かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ハロウィンのお祭りが盛況だそうで、何人かおめかししている人々を街で見かけました。

2015-10-31 22:08:39 | Weblog
 今日は兵庫県の某所で一つ講演を頼まれ、朝から出かけました。会場が阪急沿線だったので久々に阪急電車に乗りました。昔は京阪沿線に住んでいて、京都にはそのまま京阪を使うし、神戸とか行く時は何故か阪神を使う方が多かったりしたものですから、中々阪急に乗る機会などなかったのですが、数少ない乗車機会を思い起こしてみますと、やっぱりなんとなくですが阪神や京阪よりは、何かにつけて落ち着いた感じが致します。その理由の一つに、すべての車両があの落ち着いた濃色のワインレッドで外観を統一しているせいかもしれません。京阪など、昔は普通の緑に特急のオレンジと赤、という2種類しかなかったのに、今やどの列車が何なのかさっぱりわからないほど様々な色の電車が入り混じって走っていますし、阪神は車体色はともかくとしても、なによりスピードが速いというか、急発進、急停車とジェットコースターのような走り方をしていたのが印象に強く残っていて、どちらも「落ち着いた」という言葉からは程遠い私鉄と認識しています。まあ個人的には京阪のごちゃごちゃ感や阪神のガーッと行ってギャギャギャっと曲がってキーっと止まる、みたいな騒々しさも嫌いではないので、それらは皆それぞれの個性だと思いますが、そうしてみると、今最も乗車機会が多い近鉄は、イマイチ個性らしい個性が見られないかもしれません。

 さて、世の中、ハロウィンだそうですね。いつの間にやらハロウィンなるお祭りが普通に言われるようになっていますが、まだまだクリスマスやバレンタインと言ったお祭り騒ぎほどには定着していない感じです。というか、これ本当に定着するのか? と少々疑問に感じるところもあります。まあ節分の恵方巻きも、私の子供の頃はまだとても当たり前にやる行事では無かったものですし、バレンタインのチョコレートも子供の頃にはまだとても一般的とは言えなかったものが、今はすっかり定着していますから、ハロウィンだってそのうちすっかり日本の定番のお祭りになるかもしれません。まああまり大騒ぎして周囲に迷惑さえかけなければ、陽気なお祭り事はやって悪かろうはずもなかろうと思いますし、それで人心が明るくなり、お金が回るようになるというのなら、どんどん奨励してみるのも良いだろうと思います。色々なものを海外から導入して、全て和風にアレンジしてしまうのが我が国の良さというものですから、あんまりこだわることも無かろうというものです。まあ自分自身は率先してやろうとは思いませんが。

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最近の寝不足の原因は、ひょっとして睡眠時無呼吸症候群だったりするのかも?

2015-10-30 22:41:54 | Weblog
 今朝は5時に目が覚めてしまいました。この所、1回の睡眠で連続して寝ているのは6時間と決まっているようです。まあ普通は6時間も寝れば、しばらくは無理なく過ごせるはずなのですが、どうも寝足りたという実感に乏しく、いつも失せない眠気を騙し騙し過ごしているような感じです。それで、今日こそぐっすり眠ることができるだろう、と布団に入って、また6時間で目覚めるの繰り返しが最近の傾向となっています。
 というわけで、今朝も、もう30分遅い目覚めならしょうがないとごそごそ起き出すところ、本来の起床時間の6時半まで1時間半もあるので、2度寝してみることにしました。まあ大抵は二度寝など出来ずに適当に時間が過ぎてからおもむろに起きるのですが、今朝は意外なことに眠り込んでしまいました。そして、フゴーっ、フゴーっと耳慣れぬ騒音が耳に響いて目が覚めました。いびきをかいていたのです。どうも、今まで気づかなかっただけで、この所寝ている最中にいびきをかいているようです。そしてそれは、睡眠時無呼吸症候群の可能性を示唆するものでもあります。人間ドックでも医者に言われましたが、寝不足の原因として睡眠時無呼吸症候群の可能性あり、と言われていた事もあって、ひょっとしたらこの厄介な症状に、今知らず知らずに苛まれているのかもしれません。
 原因は、多分鼻づまりでしょう。特に慢性的に左側が夜になると詰まりやすく、ここ数日もそれが不愉快で眠りにつくのにも若干妨げになっておりました。点鼻薬でも使えばとりあえずは鼻は通るでしょうが、根本的な治療にはなりませんし、効かなくなってくると対処の仕様がなくなるので、ここは考えどころです。とりあえずは鼻のツボ刺激とかで自然に鼻が通るように誘導しながら、横向きで寝るなどいびき解消のための努力をするところから始める、お手軽な方法を試してみようかと思います。
 
