かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

自転車の発電機のための工夫が、ひょっとして世界を救うかも知れない件について

2011-05-31 21:43:13 | Weblog
 波乱の5月も今日で終了。明日からは6月になるわけですが、例年、この日のブログは、大体「体調が悪い」という記事になっています。イネ科雑草の花粉症によるものですが、今年は10日前に酷い目にあって、以後バナナを食べないようにして、外出時はマスクをしてなるべくイタリアンライグラスには近寄らない、という基本を遵守しているためか、例年になく調子のいい5月31日を迎えております。あるいは、梅雨入りも異常に早かった今年のことですから、単に全体的に10日ばかり季節が早くなっているだけで、例年の今日は今年に限ると20日頃に相当した、というだけなのかもしれません。もしそうなら夏も秋も早く来るんでしょうか? どこかで帳尻合わせがあるだろうとは思うのですが、まずは梅雨が早くあけるかどうか、ですね。

さて、京都新聞に面白い記事が出ていました。滋賀県草津市の平松敬司さんという72歳の男性が、発電機を回す時に生じる磁石の抵抗を大幅に軽減させる仕組みを発案し、その仕組を解析した京都大学の中村武恒准教授が、つくばで開かれた低温工学・超電導学会で発表したのだそうです。
 ただ、私には分からないことが。
 新聞記事によると、『発電機は、磁石を円盤に並べて相対させ、軸を回転させることで電気を発生させる』のだそうなのですが、両方磁石で電気って発生するものなのでしょうか? 記事の図を見ても、N極の円盤とS極の円盤が並んでいるだけに見えるのですが、どっちかがコイルでないといけない様な気がするのですが。私にはこれで電気が発生するとはどうも思えないのですが、電磁気学については半可通以下の私の誤解なのかもしれません。記事は続けて、『磁石同士が引き合う力が働くため、回転が重くなることが「宿命」だった』とあるので、そういうものなのか?と何となく分かったような分からないような状態になりました。
 まあそれはともかく、発電機を回すときに生じる抵抗を、発電機を一組ではなく、少しずつ磁石の配置をずらしていくつも連結してやることで、お互いに力を打ち消し合って全体としてみると抵抗が小さくなる、という中身の話は、思わず「なるほど!」と頷いてしまいました。解析した中村准教授によると、8組連結すると磁力に寄る抵抗をほぼゼロに出来るのだそうで、「「目からウロコの発想だが、どうして今まで誰も気づかなかったのか。多分野への広がりが期待できそうだ」と驚かれたのだそうです。構造も簡単だそうですし、実際に既に企業から引き合いも来ているとのことですから、即実用化されそうです。 磁力抵抗に消える分のエネルギーをそっくり電気エネルギーに変える事が出来るという話ですから、例えば、高効率を誇る天然ガスのコンバインドサイクル発電なんかに応用したら、更にエネルギー効率の高い発電装置が出来たりするんじゃないでしょうか? 資源小国である我が国にとってはまさに天啓の発明といえそうです。
 自転車の灯火の発電機を軽くしたかった、という素朴な発想が、ひょっとしたら本当に脱原発を実現しうる偉大な一歩になるかもしれませんね。核融合とか超電導とか色々最先端のテクノロジーはありますけれど、こういうごくごく身近な枯れた技術の中にも、意外な工夫のしどころが実は残っていたりする。技術の、本当に面白いところですよ!

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『君が代』が暗くて嫌だって言うなら、『愛国行進曲』を歌えばいいのに(そういう問題ではない?)。

