この建物の奥、ちょうど舞台のようなところに何故か温泉の源泉が隠れており、何故か皆でスコップを手に奥を掘り返し始めました。するとたちまちお湯が大量に噴き出し、反対側の外に向かって床を流れて行きます。いつの間にか公民館は風呂場に変わったようで、私は左際にあった排水口の上に立ち、お湯を外に出さないようこちらに誘導するように、と人々に声をかけつつ、流れていくお湯を見ています。
と、また場面が公民館となり、机の並びの手前の見上げる位置に20-25インチくらいのテレビが設置されています。そのテレビになまはげのような姿が写り、踊っている様子が見えます。私は皆とその映像の撮影年代を調べようとして、床にはめ込みの銅製のような赤っぽい色をした1m四方くらいのパネルを見ました。そのパネルの内容はなぜか幼児向けのパズルのように大きめのピースに分かれており、数人がかりで、ああでもないこうでもないとパズルを完成させようとその一つ30センチ以上あるピースをはめ込んでいました。部屋には他にも男たちが居て、中には丸めた座布団を丸めて枕として寝転んでいるような人もいました。
そのうち、一人の小柄で丸顔、頭がやや寂しくなりつつあるおっさんが、食って掛かるように私に話かけてきました。強引に手を引いて部屋の端に連れてこられ、柿の葉寿司について色々と言ってきます。私の本も読んだと言いながら柿の葉寿司を食べたいと詰め寄ってきますが、私は応対するのが面倒くさくなり、好きにしたらいい、と投げやりに答えていました。
そんな夢を見た、というメモを、枕元のペンを取り、同じく置いておいた紙に書きつけようとしていました。ところがボールペンのインクが切れかかっているのか、線が書けたり消えたりします。しょうがないので、ひっかき傷状の溝だけでもあれば後で読めるだろうとインクが付くかどうかも気にせず書き続けました。