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ブドウから創りだされた「軍需物資」なるものが、東京で展示されるそうです。

2015-10-29 21:12:15 | Weblog
 今日は朝はそれなりに寒かったのに、日が出てからは急速に気温が上がり、朝に対応した格好では暑くて大変でした。明日も今日と同じような感じで、最低気温は今朝よりも低め、となりそうなので、また服の調整が困りものです。と言って昼間まで寒くなってくるとそれはそれで大変なのですが。

 さて、大東亜戦争のさなか、帝国海軍がソナーの材料としてお酒のワインから「ロッシェル塩」なるものを作り出すことに精を出していたんだそうで、その現物が、当時製造に携わった甲府市ワイナリーで保管されていたことが判り、この31日から上野の国立科学博物館で始まる「ワイン展 ―ぶどうから生まれた奇跡―」で初公開されるとのことです。この展覧会自体は、純粋にワインの世界を楽しむためのもので、最古の日本産ワインや沈没船から引き上げられた170年前のシャンパーニュなど、戦争とは何ら関係のない典雅な催しなのですが、そんなワインが戦地慰問以外の用途で軍需物資として重宝されていた、というのは驚きです。でも、そんなもの一体何に使っていたのだろうか? と少しググってみましたら、ロッシェル塩こと酒石酸カリウムナトリウムは、圧電素子として使えることが判り、大戦中はブドウ園から大量に集められたのだそうです。日本では、当時からすでにブドウ=甲府だったんでしょうね。ブドウやワインの歴史が長いヨーロッパと違い、日本では入手にも結構苦労したのではなかろうか、と思われます。
 ところで、なんでソナー限定なんでしょうね? 圧電素子ならもっと色々用途がありそうなものですが。この報道を書いた記者が海軍マニアで特に耳に親しいそれを書きたかったからなのか、はたまた取材や勉強不足でそれ以外思いつかなかったからなのか判りませんが、ソナーならソナーで、一体どのようにして使ったのかくらいは書いてくれても良かったんじゃないかと思います。
 ともあれ、そんな苦労がしのばれる逸品が展示されるというのは実に興味深いものがありますが、流石にそれだけのために東京まで出向くわけにも行きません。普段はあまり意識しませんが、こういう時はやっぱり東京はいいところだな、と羨ましく思えます。

 ・・・あ、そう言えば、風船爆弾には柿渋とコンニャク糊が使われていたんでしたっけ? まあ竹槍や松根油はアレにしても、それなりに植物素材のものも重要な戦略物資として重宝されていたということなのでしょうね。

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スカイアクティブ-Rって割りと単純な名前ですけど妙にかっこよく響きますね。

2015-10-28 20:36:05 | Weblog
 今日は朝から眠気が取れなくて、一日中眠いのを我慢するのにリソースの大半を割くような、なんとももったいない一日でした。病み上がりというのもあるのでしょうし、昨晩のアルコールのせいもあるのでしょうが、何より昨夜の結構強い雨がもたらした雨音が耳について眠りを妨げたのが大きかったんじゃないかと思います。そのためか今はもう油断するとたちまち眠り込んでしまうような状態になっていますが、今夜はなるだけ早く寝て、明日はもう少しシャッキリしたいものだと思います。

 さて、以前から噂だけはあったマツダの新ロータリーエンジン車、やっと東京モーターショーでお披露目になり、噂が単なる噂ではなかったことを証明しました。うねり上がるようなフロントと地面にへばりつくような全体像は、いかにも速くてかっこいい車、というイメージがあって、中々に良い感じがします。今時スポーツカーというのはどうなのか? という話もあるでしょうが、やっぱり一社に一台くらいこんな傾いた車があってくれた方が、車の業界も盛り上がるんじゃないでしょうか。このRX-VISIONと名付けられたコンセプトカー、まだ市販までは時間がかかるのでしょうが、是非本物が走る姿を町中で見かけてみたいものです。
 それにしても、燃費や環境問題で市場から姿を消さざるを得なかったロータリーエンジンが、スカイアクティブ技術で洗練されて再登場するというのは中々に感動するものがありますね。その開発秘話とか、また機会があれば担当の技術者の方々から語ってほしいものですが、尖ったメーカーとしてやっぱりマツダは面白い会社だと思いますよ。

