かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

『最低』『最悪』の続きは、そろそろ疲れてきたので、せめてちょいワル、位でおさめて欲しいです。

2011-08-31 21:16:59 | Weblog
 台風12号はいつの間にか紀伊半島を上陸地点に選んだかのように少しずつ西から北へと進路を転じつつあるようです。2日夜から3日朝にかけては、うちも厳戒態勢で様子を伺うことになるでしょう。と言ってもサボテンを屋内に収容して、温室が倒れないように支えを置く位の事でしょうが。かつて、紀の川・吉野川沿いに南東から直撃されたことはありましたが、今回もし紀伊半島南部から上陸して縦断されたら、これはまるで神武東征ルートそのもの。うちの心配もさることながら、十津川村を始めとする奈良県南部の村や町に甚大な被害が出たり、道路が通行できなくなったりする可能性も大いに有り得ます。そんな山間の脆弱なインフラばかりでなく、東西の大動脈が一時的にでも絶たれでもしたら、私は4日にインテックス大阪まで出かけることも叶わなくなるでしょう夏台風は足が遅い、というのが定番なのだそうですが、それでも避けて通れないならせめてとっとと通り過ぎて欲しいです。

 さて、民主党政権3人目の代表が選ばれ、明後日には正式に日本国の首相に就任する事が決まりましたが、私の周りでは、何となく、いい風に世界が変わるかのような期待というか錯覚というか、ある種の安堵感が流れているようにも感じます。かく言う私も、これで少しはマシになるかもしれない、という期待はあって、新首相の手腕には注目、というところですが、果たしてそんな希望のメッキがいつ剥げるのか、冷静に見極めて行く必要があるだろう、とも思っています。なにせ先々代は最低の名をほしいままにし、先代は最悪の冠をついに最後の最後までかぶり続けてお辞めになるという状況ですから、「普通」にしてくれるだけでかなり高評価を得られそうですが、2代続いたお家芸が果たしてここで切れるのかどうか、興味は尽きないところです。でも、菅首相も大人気ないというかなりふり構っていないというか、まさかもう終わりという寸前で、朝鮮学校無償化適用手続きの再開を指示するなんて、ちょっと信じがたい行動です。少なくとも、国策として手続きの停止を判断したのですから、それをもうすぐ責任も無くなるヒトの独断であっさりやめていいものかどうか。新首相に引き継ぎ事項として「よろしく頼む」というのなら判るのですが、本当に最後まで最悪の名に恥じない行動力でした、なんて過去形で書くとまだ足をすくわれるかも知れませんね。なにせ、野田氏が天皇陛下に拝謁し、内閣を組閣するよう詔を頂戴するまでは、菅氏が首相として政府を司るのですから、やろうと思えば野田氏が首相になる瞬間まで、理屈の上ではなにかやろうと思ったらできる立場にあるのですから。与党も野党も「ヤレヤレ」なんて気を抜いてないで、しっかり最後までそれぞれの本分を果たして、新しい政権に発足直後から訳のわからない事態を押し付けずに済むようにしてもらいたいですね。

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台風はまだ遥か彼方ですが、既に異様な蒸し暑さで被害をもたらしています。

2011-08-30 22:18:49 | Weblog
 アメリカ東部を襲ったハリケーン「アイリーン」、38人の死者を出し、500万世帯を停電させる被害をもたらしたそうですが、かたや我が国にも、台風12号が刻々と迫ってきております。進路も昨日よりも西寄りに動いているようで、我が紀伊半島も、気象庁発表の予報円に辛うじてかかるくらいから、かなり中央付近に配置されるようになってきています。ただ、現時点の9月2日21時の予報円は、西は足摺岬から東は茨城県沖まで非常に大きな円になっており、まだまだどう動いてくるのか、なんとも言えない状態になっています。来るとしても2日から3日にかけての夜中のことになるのでしょう。明日にはもう少しはっきりわかってくるのでしょうが、この際とっとと来て4日(日)には跡形もなくどこかに行って欲しいです。願わくばインテックス大阪辺りまでは何らの被害ももたらさないようにして。
 被害といえば、今日は異様に蒸し暑かったですが、これも台風の影響らしいです。ということは明日もきっと昼間の暑さは今日と同じくらいにはなるはずで、正直、もう勘弁して欲しいと思わないでもありません。今日でも、昼間室内でじっとこもって仕事していればマシだったはずなのですが、あいにく午後一番の仕事で北へ1時間半ほど車で走らねばならず、その間のジリジリと焼けるような暑さたるや、もう思い出すのも嫌になる困った状態でした。熱々のシートで服は上下外内とも汗ビッショリになりましたし、日が当たる手はまた日焼けしてこれがヒリヒリと痛いのです。せめて冷房を入れて走ればよかったのでしょうが、たまたまガソリンが少し不足気味で、あまり無駄遣いもできない状態でした。窓を全開にして走りましたが、走っている最中はまだしも信号で停止したときは、ひたすら早く動いてくれ、と祈っておりました。
 明日も昼から今度は40分ほどですが北に向いて車で走っていかねばなりません。まあ今日の夕方給油はしておいたので何とか焦熱地獄は避けられそうですが、手の日焼けを防ぐ方法は特にないので、一日も早く苛烈な太陽光線が弱まって欲しいです。
 台風が行った後はすこーし気温も下がってくるみたいで、4日もあんまり暑くなくインテックスまで行けるかも、と期待しています。