2011-05-30 20:43:24 | Weblog
 卒業式での君が代斉唱で、職務命令により起立を命じられたのに立つことを拒否した都立高校教師が、定年後、そのことを理由に再雇用を拒否されたことを不服として起こした訴訟、結局最高裁で訴えが退けられ、敗訴が決まったとのこと。この時の職務命令が憲法の定める思想良心の自由に反するかどうかが最大の争点だったそうですから、2004年卒業式から7年、2007年提訴からは4年で、その争点の決着が付いたわけです。最高裁まで争って4年とは案外早い進行だな、と思ったのですが、原告の元教師にとっては長い長い4年間だったようで、『予想以上に裁判が長引いた。権力者がいつも得をする』と不満もあらわに記者会見で述べたのだそうです。
 さて、裁判そのものは敗訴しましたが、「特定の思想を強制するものではないものの、個人の歴史観とは異なる行動を求められることで、間接的に思想良心の自由を制限していると判断した」という裁判官の言葉からすると、訴えはある程度認められたという捉え方も出来るでしょう。まあ敗訴という結果が出た以上、本人にとっての慰め程度の価値しか無いかもしれませんが。
 この教師先生のように、国歌を歌うことに対して忸怩たる想いをいだいているヒトが一定規模いることについては、まあここは自由の国なのだし、どういう思いでいようがそれはそれで構わないと私は思っています。ただ、それを何のかのと理由をつけて卒業式などの式典でほしいままに振舞うのはいただけないと思うので、そういう意味では妥当な判決だったのではないか、と理解する次第です。
 それと、もうひとついただけないのは、この先生、処分を受けた後に赴任した別の高校では、「生徒を巻き込みたくない」とのたまい、君が代斉唱を伴う6回の行事すべてで起立したという点です。どうせ裁判に訴えるくらいなら、初志貫徹していて欲しかった。理由などいくらでも付けられるので、本当に生徒のことを思っていたかどうか判断のしようがありませんし、処分に納得し、改心して転向したというのなら理解できるのですが、こうして裁判するくらいですから、結局国家に対する反感はそのままだったのでしょう。それなのにどうしてこうもぐちゃぐちゃ言い訳を積み重ねてしまうのか。それが人間の弱さなのかもしれないな、と思いつつも、出来れば自分はそうはなりたくないものだ、と反面教師的に観ておりました。
 ところで、私個人は、何かの式典などで歌う機会があるときは、できるだけ大きな声ではっきりと歌うようにしております。それが儀式における一つのあり方だと思いますし、そもそもからして、「君が代」という歌そのものが大好きなので、割と喜んで歌っています。雄渾重厚で静やかで、いかにも日本らしくっていい歌だと思うんですけどね。でも「愛国行進曲」のような、元気溌剌な歌もいいですね。もし万一国歌を変更するような話が本格化する時が来るのなら、是非「愛国行進曲」にして頂きたいです。
 
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台風接近の最中ではありましたが、恒例のカラオケに行ってきました。

2011-05-29 22:06:35 | Weblog
 台風2号、午後3時過ぎ、四国沖で温帯低気圧に変わったそうですね。我が列島周辺の海水温がまだあまりに低すぎたためにエネルギー供給がままならなかったのか、なんにせよ、大被害にはならなくてよかったです。気象庁の予報進路でも北寄りのコースをとり続けていて、これはうちの方にやってくるのは必至、と思い込んでいましたので、余計にそう感じます。なにせ今朝から、雨の中、サボテンの温室のビニールが飛ばないよう荷造りひもで何重にも縛り上げ、更に風に煽られてひっくり返らないよう、重石を追加したりすぐ近くの壁に張っている鋼管を利用してにひもでつないでみたりしたのですから。ただ、今回は結局役に立たない台風対策でしたが、5月でこれですから、今後夏の間や本格的な台風シーズンにはどれだけの数の台風がやってきて、我が日常生活を脅かしてくれるのか、考えるだに恐ろしいものがあります。今回はかなりやっつけ仕事な台風対策でしたが、少し時間をかけてより完璧な対策をとるよう、方法を考えていかねばなりません。

 さて、そんな天気のさなかでしたが、今日は月一恒例のカラオケに行ってきました。もっとも、いつもは昼0時から夜8時まで、じっくりひたすら歌い続けるのですが、今日は参加者それぞれ夕刻に所要があり、また、台風も気になりましたので、午後6時には終了して解散しました。ひょっとしたら猛々しい雨風にさらされながら帰宅することになるんじゃないか、とか、カラオケ中に突然停電とかしたらどうしよう、なんて考えていたのですが、結局何事も無く普通に帰宅できました。多少物足りない感もありますが、喉が嗄れずに済みましたし、続きはまた来月の開催を楽しみにして、まずは歌える歌を増やしていきませんとね。あと、喉を鍛える方法があるなら、ちょっと試してみたいですね。唇を震わせるリップロールが良い、とどこかのサイトで読んだ記憶があり、それ以来練習して今は普通で30秒、調子のいい時は1分位唇をブルブルさせ続けられるようになったのですが、その後どう訓練をこの先進めていったらいいものか、またネットを渉猟して調べてみなければ、と思っているところです。ファルセットとか綺麗に出せるようになったら歌の幅も広がりますし。




 
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コミックヴァルキリー、月刊移行は楽しみであり、若干の不安もあり。