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丸坊主が反省になるのは子供だけだと思うのですが。

2015-10-27 22:51:07 | Weblog
 今日は京都で開かれたとあるシンポジウムに参加、夜は仕事仲間の中でも特に気の合う人々と奈良で一杯飲みました。帰りに天気予報通り雨が降ったのには驚きましたが、うまいものを食べて気持よく酔っての帰りは身体も適度にほてり、多少の雨もさほど不愉快には感じませんでした。
 ただ、今日は一日一段と暑かったですね。普通にスーツを着ていったのですが、昼間は暑くて、終始上着を脱いでいました。夜も上着無しでもほとんど寒さを覚えることは無かったんじゃないでしょうか。これが、明後日くらいから急激に冷え込んでくるというのですから驚きです。せっかく月曜日の風邪は一日で事無きよう抑えこんだというのに、下手をすると週末までにまた症状をぶり返してしまいそうです。とにかく暖かく寝られるよう、布団や毛布を追加しておく必要がありそうです。

 さて、今日はもう頭がアルコールに浸っているのでブログの書き込みも簡単に済ませますが、あの元首相にして2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の坊主頭、妙に似合っていますが、あれを反省と呼んで納得するヒトはいないでしょうね。大体丸坊主が反省になるのは中高生までじゃないかと思うのですが、この方は頭の中が中高生レベルなんでしょうか? まあ年を取っていくとだんだん心持ちは子供に帰っていくとも聞きますから、そういうものかもしれないと思わないでもないですが、責任ある大人として、首相まで務めた重鎮として、責任を取るおつもりがあるのなら、それにふさわしい方法が別にあるはずです。歴史に恥を記録し、後世に遺してしまうような己の老醜ぶりを自覚し、今からでも重責にふさわしい態度をとられることを期待したいです。

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惑星を貪欲に飲み込む白色矮星! には残念ながら「帝国」は存在しないでしょうね。

2015-10-26 23:26:51 | Weblog
 結局昨夜は、ひどい悪寒にブルブル震えながら7時半には布団にくるまり、そのまま寝てしまいました。途中、今度はひどい熱感に襲われて暑くてたまらなくなりましたが、多分熱を出していたのでしょう。そうして、何度か目が覚めて水を呑んだりトイレに行ったりしておりましたが、朝、7時過ぎに起きた時には、悪寒も熱もすっかり無くなっていました。ざっと12時間眠り続けていたわけですが、やはり体調の異常時には寝るのが一番、ということなのでしょう。代わりに腰の痛みが半端ないのと一日、まるで時差ボケのようなぼんやり感が頭を支配していたのが長時間睡眠の副作用でした。明日の仕事には影響なさそうで、まずは何よりでした。

 さて、アメリカのハーバード・スミソニアン天体物理学センターのアンドリュー・ヴァンダーバーグ氏らの研究チームが、地球から570光年離れたところにある白色矮星が、「惑星の破片を貪っている」様子を初めて直接観測した、として論文を発表されたとのことです。白色矮星は、赤色巨星化した末期の恒星から外側のガスが失われ、中心の燃えさしである超高温・超高密度の、質量は太陽ほど、大きさは地球ほどというとんでもない存在の星ですが、それが、惑星を砕きながら吸い取っている様子が観測されたのだとか。これはまさに白色彗星帝国ガトランティスそのものじゃないか、と大人気なく興奮してしまいましたが、残念ながら白色彗星のように自由に飛び回っているわけではないようですし、一瞬で星を噛み砕いたりもしないようで、その辺は実にのんびりとした動きの模様です。多分その中心核にはヤマトを遥かに凌駕する超巨大戦艦など潜んではいないのでしょう。
 まあそれでも、かつての興奮を呼び覚ますには十分の研究成果ではないかと思います。こういうロマンあふれる研究は、内容が十分理解できなくても大いに楽しめるのが良いですね。



 
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まだ熱は出てないですし、頭、喉、関節などの痛みもありませんが、これからヤバくなるのかも?