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絶品の昼食にしばし至福の時を堪能しました。

2011-08-29 21:21:17 | Weblog
 今日は朝6時前には起きて準備を整え、7時過ぎには最寄り駅を出発、京都を経由して、一路東京へと向かいました。東京での滞在時間は4時間あまり。その内、最も重要な仕事は30分ほどと、わざわざ交通費をかけて東京まで行ったのになんという勿体無いことを、とどうしても思ってしまう仕事オンリーの上京でしたが、その分お昼ごはんだけはここでしか味わえない豪勢なモノをチョイスしました。
 地下鉄の麻布十番駅を降りて少し歩いた所に、「和門」という和食料理店があります。
公式サイト:http://www.azabu-wamon.com/index.html
 3年ほど前、ひょんな事でここの亭主と築地市場で知り合いになり、お店に誘われたのがきっかけで、以来時間と財布の中身に余裕があるときは必ず立ち寄るようにしています。というのも、ここでお昼ごはんを食べると確実に2,3千円は軽く必要になるという、日常的な昼食とは桁が一つ違う料金が発生するのです。もっとも、夜の部になるとそれが更に10倍に跳ね上がるので、機会があれば行きたいと思いつつもなかなか思い切りよく行くことができないでいます。
 まあ金額のことはさておき、ここの特徴は、築地に集まる魚から、本当に美味しいものを亭主自ら吟味して集め、それを芸術的で本当に丁寧な包丁さばきで惜しげもなく出してくれることです。繰り出される魚料理はどれをとってもまさに絶品。高いお金を出しただけの体験を確実にさせてくれる、そんなお店なのです。
 今日は、同行した2人をここにお誘いし、それぞれ、特性のうな重などを堪能してもらいましたが、私はさんまの刺身と塩焼きをいただきました。さんまなんて、近所のスーパーでも一尾98円とかで売っている極ありふれた魚ですが、ソレがこんな味になるのかと驚嘆する程、鮮烈で清々しい味になって出てくるのです。特に脂の乗った刺身のプリプリして歯ごたえもある身は、さんまという魚の常識を思い切りひっくり返してくれます。
 更に、亭主のおすすめで出してもらったさんまのワタがまた思わず身体が口から溶けてしまいそうになるほどにうまい! 鮑の貝殻にワタを置き、酒を注いで加熱したものなのですが、臭みは全く無く、芳醇な脂と旨みの全てを凝縮したような濃厚な味にほろ苦さが乗っかって、ご飯に載せてかっこむと、もうこの世のものとも思えぬ素晴らしい味が口の中に広がるのです。

 また、亭主の話術もまた巧みで、目の前で魚を捌きつつ、魚の種類や価値、さばき方や旨みを最大限引き出すコツ、などを色々とレクチャーしてくれます。その話を聞きながら最高品質の魚を味わう至福の時を堪能するのはさすがに毎回というわけには行きませんが、年に1回でも昼食5~10回分くらいを出す覚悟で食べに行きたくなる、また、誰か知り合いに紹介したくなる、「和門」はそんな貴重なお店なのです。
 今日上京した最大の目的は、午後1時半からのとある仕事でしたが、もうこの昼食だけで何かを達成したかのような満足感を充足させることができました。もうこのまま帰ってもいい、と半ば本気で感じるほどでしたが、それをエネルギーに仕事はつつがなく片付けて、うちに帰ってきました。
 次の上京の時にも、是非麻布十番に立ち寄りたいです。
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明日は仕事で上京しますけど、即とんぼ返りの慌ただしい一日になるはずです。

2011-08-28 22:14:34 | Weblog
 台風、11号はどうやら台湾で勢力を著しく衰えさせてそのまま消滅してしまいそうですが、12号のほうが徐々に大きく育ちながら西向きに進路を変えてきているようです。このままずっと西寄に進路を取れば紀伊半島も視野に入ってきそうですが、果たしてどうなるか、結果は1週間後位になりそうです。それが少し遅くなるとコミトレの日にかぶってきますので、来るなら来るでなるだけ早めに来ておいて欲しいとも思います。
 いずれにしても、この台風が通った後はグッと秋めいてくるんじゃないか、などと期待していますが、こちらこそ果たしてどうなるか、昨年はずいぶん残暑にも苦しめられた気がしますので、楽しみ半分、不安半分というところですね。

