台風１０号になる予定の熱帯低気圧の動向が気象庁からも発表されましたが、欧米に比べるとサービス精神が不足気味です。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２５．７℃、昼の最高気温は３６．８℃、五條市アメダスの最低気温は２２．７℃、最高気温は３５．３℃でした。今日は朝からよく晴れ、夕方も何箇所かでそれなりの入道雲が立ち上がりましたが、結局雨は降らないまま、夜を迎えました。１８時頃雷のゴロゴロと唸る音が聞こえて来ましたが結局近隣でも雨は観測されません。ここ数日は連日夕立がありましたが、今日ばかりはこのあとも夜中にかけて降る見込みはなさそうです。ただ、風が結構あってしかも意外に涼しいので、今夜はそれほど寝苦しい事にはならなさそうです。
　一方台風９号は更に勢力を強めつつ沖縄の南の海上を北に進行中ですが、そのはるか東の海上、小笠原諸島の近くで台風１０号になる予定の熱帯低気圧が発生したことが、気象庁からも発表されました。この熱低は今の所西に進んでいますが、もう少し言ったところで台風になり、北上を始める見込みのようです。こちらに届くとしたらこの週末から週明けにかけてのことになりそうです。windyでみると、ECMWF（ヨーロッパ中期予報センター）予測だと、日曜日の２２時以降に四国と九州の間に入ってくるとして、その時の中心気圧が９２４ヘクトパスカル、GFS（アメリカ海洋大気庁）予測の方では、少し早くて日曜日の１１時ころに紀伊半島の熊野市辺りに上陸、中心気圧は９５５ヘクトパスカル、となっています。アメリカ予測寄りだと、場合によってはこちらは直撃を食らって被害甚大、ヨーロッパ予測寄りだと雨は降るかもしれませんがこちらはあまり被害を受けずに済みそう、ただし四国の西側や九州の東側、中国地方の西側とかは厳に警戒を要す、といったところです。まあ少々先の予測なので今後どうなるか確実な話ではありませんが、台風８号や９号は結構予測どおりに来ていたりしますので、万一に備えて警戒しておくに限る、という意味では十分に役に立つ情報かと思います。気象庁もこういうのを出してくれたらいいのですが、当面は台風化して進路予測が出るのを待つしかありませんね。

台風接近が雨を呼ぶのか？ ついでに気温を下げて秋を呼んで欲しいものですが。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２５．５℃、昼の最高気温は３７℃、五條市アメダスの最低気温は２３．７℃、最高気温は３５．８℃でした。８月も明日で終わりというのにまだ体温を超える気温を記録するなんて、今年の夏は一向に終わる気配が見えません。ただ、空気は確実に変わってきて、不安定化しているようですね。今日は、昨日のこともあったので昼過ぎから天を警戒していたのですが、案の定１５時過ぎに雷が聞こえてきて、１７時に一発ピカッと光った半瞬後に轟音が鳴り響き、近所に落雷したのを合図に、どっと雨が降ってきました。強い雨は１０分ほど、弱い雨が１時間弱で程なくやみましたが、雨の時間や強さを考えると多分１０ミリも降っていないでしょう。これで５日連続の夕立ですが、ただかなり局地性が強く、近所の降雨計にも記録が残りませんでした。ほんのちょっとしたことでズレて降ったり降らなかったりしているのかと思うと、これは運がよいと言ってよいのかどうか、少し悩むところですね。
　なお、気象庁の天気予報によると明日明後日も似たような天気で明々後日２日からは、信頼度C判定ながら３日ほど雨のマークが並んでいます。多分台風の影響が読み切れないということなのでしょうが、気象衛星の画像を見ていると、台風絡みの雲が紀伊半島沖からこちらに向けて北上してきているように感じられますし、Windyを見てみたら、なんとこの３日か４日には紀伊半島の沖合に台風が発生（１０号？）、そのまま育ちながらまっすぐ北上してきて、６日の日曜日にはこちらに直撃コースでやってくるような予報になっていました。気象庁の方にはなんの情報も無いみたいですが、この予測がそのとおりになるのなら、どうやら今週は週末にかけてかなり大きく荒れる天気になるかもしれませんね。
　一方で秋雨前線が青森県あたりに横たわっており、北側の北海道では異様に気温が下がり、十勝地方では最高気温１１℃という低温になっているところもあるのだとか。少しその冷気を分けて欲しいこのごろですが、とにかくこの秋雨前線が南下してきてくれないことには夏が終わりませんから、是非早めに降りてきて欲しいものです。
　

