでした。これだけでは何のことかさっぱりかもしれませんが、まあいろいろと緊急事態というものがあって、昨夜からばたばたいたしました次第。いずれその詳細も、おいおいお話できる時期が参ることでしょう。

 とまあ朝は最前線の戦場状態だったのですが、仕事に出てからは少し落ち着き、昼休みには久しく壊れたままだったiBOOKの修理もいたしました。修理といってもソフト的なものなので、ねじ回しも半田ごても要らなかったのですが、それでも相応の時間と手間がかかりまして、しかも一回では直らず、ついにOSの主要コンポーネントだけは入れ替えることになりました。それでもデータは保全できましたし、何とかフォーマット~ソフトインストールやり直し、という復帰まで半日コース、を体験せずにすみました。
 これで記念誌印刷に関連して連鎖的に異常をきたしたもろもろのものは、ほぼ全部復旧いたしました。半月早くこの状態になっていれば記念誌くらいとっとと片付けられたはずで、今にして思えばけしてできなかったことは無かった用にも思えるのですが、結局そのときはそれどころじゃなかったからこそここまでもつれたわけで、それを、今になってできたはず、と考えるのは、いわゆる悪しき完全主義、というべきものになるのでしょう。まあ反省は反省として、復帰した今を素直に喜んで起きたいと思います。ともあれこれで無事表サイトの更新もできそうですし、年内に少し時間を作って、しっかりやってから新年を迎えたいと思います。

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とりあえず大仕事が片付きましたが、早くも次の仕事が?!

2006-12-24 22:24:57 | ドリームハンター麗夢
 昨日、頭痛と疲労感にさいなまれてやる気まったく無しという怠惰な1日を過ごしてしまった分、今日は朝から薬をしっかり飲んで頭痛が軽くなったところで、依頼されていた記念誌の製作で最後に残っていたプレミアムCDの焼きに着手、無事完了いたしました。あとは期日までに東京に向けて発送するのみ。まあ良くぞ間に合った、とちょっとばかり感無量です。
 それにしても振り返ってみますと本当にいろいろトラブルありましたね、今回は。毎回何らかのトラブルはつき物で、大体それは印刷関係であり、ほとんどはインク切れに気づかず薄汚れた紙を量産してしまったり、紙詰まりで一向に印刷が進んでいなかったりとか、2,3枚いっぺんに給紙されて専用光沢紙を何枚も反故にしたりとか、というようなことが多いのですが、今回はそんなある意味折込済みのトラブルを超えて、PC本体がまともに動かなくなったり、プリンタが故障したりというようなかつてない連続障害が発生して大いにあわてさせられました。一つ一つの障害については、割と経験したことがあったり、余裕があれば十分対処可能なものだったのですが、それが立て続けにまるで連鎖しているかのごとく起こってしまうと、さすがにそう簡単には対処できなくなります。正直、ひょっとして呪われているのか? なんて事まで考えてしまうほどの異常事態で、そんな中、マザーボードに半田コテ当てるなんて事までするとは思ってもみませんでしたが、あの時これを敢行したおかげでどうやら厄払いできたようで、その後iBOOKがおかしくなったときもあわてず対処することができました。こうして一つづつトラブルを片付けつつ製作も続けるという、単に時間だけの問題ではなかった苦労を重ねてきたわけですが、おかげ様で貴重な経験を積んだともいえるわけで、とりあえず一仕事終わった今から振り返ってみたら、それなりに苦あらば楽ありなひと時だったかなと思います。
 でも、一仕事終えたと思ったら今度は別件で緊急の大仕事が! 家の方では年賀状を早く作るようせきたてられておりますし、まだまだ当分、安寧のときは訪れないようです。ただ個人的には安寧=怠惰、ともなるので、どちらかというとそこそこ忙しいほうが性には合っているんじゃないかと思わないでもありません。小人閑居して、を地で行く自分であることを自覚する私としては、何もしないで一日自堕落に過ごす生き方にあこがれながら、けしてそうはならない貧乏性な一生を過ごすに違いないことでしょう。