 さて、新しい与党代表は明日午後早くには決まるそうですが、その時間、私は投票場所のおそらくは割とすぐ近くで仕事しています。早朝から新幹線で行って、昼頃ヒト仕事してそのままどこにも立ち寄らず新幹線でとんぼ返りするという慌ただしい行程ですが、行きの新幹線ではただ座って同行者らと打ち合わせ、帰りは多分気疲れで寝てるかもしれない、という状態ですので、スケジュールの厳しさの割にはのんびりしている時間がかなり長くあります。もったいない、といえばもったいない時間の使い方ですね。まあたまにはそうやってゆっくりさせてもらっても罰は当たらないでしょう。今は仕事はもちろんですが、それに加えて往復のどちらかで富士山がキレイに見えるかどうかが気にかかっています。天気はどうやらもちそうですが、期待するにはちょっと大気の状態が不安定気味かも。

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10月にゴーヤを楽しむ予定の仮設住宅?

2011-08-27 22:56:53 | Weblog
 体力は期待通り今日は主観5割くらいの回復状況で目が覚めました。ここまで戻ってくると、一昨日の疲労は一体何だったのか? と不思議に思うくらいですが、ちゃんと食べて寝て、としていればとりあえずまだ回復しうるくらいの体力はあったみたいです。これも、そのうち回復するのがだんだん遅くなってくるのでしょうね。そう言えば10年くらい前は、風邪で熱でも出さない限り、こんな疲労はあまり感じなかったような気がします。だんだん無理が効かないようになってきているのを改めて実感させられる思いです。

 さて、不精しているせいか震災関連のニュースをあまりみないな、と思っておりましたら、久々に、仮設住宅に緑のカーテン、というニュースを読みました。まあ今年の夏は大変な暑さでしたし、そのくせ節電節電の大合唱でしたし、緑のカーテン、すなわち朝顔などのつる性植物で南向きの窓や壁を覆って少しでも太陽の熱を遮ろう、という話なわけだ、と思ってましたら、どうも様子がおかしい。貼付の写真には、小苗がちょろっとしか生えていないプランターがあるばかり。記事を読んでみると、なんと、今頃になってゴーヤを植えたプランターを並べたのだとか。
 これは、国の補助政策で岩手県、福島県における仮設住宅の暑さ対策なんだそうで、岩手県では1戸あたり2万1000円、福島県は8000~9000円と費用を見込み、今月から設置を始めたとのこと。
 ?
 ゴーヤなどの夏の植物の植え付けは初夏にやるもので、もう夏も終わろうかという今頃から植えて果たして育つのかどうか。担当者の中に植物の専門家はいなかったのか、と不思議に思うのですが、記事によると、1ヶ月ほどで壁面を覆う見込みなんだそうです。それを考慮しても一ヵ月後といえばもう9月の終わり。今年は残暑が厳しいという予報も出てはいますが、さすがに10月の声を聞く頃には、真夏の猛暑に相当するような暑さはありえないでしょう。
 それにこの金額は何?
 記事にもありますが、苗代、土代、プランター代をまとめて払っても一つ千円もしないでしょう。それが行政が試算するとどうして2万円とか9千円とかになるのか、梱包や仮設住宅までの輸送費などを考慮に入れても、あまりに水増しし過ぎではないでしょうか。それとも育つまでの管理費用まで見込んでいたりするんでしょうか? プロの園芸専門家を雇って、一軒一軒水やりや肥料、つるを這わせる紐や竹の類を組むなどメンテして回ったり、とか。でも、ゴーヤなんてホームセンターの土を買ってきて植えて水をしっかりやっていれば、そうそうおかしな育ち方はしないいたって丈夫なものですし、私としては両県の試算を担当した方の計算用紙を是非見てみたいと思うのです。

 なんだかちぐはぐな施策ですが、何もしないよりマシ、と一応は評価すべきなのか、もっとやるべきことがあるだろう、と無駄遣いを怒るべきなのか、せめて今から植えて楽しめる植物にすればまだよかったのに、とつくづくその取り組みの遅さと愚直過ぎる実行が惜しいです。



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夏バテ大雨政変映画、気になる小さなことがたくさんありますが、多忙のうちに流れてしまいそうです。

2011-08-26 23:03:34 | Weblog
 昨日の疲労は一晩で大分癒えました。昨日の夜が主観で稼働率3%未満位だった感じですが、今朝はそれが30%ほどに回復したような感じでした。寝る前にビタミン剤を乳酸菌系整腸剤と一緒に摂取し、また、竹シーツは3分の1に折りたたんで布団の隅っこに置き、寝る時に体が冷えすぎないようにして寝ました。今夜もう一度ビタミン剤を飲んでゆっくり寝れば、明日は稼働率50%超位にはなっているんではないかと期待したいです。