樹齢千年を超える大杉が気象災害で倒れてしまいましたが、その年輪から色々と貴重な情報が得られるようです。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２４．４℃、昼の最高気温は３５．９℃、五條市アメダスの最低気温は２２．６℃、最高気温は３４．４℃でした。今日は朝からよく晴れましたので洗濯をしたのですが、夕方１７時頃、そろそろ洗濯物を取り込まないとなぁ、と思っているうちにカーポートの屋根に大粒の雨が墜ちる音がバラバラバラっと鳴り響き、大慌てで外に飛び出ることになりました。昨日よりは降水確率が低く、多分夕立はなかろう、と高をくくっていたので、心底慌てました。幸い雨の降り始めは雨粒もまばらで大したことがなく、洗濯物が濡れることはありませんでしたが、家から数キロ北では時間雨量２６ミリのなかなか強めの夕立が降っていたので、もしこれにやられて気づくのが遅れていたら、洗濯やり直しになっていたかもしれませんでした。ちなみに今日の雨量はその数キロ北の橿原市中心部で１７時から２２時までに断続的に強めの雨が降り続け、５３ミリに、我が家から一番近い雨量計で１３ミリの雨を観測しました。昨日同様蒸し暑いばかりな雨でしたが、夜になってさすがにひんやりしてきている感じです。
　明日は今日とほぼ同じ天気になるようです。出かけるなら午前中〜昼過ぎまで。夕方には夕立に注意が必要、というところですね。なお週間予報では１日から連続して雨の予報が出ていますが、これは現在急激に発達しながら北上中の台風９号の影響でしょうか？

　さて、岐阜県瑞浪市の神明神社にそびえ立っていた樹齢１３００年とも言われる杉の御神木がこの７月の大雨の影響で倒れました。直径１１ｍ、高さ４０ｍとも５０ｍとも伝えられる巨木で、成長を続けていた貴重な大杉でしたが、杉の木は根が浅いためか、大雨で地盤が緩んだのがきっかけだったのか、ついに倒れてしまいました。
　そこで、古気象学を専門とする名古屋大学大学院環境学研究科の中塚武教授らの研究グループが、この樹の年輪を元に、千年余に及ぶこの地方の気象状況を調査する研究をはじめられる事になりました。主に地際から２０ｍの高さの幹部分からサンプルを得て、その木質部にある指標となる化学物質を測定し、各年代の気象データを推測して、過去の気象災害の復元を試みるそうです。この大杉は開けたところで育ったためか１年１年の年輪の幅が広く、単純に１年単位のデータだけでなく、もっと細かな単位での気象の変化も解析できる可能性があるとのこと。また、ここで得たデータは、考古学の年輪年代法のためのデータにもなるそうです。
　地域の信仰を集めていた古木でしたが、こうしてその身に刻み込んできた貴重な体験が抽出され、過去を知り未来に生かすために利用されるというのは素晴らしいことであろうと思います。樹齢千年を超えるような樹は今や大変貴重で調査の機会もそうそうないでしょうから、この際存分にデータを集めていただきたいものです。

安倍総理痛恨の辞任。気力だけでは病には勝てぬのは致し方無いでしょう。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２５．５℃、昼の最高気温は３３．６℃、五條市アメダスの最低気温は２４℃、最高気温は３２．８℃でした。今日は朝から雨が降っていました。私の覚えている限り、夜中の２時には既に降っていて、そのまま１０時頃まで梅雨のような雨が降り続いていました。その後は雨が上がりましたが日差しはほとんどなく、１５時位から東南方向から見るからに怪しげな黒雲が広がりだし、やがて大粒の雨が落ちてきて、１７時過ぎには雨脚が極めて強くなり、車のワイパーが効きにくくなるほどの豪雨となりました。雨は少しずつ弱まりながら２時間以上降り続け、ようやく上がって、今はそれなりに冷えた空気が窓から流れ込んできています。それにしても、１５時からしばらくは、雨が降っているのに異様に暑苦しく、蒸し蒸しした不快な空気が辺りに垂れ込めていました。ひょっとしてお湯が降っているんじゃないか？　と疑ったほどで、今日のその時間帯ほど空調の効いた部屋がありがたいと思ったことはありませんでした。雨量は地域によってかなり差がありますが、大体２０ミリから４０ミリ位のようです。車で走っているときなどはちょっと困りますが、毎日夕方にこれくらい降ってくれればずいぶんと夜が楽になるので、できれば明日以降も一雨お願いしたいところです。

　さて、安倍総理が体調不良を理由についに辞任されました。今年は特に新型コロナウイルス禍に見舞われろくに休みも取れずに国の舵取りに奮闘されていましたが、前回の辞任同様病には勝てず、痛恨の極みの辞任となりました。ここで辞めるんじゃなくて、政務はしばらく副総理に委ねて静養されてはどうかと私などは思いましたが、潰瘍性大腸炎という病気は慢性疾患で少し休んだくらいでは到底体調回復も望めないものなのでしょう。何はともあれ長期安定政権を担われただけでも十分にその職責は果たされたと思います。この上はゆっくり体を休め、回復に専念いただければと思います。
　それにしても、次の総理大臣はどなたになるのか、願わくば混迷する我が国を牽引しうる力あるリーダーに担っていただきたいものです。