2015-10-25 19:30:56 | Weblog
 今日は夕方頃から背筋を中心に全身が寒気に震えています。頭痛のたぐいは大したことないし腹具合や関節痛なども特段今のところは悪くなく、あるのはただ寒気のみ、という状況ですが、多分家人がここ数日患っていた風邪をもらってしまったのではないか、と思います。うーん、週明け火曜日と土曜日にちょっと外せない仕事があるのですが、果たして今日明日で快復にこぎつけることができるかどうか、このまま悪化しなければ何とかなりそうな気もしますが、かなり心配ではあります。とりあえずひたすらじっくり休む他なかろうと思いますので、今日は暖かくしてできるだけ早く寝て、明日まで様子見ですね。
 なんとか伝染らないように、と意識はしてみましたが、やっぱり無理があったみたいです。
 全く、残念というかなんというか。

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バナナで恐ろしいウイルスをノックダウンできるかも? でも私はアレルギーが怖いです。

2015-10-24 22:47:26 | Weblog
 橿原市長選挙と市議会議員選挙が明日行われるに当たり、今日は一日中、誰かの選挙カーが入れ代わり立ち代わり騒音を撒き散らして行きました。うちの家人は、「うるさい人には票は入れない」などと言ってましたが、この分だと候補者は全滅することになるでしょう。旧態然とした選挙運動はもっと合理的に改めてしかるべき、と思いますが、遅々として進まないのがなんとも歯がゆいばかりです。さて、私は誰に入れたものか、どうも国政選挙とか知事選と違ってイマイチ地味でお祭り感が乏しいこともあって、どうもやる気がそがれる選挙です。

 さて、バナナから抽出される成分が、エボラ出血熱やエイズ、インフルエンザなどのウイルスに著効を示す、というちょっと驚きのニュースを見ました。
 ミシガン州立大学のDavid Markovitzh教授らのグループによる成果で、“BanLec”と呼ぶバナナから抽出されるタンパク質が効果を示す物質になります。このBanLecは、ウイルスの表面に存在する糖と特異的に反応してくっつき、ウイルスの活動を阻害して、身体の免疫反応によって処分されやすいようにするとのことで、広範なウイルスの不活性化に役に立つ可能性があるそうです。ただ、デビット教授によると、だからと言ってバナナを定期的に食べればよいというものではないと釘もさしていました。
 このBanLecは既に5年前に発見し、エイズ治療に効果がある事を確認していたとのことですが、重篤な副作用もあり実用化には課題があったそうです。それを新たに H84Tと言う、副作用のないBanLecの新しいバージョンを開発したとのことで、その新タイプで、マウスがインフルエンザに感染するのを防ぐことができた、とのことでした。
 まだ実験動物の段階で、ヒトでの試験はこれからですが、数年以内には効果を確認、新たな抗ウイルス剤として、タミフルなど既存のウイルス薬に抵抗性を示す厄介なウイルスに対抗する有力なツールになりそうです。
 
 それにしても、この副作用ってなんだったんでしょうね? バナナで副作用というと、私も患っているバナナアレルギーなんかが候補として上がりますが、そんなバナナから採取したタンパク質なんて、ちょっと怖い気も致します。なにせバナナは血圧に影響するような怖いアナフィラキシーショックを起こしますから。ただ、強毒性インフルエンザやエイズなど命に関わる危険がはるかに大きいウイルスが相手となれば、アレルギーの方は抗ヒスタミン剤など別の薬で抑制して、このバナナ蛋白を使う、という選択肢を取ることになるかもしれません。いずれにしてもまずは実用化のための試験をきっちりやっていただいて、日本の厚生労働省がそれを認可するまで使えませんから、研究者の方には是非頑張っていただきたいものです。

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最新鋭ジェット旅客機もはるか昔の夢の超重戦車も、産みの苦しみは同じかもしれません。