 さて、一方で空模様は極めて怪しげな様子になってきているようです。関東では豪雨に見舞われて空港とかも冠水したそうですし、関西でも雷がなって大雨が降って、となかなかにぎやかな空模様でした。しかも、南海上には2つの台風が巨大化しながらゆっくり北上中とかで、来週末から再来週にかけて、大きな影響をおよぼすことになりかねない様子です。2つの台風が接近すると予測のつかない動きをする可能性が高まるとかで気象庁では警戒しているようですが、今年はとにかくヤキモキさせる台風が次々やって来るので大変です。

 菅首相、こんどこそ本当に辞められたのですね。こうしてきっちり退陣されるまでは、いつ前言を翻すかとある意味ハラハラしながら見ていたのですが、もうそんなスリルともお別れというわけです。1年3ヶ月とこのところの総理としては長く努められましたが、さて一体何をしたのか、と頭を捻ってもなかなか思い浮かびません。まあ大地震のせいで、それ以前の記憶や印象が吹っ飛んだ感もありますが、その功罪を測るためにも、できればマスコミなどで就任から辞任までの軌跡をきっちりまとめていただきたいものです。次がどなたになるのか判りませんが、奈良県出身の方も候補の一人に上がっていることですし、いつもよりは少し気をつけて見ていくといたしましょう。

 『ジョジョの奇妙な冒険』が実写映画化されるという話があるのだそうな。うーん、アニメならともかく、あの雰囲気を実写で表現できるものなのでしょうか? 本当に出来上がったら、怖いもの見たさな感覚で一度は映画館に足を運ぶかも。そう言えば「仮面ライダーオーズ」の映画、「暴れん坊将軍」との共演が観たくていつ行こうかと思いつつ忙しさにかまけるうちに、8月が終わりそうで上映も終了しそうです。なんとか時間を作って早目にいかないと。

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なんだか急に夏バテ? な症状に悩まされています。これも季節の変わり目だからでしょうか。

2011-08-25 20:57:18 | Weblog
 昨夜は夜中に降った雨の音がうるさかったせいかどうも眠りが浅く、朝起きた時は既に疲労困憊状態でした。お腹の具合も悪く、出かける間際の体力は、主観では既に下限ぎりぎりに。それでも今抱えている仕事は待ったなし、というか今日のお昼締切厳守のものがあったので、どうしても出かける必要がありました。それも、通い慣れたいつもの山の職場ではなく、北のとある大学まで。一応朝の北行きは混むと言うのは頭にあったので、普段4,50分で走るところを1時間は優に過ぎるだろうという見込みで早めに出たのですが、朝のラッシュは想像を絶して、大学にたどり着くまでに2時間近くかかってしまいました。そう言えば今日は25日でゴト日だったな、と思いついたのは、疲弊しきった身体をやっとのこと車から降ろして大学の駐車場に立ったその時でした。まあそのあとは何とかだましだまし仕事を始め、当初予定通り何とか11時55分には締切の仕事を終了して相手先にメール送信し、事なきを得ましたが、こういう時だから、と注意をしていた矢先だったので、今日の体調激変はちょっとショックでした。

 まあここ数日、少しずつ体力が消耗してきているな、という感覚はあって、多分急に涼しくなったせいで夜中に身体が冷え過ぎているんだろう、とアタリはつけていたのですが、こんなにもいきなりがっくりとくるとは思っていませんでした。今、熱帯夜に備え、敷布団の上に竹を編んだシーツを敷いているのですが、暑いと感じたら竹シーツの上で、寒いと感じたら通常の布団の上で寝られるようにと考え、ここ2,3日は竹シーツを縦半分に折って布団の端に置いてます。一昨日の夜はそれで無事寝られたのですが、昨夜はどうやずっと竹シーツの上で寝てしまったようで、思いの外身体が冷えたようでした。暑い時には重宝した竹シーツですが、こうなるとまさに体を壊す元にもなりかねず、半分折なんて中途半端なことは辞め、また暑い夜が戻ってくるまで、一旦しまったほうがいいかも、と考えているところです。
 それはそれとして、今はいかにしてこの消耗しきった状態から立て直すかが課題です。来週月曜日には日帰りでちょっと早朝から新幹線に乗って遠出しなければならない仕事を控えておりますので、それまでには相応の体力を快復させておきたい所です。いつも、月曜日はこんなふうに具合が悪くて火曜日はまだ低調で、水木で体調回復、金曜日は元気、というのを繰り返していますので、例えば今日を月曜日と考えると遠出の日は金曜日相当となり、体調は回復しているはずです。まあそんなに思い込みだけで変化するとは正直思いませんが、今はそんなことにでも頼りたくなるほど、この体調低下を何とかしたい気分です。

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10年経てばヒトは本当になかなか死ねなくなるのかも?

