かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

4年に1度の2月最後の日は、思わぬ雪にてんてこ舞いでした。

2012-02-29 20:40:58 | Weblog
 今朝、暖かい雨の中、通勤に急いでいると、山のほうから降りてくる対向車の屋根やボンネットに、うず高く雪が積み上がっています。多い車は多分10センチくらいの厚さの雪を載せていたことでしょう。中には、フロントガラスが半分以上雪に覆われていて、辛うじて前が見えているだけのように見えるのもいました。今朝、我が家の方は昨日に比べるとずっと暖かで、寝起きにいつもつけているストーブもつけずにいようか、と迷ったくらい(結局つけましたが)でした。その上かなり強い雨が昨夜から降り続いていたので、これで雪が積もっているなど全くの想定外だったのです。というわけで恐る恐る職場まで行きましたが、辿り着くまでのほとんどは雪で危ないということもなく、道端の土の上や家々の屋根の上が白くなっているばかりでした。これなら大したこともない、と高をくくって最後の山道にかかった途端、状況が一変しました。白くはなってなかったのですが、分厚い半透明なシャーベット状の雪に道が覆われ、わずかに先に行った車の轍だけが残っている、という状態だったのです。とにかく慌てず焦らず轍を外さないことだけを考えてゆっくり上がって行き、事なきを得ましたが、これでもし凍結していたりしたら完全にお手上げでした。 

 で、職場から見た風景です。


まあどこの雪国か、というような感じですが、普段はめったにこんなふうにはなりません。それなのに今冬はこんな光景を一体何度見たことか。冬に寒くて雪が降るのはある意味当たり前でもあるので、これをもって異常気象、というのとは違うのかもしれませんが、ここ10年余り無かったことなので、かなり新鮮な驚きを覚えています。

 さて、そんな雪の話ですが、うちだけではなくて、東京でもかなり降り積もって交通が麻痺したりけが人が出たりした、と昼休みに全国ネットのテレビのニュースで見ました。まあ友人知人の苦労が偲ばれないわけでもないのですが、東京という一地方の現象を全国にああもしらしめる必要があったのか、疑問ナキニシモアラズです。それも、たかだか雪で交通が少しばかり麻痺したりしただけのことを、さも全国民に知らしむるべき大ニュースであるのごとく報道する姿勢には、疑問を超えた不快感すら覚えてきそうです。もっとしっかり報道しないといけないことがあるだろう、とお決まりの罵倒を繰り返している次第ですが、まあそれすらもどうでもいいと言えばどうでもいいことではあります。そうこう言ってるうちに雪も溶けて無くなってしまいましたし。
 明日からは月も改まって3月。未だ梅もほころばない寒さが続きますが、再来週くらいには随分と暖かさが見に染みるような気候になってくれる事を期待しています。

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厳寒で野菜が高くてタイヘン!

2012-02-28 22:09:40 | Weblog
 今朝の最低気温はマイナス5.2℃を記録しました。布団と毛布をしっかりかぶって寝ていても寒さで目が覚めてしまう位家の中が冷え切り、道端の水溜りが見事に凍りつき、道路のカーブミラーもほとんど真っ白になってまるで役に立たず、今日の通勤は、普段の数倍、注意して走る必要がありました。空は良く晴れて、昼は冬らしからぬお日様が照り輝いていましたが、空気は冷たく、風は凍える強さで、日が差す割にはあまり暖かいという印象の無い一日でした。それにしても、これで今冬は何度マイナス5℃台を記録したことか。ここ数年の記憶をたどっても、これほど冷え込んだ冬は無かったように思います。雪だって、4回か5回積もったのではなかったでしょうか? もちろん近畿でも日本海側の町や、北の地域の方々からしたら、何ぬるいことをぬかしているのか、と哂われそうな話かもしれませんが、真冬でもそう滅多に氷点下になる事もなかった地域の住民としては、マイナス5℃以下などというのは想像するのが難しいほどの低温なのです。
 ただ、この寒さもどうやらようやく終わりになりそうな感じです。週間予報でもこの後冬と春の空気のせめぎあいで生じるいわゆる菜種梅雨の季節になるようですし、その雨が行き過ぎれば、一気に気温が上がって本格的な春の訪れ、と相成るのでしょう。これからは、一雨一雨が暖かさを呼ぶ文字通りの慈雨になりそうです。昨日の記事も、はからずもこちらでは一応当たった、ということになるのかもしれませんね。慌てず3月になって寒い日があった時に書けば良かった(?)。