2015-10-23 23:03:54 | Weblog
 初の国産小型ジェット旅客機「MRJ」の初飛行が来週予定されていましたが、このたび、5度目の延期となる2週間延期が決まった、というニュースを見ました。まあ小型とはいえ、70人から90人の乗客が乗れる飛行機ですから、「万一」の事は事前に極力潰しておきたいのは当然といえば当然のことで、ここで経営側の思惑が強すぎて手抜きや手心などしてしまった結果、実際に就航してから大事故を起こす、なんてことになっては何の意味もありませんので、じっくり取り組むべきところは取り組んで、万全を期した飛行試験を実施して欲しいと思いますが、いかに試験までに完成度を上げて板としても、試験中に細々改良・改造も取り組まれるであろうことを考えますと、今回の延期理由である「操舵用ペダルの改善点」は、本当に初飛行を延期せねばならないほどの重大な課題だったのか? という点には、若干の疑問を感じさせる部分が無きにしもあらずです。とはいえ、開発陣が万全を期して飛ばすよりも改良することを選んだわけですし、関係者でもないただの野次馬としては、初飛行が無事済んでくれるのをただ祈るばかりです。

 さて、最新鋭ジェット機の開発が進む中で、旧日本陸軍が三菱重工に発注した、70年前の幻の重戦車の設計図が発見された、とのニュースも見ました。全長10.1m、高さ3.6m、150tもの重量を誇る、世界最大級のトンデモ戦車です。主砲1門、副砲2門、後部には機関砲2門と、一昔前のアニメにでも出てきそうなゴテゴテ感ですが、実際これが完成したとして一体どこで使うつもりだったのか、疑問も多い不思議仕様です。1941年4月の発注といいますからやっぱり中国や満州で使うつもりだったのでは? と想像もされますが、こんな馬鹿でかいものを運ぶインフラが当時の日本にあったのかが疑問ですし、そもそもこんな重たい車体を満足に動かす発動機や変速機が日本にあったのか、という点にも大いに疑問が募ります。1942年4月には、試作1号車の車両部分で試運転もされたといいますから一応動くには動いたのでしょうけれど、どうにも無茶なと感じるばかりな話でした。
 もし見事に完成して動いたとして、実戦では果たしてどれくらい活躍できたでしょうね? 戦争後半のシャーマンとやり合えたのでしょうか? あるいはソ連のT-34には戦えたのでしょうか? あの、丸っこくていかにも弾を弾きそうな外観の戦車に比べ、日本の超重戦車は無骨な上に背が高すぎて、その辺りのセンスには、やっぱり陸軍国との圧倒的な差を感じずにはいられない、再現モデルの絵でした。

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気持ちの良い秋のドライブを妨害する厄介な煙。

2015-10-22 20:43:38 | Weblog
 今日は昼から仕事で車を駆って南の山の方へ。ここ数日、相変わらずの上天気で窓を締め切って走っていたら空調無しでは厳しい熱気が車内にこもってしまいますが、窓を開けると気持ち良い風が入ってきて、ドライブ気分が満喫できます。ただ、それだけなら良かったのですが、なんとも困ったことに、稲刈りが佳境なこの季節、田んぼのそばでは、その片付けなのか、藁などを焼く白い煙があちこちで上がる風景が見られ、それが風向き次第でこちらに流れ込んでくる事がままあって、そういうところを通る時は、窓を開けることができません。そう言えば、昔バイクに乗っていた時はこの煙に随分と悩まされたものだった、と、窓を閉めてなお漂ってくる焦げ臭い匂いに顔をしかめておりましたが、これくらいのことで空調を入れるのはなんとも口惜しく、危なそうなところだけ窓を少しの間閉めきって、通り過ぎたら全開、を繰り返しておりました。後は、整備の悪いダンプやトラックの後に付いてしまった時が困りもので、身体に悪そうなNOXや微粒子を盛大に吐き出すそれらの後ろをついていくのは、流石に空調で車内の空気を冷やさないと体が持ちませんから、田んぼの煙などより遥かに厄介です。第一、つまらない交通規則違反を取り締まるのならこんな世界に害毒を垂れ流す輩を徹底して検挙すべきでは? などと思ったりしながら走るのは、精神衛生上もあまり良くありません。ところが最近は、蒸気機関車か? と言いたくなるほどばい煙を吐き出す凶悪な大型車がいる一方で、信号などで停止した状態から再スタートするときでも、ほとんど排気ガスが目立たないダンプが走っていることがあり、覚悟の上で後ろについた時に肩透かしを食うことがあります。多分新しい環境基準の規制をクリアしたエンジンや排気系を搭載する車なのだろうと思いますが、こういうのがもっと増えてくれれば、ドライバーやバイク乗りも気分よく走る事ができるんじゃないかと思います。我が国のその手の検知器は素晴らしい性能を発揮するそうですし、できれば基準をクリアしていない厄介な奴も、かつての東京都知事が東京から排除したように、全国からもその存在を許さないようになって欲しいものです。