2011-08-24 21:52:16 | Weblog
 10年後にはひょっとしたら強毒型インフルエンザもエイズもC型肝炎も怖い病気ではなくなっているかも知れません。そんな研究がアメリカから発表されました。詳しくは例えばナショナルジオグラフィックニュースを見てもらいたいですが、これまでの抗ウイルス剤が、特定のウイルスの特定のタンパク質などを標的にして作用するような、いわば直接攻撃を手段としていたのに対し、今度の抗ウイルス剤は、直接ウイルスを攻撃するのではなく、ウイルスに感染した細胞を見分ける機能と、その細胞ごと殺してしまうことで、ウイルスの増殖を妨害する、という2段構えの構造になっている特徴があります。しかも細胞を殺すのは細胞自身の持つ自殺回路。もともと細胞ががん化した時などに自殺を促すことでガンの拡大を阻止する役割を持つ遺伝的なメカニズムですが、これを動かすことでウイルスに感染した細胞を自殺させ、結果的にウイルスごと滅ぼそう、という作戦です。ウイルスを直接攻撃するタイプは、ウイルスが生き残るために進化してその特徴を変化させてしまうとたちまち効果を失いますが、新しい薬は、ウイルスの探知だけに特化した部分とやっつける部分が別立てになっているために、ウイルスがそれを克服できるように進化するのは大変難しいと考えられます。
 現在のところ、ヒトなどの動物の培養細胞を使ってウイルスを感染させる実験と、マウスによる動物実験でそれぞれ非常に高い効果を上げており、ついでより大型の動物で実験、最終的にはヒトで試して、効果があり、かつ重篤な副作用が出なければ、所定の手続きを経て新しい抗ウイルス薬として認可される事になりそうです。様々な状況を想定した実験や安全性試験などをひと通りこなすのに10年かかるというわけで、まだそんなにかかるのか、と思う反面、10年経てばひょっとしてインフルエンザとかも恐ろしくなくなる世界になるかもしれない、と期待もできます。その恩恵はヒトの病気だけではありません。例えば鳥インフルエンザとか家畜が感染して何十万羽、何十万匹と殺して地面に埋めないといけないウイルス病がありますが、それらにも使えるのならば、あんな無茶苦茶な処理をしなくても済むようになるのです。いろいろな病気が克服された末、最後に人類に立ちはだかるのはウイルスではないか、なんて思っていましたが、この研究が完成したらそれも杞憂に終わるのですね。もう10年後が楽しみです。
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心身不調と感じたら、血圧が下がっている証拠?

2011-08-23 21:46:05 | Weblog
 昨日に引き続いて、動画編集をゴリゴリ続けています。キャプション入れてみたり時間を微妙に調整してみたり。既にキャプチャが終わり、動画の切り貼りがほぼ完了して大筋が決まっていることと、少しずつですが操作に慣れてきたせいもあって、昨日よりはかなりスムーズに本日の最終バージョンの出力まで持ってくることができました。昨日は日付が変わってからようやく床につきましたが、今日は何とか通常の時間に寝ることができそうです。
 今日は昼過ぎからどうも調子が上がらず、ダルさと頭痛未満の不快感に悩まされながらの作業でした。これはきっと昨日の睡眠不足のせいだろう、と思っていたのですが、もしやと思い、血圧を測ってみたらがっくり落ちているではありませんか。このところ、急に多忙になったのと外出が増えたのとで、毎日の昼休みや夕方の散歩(山歩き)をしなくなり、昼食も外食が増えてきていたのですが、現金なもので一時はグッと下がった血圧が次第に上がってきて、今は春頃とあまり変わらなくなってきていました。それが、今日は久々に昼休みに歩きに出たためなのか、思いの外低い数値が表示され、驚いてしまいました。その一方で、血圧が下がってしんどくなるなんて厄介なことだ、と頭を抱えております。
 血圧が低いほうが血管の負担が少なく、脳や心臓が長持ちして健康にも当然良い、と期待されるのですが、血圧が高めのほうが、実感としては日々の生活で調子がいいのです。しっかり低めにコントロールしてその状態に体が慣れればいいのかもしれませんが、なかなかその境地に至るのは難しそうです。せめて夜はよく寝て回復に勤しむくらいしかできませんが、ひょっとして自分の体は標準よりも高血圧気味の方があっているんではなかろうか、なんて疑問も覚えます。まあいくら自覚症状がなくても肉体は確実に蝕まれていくわけですし、調子の激変は慣れで克服するように努力をし、今はとにかく、睡眠不足の解消を第一として、血圧の低め安定を期するようにしていくより無い、とは思います。

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動画編集も楽になったと痛感しました。

2011-08-22 22:34:51 | Weblog
 じわじわとまた暑くなってくる、という予報の通り、今日は少し蒸し暑さを覚える天気でした。明日以降、またもう少し暑くなってくるのだそうですが、今夜は今のところ、窓辺から冷ややかで風呂上りに心地良い微風が流れこんでいます。昼間少々暑くても夜寝ることが出来れば何とか頑張れそうな気がします。