2011-05-28 22:42:26 | ドリームハンター麗夢
 今日は雨の中散髪に行ってきました。本当は先週行っておきたかったのですが、熱出して倒れてそれどころではありませんでしたし、と言ってこれ以上遅らせる訳にも行かず、雨を押して出かけたのでした。もうぼさぼさも此処に極まれり、というような惨状で、頭の体積が見かけ2倍以上に膨れ上がっていたのですが、主に左右の耳元辺りをバサリ、バサリ、と文字通りそぎ落として、ようやくそれなりの格好になりました。さて、前に散髪したのはいつだろう、とブログを検索してみましたら、1月22日となっていました。実に4ヶ月ぶりです。せめて先週じゃなくて、もう一ヶ月は早く刈っておくべきでしたね。次は散髪の時期を失しないよう、もう少し身だしなみに気を配ろうかと思います。

 雨を押してせっかく出かけたので、ついでに「コミックヴァルキリー」を購入しようと本屋さんに向かいました。いつも行く散髪屋さんのすぐ近所に、宮脇書店の支店があり、そこそこの品揃えで、いつも寄り道して本を購入したり立ち読みしたりしていたので、今回もそこで購入するつもりでした。ところが、定休日でもないのに店が閉まっているではありませんか。様子を見るに、店を閉めてしまったようです。単なる改装なのか、完全に撤退したのかは通りがかりではなんとも判断できませんでしたが、書店経営も厳しいご時世のこと、近隣にできたイオンのハイパーマーケット内の書店とか、競合する店も多い中、ひょっとしたら完全に閉まってしまったのかもしれません。駐車場の出入りが楽で重宝していたのですが、このまま撤退だとしたらかなり残念です。

 結局、帰路、自宅近くの書店で無事購入しました。雑誌コーナーに平積みになっていたのでちょっと驚きましたが、雑誌としても人気が出てきているなら喜ばしい事です。それに、来月から月間になるのだそうで、次はまた2ヶ月後か、と思いこんでいた私としては、嬉しい話でした。ただ、これまで隔月で仕事されてきた火浦R先生は、月間でやっていけるのでしょうか? 世の中には週刊で連載しているようなヒトもたくさんいるのですから素人目には月間でも難なくできそうに思えてしまうのですが、アシスタントの有無とかページ数とか絵の描きこみとかネタ出しとかで大分労力も変わるでしょうし、人それぞれの執筆スピードというものもあるでしょうし、私としては、たまに休んでもらっても構わないので、多忙に負けること無く、なるべく末永く続けてもらいたいと願い、応援するばかりです。
 さて、連載2回目の麗夢、まだまだお話は序盤の設定開陳モードのようで、動き出すのは次回からのようですね。色々と感触が異なる新連載、これからは毎月末が楽しみです。

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2ヶ月で血圧が上下とも30ほど下がりましたが、これは努力の賜物なのか、あるいは単なる季節変動なのか?

2011-05-27 23:46:30 | サボテン
 先週の今日はアナフィキラシーショックで血圧が下がったり熱出して倒れたりしていましたが、今は特に大過なく一週間を過ごしました。GW以来、初めて一週間フルで出勤したためか随分心身疲労が溜まっていますが、不快というわけでもなく、今は早く布団に横になりたい、と思うばかりの状態です。
 ここにきて体調そのものもよくなってきているのかもしれません。3月23日には、血圧が上178、下122なんて出て、その後も上150-160、下110前後、なんて数字が続いたりもしましたが、その後徐々に落ちてきて、今は大体上130前後、下は90前後になってきています。何度か測って平均を出しているのですが、たまに上115下78なんていうアナフィキラシーショックの時のような数字もでることがあって、そういうのが病的でなく、日常的にいつも出るようになってくれないものか、と更なる低下に期待しているところです。
 暖かくなってきて、気候的にも血圧が下がりやすい頃合いになっているのかもしれませんが、3月以降、納豆食べる時に添付のタレを半分だけ使ったり、お昼の仕出し弁当に添付のインスタント味噌汁を半分だけ食べるようにしたり、醤油をなるべく使わないようにしたり、というような地道な塩の摂取制限をやり、職場が山の中にあるのを幸い、毎日30分から1時間くらい山の中のアップダウンをうろつき回ったり、というようなここ2ヶ月ばかりの成果が反映しているんじゃなかろうか、などと自画自賛しております。ただ、130-90ではまだ高めで、中にはかえって危ない血圧ゾーン、なんて書いてある本も見かけたりして、できれば上下ともあと10ずつくらいは下げておきたい所です。2ヶ月で上下とも30以上下がってきたのですから、このまま続けていけば、悪くても1ヶ月か2ヶ月でそこまで到達するんじゃなかろうか、と楽観しております。
 といって夏の間血圧が低く推移したとしても、寒くなってまた上がってきたりしたらあまり面白く有りません。ダイエットでも痩せたあとにもとに戻ってしまうリバウンド現象が結構厄介な問題で、私も夏に絞った体重が冬にすっかり元通り、なんていうのをここ数年続けておりますが、血圧もそんなふうになったのでは、事が生命に直結しかねないだけに、ダイエット以上に深刻な問題です。といっても、今のところはなんともしようがないことではあり、まずはなにより安心出来るところまで血圧を下げる、欲を言えば、上115辺りが最もリスクが少なくなる理想血圧らしいですが、今は極稀に出るそんな血圧値を目指して、もうしばらく努力を続けてみるつもりです。ただ、雨降りが続くとたちまち出不精になってしまうので、それだけは何とか方策を考えないといけません。本当に、なんでこんなに今年は早く梅雨入りしちゃうんでしょうね・・・。
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技術が分からない人間は指導者になってはいけないんじゃないか、と思います。