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今日は本当に何も無い1日でした。

2006-12-23 23:28:43 | Weblog
 長いこと日記を付け続けているとさすがにまったくネタの無い日も出てくるわけで、今日のようにまったり一日家で過ごしてしまった日などは、特に何をしたわけでもなく、面白いことや楽しいことや悲しいことや恐ろしいことや腹が立ったことなどもない平穏無事な時間を浪費してしまっており、一日の終わりに当たってさて何を書いたものか、と本当に悩ましいものです。こういう何も無い状態というのは、心を騒がせるものも無く、私の心の支柱の一つである老荘思想的に言えばおそらくは理想的といえるのでしょうが、どうもこういう状態というのは心を蝕むというか、やる気とか気力とかが減退していくのを感じざるを得ません。あるいは心のエネルギーが枯渇してきているからそういう風になってしまうのかもしれませんが、いずれにしても「今日は何もありませんでした」と一行書いて終わり、なんていう日記しか、思い浮かばないのです。まあこの日記はそもそも自分の備忘録として、また何かと後々楽しむために書き連ねているものですので、1日くらい書かなくても自分としては問題ないはずなのですが、さっき、ふとこれまでの投稿記録を見てみましたら、もう637件も記事を書いていて、ここまで続けると単に書くネタが無い、ということで書くのをやめる、というのはなんとなくやりたくないというか、ずるずるとそのまま日記そのものをやめてしまいそうで少々怖くもあります。ブログが続かなくなる原因の一番はこうしてネタが尽きることらしいので、私ももう少し日々活動的でありたいなと思うわけです。ブログのネタのために生活する、というのも本末転倒な気もするのですが、毎日そうでなくても、一年のうち、たまにはそんなブログネタを探すための1日、なんていう日があってもいいんじゃないか、と思ったりもします。明日もし今日のように何も無いままのんべんだらりと過ごしそうになりましたら、そのときは純然とブログのネタのためだけにいろいろ行動してみるといたしましょう。
 何か、面白いこと起こらないものですかね~。

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新刊求めてあちこち探し回りました。

2006-12-22 23:59:42 | マリア様がみてる
 今日は昼からとある街中でとある講演会があって出かけました。が、もちろん関心は講演会の内容よりも、いつ、どこで「マリみて」新刊を入手するか(笑)。まず最寄り駅構内に有る本屋さんに寄ってみて、収穫無し。まあここは期待していなかったのでさっさとあきらめて電車に乗り、会場至近の駅で降りて、お昼の食事どころを探しつつ、見かけた駅前の書店に入ってみて、また収穫無し。一応既刊は置いてあったので扱ってないわけでもないのですが、なぜか新刊の姿はありません。うーむ、ひょっとしてひょっとすると新刊発売日を勘違いしていたのか? と軽い疑心暗鬼に囚われながらもとりあえず会場に向かったのですが、もう到着というところで少し早く着きすぎたのを言い訳にして、更に離れたところにある少し大きな書店を目指すことに。食後の散歩も兼ねた新刊を求めての行脚でした。で、結局首尾よくその書店で入手できました。まだ書棚に並べている最中のようで、無造作に積み上げてあった山から勝手に抜き取り、レジまで持って行きました。してみると、見当たらなかった2つの本屋さんも、実はまだ入れ替えが済んで無かっただけだったのかもしれません。尋ねれば奥から出てきたのかもしれませんが、さすがにわざわざ聞くというのもはばかられる気がしますし、何よりそのときはそんなこと思いつきもしませんでしたから、まあしょうがないでしょう。
 その後、わき目も振らずに歩いて、時間ぎりぎりに会場まで戻ってきましたけど、なぜか歩くのが気持ちよくて、そのまましばらく歩いていたいと思いました。ちょっと体調がいまひとつで、どちらかというと気分はそう良くも無かったのに、不思議なことです。ジョギングで気分が高揚する「ランナーズ・ハイ」という現象がありますが、それと似たような気持ちのよさだったような気がします。特に早く歩いているわけでも、一心不乱に運動しているわけでもないのですが、これもひょっとして「マリみて」効果なのでしょうか?
 無事手に入れてしまって満足したのか、読んだのは講演も終わって帰宅してからでしたが、いつものように一息で読んでしまいました。ネタばれの感想は例によって来週にでも書こうと思いますが、とりあえずの一言として、「ちょっと唐突? でもまあ面白かった、次が楽しみだ」と記録しておきましょう。また明日から何度か読み返すことになるでしょうけど、その中で一回読んだだけでは見えなかった部分も見えてくるでしょうし、何より謎解きが一つありますし、これまでのペースを思えばおそらく来年3月ごろになるんじゃなかろうか、という次巻までに楽しみは持続できそうです。