 さて、仕事でプレゼンするためにパワーポイントに貼り付ける実験記録のビデオ映像の編集をしなくてはならないのですが、職場のパソコンではロースペック過ぎて満足に作業できないため、しょうがなくうちに持って帰ってきました。ところが、デジタルビデオカメラをIEEE1394端子に接続しても全く認識されません。ケーブルが緩んでいるのか、とボード側やカメラ側を挿し直してみましたが、やっぱり反応しません。まさかIEEE1394ボードが逝ったか、と思い、一旦電源を落としてガワを開けてボードを取り出してみたのですが、外観からはホコリが付いている以外は電解コンデンサが膨らんでいるわけでもなし、特に異常は見当たりません。ならばもう一度挿し直してダメなら諦めよう、とマザーボードに挿し直し、スイッチを入れてみたら、実にあっさりと認識されました。どうやらIEEE1394ボードがしっかり挿さってなかったみたいです。
 うーん、マザーボードなんて滅多にいじらないのにどうして緩んでいたのか、見当もつきません。以前デジタルビデオをつないだ時は問題なく認識されていたので、余計に不思議な思いが募ります。どうも不安が残りますが、まあちゃんと繋がったのでよしとしましょう。
 というわけで早速まずは動画を取り込んでみたのですが、一昔前に比べて操作も実に楽になった事を痛感させられました。デジタル映像を無圧縮でとりあえず取り込んでみたのですが、以前ならたちまちハードディスクの容量が圧迫されていくのをヒヤヒヤしながら見ていたのに対し、今はものすごいサイズにふくれあがっていく動画ファイルを見ていても、ちっとも慌てることなく作業できるほどに、ハードディスクの容量が圧倒的に大きくなっています。編集も実に簡単でもたつくこともなく、ソレをDV品質で書き出したり、圧縮して書き出したりしても待たされる、という感覚を覚えないまま、作業が終了します。一昔前なら、書き出しコマンドをスタートさせて一風呂浴びたりしてもまだ終わってなかったり、なんてこともあったのに、まさに隔世の感です。
 しかもこの動画、訳あって1分以内に収めないといけないのですが、一応絵コンテを書いて大体の秒数を決めてやっても、大抵想像以上に尺が足らなかったり逆に冗長だったりする部分が出てくるものです。それが今は簡単に何度でもやり直して内容を変えていってもそのたびに待ち時間が発生することが無く、ストレス無く作業が進められるのです。本当にいい時代になった、とつくづく感じますが、その分妙なこだわりも出て、結局トータルでかかってしまう時間は昔とあまり変わらないのかもしれません。

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6千人以上の人間が集団行動を取る様を、出来れば現地で見たかったですね。

2011-08-21 22:16:56 | Weblog
 なんだか寒いくらいの気温の急変ですが、やっぱりこのまま秋に突入するんじゃなくて、今週の半ばにはもう蒸し暑さが戻ってくるのだとか。こうして行きつ戻りつしながら夏が終わり秋が始まるのでしょうけれど、最近はその振れ幅がやたら大きい気がして身体に余計に障るように思われます。来週の月曜日は仕事で遠出しなくちゃならないのですが、現地が暑くなっているのか寒くなっているのかで服装を考えねばならず、どうしたものかと今から悩んでいます。来月の今頃だったらもうそんなに悩む必要も無くなっているんだろうな。早く時間が過ぎて欲しいです。

 さて、野次馬根性で注目していた「フジテレビ抗議デモ」、何だかいろんな数字が飛び交っているようで、一説には3万人以上、なんていうのも見ましたが、主催団体代表からの公表数字は6千人と、想像以上の人数が集まったそうです。いえ、仙人でも百人でもそれなりに凄いなとは思うのですが、数千人、あるいはひょっとして1万人以上の人間の集団というのは、やっぱり迫力がぜんぜん違うように感じられます。個人的に、この天気で雨模様っぽいので参加者がグッと減っていたらちょっと残念だな、と思っていたのですが、そんな懸念は見事に吹き飛ばされました。
 それにしても、抗議文の受取拒否なんて、フジテレビ側の対応はどうもギクシャクしているというか、大マスコミの一角とは思えない頑なな了見の狭さを感じさせるものでした。予想外の事態に怯えてパニックにでもなっていたのか、と疑いたくなるほどですが、ひょっとしたら本当にネット世論がそんな力を持ち始めているのかもしれないな、などと思いもした状況でした。マスコミが第3の権力、と呼ばれて久しいですが、そのうちネットが第4の権力として政府やマスコミを監視し、その非道を糾弾して影響力を行使するようになってくるのかも知れませんね。このデモのニュースはどのテレビでも流されていないそうですが、6千人以上ものヒトが集まるだけでも大変な騒動であるのに、それが報道されないというのはどうにも解せません。明日の新聞やワイドショーなんかでは取り上げられるんでしょうか? 見えないモノはないのと同じ、というような態度は、敗戦にひた走りっている現実から目を逸らして本土決戦を叫んでいた旧軍組織とあんまり変わらないように感じます。

 
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平賀源内記念研究所って、結局1年経ってどうなったんでしょうね?