 さて、そんな厳寒だったせいか、今野菜が高くて大変です。この間近所のスーパーで白菜が1個400円なんて値段が付いていてびっくりしましたが、ボリューム比で多分一番リーズナブルな冬野菜の代表がこんな値段になるとは、この冬の異常さが際立つ値札に見えました。リンゴも不作が影響してあまり安くなりませんし、そもそも例年なら店頭に並ばないか、並んでもビニール袋に5つくらい無造作に突っ込まれて売られるような小さなやつが、一個ずつ値段が付いて売られています。農産物は気象条件次第で出来不出来が振れるのは宿命とはいえ、この後もしばらく高値が続くのではなかろうかと思うと、少々げんなりもします。当分の間は、気象の影響を受けにくいもやしとか冷凍食品の野菜などを食べて、春播きの新野菜が店に並ぶのを待つしかないかもしれません。
 
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気象学の定義がどうであれ、2月=冬ではない! と私は思います。

2012-02-27 22:28:33 | Weblog
 今日は寒い一日でした。ひょっとしたらこの冬最後の寒波? な天気でしたが、職場至近のアメダスでマイナス4℃近くまで下がりましたから、充分一級の堂々たる真冬の寒波でした。ただ、身体が寒さに慣れてきているのか、一日中震えていたような1月2月の寒さほどには感じません。この寒波を最後に冬が終わってくれればありがたいですが、そうなると花粉がな、と別の憂鬱なネタが浮上してくるので、これはこれで厄介です。既に、先日暖かい時に結構飛んだのか、右目のまぶたが痛み、鏡を見るとまあ見事に腫れ上がっておりました。普段はメガネをかけているためかあまりヒトには気づかれずにいますが、自分で見ても「うわぁ・・・」と思うくらいで、何より目を開けているのがちょっと辛く感じられるのが困りものです。多分花粉が入って痒くなったのを無意識に掻いてしまったのでしょう。それで雑菌が入って、といういつものパターンです。意識している時なら我慢もできるのですが、とにかくしばらくは極力触らないようにして腫れが引くのを待つしかないです。

 さて、そんな寒波ですが、昼休み、なにげに気象関係のブログなどを渉猟しておりましたら、ある処で「この冬最後の冬型・・・」云々と書いてあるのが目に止まりました。でも、読んでみてがっかり。それには、テレビの天気予報で今回の寒波についてこの冬最後の冬型の気象配置と言ったらしい気象予報士が、「気象の世界では2月までが冬。つまり2月中はもう冬型はナイ♪」「3月にナイわけではありませんのでご承知おきを」と言い訳していたからです。ひょっとしてこの気象予報士は、視聴者を馬鹿にしているのではなかろうか? そんな言い訳するくらいならことさら「この冬最後」なんて強調しなければよかったのに、情報を発信する側にいながら、受け取る相手の知識や状況も考えずに自分達の世界でしか通用しない話をするなんて、なんとも情けない愚昧な専門家です。
 このところ、日々天気予報を見る視聴者は、一日も早い春の訪れを待ち望んでいるでしょう。そこにこんな誤解を与える言葉を持ってくるなんて、まるで状況がわかっていない。いくら気象学でそう決めているからといって、どこの誰がテレビの気象ニュースにそんな定義など意識してみているか、少しは考えてものをしゃべるべきでしょう。こんな専門バカに目立つ所で放言させていては、天気予報そのものの信頼にも傷が着くというもの。気象予報士に団体とかあるのかどうか知りませんが、仲間内でも自浄努力を発揮して実力のないものは淘汰していかないと、先々不安ばかりが募ります。

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2ヶ月ぶりのカラオケは、体力的に相当きついものがありました。

2012-02-26 21:48:30 | Weblog
 今日は月に一度のカラオケ三昧の日で、昼から予定通りいつものカラオケ屋さんに出かけました。先月は前夜に熱を出し、朝には熱は引いたのですが、万一インフルエンザだったりしたら、カラオケの狭い部屋で数時間一緒にいることになる仲間たちにうつしてしまう危険がありえたため、涙を呑んで欠席したのでした。幸い熱はその後再発することもなく、単なる過労か何かによる一時的な発熱と思われたのですが、今回はそれもあって是非参加しておきたかったのです。でも、2ヶ月ぶりのカラオケは何だか記憶にあるよりも遥かにハードで、12時から20時までの8時間、曲数13ですっかり疲れてしまいました。声も初めは全く出ないし、カラオケでしんどいと思ったのはひょっとしたら初めてかもしれません。
 やはり普段からの訓練が必要なようで、夏の頃は通勤の運転をしながら結構声を出して練習もしていたのですが、寒くなってからはとんとご無沙汰していました。そんなこんなが重なって、今日の疲労と相成ったようです。今夜から明日にかけては真冬並みの寒波でかなり冷え込むようですが、そのあとはしばらくキツイ冷え込みもなさそうなので、またゆっくり喉を鍛えて、新しい歌も覚えて、来月に備えると致しましょう。兎にも角にも声が出ないと始まりませんからね。