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「マリみて」新刊を前に、これまでのおさらいをしてみました。

2006-12-21 23:43:55 | マリア様がみてる
 スパムトラックバック、ヒトがせっかく対応したらこのところまったく来なくなりました。目ざとく見分けるすべでも持っているのでしょうか? 毎日チェックして削除しないといけないだろう、と思っていただけに、少々拍子抜けです。だからといって大量に来てもらってもやっぱり困るのですが。
 困るといえば相変わらずPCの不安定さには泣かされます。といっても今日のそれは職場でのこと。エクセルで実験データの集計をしていたら、統計用の関数を呼び出したところで突然異常終了してくれました。打ち込んだデータは保存してあるので最悪の事態は避けられたのですが、データを見やすくするためにいろいろいじくっていた分はすっきり消えてなくなりました。せっかく面白い数字が並んでいて更にこれから楽しめそうだったのに、ざっと30分ばかりの努力がほんの一瞬で無に帰するのですから難儀なことです。これで打ち込んだデータまで消えれば1時間以上が無駄になるところで、こういう馬鹿馬鹿しい時間の浪費が生産性を著しく阻害しているように思えてなりません。もっと機能限定の、たとえば表計算なら電卓に毛の生えた程度で十分なので、「落ちない固まらない」ソフトの開発をやってくれるところはどこかにないものでしょうか?

 と一通り嘆いてみたところで嫌なことはすっぱり忘れ、明日のお楽しみを心待ちにしつつ、少し過去を振り返ってみました。「マリみて」を「無印」から「大きな扉 小さな鍵」までを一息に読みふけったのです。といってももちろん一日でじゃなくて、この1ヶ月ほどの間、明日に間に合わすために少しずつ読みつけていたのです。この間、いろいろと他の本にも浮気しつつ続けた通読が、ようやく終わりました。
 というのも、その前に読んだ池波正太郎の「剣客商売」の巻末解説に、「これまでの話をおさらいのつもりで再読するといいかもしれない」と書いてあったのに触発されたのがきっかけで、どうせなら新刊が出るまでに一つ「おさらい」してみよう、と思い立った次第。もちろんどの本も複数回読み込んではいるのですが、通読することで見えてくるものもあるみたいで、それはそれで結構楽しめました。
 その中でも、一番楽しめるのは、祐巳の成長の軌跡がはっきりと見えてくることでしょうか。ただただ周囲に翻弄されていた最初期の状態から、自己を確立し、周囲にただならぬ影響力を行使していく最近の姿まで、一冊一冊で見られる変化は少しずつなのに、一通り目を通すと確かに確実な成長の跡がうかがえるのがすばらしいですね。たとえば「妹オーディション」を初めて読んだときは急に祐巳が一足飛びに進化したみたいに見えたのですが、通しで読むとそれほど違和感もなくすんなり通過できました。「大きな扉 小さな鍵」における周囲の人物視点からなるすっかり大人びた祐巳像も、なるほど、と納得できる気がいたします。
 あと、すっかり忘れていたことを思い出せたのも収穫でしょう。たとえば「薔薇のミルフィーユ」で柏木優に言われた「もっと上のステージを目指せよ」で止まっている祐巳ー祥子の関係。最近の瞳子関係の話題で頭から抜けておりましたが、これ、作者は一体どうする積もりでいらっしゃるのでしょう? このまま祥子が卒業してしまったらどうこうすることもできないまま結局忘れられちゃったりするんではないか、と今更ながら思えてきた次第。何とかそれなりにけりをつけて欲しいですけど、果たしてどうにかなるものでしょうか。
 明日の新刊を見ないとなんとも言いかねるところではありますが、これまでの流れをずっと見てきて、「大きな扉 小さな鍵」で、主役が祐巳から乃梨子にバトンタッチされたのかも? とも感じました。私は見たこと無いので詳しくは知りませんが、もともと「マリみて」の始めは乃梨子からだったそうですし、そういう意味ではようやく最初に戻ってきた、ということになるのかもしれません。まあ何はともあれ、前回の感想でやった占いの結果も出るわけですし、いろいろな意味で明日が来るのが待ち遠しい、ということですね。