2011-08-20 23:10:05 | Weblog
 今日は月例のカラオケの会の日。雨模様で涼しげな天気の中、久しぶりに9名と大勢のメンバーが集まって8時間歌いまくりました。9名も一堂に会すると順番が回ってくるのが大分かかりますが、その分喉の負担がないので、割と思い切りよく歌を選択できるのがありがたいです。これが3人とか4人だとすぐに順番が回ってきて喉を酷使することになりますので、終わった後は喉は涸れる、腹筋は痛くなる、と回復まで割と大変なのですが、今回はそれほど問題なく元に戻りそうです。昔、後白河法皇は今様(極簡単に言うと平安時代の歌謡曲、ですね)に入れ込んで喉を3回も潰した、という話が伝わっていますが、いくらカラオケが好きでも喉を潰すまでやりたいとは思いません。そういう意味では、今日くらいがちょうどよい負担だったと思います。

 さて、去年の今日、この日記で書いた「平賀源内記念研究所」って、その後どうなったのでしょうね。新たに「科学宝くじ」を創設して年間10億円程度を調達し、タイムマシンなど実現不可能とされる研究や常識にとらわれない研究をテーマに、国内外から50人程度の「異才、奇人」を集め、自由に研究してもらい、次世代の発展につなげようという目標をかがげていたはずなのですが、去年の日記を読み返すまで、私も全く忘れておりました。そこで、その後どうなったのかとちょっとググッてみたのですが、どうも続報がネットでは引っかかってきません。まさに思いつきというか、打ち上げ花火同然でとにかく上げては見たけれど、ぱっとマスコミに取り上げてもらったあとはそのまますうっと闇に消えてしまい、今や誰も覚えていない、ということなのでしょうか。ひょっとしたら東北大震災まではまだ政府でも覚えている人もいたけれど、その後の対応や原発事故などですっかりとんでしまったのかも知れません。しかしながら、それをうかがい知ることは自分には全くできないわけで、取材力のあるマスコミが追跡取材してもらいたいところです。別にその基金や研究所に何の期待もしてないのですが、馬鹿馬鹿しいと政府が気づいたなら気づいたで、そのこと事態をちゃんと知っておきたいのです。恐らくそのような話はこの研究所以外でもたくさんあったような気がするのですが、どれもこれも打ち上げ花火でその後の顛末が明らかなものはあまりないような気がします。
 もっとも報道自体が政府発表をそのまま紙面に書き取るだけのものになってしまって久しいようなので、そのような希望自体過ぎた話なのかもしれませんが。


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「はやぶさ」の感動をもう一度?! 果たして我が国が火星生命探査の先鞭を付けられるか?

2011-08-19 22:17:38 | Weblog
 昨日までの暴虐ぶりはすっかり鳴りを潜め、今日は一日それほど暑いという印象もないまま夜になりました。今、ブログを書いている横で開いている窓から入る風は、涼しいというより冷たいといったほうが適切な感じがする位です。今夜は窓を開けて寝たら確実に風邪を引くことでしょう。昨日までとは違って、少し暖かくして寝る事を考えておいたほうがよさそうです。
 さて、気づくのが遅れましたが、日本でも火星探査が検討されており、世界初の火星生物発見を目指したプロジェクトが進行中、というニュースをみました。打ち上げは2020年代前半、プロジェクト名は生命探査構想「JAMP(ジャンプ)」。国内の大学・研究機関から20名以上が参加、。宇宙機構で計画中の火星探査機を利用し、火星の赤道付近のメタンが豊富な土を採取。顕微鏡で生物の有無を確かめるという計画だそうです。
 日本でもそういう計画が立てられ、実現に向けて動く機運が生じているのは素晴らしいことだと思いますし、出来れば一刻も早く実現して欲しいですが、こういうプロジェクトがこうして報道されるようになると、これまで火星探査でリードし、今も探査車オポチュニティが2004年1月の着陸以来、今なお活動して火星表面を走り回らせているアメリカを刺激して、「日本よりも早く」とばかりに生命探査が可能な次世代探査機とか有人探査計画とか動き出したりするかもしれません。まあそうなったらそうなったで、火星探査や地球外生命探索が一段と加速し、進展することでしょうから、個人的には特に問題も無い、というよりも大歓迎だったりするのですが、小惑星探査機「はやぶさ」や宇宙ステーション補給機「こうのとり」で魅せた高度な無人制御技術をはじめとする日本の技術力を持ってすれば火星の生命発見は不可能ではない、と思うだけに、やっぱりもし本当に可能ならばその一番槍は日本につけて欲しい、という思いもあります。結局はグループの研究開発に対する実力と熱意、それに予算と人員をしっかりとつけ足を引っ張らずしっかりプロジェクトをサポートする政官の見識と度量が計画の実現を左右するわけで、是非それらが醸成されるように願うばかりです。

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致命的なミスを犯してしまったのも、この暑さが悪いんです(ということにしておきたい)。