　

道頓堀川が真緑に変色！ 猛暑とは色々なところに影響を及ぼすものですね。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２４．２℃、昼の最高気温は３３．２℃、五條市アメダスの最低気温は２１℃、最高気温は３１℃でした。今日は朝から東の空が分厚い雲で覆われて日差しが届かず、一方西の空は快晴で明るい青空が見えるという、なんとも不思議な感じのする空模様で始まりました。その後午前遅くまで東の雲が切れず、ようやっと日が出たと思いましたら、１４時頃から雷が唸りだし、１５時過ぎから大粒の雨がぼたぼたと落ちてきたと思う間もなくざあっとひとしきり強い雨が降ってきました。かなり局地的な雨のようで、仕事中の桜井市では結局大降りが続かず７ミリほどの雨量でしたが、住まいのある橿原市では１５時から１７時にかけて３０ミリの雨が観測されました。その割にあまり涼しく感じられないのですが、夜になって窓から流れ込んでくる風は相応に冷えて心地よい感じがします。

　さて、大阪ミナミの繁華街、道頓堀を流れる道頓堀川に藻が大量発生して水が鮮やかな緑色に変色しているとのニュースを見ました。まあ見事に緑々していますね。もともと都市部の川で富栄養化している上にこの猛暑ですから、藻が異常繁殖したのでしょう。プロ野球の阪神タイガースが優勝したときには興奮して橋から川に飛び込むお馬鹿さんが現れたり、いつだったか、ちょうどこの緑に染まっている部分を区切ってプールにしよう、なんていう驚きの計画をぶち上げた市長さんもいらっしゃいました（当時は知事だったかな？　両方していらっしゃるから記憶がごっちゃですね）が、この状況を見る限り通常は入りたいと思うような美しさとは程遠い衛生度であることは間違いないでしょう。しかし、藻が流れて消えてくれたら良いでしょうが、このまま残ったらいずれ腐って余計水質が悪化、その臭いが周辺に漂い、せっかくの繁華街が酷いことになりそうです。早めに除去して焼却するなり埋めるなりしたほうが良さそうに思いますが、大都市の大阪市ではそんな場所もなかなか確保できないでしょうし、一体どうなることやら、心配ではあります。

今更転向してもなあ、とも思いますが、これから少しはマシになっていくのかも、と期待するよりなさそうです。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２５℃、昼の最高気温は３６．５℃、五條市アメダスの最低気温は２１．２℃、最高気温は３５．４℃でした。今日も昼間は暑かったですが、昼前から雲が多くなり、日が陰る時間が次第に増えてきました。ただ、昨日もそんな様子で結局雨は降らずじまいに終わったので斜に構えておりましたら、今日は１８時過ぎに南から広がってきた夕立雲が頭上まで届き、ほんの２０分ほどでしたが、一時はかなり強めに雨が降りました。今、窓から流れ込んでくる空気がひんやりして心地よいですが、これで今夜はかなり快適に眠ることができることでしょう。
　それにしても、奈良市でも１７時に３１ミリの猛烈な雨を記録したのに、気温は１６時の３０．６℃から２７．９℃へと、下がったのはわずか３℃未満。五條市なら１０℃近く下がったでしょうに、一体奈良市のどこにそんな熱がたまるのでしょうね？
　一方、明日は今日よりも雨が降りやすい天気のようです。これで少しは昼間も涼しくなればいいのですが、今日の週間予報を見る限り、本格的に気温が下がってきたなと意識できるのは、９月に入って更にしばらくたってからになる様子です。

　さて、熊本県の蒲島知事が、今日の記者会見で従来の脱ダム方針を撤回、球磨川の治水対策として、自身が反対してきた川辺川ダムも選択肢の一つだ、と記者会見で発表されました。昨日熊本県では、県庁で豪雨被害検証委員会が開かれ、国土交通省から川辺川ダムが建設されていれば、球磨川の流量は４割減少していた、という試算が公表されたばかりです。ダム反対派の人達からしたら裏切られた形の知事の転向ですが、今から改めてダム建設を、と運動しても果たして実際に出来上がるのはいつになることか。それまでに水害が再び発生したらどうするのか、ダムがない現状で次にあるかもしれない被害をどう軽減するのかを考えておく必要があるように感じられました。しかし、そもそも知事に当選されたときから「ダムに頼らない治水」について真剣に考えていたら、やっぱりダムしか無いか、と早い段階で気づけたのではないのでしょうか？　結局ヒトが死に家が流れ人々の生活が完膚なきまでに破壊されてみない事には動き出せないという、行政や政治の悪い面が浮き彫りになった災害だったように感じました。これから台風が頻発する季節、応急でも何でも良いのでとにかく今早急にできることは何か、考えておいたほうが良いと思います。