2011-05-26 20:25:44 | Weblog
 今日は夕方から雨が降り出しましたが、気象庁によると、近畿も梅雨入りしたのだそうです。平年より12日、昨年からしたら18日も早い梅雨の到来ですが、いくらなんでもちょっと早過ぎ。雨になるとイネ科雑草の花粉も飛びにくくなるのでその点は歓迎ですが、当分、晴れ間は見られそうになく、サボテンの花が見られそうにないのが非常に残念です。
 その上、台風まで来ています。週末にかけて駆け上がってくるみたいです。予報を見るかぎり直撃はなさそうですが、またぐっと蒸し暑くなって、どっさりと雨をもたらしてくれる事でしょう。土曜日は出かけないといけない所要があるのですが、すっかりずぶ濡れにさせられそうです。

 さて、福島原発事故の話で、事故直後の海水注水を政府が中断させたとか、いや実は現場判断で中止していなかったとか、もう話があちこちに行って朝令暮改もここまで来るともう混乱するよりない気が致します。一体何を信じたらいいのか。現場レベルは正しい判断を下し、粉骨砕身で事態に対処していると言うのに、その上に立って指揮監督する人達の体たらくは、目を覆わんばかりな惨状を呈しているようです。我が国の組織は、どうもここ何十年来、優秀な現場とボンクラな後方という全く変わらない宿痾を抱えたまま、何ら改善もされていないようです。どうしてこう言うことになってしまうのか、その弊害に付いてはそれなりに知れ渡っていることだろうに、不思議でなりません。そもそも、原発安全神話も技術者サイドから出た話ではないのではないのでしょうか? できっこない100%絶対に安全安心なんて、およそ技術者なら言えるはずがありません。現場の技術者なら、様々な可能性の中でリスク管理しながら危険を最小限に抑える努力を続け、結果的に日々安全を確保しているはずです。でも、営業サイドからしたら、たとえそれが、ほぼありえない確率であろうと、危ない可能性があります、というようなことは言いたくも聞きたくもないのでしょう。そんな、技術の本質を無視した事務屋が実権を握っている組織はやはりおかしいと思うのです。現場や技術者を低く見るたわけたシステムは、今度こそ見直しをかけてもらいたいですね。

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4年ぶりの新刊を読むために、今慌てて一つ前の本を読み込んでいるのは私だけでしょうか?

2011-05-25 21:35:13 | Weblog
 今日、うちに帰ってみると、本が届いていました。随分前にアマゾンで予約はしていたのですが、いつ届くのかすっかり忘れていた『涼宮ハルヒの驚愕』でした。



 いや、正確に言うと、つい先日、アマゾンから「送りました」というメールが届いており、一応はそれを読んで、あ、そういえば発売は5月ってなってたっけ、と思い出していたのですが、その直後に色々あってまたそのことを失念し、今日届いているのを見て、やっと思い出した、という状況でした。
 もう最近あんまり発売日とかに気を取られることが無くなってきていて、ほんの数年前までは、例えば「マリみて」の新刊が出たらその日の帰りは必ず本屋さんに寄る、とか、出張中だったら寸暇を惜しんで本屋さんに入ってみる、というような事をしていたわけですが、今は余程でもない限りネットで新刊チェックもしないし、贔屓のコミックスでも、ふらりと本屋さんに立ち寄って、たまたま見かけて2,3巻買ってない「新刊」をさらっていく、なんてことも珍しく有りません。そういえばコミックヴァルキリーの発売も今月末でしたね。これは忘れないようにしておかないと・・・。