 
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放射性物質の除染作業、本当にその方法でいいの? と首を傾げたくなるものもあります。

2012-02-25 22:52:03 | Weblog
 今日は寒波の来る前に布団でも干そうと思っておりましたら、一足早く天気が崩れて雨になり、予定が狂いました。布団干しは来週までおあずけになりそうです。

 さて、福島県の柿農家さんの畑で、車を洗車するような高圧洗浄機の水噴射で柿の木の皮をはぎ取り、原発事故で飛散し、柿の木に付着した放射性物質を除染する作業が行われているそうです。単に洗い流すだけだと5割ほどの除染率が、皮むきすると9割以上になるとのことで、効果は抜群なのだとか。それはそれで結構なことだ、と思ったのですが、少し考えて、あれ?吹き飛ばした皮はどうなるの? という疑問が湧いて来ました。高圧洗浄機での皮むきは、別に特殊な作業ではなくて柿を作る農家さんでしたら全国で大抵の方が経験されていると思います。少なくとも奈良県の柿農家さんにとっては普通の冬の作業で、本来の目的は、木の皮のすぐ内側に潜り込んで冬越しを狙う害虫を、冬の間に退治するものです。ですから、作業自体に不自然さは全くないのですが、そうやって剥かれた皮は、普通は、放射性物質と共に水に混じって地面に落ち、そのまま土に混じるでしょう。ではその土ごと取り除けば、といきたいところですが、田んぼや畑と違って柿の畑では柿の根が張っているので土をはぎ取るのも限界があります。新たに放射性物質を受け止めた土が取り除けないとなると、木は綺麗になっても、畑が相変わらず汚染されたままになるのではないのでしょうか? それとも、児童が走りまわる校庭とかと違い、畑では地面に落ちた時点であんまり問題にならなくなるのでしょうか? あるいはやっぱり何らかの方法で土にも除染作業を行うのか。どうもよく分からないのですが、それでもそろそろ冬も終わり、芽吹きの春を迎えようという頃ですし、出来ればそんな疑問は杞憂であってくれたら、と願わずにはおれません。

 
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ヤマト復活! それもこれまでと違い、かなり期待できそうです。

2012-02-24 22:40:51 | アニメ特撮
 今日は完全に春の陽気でしたね。それを象徴するかのごとく、数カ月ぶりに虫が飛んでいるのを今日は見ました。子供の頃、この冬の終わりの陽気に騙され、サボテンを植え替えてその後にやってきた寒波でほとんど全滅の憂き目を見たことがありますが、多分あの時も今日のような陽気だったのでしょう。当時はまだ週間天気予報なんて無かったですし、早く生育をスタートさせてサボテンたちを大きく美しく育てることにしか頭がなかったですから、若気の至りで焦っていたのでしょう。幸い今は週間天気予報とか週間寒気予想なんていうのまでありますから、果たしてこの陽気が本格的な春の訪れを示すのか、はたまた冬の気まぐれかをかなり正確に知ることができます。現在はまだ冬と春のせめぎあいの時期で、ひところの厳寒期こそ過ぎましたが、まだまだ寒さが何回かは戻ってくる頃合いです。実際この日曜日にまた寒波が来て冷え込むそうですし、サボテンの植え替えももう少し我慢して置く必要があります。