大阪万博ロゴマーク決定！ 悪名も名なりを地で行く選択に、まあそのうち慣れてくるかも？

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２５．３℃、昼の最高気温は３５．９℃、五條市アメダスの最低気温は２２．３℃、最高気温は３５．３℃でした。今日も相変わらず暑い１日でしたが、午後から雲が増え、夕方には雄大な入道雲が東ー南の山の向こうに立ち上がり、暗い黒雲が流れてきて、今にも雨が降るかも？　と期待させる空模様となりました。結局は残念ながら東と南の山の方で降り、特に東は近鉄が止まるくらい土砂降りの雨になりましたが、西は葛城山のあたりで少し降っただけで平野部には一滴もなく、ただ蒸し暑いだけでした。そんなわけで、空模様に関してはなんとも残念な１日でした。天気予報も、一昨日まで木金は雨マークがついていたように記憶していますが、昨日の段階で雨が消えて晴れとなり、今日の予報では明日は夜に雨、明後日は曇りとなっていました。台風８号が当所想定よりずっと西寄りを通ることになり、日本への影響が限定的になったためなのでしょうが、期待していただけになんとも残念です。
　
　さて、２０２５年に開催される大阪・関西万博のロゴマークが選出され、公開されました。


なんともはや・・・、ちょっと気色悪い、という以外の感想が出なかったのですが、インパクト重視ということなのでしょうか？　候補作品は以下の通りで、


個人的にはAかBが良いなと感じ、選ばれたEが一番ないな、と思ったのですが、おしゃれにまとまっているより不安定な異様さの方が万博らしいとでも思われたのか、これに選ばれてしまいました。
まあ我らが奈良県の「せんとくん」だって出た当初はブーイングしか聞かなかったのにいつのまにか見慣れてしまいましたし、これも２０２５年までに散々あちこちで見るようになれば、そのうち慣れてきたりするのかもしれません。願わくばそれまでにコロナ禍が収束して皆が楽しめる万博になりますように、というところですね。もし今年のような状況になればさすがに万博など悠長に開いてもいられないでしょうし。

昨年の台風被害の補償交渉がまだ続いているそうですが、そうして続けていられるだけマシと言えそうな気がします。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２５．４℃、昼の最高気温は３６．１℃、五條市アメダスの最低気温は２２．４℃、最高気温は３４．５℃でした。今日は朝からよく晴れましたが、雲もそれなりに多く、時折日が陰って、気温が上がるのを抑えたようでした。それでも奈良市は３６℃を超えましたが、先週なら確実に３７℃を越えていたでしょうから、ほんの僅かとは言え少しは秋に近づいたといえるかもしれません。一方昨日までは夕立がありましたが、今日は残念ながら雨の気配はありませんでした。一応夕方には南東の方で入道雲が立ち上がったのですが、雨をもたらすほどではなかったようです。台風が接近するに連れてこちらにも少しは雨雲が流れてくることでしょうから、また明日に期待ですね。

　さて、台風８号が沖縄の西をジリジリと北上し、明後日には朝鮮半島に届こうとしております。我が国への影響のほどはまだ判りませんが、かすめて通る九州の西側は、雨風に注意が必要かもしれません。ところで、昨年の９月９日、千葉市で瞬間最大風速５７．５ｍの暴風を吹かせ、住宅地のゴルフ練習場を倒壊させるなど多大な被害を与えた台風１５号がありましたが、あれから１年になろうという今になっても、まだ倒壊したゴルフ練習場の下敷きになって破壊された住宅への補償が、まとまっていないのだそうです。下敷きになって壊れた家は１２棟。被害の補償については、災害が原因で起こった被害について裁判をセずに弁護士を間に入れて話し合う「災害ADR」というやり方で協議が行われており、ゴルフ場オーナーが、ゴルフ場の土地を売り払って補償するとしていました。それが、昨日行われた話し合いで、まだ補償内容が決まっていないという報告がありました。土地の境界線について課題が残っており、オーナーから年内には売買契約を締結し、住民の補償へ充てることを目指しているとのことでした。
　裁判ともなれば多分１年やそこらで決着することはなかったでしょうし、倒産して行方をくらませることだってできただろうに、金額は判りませんがオーナー側が誠実に対応しようとしている様子が伺えることなどからしても、今回の件はかなり運が良い案件なように感じられます。それにしても、地震に台風と今まで想像してなかったほどの大被害が出るような自然災害が増えてきているように感じられます。こうなると自分の身を守るのは時分の手で、とまずは意識して動かないと、思わぬところで手酷い羽目に陥らぬとも限りません。まずは万一を考えて危なっかしいところには住まない、というあたりを徹底すべきではなかろうかと思いますが、羹に懲りて膾を吹くのを損と捉えるか安心のために必要なコストと考えるか、ヒトによって大きく違うのでしょうね。