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「パプリカ」は「パプリカ」であって「麗夢」にあらず、が私の結論です。

2006-12-20 22:55:25 | 夢、易占
 記念誌増刷もようやくめどが立ちました。それなりに何とかいけるかな? という手ごたえのようなものは前々から無いではなかったのですが、今回いろいろと思わぬトラブルの続出に心底参りましたので、ちょっと自信がなくなっていたのです。でも、ここまで来たらもう大丈夫でしょう。表紙と本体の合体も完了したうえは、本に関してはあとは仕上げ裁ちを残すのみ。付録CDはまだ手付かずですが、ジャケット印刷とCD焼き位はそれこそあっという間に終わらせることができます。まあ今日は本のほうに傾注しましたのでCDまで手が回りませんでしたが、それでも今週末には準備万端整えられることでしょう。本当に間に合ってほっといたしました、といいつつまだ終わったわけではないので、油断していると今年の場合何があるか判らないわけではありますが(苦笑)。

 さて、そんなプチ修羅場を越えつつ風呂にだけはしっかり半身浴で約一時間ばかり入るのを日課としており、というのも寝る時間を削ってでも半身浴したほうが心身によい、と聞いたからですが、その間ぼうっとしているのもつらいのでもっぱら読書時間になっています。それを利用してこの間から筒井康隆の「パプリカ」を読んでいたのですが、このほど読了しました。いえ、一回はすでに金沢から帰って早々に読んでしまっていたのですが、もう一度読み返していたら今になってしまったのです。で、その感想ですが、少なくとも「麗夢」とは異なるお話だな、というのが私の感じ方です。これは宮部みゆきの「ドリームバスター」でも思ったのですが、正義の味方っぽいほうが夢に入って悪党っぽいのを退治する、というコンセプトが似ているだけでは、私には同一傾向の作品には見えないのです。主題が根本的に異なる以上、それは全くの別種の作品だと思います。
 「パプリカ」は2部構成になっていて、前半は全くといっていいほど麗夢の世界とは違う話が展開しています。夢に入るのにある特殊な機械に頼っていたり、その目的が精神病や神経症の治療で、その為に優秀なセラピストである主人公の女性が、患者とともに強迫観念のような夢の解釈を試みる、という筋立て。このあんまり正当派な書き様に、「ほんとに筒井康隆なの?」と疑ったくらいです(私は筒井作品にちょっと偏見を持っているみたいで、まともな作品を読んだのはこれが初めてでした)。
 後半は、夢の世界から悪夢が現実世界にあふれ出すという一気に荒唐無稽な世界へなだれ込むのですが、その描かれ方がちょっと薄っぺらい感じがしてなりませんでした。主人公が超人的な活躍をするわけで無し、それよりも主人公サイドの脇役たちのほうがよほど奇怪な活躍をしていますし。そして、ラストは「夢オチ」をにおわせる結びで、なんとなく作者に「夢とはそういうものだ」といわれたみたいな気がして、肩透かしされたような気分になりました。
 まあ「麗夢」と似ているかどうか、をどの部分をもって評価するのか、それは受け手側の問題ですからくどくは申しませんが、私は、これは麗夢とは違う切り口で夢を扱ったさまざまな作品の一つ、ということで理解いたしました。
 お話自体は相当に面白いと思いましたし、もし続編が出てくるようなら是非見たいものだ、とも思いますが、できたら同じテーマで瀬名秀明に書いてもらいたいですね。そうすれば、前半部分がもっとハードSFっぽく描きこまれ、更に後半部分も重厚華麗にかつスピード感あふれる筆致で、破壊的状況をみせてくれた事でしょう。なんにせよ、「夢」を取り上げた物語が増えるのは良いことで、自分の肥やしとしては十分の内容だった、と思いました。