 さて、「宇宙戦艦ヤマト」をアニメでやるそうですね。これまでにも何度も長編映画としてアニメがありましたし、この間は実写版なんていうのまでありましたが、正直申し上げて過去の名声にすがっただけのパッとしないものばかりだったように思います。これも多分そんなものなんだろう、とハスに構えて予告編映像を見始めましたが、ものの数秒で私の目は画面に釘付けになりました。
 感想は一言。実にカッコイイ!
 キャラクターが今風の絵柄になって、声優さんも全然違うヒトになって(当たり前ですね、前作は40年近く前なんですから)、それらがどうも違和感を禁じ得なかったのですが、3DCGで描かれた宇宙戦闘艦やガミラス艦隊との艦隊戦の様子は、思わず唸り声を上げたくなるほどの素晴らしさで、ヤマト発進!のシーンなんてまさしく鳥肌モノでした。とりあえず変なアレンジや解釈をしている様子はなさそうで、忠実に「原作」アニメをなぞり、現在のアニメーション技術でリメイクを施しているように見受けられ、それがまた、当時の熱い想いをまた漲らせてくれるようで実に嬉しい限りです。
 ここのところ、面白いものはそれなりにあっても、絶対観たい、外せないアニメ、というものはとんと無かったのですが、これはまさしく、そんな作品になりそうな期待を抱かせてくれます。とりあえず公式サイトで確認してみましたら、人物設定も、アレンジと言うよりも原作を深く掘り下げてより詳細に描き出した、という感じの肉付けがされていますし、何より女性キャラクターが森雪以外に数名増員されており、華やかさでは確実に原作を超えているようです。敵役のガミラス帝国の方はまだ何の紹介もされておりませんが、やっぱりデスラー総統やドメル将軍、冥王星のシュルツ司令なんてのは、今風アレンジでそのまま出て欲しいですね。あのキムタク映画みたく訳わからんドロイドもどきじゃなくて。通常の戦闘艦はそのままみたいですが、反射衛星砲とかデスラー艦とかはどういうデザインになるのか、まだまだ先の話ですが、今から楽しみです。


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ATCで展望台に登って来ました。

2012-02-23 22:22:10 | Weblog
 今日は仕事で大阪南港のアジア太平洋トレードセンター(ATC)に行ってきました。1年ぶりに訪れた場所でしたが、今回は少し時間があったので、煙となんとやらは高いところに登る、という話の通り、せっかく来たのだから、とATC名物(?)大阪府咲洲庁舎・コスモタワーの頂上にある展望台に昇って来ました。1階の入口で500円の入場券を買って、外壁に拵えられた外がよく見える専用エレベーターで52階を一気に上がり、エスカレーターで53回まで上がった後、そこからずいぶん長いエスカレーター(42mあるのだそう)で登った55階に、展望台がありました。360度ガラス張り、地上252mの眺望は、なるほどさすがの迫力がありました。

 こちらは、仕事をしていたATC棟です。それなりに大きな建物ですが、まるで積み木細工かレゴブロックのように見えます。行き交う車はまさしくミニカーのようです。目を凝らしてみましたが、人の姿は視認することができませんでした。


 今日は朝から雨で昼過ぎから上がりつつあったのですが、この時間になると、ところどころ雲の薄い所ができていたようで、目を転じると大阪湾に雲を透いて届いた陽の光が海面を美しく白く輝かせているのが見えました。


こちらはいつもお世話になっている(?)インデックス大阪。1号館が少し切れていますが、残り6号館までとエントランスがしっかり見えています。1ヶ月前は、あの片隅で同人誌を売っていたんですね。こんな角度から見下ろしたのは初めてだったので、なんとも感慨深いものがありました。



 短い時間でしたが、500円の価値は充分にありました。ただ、以前は800円だったそうですね。大阪府庁の一部が移転してきたせいなのか、値下げされたようです。800円だとちょっと微妙ですが、500円なら、また機会があれば天気の良い日や夜景などを楽しみに来てもよさそうです。
 ただ、ちょっと眺めているうちに、まるで乗り物酔いしたような気分の悪さが少しずつ募って来ました。壁面は足元までガラス張りで、見下ろすと垂直下、地上までしっかり見える所が何箇所かあるのですが、そこから下を見下ろしているうちに気分が悪くなってきたのです。恐怖を覚えることはありませんでしたが、無意識下ではやはり相当なストレスを覚えていたのでしょう。今夜それが悪夢に結ばれないか、ちょっと心配と言えば心配です。



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3万年も寝ていたら、きっと凄い知恵を内包しているに違いありません!