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抗酸化物質は体に良いのか悪いのか? 所詮は程度の問題だとは思うのですが。

2015-10-21 22:27:28 | Weblog
 この所、毎日晴れが続いて、気持ちが良いことは間違いないのですが、ちょっと空気の乾燥具合が喉や鼻に響いてきているような気がして参りました。土曜日の、濡れもしなかった程度では到底足りません。少しは湿り気を貰わないとと思うのですが、週間予報ではここ一週間は雨が降る様子はありません。秋は移動性高気圧と移動性低気圧が数日おきに交互にやって来て、一雨ごとに冬に近づいていく、というのが基本的な空模様のあり方だ、と思っておりましたが、どうも今年の秋は違うようです。

 さて、健康食品やら機能性成分研究やらに携わる人間には少々ショッキングなニュースですが、米テキサス大学の研究者等による論文で、抗癌作用があるとか老化抑制になるとか、とにかく体に良い、ということで宣伝もされる抗酸化活性のあるサプリメントが、実は皮膚がんで最も死亡率の高い悪性黒色腫(メラノーマ)の転移を助けている可能性が高い、という内容が発表されました。抗酸化活性と健康については、20世紀末頃から、赤ワインのポルフェノールによる「フレンチパラドックス」効果が歌われた辺りから増え始め、今や健康食品業界における一大勢力になっている観がありますが、その一方で、抗酸化活性がほんとうに体で効いているのか? とか、実は害もあるんじゃないか、というような話は結構古くから根強く言われ続け、今も、市販のビタミン剤や抗酸化作用のある薬剤が、ガンを活性化させ、腫瘍の数を増やしたりしている可能性がある、という研究結果が複数発表されており、今回の論文もそんな流れの一環と捉えることができます。
 一方で、たとえば温州みかんのβクリプトキサンチンが有意に健康に作用することを証明した研究があったり、これもミカンのヘスペリジンが血液の循環をよくして冷え性に効果を示すというヒト試験データがあったりと、油溶性のカロテノイドや水溶性のポリフェノールで健康には有効、という結果を出している例も多々あります。多分、ガンの方は過ぎたるは何とやら、という話ではなかろうか、と思うのですが、原文に当たっていないのでなんともいえません。まあ、毒にもならないものが薬になるはずがない、というのが薬学の世界の常識らしいですから、ただ体に良いだけのような都合の良いものはこの世の中には存在し得ない、ということなのでしょうね。

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ノロウイルス大流行の兆しだそうですが、なるべくならかかりたくないものです。

2015-10-20 22:16:12 | Weblog
 今日も結構気温が高く、外を出歩いている分には気持ちの良い気候でしたが、車で走っていると窓を開けるかクーラーをつけていないと暑くて困るような天気でした。10月下旬でこの天気は少し暑すぎる気がします。その反動が怖い気もしますが、これもエルニーニョによるものなのか? と思うと、今年の冬が暖冬になる、という予報は、なんとなく頷けそうな気がしないでもないです。

 さて、ノロウイルスなどを原因とした「感染性胃腸炎」が広がっているのだそうです。厚生労働省の調査によると、同じ時期としては、大流行した2006年に次いで2番目に患者数が多く、新型のノロウイルスが見つかっていることもあって、注意を呼びかけているとのこと。新型ウイルスは、遺伝子配列が異なり、免疫が効かずほとんどの人が感染する可能性があるようで、警戒しなければならない、というのはそのとおりなのでしょうが、ノロウイルスの感染力の強さを考えると、ちょっとやそっと警戒したくらいでその被害を回避できるとは中々考えにくいものもあります。これは、少々消極的かもしれませんが、もう最初から感染する事を前提にして、その対策を考えておいたほうが建設的かもしれないな、と思って見たりもします。
 せめてもう少し症状が軽い病気なら、ここまで大騒ぎすることもなかったのでしょうが、厄介なウイルスが登場したものです。しかし、ウイルス自体はここ最近急にポット出した新参者、というわけでもなく、検出技術が不足していただけでたぶん昔から居たであろうウイルスなんじゃないのか? と思うのですが、ここ最近になってやたら凶暴になっているように感じられるのは何故なんでしょうね。突然変異で毒性や感染力が増したりしたのか、はたまたヒトのほうが弱くなってノロの衝撃に耐えられなくなっているのか、気にかかるところです。