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おなかが痛くなっても、ウィルスのせいか判断できませんね。

2006-12-19 23:59:11 | Weblog
 今日は大阪でとある会議があって行って参りました。のですが、行きの電車の中で突然猛烈な腹痛が。乗車直後はなんでもなかったのですが、しばらくしてどうも雲行き不安な様子が現れ、下車間近の折には呼吸もままならず、一分一秒が途方もなく長く感じられる始末。もちろん目的地到着とともに、勝手知ったるお手洗いに直行いたしました。わずか30分間の間の急転には驚かされましたが、とりあえず無事には済みました。
 私はもともと胃腸が弱いので、簡単におなかをこわします。ちょっと朝のヨーグルトを多く食べ過ぎた、とか、牛乳の温め方が足りなかった、とか、些細なことでお手洗いに駆け込む羽目に陥ります。ですから、今、これだけ世間を騒がせているノロウィルスなるものが蔓延している状況においても、今の不調がそういった日常的なアクシデントなのか、それともノロウィルスによる攻撃なのか、が判然といたしません。あんまり日常的過ぎて、一過性の腹痛くらいではわざわざ医者に行こうという気にもなりませんから、確認のしようもありません。ただ、わが職場に出入りしているお弁当屋さんでも過日ウィルス騒ぎで業務停止命令を保険所からもらってしまってましたし、その怪しい弁当が持ち込まれた日には幸いなことに私は出張していて食べずにいたのですが、その弁当を食べた同僚たちは一定の確率で保菌者になっていた可能性があるわけで、その人たち経由でウィルスが感染することもないことはないわけですから、案外身近にウィルス感染の機会が転がっているのです。どうしてそんなことを気にするかというと、今日はただ単に腹痛がひどかっただけではなくて、おこりのような震えが二度三度と間歇的に襲ってきたからで、これはひょっとしたら「病気」のほうかもしれない、と考えたからでした。
 と思いつつもその後は軽い疲労感とめまいがあるのみで腹痛もやみましたし、今夜は職場の忘年会だったので大阪から会場まで直行し、飲み食いに明け暮れたのですが、別に不調が悪化したわけでもありません。まあ明日以降どうなるかわからないですが、とりあえずノロウィルスの魔手にはまだ絡めとられてはいないのかな? と考えています。
 でも、最近になってこんな急に蔓延するのは、何か理由があるのでしょうね。私は過剰な清潔癖にとらわれる一方で、魔女狩りのごとく合成保存料や殺菌剤を食品から駆逐した最近の日本人のありようが、一番この手の問題を爆発的に広げたんじゃないか、と疑っているのですが、まあいずれにしてもとりあえずは具合の悪いヒトはマスクするなり手洗いを励行するなりして周囲に迷惑をかけないようにする事が肝要かと思います。会議中鼻をずるずるすすってのべつくまなく咳をしていた隣の方には、そういう配慮を覚えてもらいたいものですね。

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スパムの増加に火を噴くパソコン、PCやネットの世界もずいぶん物騒で面倒です。

2006-12-18 23:48:20 | Weblog
 ひところからスパムメールが増えてきて、今では毎日100通以上来るのが当たり前、ちょっと少ないとかえって不思議に思う、などという倒錯した慣れを生じてしまっていたりするのですが、まあメールのほうはスパムチェックのフィルターが結構使えていますので、実際には目に見える実害はそうもありません。でも、最近急に目立ち始めたのがスパムトラックバック。コメントでは以前からわずかながら見たことがあって、気づき次第即削除していたのですが、トラックバックのスパムには気づくのに大分遅れてしまい、今日やっとその存在を認知、ブログのトラックバック機能を一部制限し、むやみやたらと公開しないように設定しなおしました。そういえば先日、ある2件のトラックバックが、削除しても削除してもいつの間にか復活していたので、面倒になってそのままにしていたのですが、どうもそのせいなのか、いつの間にか増えてきてました。まあこれからはとりあえず管理者たる私が公開を許可したものしか表に出てこれないはずですので、少しは整頓されることでしょう。削除のための手間は一緒かもしれませんが。
 トラックバックのほうは、メールほど簡単にスパム対策もできないようですが、こんな馬鹿げたことで使いにくくなるというのも業腹だし、何とかうまく処理する方法を作っていただきたいものです。