2012-02-22 22:23:13 | Weblog
 3万年前の植物の種が、芽を出し花を咲かせたのだそうな。
 シベリアの永久凍土に埋まっていた種をロシアの研究チームが掘り出してきて、芽を出させ、花を咲かせることに成功したというニュース、放射性同位元素による年代測定で、種は3万年前のものと判定されたという。

 正直申し上げて驚きましたね。生きる化石メタセコイヤとか、2000年を生き抜いた大賀ハスとか、樹齢数千年を誇る屋久杉とか、とにかく超長寿な生き物であり、また体中のどの細胞一個からでも完全に復元できる全身万能細胞な生き物であり、他の生き物のための餌になり酸素を生み出しあらゆる生命の礎となる懐の深い最強生物、それが植物だと認識はしておりましたが、よもやだからと言って特段特殊な保存方法を施したわけでもなく、単に永久凍土に埋まっていただけでSFよろしく万年単位でコールドスリープして、何の問題もなく蘇生して花までつけるとは、一体植物とはどこまで丈夫で不死身な存在なのだろう、と気が遠くなりそうです。生命力、というエネルギーが一体どういうものなのかは判りませんが、こと植物に限ってはそれをまさしく永久と呼んで差し支えないレベルで保持し続ける能力を持っているのでしょう。
 この植物の名前はスガワラビランジというナデシコ科の多年草で、現在の生息域は我が国だと北海道、あとシベリアとかサハリンとかなのだそうで、3万年前も今も北の大地に生息しているのは変わりないわけですが、果たして3万年前の遺伝子配列とその遥か後代の子孫たちの遺伝子は一体どれほど同じで、どれほど異なっているのか、こんなものを測定する機会などそうはありはしませんから、その手の学者からしたら文字通り喉から手が出るほど「美味しそう」な素材だと思います。できれば他にも色々出てきてくれないものでしょうか? 例えば南極大陸でロシアが氷の下の湖めがけて延々穴を掘っていますが、そういう所とかから、それこそ百万年、千万年、一億年単位で過去の植物の残滓が化石化せずに出てきたりして、ソコからDNAを抽出したり、はたまた植物体そのものを復元できたりなんて事が実現する時代が、案外ひょっこり訪れたりするかもしれませんね。まさに胸熱!です。

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橋下市長や維新の会はまず関西でしっかり実績を上げていただきたいです。

2012-02-21 22:06:10 | Weblog
 新聞社やテレビの世論調査で、次の政権にふさわしいのは、自民・民主の2大政党を大差で差し置いて、地域政党大阪維新の会が選ばれたのだそうな。首相にふさわしいのは、1位橋下大阪市長、2位石原東京都知事、と出たのもあるのだそうな。いや、まあいいのですけどね。私個人としては、維新の会も東西両首長も色々ありますがそう嫌いではないですから。でも、いくら何でもちょっと極端すぎやしないか、と私は世論とやらの動き方に危惧を覚えます。民主党がだらしなくてどうしようもないのは痛いほど理解出来たわけですが、そもそもその民主党を大勝ちさせて政権を握らせてしまったのは誰なのか、と考えると、今、維新の会や橋下市長に期待している全国の有権者達がまさにそうなのではなかろうか、と思えるのです。かつて民主党を選択した不明な眼力の持ち主達が維新の会を持ち上げつつある、となると、ちょっといただけません。関西の人間としては、橋下市長や維新の会には、大阪や近畿地方を元気にすることに全力を上げていただきたいですし、そのための必要な戦術としての国政への関与は認められたとしても、橋下市長を総理大臣にしたり、維新の会に国の舵取りをしてもらったりすることまでは、当面望みたくありません。第一、まだどちらも産声を上げたばかりの段階で、国政はもちろん、地方政治だって大阪府の財政再建に道をつけたくらいで、近畿浮揚につながるところまでは至っていません。それは別に非難しているわけじゃなくて、そんな短時間でドラスティックに物事がガラリと変わるものではないですし、地道に不断の努力を続けて初めて光明が差してくるくらいのものなのでしょう。だから、今は国政などにのめり込まないで、是非地方政治をしっかりやりこんでいただきたい。期待するのは勝手ですが、関西以外の人達に、無責任に国政への期待など高めて欲しくないのです。
 だから自民党にはもっとしっかりして欲しいと切に願います。みんなの党でも国民新党でもいいですから、既存の国政政党がちゃんとその役割を果たして政治を司るようにして欲しいです。


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死刑確定、でも執行してそれで終わりではあまりにもったいないです。

2012-02-20 22:31:09 | Weblog
 山口県光市の母子殺害事件、最高裁での死刑判決が確定して、ようやく終わったのか、という気がします。ある程度仕方のないこととはいえ、全てのケリがつくまで13年もかかってしまうというのがあまりに迂遠で、関係者の苦労を思うと何故もっと早くできないのか、といつもこの手の裁判には苛立ちを覚えてしまいます。しかもこれまでの法務大臣は職務である死刑執行を放棄していましたし、新しい大臣はそれなりにヤル気になっているみたいですが、何れにしても死刑確定から実際に刑が執行されるまではしばらくの時間がまだあるわけです。