今日も夕立があって夜は涼しくなりそうですが、雷に打たれて亡くなったヒトもいますし、改めて気をつけませんと。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２２．９℃、昼の最高気温は３４．６℃、五條市アメダスの最低気温は２０．４℃、最高気温は３４℃でした。昨夜から今朝にかけては随分涼しく、窓を開けていると寒いくらいでしたが、昼間はよく晴れて、そこそこ気温も上がってきました。夕方になっても雲らしい雲はなく、これは今日は夕立はないな、と思っていたのですが、１９時頃から雷が唸りだし、４５分を過ぎた時分から、ざあっと雨が降ってきました。１０キロほど離れた隣町ではかなりザアザア降っているようですが、その雨がこちらまで届くのかどうか。しばらく注目ですが、といっているうちに雨音が大粒の雨に変わってきました。雨の強さはまだワイパーが効いて前面の視界を確保できる程度と思いますが、これから更に強くなってくるようだと気温も一気に下がってきそうです。これで、今夜もそこそこ涼しくなることでしょう。
　一方、台風８号はゆっくりと沖縄から九州の西側を北上しながら、高い海水温で育てられ、これからどんどん強大化していく模様です。どうやらそのまま朝鮮半島を南から北へ縦断するコースをたどり、こちらにやってくる事はなさそうですが、台風の通過に伴い大気の状態が不安定化して雨が降りやすくなる可能性があるようです。しばらくは空模様には注意が必要そうです。

　さて、昨日の夕方１７時半頃、長野県小諸市で農作業に従事していた東南アジアからの研修生？らに落雷があり、男性が死亡、女性が意識不明の重体となっているそうです。当時は豪雨が降り注ぎ、激しい落雷が連続していたそうですが、なぜそんなさなかにもかかわらず作業を続行していたのか、なんとも不思議な事故に感じました。東南アジアのスコールはざあっときてすぐ止むそうですからそういうのと勘違いしていたのか、なにかどうしても片付けないといけないノルマがあって雷雨をついて無理やり作業を進めていたのか、警察が調べているそうですが、安全責任など、雇用主に何らかの罪が課せられる事になったりするんでしょうか？　
　いずれにしても、雷は恐ろしいという常識を海外からくる人々にも周知徹底させるようにする必要があるのかもしれません。

やっと酷暑も一息つきました。夕立のあとは心地よい涼しさに包まれ、夜も気持ちよく寝られそうです。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２６．７℃、昼の最高気温は３６．４℃、五條市アメダスの最低気温は２４．６℃、最高気温は３５．６℃でした。今日は朝から雲が多い空模様でしたが、１４時位から遠雷が轟き始め、その後しばらくして、沛然として雨が降り出しました。雨は一時少し強めに降りましたが、全体としては夕立にしては弱々しく、雨量としては１０ミリ位にとどまりました。そんな体で雨は大したことなかったのですが、その雨で気温が劇的に下がり、非常に涼しい夜を迎えています。五條市のアメダスでは、１５時に１２ミリの雨が記録されていますが、１４時の気温３３．５℃が１５時には２２．４℃といっぺんに１０℃も下がりそのまま夜を迎えました。奈良市の方でも雨の記録はありませんが、今夜は２５℃を割り、涼しい夜を迎えている模様です。こうして夕立が降り出すと、そろそろ夏も終りが近づいてきた、という気がして参ります。今は四国沖合の小さな台風のなりそこないのような低気圧による天候の崩れですが、西南から台風８号も接近していますし、勢力を弱めた太平洋高気圧が東に後退しました。まだまだ夏から秋への変動期の端緒で暑さがぶり返すこともあるでしょうが、たとえ残暑は厳しくとも、殺人的な体温〜発熱相当気温の酷暑になることはもう多分なさそうです。

　さて、そんな天気のためなのか、今日は朝は平常通り６時過ぎに目が覚めましたが、朝食後しばらくしていつの間にか寝入ってしまい、１２時過ぎに目が覚めるまで２時間あまり遅めの２度寝をしてしまいました。多分これまでの暑さで夜あまり寝られないで睡眠不足気味だったのが、いわゆる睡眠負債として溜まっていたのでしょう。目が覚めた時は頭が驚くほどスッキリして、靄のようにずっと頭の中にあった眠気が綺麗サッパリ無くなりましたから。それで夜に寝られないかと言うとそんなことはなく、２２時を回った現在、かなり強い眠気を覚えています。幸い、久しぶりに本当に涼しい夜を迎えたことですし、今夜もゆっくり寝て、この土日で積み上がっていた睡眠負債を完済し、月曜日を迎えたいと思います。