 さて、天下のNECが作ったパソコンが火を噴いたそうですね。電源ユニットが不良で熱を持ち、近くのコンデンサが劣化して異常発熱したのが原因だそうですが、どうも型番を見ると職場で使っている奴っぽいので調べておく必要がありそうです。でも、安く作るためにあちこちから安っぽいものを集めて組み上げ、ロゴだけNECと入れるという現状のPC作りというのは、どうも何かおかしい気がいたします。要するにそれでは自作しているのと何も変わらないではないですか。かつて、PC9801がパソコンの代名詞だったころ、良くも悪くも中身はNEC製で、値段も高かったけれど、それなりに丈夫で今でも現役でデータ取りくらいには使えていたりします。感じとしては、部品も工作も値段相応に吟味され手を入れられているんじゃないかという、ある種の安心感がありました。でも現行機種、それも特に安さを売りものにしている奴は、いったいいつまで安心して使えるんでしょう。最新のCPUやOSでなくても十分な利用場面は結構あるんですが、数年後にはデータ取りなどに使えるパソコンがほとんどなくなっていたりするんじゃなかろうか、などと思ったりいたします。丈夫さや長持ちを売りにした商品展開が図れないのか、それを商売にすることはできないのか、もっと企業も社会も本気で考えていいんじゃないかという気がいたします。

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艱難辛苦を乗り越えて、ようやく終わりが見えてまいりました。

2006-12-17 20:34:40 | ドリームハンター麗夢
 今日の天気は予報ではあんまりよくなかったのに、実際に見てみると良く晴れています。これは昨日中途半端に終えた布団干しや洗濯をせねば、と思ったのですが、昨日の二の舞はさすがに避けたいので、先に午前中に買い物等用事のための外出を済ませ、昼帰宅してからもろもろの雑事を片付けました。ついでにストーブを出したりもして、ようやく冬本番を迎える準備が整いつつある、というところです。なんでも明日から寒気が南下してきて大変寒くなるそうですし、タイミング的にはまずまず良かったと思いました。ただまだ灯油を用意してないのですけどね。

 その買い物の一つに、プリンタ補修用のアイテムがあります。潤滑油で有名なクレが出している、「ラバープロテクタント」という合成ゴム等の清掃・劣化防止剤です。昨日いろいろネット上を検索しておりましたら、このスプレーで紙送りローラーを掃除するとよい、というのが書いてあったので、ためしに買ってきたものです。これを早速ガーゼにスプレーしてゴムローラーを磨いてみますと、水で拭いたときには取れなかった城っぽい汚れがきれいに取れ、見た目新品同様のゴムの地が現れました。これも調達してきたインクをカートリッジに補充した後、印刷してみますと、昨日の悪戦苦闘がうそのようにうまく紙が吸い込まれていきます。実は残念ながらまだ完全とは言えず、最初の紙を捕まえるのをしばしばミスって、印刷が中断するのですが、この、最初に紙を捕まえるゴムローラーが手の届かないところにあったため、おざなりにしか処理できなかったのです。これを何とかするには分解して手が届くようにしないとなりませんので、それはこの記念誌印刷が完了次第、折を見て手を入れてみたいと思っています。

 記念誌のほうも、中身はホチキス止めまで完了。表紙もその後順調に印刷を進め、現在半分を過ぎたところ。印刷が済んだらCD作りもして完了となります。一時はどうなるかと思いましたが、これでなんとか冬コミにはまにあうでしょう。来週の完成・納品を目標に、努力してまいりましょう。それが済んだら、コミックトレジャーの準備ですね。

ついさっき雷がピカッと。冬の雷なんて、このあたりでは珍しい現象です。
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