 ただ、私個人としては、安易に死刑にすることは反対です。それよりも、何故死刑に値するような罪を犯したのか、その要因はなんなのかを生物学的に死刑囚を使って実験・調査すべきだといつも思います。弁護団はじめ、幼少時にうんたら、とか社会がどうとか色々と免罪するための理由を並べ立てていますが、そのような境遇に置かれたヒトがすべからく罪を犯すわけでもないでしょう。専門家でもなんでもなく、根拠すら無いのであくまで個人的な暴論ですが、私はその原因は個人的な資質、おそらくは遺伝的な何らかの変異なりが大脳の活動に影響して生じているのではないか、と思っているのです。まあこの手の事件のたびに書いているので今さらそのことを改めてまた書くこともないのですが、私としてはその可能性があるのだとしたら、その身柄を使って罪を犯す者と犯さない者とに生物学的な違いが本当に無いのか、しっかり調べてもらいたいのです。そんな貴重なサンプルを、あっさりと殺して焼いて埋めてしまうなんてあまりにもったいなさすぎるというものです。
 死刑制度そのものが俎上にあげられ、声の大きな人が死刑廃止論を盛んにぶちあげたりしますけど、ならばいっそ死刑は廃止して、死刑に値するような罪を犯す行為をヒトが何故やってしまうのかを、この際本気で解析するための試験材料として死刑囚を使うべきだと私は提言したいです。うまく行けば、遺伝子治療などで犯罪の芽を未然に潰す方法ができるかもしれませんし、そこまでいかなくても、犯罪傾向の強さを赤子のうちに判別し、その後の教育方法等でその因子が芽を吹かないように効果的に抑制する方法なども出来るかもしれません。いずれにしてもそれらを実現させるには、犯罪者の状態をしっかり理解する必要があります。脳学者や遺伝子研究者の中に、そういうことに興味を抱くヒトはいないものでしょうか? 日本にはいなくても、アメリカあたりだったら居ても不思議じゃない気もするのですが。

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前輪のタイヤが磨耗したので、とりあえず前後入れ替えで延命措置です。

2012-02-19 22:20:07 | Weblog
 今日は愛車のタイヤをローテーションしました。気づいたのは10日ほど前でしたが、多分その前くらいから車を走らせていると妙に左右に滑る感じがして、踏ん張りがきかないと言うか、ちょっと速めにカーブに侵入すると、今までのようにクイッと小気味良く曲ってくれず、ともするとそのままズルっと流れてしまいかねないような不気味な感じがしておりました。何故なのか、と不思議に思っていたのですが、ふと前輪のタイヤをしげしげと眺めて、ようやく気づきました。思っていたよりもタイヤの摩耗が激しく、内側の溝などほとんど無くなってスリップサインが出ていたのです。これでは踏ん張りが効かないのも無理からぬところです。ちょっと前に確認した時はまだ十分溝があるように感じられたのですが、それはタイヤの外側の溝を見ていただけでした。まさか内側が余計に削れていたなんて、ここでじっくり観察していなければ、多分パンクするまで気づかなかったことでしょう。でも、このままでは早晩タイヤが削れ過ぎてパンクするか、はたまたグリップを失ってどこぞのコーナーで吹っ飛んで事故るかするのはほぼ確実です。と違って、今すぐにタイヤを新品に交換するのは、お財布の状況からしてかなり辛いモノがあります。そこで、幸いなことに駆動輪では無い後輪はまだ充分に内も外も溝が残っていたこともあり、とりあえずタイヤの前後を入れ替えて、しばしの延命を図ることにしました。ジャッキが2台あったので片方ずつ前後を同時に持ち上げ、スペアタイヤなしで効率よく入れ替えてボルトを締め上げて、小1時間ほどで両側のローテーションを完了させましたが、試しに乗ってみると昨日まで不気味にズルっていた挙動がピタリと収まり、普段のキビキビした動きが戻ってきました。磨耗したタイヤも後輪なら負担は少ないのでしばらくはもつと思いますが、いずれ近いうちに交換しないわけにもいかないでしょう。馴染みのスタンドで聞くと、近々「タイヤ祭」でサービスしてくれるそうなので、とりあえずそこまでもたせて、代金の準備も整えた上で、新しいタイヤにし変えようと思います。
 それにしても、前に交換したのはちょうど一年前の去年の2月。その前のタイヤは1年半もったのに、今度は1年で磨耗してしまうとはいくら何でも早すぎです。ひょっとしてこの1年で私の運転が相当荒くなったんじゃなかろうか、そういえば最近燃費も落ちてきている感じがしますし。その辺りの自覚は確かにあるので、明日からは意識的に飛ばすのを抑えてタイヤへの負担を少なくするよう心がけないといけませんね。