 とまあ日常そんな具合だったのですが、到着したからには読んでみたくなるのも当然で、早速佐川急便メール便の封筒を破り、上下巻と初回限定版特製小冊子があわせて3冊、きっちりプラスチックフィルムでシュリンク包装されていたのを、カッターナイフで中の本を傷めないように気をつけて切り開け、とりあえず写真のように封筒の上に並べて撮影してみたのでした。

 で、おもむろに上巻の方から読み始めたのですが、2,3ページもいかないうちに、これはマズイ、と思うようになりました。というのも、この巻の一つ前、『涼宮ハルヒの分裂』のストーリーがすっかり頭から抜け落ちており、新刊のお話のつながりが全く見えなかったからです。さすがは4年間のブランク、というわけでしょうか。そういえば、予約注文するときに、新刊が届く前に一度読み返しておこう、なんて考えていたはずなのですが、それもすっかり忘れておりました。
 というわけで、新刊を楽しむ前に、前の話のおさらいをまず始めています。それを終えたら、改めて新刊の『驚愕』を楽しませていただきましょう。それまではしばらく封印です。

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2800年前でもノコギリクワガタはやっぱりノコギリクワガタの形ですね。

2011-05-24 21:18:41 | Weblog
 今日も朝から雨が降り、肌寒い一日でしたが、夕方には晴れて、久しぶりのお日様が異様に眩しく感じました。明日も晴れますが、その後また雨続きらしいので、蕾が膨らんできたサボテンの花も、明日開かなければ当分お預けになりそうな感じです。まるでもう梅雨のような天気ですが、今のところ梅雨入りは九州南部まで。とは言え、昨年より20日早く、平年でも8日早い梅雨入りだそうですから、近畿も相当早いかもしれず、このところの天気を見てますと確かにそんな気がしてきます。

 さて、奈良県立橿原考古学研究所が、奈良県御所市室の秋津遺跡で、ノコギリクワガタの遺体がほぼ完全な形で出土したのだそうです。年代は縄文時代晩期。昆虫は腐りやすくてなかなか残らないそうで、クワガタの全身甲殻が発見されるのは、縄文時代に限らず初めての事だそうです。
 ニュースの写真を見ましたが、まさしくノコギリクワガタのオスそのもの。右のはさみがちょっと崩れ、胴体も全体にひしゃげてはいますが、ほぼ完全、というだけのことはあります。
 発見者の橿考研調査員の方は「子供のときクワガタを昆虫採集で見つけたときと同じ感動があった」と話したそうですが、私も、小学生の時に大阪市から枚方市に引っ越して、日常的にちょっとした森のある山が身近にある生活が始まってから、夏はクワガタムシを探すのが楽しみでした。枚方ではノコギリクワガタをゲンジと呼びならわしていたと覚えているのですが、ゲンジにはなかなか出くわすことがなく、見つけたときのうれしさは感動的なものがありました。でも、流石に当然ながら、希少価値はこの出土ゲンジのほうが圧倒的にすごいです。

 出土したクワガタは、橿原市畝傍町にある橿考研付属博物館の特別展で、5月25日から6月12日に展示されるんだそうです。それこそ歩いても行ける距離の博物館ですし、ちょっとのぞきに行ってみるのも面白そうです。


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公務員給与削減合意を、鬼の首を取ったように喧伝されても・・・。

2011-05-23 21:50:26 | Weblog
 今日はなんだか月曜日とは思えない、身体の軽い一日でした。この金曜日にアレルギーで熱出してぶっ倒れて、休みをひたすら休息に費やした結果と思われますが、普段の土日はそんなにハードな生活をしているんだろうか? と逆に疑問も湧いてきますが、今回に限ってはひたすら横になって寝ていましたし、のんべんだらりと無駄に時間を過ごしていた普段とは時間の有効利用度は遥かに高いと言えるでしょう。
 