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スマホの料金が安くなるなら検討するのも吝かではないのですが、さてどうなりますことか。

2015-10-19 22:48:50 | Weblog
 今日は昨日にまして、暑さを覚える昼間でした。気象データでは昨日のほうが明らかに気温は高かったのですが、日曜日と月曜日で体感される気候とか違うものなのでしょうか? まあいきなり寒くなるより、このような秋晴れの過ごしやすい日々を送りつつ、徐々に冷え込んでいってくれたほうがありがたいのは間違いないです。と言いつつ、今回のエルニーニョ現象は過去最大級なのだそうで、列島では暖冬・大雪が予想されるのだそうです。暖かい冬、と言うのは単純にありがたい話ではありますが、気象庁が長期予報でそういうのをいうと大抵逆振れしているようにも感じますので、実際にどういうふうになるのかはもうしばらく様子を見てみないとなんとも言えないでしょう。まあ当面しばらくは灯油を買わないでも過ごせそうだと思われるだけでもいい話ではあります。

 さて、携帯電話料金、総務省が、引き下げを目論んでいるとの話は以前から出ておりましたが、どうやら本格的に有識者会議で検討を始めたとのことで、それにちなんで、官房長官殿から、「大手3社が似たような料金を設定しているのは国民から見ても問題だと思う」というコメントが出され、公明正大に議論をしてほしいとの注文が有識者会議に付けられた模様です。まあ私自身携帯料金というかスマホの使用料というのは高いと思いますし、今、自分の月々の会計を観て、3大キャリアのどっかと契約してスマホを持とう、などというような考えは到底考慮に値しないと考えております。まあ自分の場合は、現時点でもネットにつなぐのは中華パッドよりもMacBook使うほうが圧倒的に多く、特にタブレットの通信制限を考慮してなるべく使わないでおこう、などと考えているわけでもなく、日常的な使用の中で自然とそうなっているだけのことですから、仮に今、スマホを使うようになったとしても、その使用頻度は多分そう変わらないだろうと予想されます。従って、世の中で聞くほど自分の携帯料金が跳ね上がることもまず無いだろうとは思いますが、それでも多分今のガラケー+フリーSIM入タブレット、という3千円で大きくお釣りの来る組み合わせよりも値段は上がってくるんじゃないか、という気が致します。ただ、スマホは高いだけじゃなくてその料金体系がどうも分かりにくくて、本当に自分が使うとしたらどういう金額が月々かかるのか想像するのが難しいという問題もあり、そんなことなら、SIMフリーの中華パッドなどを購入し、3大キャリア以外の契約で単純明快に安く済ませるほうが楽でお得、という判断になります。
 いずれにせよ、政府肝いりで安くしてくれるというのなら歓迎ですし、そんな新しい料金体系なら、ひょっとしたら本気で契約を考えられるようなものも生まれるやもしれません。それを期待しつつ、実はそれよりも、性能そこそこで構わないので、もっと安い本体が安心して入手できるようになってくれたほうがありがたいかもしれないな、とも思ったりもします。

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車内吊り広告で海上自衛隊観艦式ポスターなんて、首都圏は羨ましいですねぇ!