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ネットで実名晒して言いたいこと言い放つなんて到底信じがたい蛮勇にしか見えません。

2012-02-18 22:51:25 | Weblog
 今日の午後遅く、外は雲こそ多く雪もちらついてはいたものの、歩くのには支障ない様子でした。そこで、念のため傘を手に休日の日課の1時間ばかりの散歩に出かけたのですが、半分も行かないところから急に東風が強く吹き出し、その風に乗って大量の雪が降ってきました。10分と立たぬ間に土や樹木が白くなり、アスファルトはしとどに濡れていきます。もちろんこんな事もあろうかと手にした傘をさしはしましたが、横殴りに走ってくる雪を半分受けきるのが精一杯で、腰から下はすっかり雪に絡みつかれてしまいました。その後程なく小ぶりになり、家に帰る頃にはすっかり止んでくれましたが、はたいても残った雪が溶けて染みこみ、ズボンやコートがすっかり濡れそぼちました。今夜降るかどうかは判りませんが、もし夜にあの調子で降ったら、翌朝はすっかり道路も白くなってしまうでしょう。明日が日曜日でよかったと思います。

 さて、つい先日、我が奈良県の総務部長42歳サンが、大手新聞社が今頃リニア新幹線誘致に名乗りを上げた京都と以前からの路線候補である奈良を同列に扱ったのが気にくわないと、フェイスブックでその新聞を買うな!と不買運動を呼びかけた「事件」。知事からお小言食らって終わったみたいですが、42歳で県のナンバー3たる総務部長と言えば間違いなく中央官庁から派遣されてきた優秀なキャリア官僚さんのはず。そんな頭のいいデキルはずのヒトが、実名晒してこんな幼稚な事をやるとは、ちょっと驚きました。きっと軽い気持ちだったのでしょうが、己の立場と実名を晒していることの重さを考えれば自ずと口が(この場合は手が、というべきか)慎重になろうというものですが、ひょっとしたら、フェイスブックにはそんな慎重さを懐柔する仕組みみたいなものがあるのでしょうか。私自身はなんであれおよそネットで実名を晒すなどという行為が正直いって信じがたいのですが、こういうソーシャルネットワークではそちらのほうが当たり前、という文化があるやにも聞いていますから、そのこと自体をどうこう言うつもりはありません。でも、それなら尚更話題や言葉遣いには重々注意を払うべきなのではないか、と思うのですが、この奈良県の総務部長サンのように、その辺りが実におろそかで、おおらかと言うか軽いと言うか、身内で雑談している調子で全世界にだだ漏れさせている例がどうやら結構あるらしいです。発祥の地アメリカでは、フェイスブックを通じて、参加者が意図しない個人情報収集が行われていたり、参加者同士の頻繁過ぎるやり取りに疲れてやめてしまったりするヒトが増えてきているそうで、そんなフェイスブックの欠点が改善されたという新しいサービスが始まったりしていますが、しばらくはいろいろな新しい試みが湧いて来て、淘汰されていくのでしょうね。
 私は正直言ってあまりにめんどくさそうで、今のところSNSというものにはそれほど興味を持てずにいます。そのうちそんな私でもやらずにはいられなくなるようなサービスが始まったりするのだろうか、と思いつつ、これからも過疎地のブログで暫くダラダラ続けるつもりです。

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たかが気疲れも嵩じれば肉体に影響を及ぼすものなのですね。

2012-02-17 21:48:15 | Weblog
 今日は昨日の続きで、昨夜歓迎の宴を張ったお客様を我らが仕事場に案内して色々説明したり見学してもらったりするというお仕事に一日つきっきりでした。綿密にタイムスケジュールを立てて臨んだのですが、移動途中制限速度50キロの道路で40出るか出ないかの低速でとろとろ長々とすぐ前を走るトラックがいたり、やたらと信号に引っかかったり、いきなり雪が吹雪いたりして、午前中はもうやきもきの連続でした。午後は幸いにしてそのようなこともなく、スムーズに移動したり見学したりして、予定時間通りに帰りの電車が出る駅にお送りしましたが、午前中のイライラが祟ったのか、ようやくお客様を駅まで案内して改札を抜けてもらった途端どっと疲れが吹き出て、へたり込みそうになりました。まあ何しろ大事なお客様でしたから、知らず知らずのうちにも緊張していたのでしょうね。そんな気づかれが溜まったせいか、今はもう眠くてしょうがありません。