 さて、国家公務員の給与を引き下げ、震災復興財源のために使おう、という話について、政府と連合系の組合との間で合意された、というニュースがありました。国家予算の中で1割を占める人件費から幾ばくか狩り集める、というのは致し方ないところでしょうが、これで挙げられるお金は3千億円程。復興に必要なお金からすると微々たるもので、ひょっとしたら、民主党は、票田の公務員組合の財布にまで手を突っ込む「荒行」をしたのだから、国民も負担を甘受せよ、と大増税に向けたパフォーマンスを演じてみせた、なんてことではなかろうか、とちょっと疑ってみたくなります。もっとも、連合系の組合は12万人ほど。もう一方の雄、組合員数8万8千を数える日本国家公務員労働組合連合会は賃下げ反対で、政府ももちろんまだ合意を得てはいません。大勢はどうあれ、まだまだこの話はどっちの方角に動くのか、見極めが必要じゃないか、と思われます。
 それにしても、政府は自衛官の給与も復興財源の対象にしているのだそうな。無理やり10万人も復興に駆りだされ、交代要員もなしに、個々の使命感にぶら下がって無為無策のツケを押し付ける政府が、どの口でその給与の一部を拠出せよ、と言うのか、私にはちょっと信じがたいものがあります。復興に駆り出された特別手当は大幅増額で付いているとは言え、半分を持って行かれて日頃の国防任務でも無理を通さざるをえない復興支援組以外の自衛官の苦労も、並大抵ではないと想像されます。その給与を削減しようというのは、いくらなんでもかわいそうな気がします。金額自体かき集めても微々たるものにしかならんのですし、財源はもっと他で求められないんでしょうか? 

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全快記念。サボテンの花づくし!

2011-05-22 22:07:31 | サボテン
 ここ数日グタグタだった体調はようやく快復、ほぼ元通りになりました。休日一日完全に潰してしまいましたが、それだけのかいはあったようです。今後は油断せず極力花粉を寄せ付けないように日々暮らすことに致します。

 さて、気分も良くなったところで、同じ花でもイネ科とは似ても似つかない美しい花がどっと咲き始めましたので、それを記録しておきましょう。
 我がサボテン温室の状況は、このとおりです。


 左下の小さな赤い花は、レブチア・クラインジアーナ。今は一輪だけですが、蕾が沢山付いているので、もうしばらくしたらかなりの群咲が楽しめそう。


 今、群れ咲いているのは、これ。ロビビア・アラクナカンサ。この間、一輪だけ咲いていましたが、今度は5輪まとめて咲いて、花束状態になっています。


 更に、今春、上の親から分離した仔のひとつも、見事に花を咲かせました。小さいうちからよく花が咲く、まさにロビビア属というべきサボテンです。


 黄色い花では、この碧瑠璃鸞鳳玉も咲いていました。天気がいまいちだったので開ききっていませんが、蕾がもう一つ出ているので、全開は次に期待です。


 控えめというとこのロホホラ・デヒューザ。刺の代わりに出てくる羊毛のような柔らかい産毛の中に、白っぽいピンクの花が慎ましやかに咲いています。


 和光丸もまた次の花が咲いていました。


 最後に、サボテンの花の中でも大きさと華麗さではトップクラスのロビオプシスの花。昨日まではこんな感じででかい蕾が伸びていましたが、
 

 今日は見事にラッパ状の花を開いていました。


 次は、これ。ノトカクタス・青王丸の蕾が膨らんできています。初夏を迎えて、我が温室はまさに花盛です。



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ほぼ24時間寝て、ようやく回復を意識できるようになりました。

2011-05-21 22:40:49 | Weblog
 昨日は完全にダウンしていましたが、今日は昼過ぎまで眠り続け、ようやく、起き上がれるまでに回復しました。まあ眠り続け、と言っても完全に意識不明だったわけではなく、数時間おきにトイレに起きだしたりはしていましたが、食欲は全く無くて、朝、昼とも水を少し飲むだけ、まともに食べたのは午後7時過ぎの夕食が最初でした。まだ全体に気だるさが若干ありますが、明日にはアレルゲンも抜けきり、ほぼ完治するんじゃないか、と期待されます。
 それにしても、イネ科雑草の花粉アレルギーが強烈なのは既に何年も前から分かっていたことなのですが、今回ほど酷いのは初めてでした。ハチに刺されると、次にまた刺されると死ぬかもしれないから気をつけるように、と言われますし、甲殻類やピーナッツの食物アレルギーでも生命に関わるアナフィキラシーショックを起こしますが、自ら、それも花粉症で体験しようとは思わなかったです。低下した血圧が健康的な数字だったのも、ショックといえばショックですが(笑)。
 あと、ショックといえば、さっき水を飲みに台所に行って、置いてあったバナナの匂いをかいだ途端左の二の腕にパアァッと赤い発疹が広がったこと。イネ科雑草花粉のアレルギーではバナナの食物アレルギーによるアナフィキラシーショックが生じるのだそうですが、まだ体内のアレルゲンが抜けきっていないためなのか、その匂いだけでも身体が反応してしまうようです。もうバナナを食べられない身体になってしまったのかと思うと、なんとも残念極まりないです。まあ、イネ科雑草花粉が飛び交うアレルゲン満載の今だけの問題で、それ以外の季節ならそう問題なく食べられるのかもしれません。それを期待して、また梅雨に入って花粉が飛ばなくなったら、試しに食べてみることにしましょう。倒れない程度に。