久しぶりに明瞭な夢を見たので記録しておきます。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２６．７℃、昼の最高気温は３７．９℃、五條市アメダスの最低気温は２３．５℃、最高気温は３７．６℃でした。今日は朝からよく晴れて、気温もどんどん上がっていきました。気がつけば奈良市は昨日と同じ、五條市も発熱体温温度まで気温が上がっていました。ただ、夕方には入道雲がそこここに立ち上がり、空が全体的に曇ってきて、遠くの雷が時折不機嫌に唸るような音が聞こえて、暗くなる頃にはこちらでもにわか雨が降りました。ごく短時間で果たして道路が濡れたかどうかも怪しいくらいの弱い雨でしたが、場所によってはしっかりした夕立が降ったようです。心なしか窓から入る風も涼しさを増したようですし、この３週間ぶりの雨もそれなりに意味があったと言えそうです。これが猛暑酷暑の終焉を告げるものであったならありがたいのですが。
　天気予報によると、昨日までは明日は曇り時々雨、という予報だったのに、今朝には曇り時々晴れに変更されていました。こんな変更をされると心が折れるので、最初から雨などと予報しないで欲しいものですが、もっとも、午後からの降水確率は高めで、昼過ぎから夜にかけてはところによりかなり激しい夕立が降る可能性があるそうです。願わくば我が家の頭上でその雨が落ちてきて欲しいものです。
　
　さて、昨夜は涼しさからかかなり明瞭な夢を見たので、それを記録しておきましょう。今朝未明に観たと思しき夢２題です。
　１つ目。
　昔居たちょっと山の中の職場の駐車場のような広場にいます。車１０台位は余裕で止められるくらいの広さです。その広場の周りを、高さ５ｍはありそうな、竹や木で組んだ壁がぐるりと囲んでいます。内側から壁をよじ登ると、右手の向こう、ざっと１００ｍくらい離れた目線の高さくらいところに滝が落ちています。豊かな水量の瀑布が音もなくこちら側に流れ落ちています。左手を見ると、もう少し先に高さ３０ｍくらいの小山があり、上の方から数mずつの段々で、左右へ分かれるように滝が流れていました。段数は全部で１０段くらいでこれも結構な水量です。あ底なら涼しそうだ、と思いながら、私は壁からおっかなびっくり降りました。

　２つ目
　海が近い、かなりの水量のある川を流れに沿って泳いでいます。川の水は乳白色〜薄緑色に濁っており、透明感はありませんが、水量豊富でとうとうと流れている感じです。水は冷たいということはなく、私は、自分の前を進んでいく小型船？　ボート？　を追いかけるように泳いでいます。泳法はクロールですが、腕で一かきするごとにグイグイと身体が進み、今にも船に追いつきそうなくらい異様に速度が出ています。足もどう動かしているのかよくわかりませんが、一蹴りするごとにロケットのように身体が水を切り分け、上半身が水面から持ち上がる位勢いがあるので、息つぎも実に楽です。私は自分のその素晴らしい泳ぎぶりに、クロールは苦手だったのにこれはどうしたことだろう？　と終始不思議でした。
　どうやら水は大雨かなにかで大分増水しているらしく、普段は水面に出ているはずのものがほとんど沈みかけている様子です。その一つ、何かはわかりませんが、メキシコの柱サボテンみたいに腕を枝分かれさせているような柱が川底から立ち、その先端が辛うじて水面に出ています。見える限り、全体は黄色い膿のようなものをまとわりつかせるようすです。事実はどうあれ、見た目どうにも汚らしいので触らないように気をつけて泳いでいきますと、急に水が綺麗になり、透明度を増して底までスッキリ見えるようになりました。数ｍ下の底付近には青色などのカラフルで綺麗な小魚が群れてキラキラ輝いて見えます。その一方で、急に水が冷たくなりました。これはきっと川から海に入ったんだ、と直感的に思い、しばらく泳いでいたかったのですが、ついに水の冷たさに耐えかねて岸に上がることにしました。ちょうど行く手の左側に、幹線道路の歩道のような道が見えたので、そこに上陸しました。

　１つめも２つめもやたらと水に縁のある夢でした。水が冷たく感じたのは明け方で寒くなってきたからだと思われますが、それ以外の意味は今ひとつわかりかねます。一応易で卦を立ててみたところあまりよろしくない占断でしたので、しばらくは注意すると致しましょう。