 さて、ようやく寒気の底は抜けたと思いましたが、まだ大雪が降ったりする気象条件が根強く残っていたんですね。今夜から明日にかけては近畿地方でも結構な積雪があるらしいので、明日はじっと家にこもって、暖かくしていようと思います。何はともあれまずはゆっくり寝たいです。

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アルコールに脳が浸っていると些細なことでも大きく感情が揺さぶられますね。

2012-02-16 22:55:25 | Weblog
 今日は遠方からのお客様を迎えて、其の歓迎の宴で今まで飲んでおりました。少しご酒が過ぎたのか、さすがに頭が酩酊して、こうしてブログを書きながらも自分が一体何を綴っているのかよく分からなくなっていたりしています。まあこれくらいならなんとか明日に酒が残るようなことはないと思いますが、今夜一晩は何かとしんどいことになりそうです。

 さて、選抜高校野球大会に21世紀枠なる選抜方法で甲子園まで行けることになった宮城県の高校が、地震の被災を受けたりしたことで甲子園まで行くお金がなく、5000万円の寄付を募っているのだそうな。応援団の旅費などを合算するとそれ位かかるそうなのですが、いくら遠方からの出場だからと言って、高校の部活の一環に5000万円という金額が妥当なのかどうか、私には到底妥当とは思えませんが、といってならどれくらいならいいのか、と言われるとまた困りもします。でも、本当に5000万円もいるんでしょうか? 応援団が大挙して遠く宮城から甲子園まで行く必要もなかろうとも思いますし、選手たちの往復の交通費と甲子園周辺での滞在費に絞れば、確実に桁一つ下げられるんじゃないか、と思います。それでも大金には違いなく、高校生の部活で使う金額としては破格にも思えますが。
 私は基本的に高校野球というのは好きではありませんが、一所懸命甲子園を目指して努力する高校生たちという話自体はそれほど嫌いでもありません。でも、こうして一高校が出場するのに5000万円もかかってしまうというのなら、やはり甲子園大会などやるべきではない、と思ってしまいます。近畿周辺の高校が必要とする経費と、遠隔地の高校の経費があまりに違いすぎるのもおかしいですし、いっそ甲子園などと会場を決めず、国体のように各県持ち回りで開催すればいいんじゃないでしょうか? あるいはどうしても甲子園にこだわりたいのなら、決勝戦だけ甲子園でするとか、その諸経費は甲子園を目指す野球部を持つ全国の高校から退会運営費とでも名付けて徴収するとかして、理不尽な「地元負担」を無くすようにするべきなんじゃないか、と私は思います。

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果たしてメタンハイドレートが我が国のエネルギー資源になりうるかどうか。結果が待たれます。

2012-02-15 21:10:52 | Weblog
 昨日は慌てていたのか、タイトルをつけないままアップしてしまいました。全然気づいていなかったのですが、多分このブログを書き始めて、初めてのことではないでしょうか? そういえばちょっと最近ぼうっとしていることがあって、今日など朝からそのせいで愛用の湯のみを床に落とし、キレイに砕いてしまいました。ちゃんと手で持って食器棚から取り出したのに、お茶を淹れる所まで運ぶうちに手からするりと滑り落ちてしまうなんて、なんだか急に握力が失われたみたいでちょっとショックです。まさかこれが脳梗塞などの前兆ではあるまいか、などと最近の血圧値を思い浮かべながらプチ戦慄に身を任せたのですが、あんまりぼうっとしているとやっぱり何かにつけて危ないので、少ししゃっきりする方法を考えてみようと思います。

 さて、メタンハイドレートの発掘試験、とうとう始まったのですね。渥美半島沖1000メートルの深海の底に4本の井戸を掘り、ガスの採取に挑むのだそうですが、我が国の行く末のために、どうか無事成功して欲しいと心から願います。それにしても、掘削にあたっているのは探査船「ちきゅう」だそうですが、単なる地球科学研究によるボーリングだけじゃなくて、こういう純粋な科学調査から一歩実用化に足を踏み入れたようなことにも、この船は使われるのですね。文部科学省系列の独立行政法人の所有とは思えない「現実的な」利用方法ですが、まあ、1,000メートルの海底を掘れる船は、現時点ではこの「ちきゅう」しか無いのかもしれませんし、文部科学省系列といっても、最近は少し色合いが変わってきているのかもしれません。いずれにしても結果が報告される日が楽しみです。

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