 明日は雨になるようなので、花粉はひとまず大丈夫そうです。雨となると出かけるのも億劫になりがちですが、今の私には安心して外に出られる貴重なお天気なのかもしれませんね。さすがに闘病記を3日以上続けるのは気が滅入りますし、明日は出来れば楽しいことをして、過ごしたいです。

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熱出して倒れました。

2011-05-20 19:46:58 | Weblog
 午前中はお客さんが来ていたのでまだしも気を張っていたのですが、帰られてからはもうダメで、昼もご飯にはほとんど手をつけずじまい。このままでは家に帰れなくなると思い、午後は特に緊急を要する所要もなかったのを幸い、急遽帰宅して、家で転がっていました。熱があって体がやたらほてるのに悪寒がして体が震えますし、リンパ節が腫れて節々が痛いですし、胃腸がグルグルなっていてとにかく気分が悪いですし、とにかく何とか無事うちにたどり着いたところで、抗アレルギー剤と胃薬、抗炎症剤を飲んで、ひたすら寝ました。
 今、夜8時現在、胃腸の症状はやわらぎ、悪寒はしなくなりましたが、熱はまだあって節々の痛みも取れていません。ただ食欲が出てきましたので、とりあえず軽く夕飯を食べ、解熱剤を飲んで寝ようと思います。

 さて、この急な発熱の原因ですが、恐らくイネ科雑草の花粉によるアナフィキラシーショックではないか、と推測しています。今朝食べたバナナが引き金になったのではなかろうか、と。先日来、急に血圧が下がってしんどくてたまりませんでしたが、既にその時点からイネ科雑草花粉による『攻撃』に晒されていたのでしょう。ただ、今までもイネ科雑草の花粉には発疹が出たり身体がだるくなったりする軽度のアナフィキラシーショック症状も出ていましたが、今回ほど強烈なものは初めてでした。異様に血圧が下がって熱が出て体の調子が悪化するなんて、何歩か間違えたらそのままあの世にご招待されそうな症状ですが、この時期マスクを外して外を出歩いたり果物を食べたりしてはダメ、という事を肝に銘じないとなりませんね。

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花粉症がひどくなったり血圧が急に下がってひどくだるかったり。

2011-05-19 19:57:14 | Weblog
 今日は油断してマスクもせず外で仕事していましたら、てきめんにヤラれてしまいました。もうくしゃみと鼻水が止まらず、目が痒くて大変です。間違いなく、イネ科雑草の花粉です。途中で、あ、これはヤバイ、と思ったのは後の祭りです。薬を飲めばいいんですが、そうするとまた今度は眠気と戦わなくてはなりませんし、とりあえず明日まで我慢して、症状が変わらないか悪化するようなら、明日の夜に抗ヒスタミン剤を飲もうと思います。
 花粉は花粉で辛いのですが、ここ2,3日、妙に体がだるくて、朝起きるのも苦労しています。今日は昼間あまりにだるくて、花粉症がひどくなったのか、と思ったのですが、血圧を測ってみてびっくり! この間まで上140-130,下100-90が続いていたのが、120-78になっているではありませんか。測定ミスかと思い、やり直してもほぼ同じ結果。機械がおかしくなったのでなければ、身体がオカシク、いえ、血圧値からすれば正常になったわけですが、いくらなんでも変化しすぎに思えます。特に、上はこれまで120台も何度か見ているのでそう不思議でもないのですが、下は90以下にはなった試しがないので、それが突如80も割り込む、という数字には、かえってどこか悪くなったんじゃないか、と首をかしげたくなります。恐らく、このだるさも急に血圧が下がったためではないか、と思われます。降圧剤を用いて強制的に血圧を下げるとだるくなったりしんどくなったりすることがあるそうですが、それと同じような状況が生じているのではないか、と思うのです。なにせ、少しずつ下がってきているとは言え、この冬以来ずっと高血圧状態で身体が慣れていたのですから。高血圧をサイレントキラーとはよく言ったもので、ある程度高いほうがかえって調子がいいように思えてしまうのですから世話がありません。
 この正常数値の低血圧状態、一種の病的な状態で一過性に過ぎないモノなのか、はたまたウォーキングや塩分控えめなどの地道な努力が此処へ来て一気に開花した、恒久的なものなのか、今日だけではなんとも判断しかねますが、この血圧値が正常値なのだというのなら、これに慣れ、ダルさを覚えないようにしなければなりません。でないと、これなら高いほうが楽、と思ってしまいかねませんから。