2011-08-18 22:46:25 | Weblog
 今日の昼間はなんだかこれまでに比べても特別に暑かったような気がしました。仕事先に移動するため、朝から車で走っていると、フロントガラス越しに見える前方の空は厚い雲でびっしり覆われ、なんとも暗い今にも降り出しそうな気配がしているのに、何故か強烈な太陽光線が車を熱し、車内を灼き、露出した手や腕を日焼けさせてくれました。あれだけ雲が出ているのにどうして日が射すところだけ雲が抜けているのか、ままならない空模様になんだか無性に腹が立ちましたが、天を仰いでもどうにもなりませんし、空ばかり気にしていたら危なくてしょうがありません。そこで、なるべく肌の露出した部分は日に当たらないようにと、ハンドルやクラッチレバーに添える手の位置を頻繁に変えながら、とにかく走り続けました。
 でも、そういう暑さで疲弊した心身の状態で仕事をするとろくなコトがありませんね。仕事先でとある実験の記録をビデオで撮影していたのですが、一休みした後、誤って一度撮った映像の上から別の映像を重ね書きしてしまいました。気がついたときには後の祭りで、貴重な実験記録映像の8割が消失し、この熱い中ビデオを構えていた私は、もうがっくり来て気力が失せてしまいました。
 久し振りに動かすビデオカメラだったため、ちゃんと映像が記録できているか確かめようと休憩中に巻き戻してチェックしていたのですが、その後、テープを巻き進めて最後のシーンまで移動させておくのをすっかり忘れ、仕事を再開したのが運の尽きでした。もう信じられないミスを犯した自分に腹が立って容易には収まりませんでしたが、幾ら怒鳴り散らそうと消えた映像は戻ってきませんし、そんなことにエネルギーを費やして暑い空気をイヤ増しに熱することもないと自分に言い聞かせ、それよりもどうやってリカバリするかを考えようと、まずはかろうじて残った2割の映像を吟味しつつ、撮り直しがききそうな部分を後日改めて撮り直すことにして、都合5割くらいは何とかなりそうだ、という目処を付けました。
 全く、暑いとろくなコトがないとぼやきつつ、明日の雨で暑さも一息つく、という情報に一縷の望みをかけて、冷静に楽しく仕事を進めようと気持ちを新たにしました。でもこれで明日の雨が空振りになったりしたら、ちょっと簡単には立ち直れそうにないかも? なんて思ったりもします。早く夏が終わってくれればいいんですが。

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家族サービスで龍神温泉へドライブに行きました。

2011-08-17 21:15:24 | Weblog
 今日は夏休みの家族サービスで、近畿の秘境「龍神温泉」まで日帰りのドライブに出かけました。高野山 金剛峯寺の前を通り過ぎて、奈良県と和歌山県の県境を縫って、標高1000mの尾根を伝いゆく高野龍神スカイラインを走ること40キロ余り。道中はガソリンスタンドはない、携帯の電波は届かない、ところどころあちこちで崖が崩れて工事中、というハードな道でしたが、家を出て3時間余りで目的地の温泉にたどり着きました。
 龍神温泉は、炭酸水素塩泉、pH8の弱アルカリ泉で、美肌効果の高い、日本三美人の湯のひとつに数えられています。一角は、山の中に忽然と現れる湯治場で温泉旅館が立ち並んでいますが、今回は日帰り客でも700円出せば入ることができる外湯の「龍神温泉元湯」という施設に立ち寄りました。源泉の温度は、毎分40リットルほどの自噴が46℃、ボーリングして毎分200リットルほど汲み上げているお湯が48℃と、沸かさなくても十分に入ることができる温度で、そのことがしっかり浴室内にも明記してありました。お湯は無色透明、無味無臭の、十津川温泉の硫黄臭などを思い浮かべると少々物足りなさも感じるお湯ですが、しっとりと肌にしみ込むような柔らかいぬめりがあって、実に気持の良いものでした。室内の檜風呂と屋外の露天風呂とがあり、両方に浸かりましたが、露天風呂で涼風に上半身を晒しながらの半身浴でも、10分もするとどっと汗が吹き出してくるほど体の芯に熱が通り、その後上がった後もしばらくはほてりと発汗が止まりませんでした。冬ならまさにほかほか気分が味わえそうですが、冬は雪と氷に閉ざされ、定期バスも運行を休止するようなところなので、残念ながらその気分を味あうことは当分の間なさそうです。

 風呂から上がった後は、しばらく眼下に流れる日高川の河原を眺めつつ、休憩室で一休みして、帰途につきました。帰りも結局3時間余りを要し、都合往復6時間半、ひたすら山道を走り続けるのが大変でした。温泉としては実に素晴らしいものがある龍神温泉ですが、せめてあと1時間くらい短い時間で走ることが出来ればもう少し頻繁に遊びに行けると思います。距離はもちろんいかんともしがたいので、やはり道の整備が一番ですね。

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