アメリカで、遺伝子組み換えの蚊を大量に野に放って、憎き蚊を絶滅させようという計画が動き出すのだそうです。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２６．１℃、昼の最高気温は３７．９℃、五條市アメダスの最低気温は２２．５℃、最高気温は３６．３℃でした。昨夜もそこそこ涼しかったですが、北の奈良市は熱帯夜になりました。奈良県は小さな県で南部の広大な森林山脈地帯を抱えているので平野部の居住地はごくごく狭いのですが、それでも南北でこれほど気温が変わってくるのですから面白いものです。一方昼間はこれが体温なら急いでPCR検査を受けないといけない気温、五條市でも平熱並みの気温になりました。８月も２／３を過ぎましたが、まだまだ熱い日が続きます。

　さて、今年はあまり蚊を見ないな、と思っておりましたが、最近職場の事務室でよく見かけるようになってきました。コロナ対策で出入り口を開放しているのが原因でしょうが、これから酷暑が猛暑くらいに落ち着いてくると、飛来数ももっと増えてくるかもしれません。
　何かにつけ疎ましい蚊ですが、アメリカ・フロリダ州フロリダキーズで、ジカ熱やデング熱、黄熱病などの感染症を媒介するネッタイシマカを対峙するため、交尾してメスが生れてもボウフラの段階で死んでしまうよう遺伝子改変された蚊を２年かけて７億５千万匹放す計画が、地元の当局に正式に承認されました。地元住民や環境保護団体が反対していた計画ですが、米環境保護局（ＥＰＡ）が５月に、フロリダ州も６月に承認済みで、今回、地元のモンロー郡が計画を正式に承認したとのことです。
　殺虫剤を撒き散らすわけではないのでその点だけ見れば環境に優しそうな気もしますが、反対する団体は、遺伝子組換え生物を大量に環境に放つこと自体を問題視しています。私はアメリカでは遺伝子組み換えなど当たり前に実用化されているものだと思っておりましたが、なかなか根強い反感や懸念を抱くヒトがそれなりに居るのだと認識を新たにしました。
　放射線等で不妊処理をした成虫を大量に放って特定の害虫を退治する方法は、離島などでは成果を上げていますが、フロリダ半島の南端、キューバの対岸にある町は、ある程度離島と似たような環境だったりするんでしょうか。
　あとはこれで蚊が目論見通り絶滅させられたとして本当に環境に影響がないのか、検証が待たれますね。かつて毛沢東が大陸で雀絶滅を推し進めて農業に大打撃を与えてしまった過去の例などを鑑みても、一体何が起きるのか興味深いものがあります。まずはうまくいくのかどうか、次にその後何が起きるのか。あるいは起きないのか。次もちゃんとニュースで流れればよいのですが。


　

ヒグマが頻繁に出没するのに地元のベテラン猟師が公安に銃を取り上げられて撃てないなんて町には、住みたいとはなかなか思えないです。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２４℃、昼の最高気温は３７．６℃、五條市アメダスの最低気温は２０．９℃、最高気温は３６．８℃でした。昨夜から今朝にかけては異様に涼しい、というより寒いと言ったほうが適切な程気温が下がりました。奈良市では連日の熱帯夜から開放され、奈良県内のアメダスの一部では２０℃を切る最低気温を記録しました。一方昼間は相変わらずの猛暑、酷暑で殺人的な陽光が容赦なく下界を灼き払っています。気象庁の天気予報によると、この暑さは明日がピークで、土日は今のところまだC判定ながらやはり雨の予報が出ています。その後は最高気温が３５℃未満となり、ようやく暑さの峠を超えたと認識できるような空気になるかもしれません。もう少しの辛抱ですね。

　さて、北海道の養鶏場に巨大なヒグマが出没、ところが地元の猟友会のベテラン猟師は警察に銃刀法違反などの容疑で所持していたライフル銃などを召し上げられ、クマ退治ができないという、なんとも不可解なニュースをネットで見ました。猟師は銃を取り戻すべく公安相手に裁判を起こしているそうですが、公安側は自分たちの失態を認めず、危険な状態が続いているのだとか。事件が起こったのは２年前の夏のこと。市の担当職員と警察官立ち会いのもと、件の猟師が人里に現れたクマを射殺した結果、銃の所持免許の許諾権を持つ北海道公安委員会が、「鳥獣保護法・銃刀法・火薬取締法違反」を問うてこの猟師から銃を取り上げました。これに対して地元猟友会が反発、市に請われ、警察官が許可を出した現場で銃を使用したら罪に問われるという罠ぶりに、人里に危険な猛獣が出入りしている状況があるのに銃を使わないという選択がなされているのだそうです。　この話を聞く限り、明らかに落ち度は公安皮にあり、と言わざるを得ない話ですが、さすがに猟師側の意見だけを聞いて判断するのもどうかという気も致しますし、公安側も自分たちが悪くないと思うならちゃんと情報発信して潔白を訴えるべきだと思います。
　一方で、この町の市役所によると今年市内でヒグマが目撃された件数は、4月から7月までの4カ月間で38件、前の年１年間で40件だったそうですから、約３倍という驚異的なペースでヒグマの出没が続いています。それを考えたら、公安はいったい何を意固地になっているのか、もしそうしている間に市民がクマの犠牲になったら公安は責任を取れるのか？　こうなったら警察が率先して市民を守るため危険鳥獣の排除に動くべきではないのか、とか思わざるをえません。とりあえずはせめてこの裁判の行方を報道が丹念に追いかけてくれたらいいと思うばかりです。