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今日は地上36階で仕事でした。

2011-05-18 21:37:14 | Weblog
 今日は大阪・梅田のとあるビルで説明会があり、出席するため田舎から出て参りました。
 大阪駅はでかい屋根がかかっているわ、あちこち見慣れないビルが立っているわで、すっかりオノボリサン気分で歩きまわり、道に迷い、しましたが、久しぶりに近鉄鶴橋駅で降りて環状線に乗り換え、車中から大阪城の姿を垣間見て、昼食は昔からよく行っていた老舗のラーメン屋「揚子江」で名物のチャンポンをいただき、夜は待ち合わせた知人とこれも老舗中の老舗のビヤホール「ニューミュンヘン本店」でおいしいビールと鶏の唐揚げをしこたま飲み食いして、胃袋と懐古趣味を満腹にして今帰ってきました。
 東京もそうでしたが、大阪もどんどん変化していって、出向くたびに様子が変わって行く感じがします。対してこちらは10年一日のごとく変化のないのんびりした世界で、代わり映えがしません。どっちがいいかはそれぞれでしょうが、かつてはこの大阪の街中で暮らしていた私もすっかり田舎のゆっくりした時間の流れに慣れたようで、街のスピードが気ぜわしく感じられるようになりました。

 さて、写真は説明会があった高層ビルディングの会議室から休憩時間に撮影した大阪の風景です。上天気で遠くまで見渡せたのが実に気持ち良いものでした。地上36階という高さは、ヒトをハイにする何かがありますね。もっとも、ガラスに頭を付けて下を覗き込み、道行く人の姿を見たときは怖気をふるいましたが。



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2年間、大西洋海底3900mに眠っていたフライトレコーダーの全記録が復元されたとは、凄い話です。

2011-05-17 21:20:22 | Weblog
 今日は朝から少し曇りがちでしたが、まずまずの初夏の上天気だったのが、夕方5時前になって、文字通り一天にわかにかき曇り、おどろおどろしい遠雷が轟いたかと思うと、沛然として大粒の雨が落ち出し、たちまちそれが立錐の余地もないほどに降りしきって、目もくらむ白光と共にドン! ガン! ビシャァッ! てな具合に雷鳴が鳴り響き、一発だけ、ガラスを震わせる大音声と共にそれは見事な稲光がホンの数百メートルほど先の地面に突き刺さるのが見えました。まるで真夏の夕立を思わせる雨でしたが、まだ暦は5月なのですよね。部屋の中でちょっとわくわくしながら見物しておりましたが、今からこんな雷が鳴るようでは、今年の夏が思いやられる気がいたします。

 さて、2年前、エールフランス航空のジェット旅客機が大西洋に墜落した事故で、水深3900m海底に沈んでいた残骸から飛行記録装置が回収された、とのニュースを2週間前の5月2日のブログで書きましたが、このほど、フランス当局から、フライトレコーダーの全記録と、搭乗員の会話が2時間分録音されているボイスレコーダーの音声記録が復元された、と発表がありました。解析には更に数ヶ月かかるとの話ですが、これで、謎に包まれたエアバス墜落事故の原因が、解明される可能性が出て参りました。もちろんその記録が完全に解析されたからといって、事故の全容が明らかになる保証はどこにもなく、多分なお残る謎がいくつか出てくることは避けられないんじゃないか、とも思うのですが、少なくとも洋上を安定飛行中のジェット機に一体何が起こっていたのかという可能性と、その事態を搭乗員がどう捉えていたのか、あるいは認識することもないままに突然逝ってしまったのか、などなどについては、かなり明らかになるんじゃないか、と期待されます。
 日本人が乗っていない、遠い大西洋での飛行機事故について我が国のマスコミがどれだけ報道してくれるのか不安はありますが、出来れば解析結果が発表された時には、その詳細についてできるだけきっちりと報せてもらいたいと切に願います。

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