アメリカ人の死因第３位に新型コロナウイルスが浮上？！

　昨日の朝の奈良市アメダスの最低気温は２６℃、昼の最高気温は３７．１℃、今朝の最低気温は２５．５℃、昼の最高気温は３６．４℃、昨日の朝の五條市アメダスの最低気温は２３．２℃、最高気温は３７．６℃、今朝の最低気温は２２．６℃、最高気温は３５．５℃でした。
　昨日はいろいろあって夜遅くなり、ブログの更新ができませんでした。が、気温や天気は相変わらずで、猛暑酷暑が続きます。ただ、夜温はほんの少しだけ下がったような感じがします。また、週間天気予報で、確度はC判定ですが、週末の土日は雨になり気温も大分下がりそうな予測が出ていました。体温と同じや超える気温も金曜日までで、土日のあとは依然熱い夏は続くものの、少し気温が下がって一息つけそうです。８月もお盆を過ぎて後半となってくるところですし、さしもの高熱もそろそろ峠越えという感じなのかもしれません。

　さて、アメリカで猛威を振るう新型コロナウイルス感染症ですが、ついにアメリカ人の死因３位にランクされる病気になったそうです。アルツハイマーや事故、糖尿病を抜いたそうですが、心臓病、ガンにつぐ病因で、患者数５４０万人以上、死者１７万人以上という、なんとも恐ろしい風邪に成長したものです。しかも、新型コロナウイルスによる米国人の死亡率は他国に比べて大幅に高く、欧州人の８倍に達する、という話もあります。中でも黒人の罹患率が異様に高く、アメリカ系黒人だけが集中的に狙われているような感じです。
　翻って我が国では、ガン、脳卒中、心臓病の３大死因が大きく、コロナは今の所３位の心臓病の１００分の１にも満たない死者数で、なかなか上位には浮上してこない模様です。この暑さでもマスクをして出歩く我慢強い性格が功を奏しているのか、やっぱり何か決定的な「ファクターX」があるのか、早く知りたいものです。

　

高血圧を気にして塩分を控えたら低ナトリウム血症になるかもしれませんし、なんとも厄介な季節です。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２６．３℃、昼の最高気温は３８℃、五條市アメダスの最低気温は２３．３℃、最高気温は３６．７℃でした。更に一段と暑くなった日曜日でしたが、奈良市も今年最高気温を更新することは能わず、どうもこのあたりがピークのようです。この高温が今週いっぱい続き、週末には少しだけ気温が下がってくるという週間予報が出ていました。残暑厳しいとされる今年の夏秋ですが、さすがにお盆を過ぎて、猛暑は収まってくるのかもしれません。

　さて、今日は軽い頭痛を覚える時間帯がありましたが、水を飲むとすんなり痛みは引きました。ごく軽めの熱中症症状を呈したものと思われますが、あまり馬頭ばかり飲んでいると、今度は俗に水中毒という、低ナトリウム血症を引き起こす可能性があるのだそうです。汗をかいて体内の塩分を排出してしまったところに、ナトリウムの入っていないもしくはごく薄い濃度でしか入っていない水を大量に摂取すると、血中のナトリウム量が減り、軽度の疲労感や頭痛、痙攣などを起こし、最期は呼吸困難で死ぬこともあるという、症状だけ見ればほとんど熱中症と変わらないものがあります。防ぐには水ばかり多量に取らないで、スポーツドリンクなどのナトリウムを含む飲料を飲んだり、梅干し、塩飴など塩分を補給できる食品を摂取することなのだとか。通常の状態では多少汗をかいたところで水中毒にはならないものですが、極端に汗ばんだときや熱中症でやたらと水をがぶ飲みしたときなどが危ないそうです。市販のスポーツドリンクは糖分濃度も高いので、できれば経口補水液の方がいいのかもしれませんが、いずれにしても水だけでは生き残れない、ということなのでしょう。
　しかし、高血圧で塩分控えめを旨としている状況で、塩分もそれなりには必要というのはなかなか首肯しがたいものがあります。今の熱い間だけは意識的に塩を多めに摂取し、涼しくなってきたら塩分ひかえめにする、というようなこまめな工夫が必要かもしれません。