2015-10-18 21:56:22 | Weblog
 今日は暑いくらいの上天気でしたね。午前中は文字通り雲一つない真っ青な空が広がって、日向ではジリジリ日焼けしているのが判るような日差しに当てられて汗ばむ陽気でした。おかげさまで自治会主催の防災訓練も滞り無く終わり、私の役員活動も、来週日曜日のイベントを終えれば、11月は特にこれといった予定はなく、大きな行事はあと幾つかを残すのみで大方片付いたといえます。

 さて、首都圏では、JRや私鉄の車内の中吊り広告が、海上自衛隊の観艦式の広報ポスターで埋め尽くされたのだそうで、それを非難する共産党機関紙「赤旗」の記事がネットに流れていました。護衛艦等の『勇ましい』写真に「誰かを助けたいという気持ちに国境なんてない」等のキャッチフレーズが付されたポスターだそうで、出回っている画像を見てみると、美しい青い海に白波蹴立てて快走する護衛艦の姿や、夕日か朝日でオレンジに染まる海上を征くヘリの写真など、「勇ましい」というよりは、「美しく、頼もしい」構図の写真ばかりのように思いました。赤旗の記事によると、『乗客からは「早くも『戦争法』が動きだした」との不安の声が聞かれ』
たそうですが、それはそれとして、確かこの間民主党などと連合国民政府とやらを立ち上げる構想を共産党の委員長殿がぶち上げ、その一環か、これまでのたまっておられた憲法違反な自衛隊に対する見解や鬼畜米英を今に伝えるかのように反対していた日米安保についても見解をガラリと変え、政権獲得の暁には、自衛隊容認、日米安保堅持を護るという、『九条』はどうした? と言いたくなるような驚天動地の発言をなさっておいででした。一方で今回の赤旗はにっくき海上自衛隊に鉄槌を降さんとする勢いの筆致を感じましたが、してみると、あれは委員長殿の独りよがりな個人的意見に過ぎなかったのでしょうか? 独裁たる共産主義でトップの意向をちゃんと反映しない機関紙など、大陸側の赤い国なら即刻担当者は銃殺モノだと思うのですが、どうも今の我らが日本共産党は妙に焦りが目立つようで、支離滅裂な感じが致します。過去、そうやって現実に妥協して一気に退勢を呼び込み、消滅寸前に落ちぶれた野党第一党があったことを教訓とするならば、今の共産党は非常に危うい橋を渡りつつあるのではないでしょうか。赤旗の記事は、忠節なる赤軍広報戦士によるトップへの命がけの諫言、とかならいいのですが。とにかく妙な物分りの良さをみせるより、ダメなものはダメ!と最後まで一徹に頑張っていただきたいものです。そうすれば、また違う教訓を後世に伝えられるかもしれません。

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傍若無人に口の中や目に飛び込んでくる羽虫が無数にやって来るのは悪夢でしか無いですね。

2015-10-17 22:38:21 | Weblog
 今日は午後に雨の予報でしたが、地面も濡れない程度の雨粒がパラパラっと降ってきただけで、ほとんど雨とも呼べないまま終わりました。明日の自治会活動にテント張りをしていたので、懸念の雨がこの程度ですんで本当に良かったです。明日は朝から上天気だそうですし、多少は濡れたかもしれないテントも、明日の片付け時には大体乾いていることでしょう。
 
 さて、そろそろ洗濯物を干すと小さなマルカメムシが特に白い服にたかってきて、知らずに着てもぞもぞ動かれて絶句したり臭いにおいを撒き散らしたりして大変面倒になる季節になってきました。冬眠する場所を求めて飛び回っているわけですが、中にはちゃっかりサボテンの温室に紛れ込み、水をやるたびに驚いてあの青臭いにおいを温室内に充満させる事もあって、中々憎々しげな輩となります。ただ、その数は多いと言ってもせいぜい洗濯一回で十数匹ほどで、大半はそれを想定して取り込み前にしっかり叩いてあらかた落としておきますから、実害としてはそれほど大きなものにはなりません。
 しかし、今、北海道では「雪虫」という名前の小さな羽虫が、まるで深い霧のように見通しが悪くなるほど大発生して市民を混乱させているそうです。こちらでも、夏頃に水田端などで蚊柱が立って、不用意に自転車で突っ込んだりするとえらい目に会うのですが、写真で見る限り北海道のそれはこちらの蚊柱を数倍濃密にした上で、更に辺り一帯全面的に覆い尽くす位のトンデモレベルの発生量のようです。こんな虫密度の高い中、眼や鼻、口を露出して歩こうものなら、ほんの数mも行かぬうちに息はできないは目は開けられないわでまともに移動することもできないでしょう。雪が降る前に産卵場所を求めて飛び回るのだそうですが、冬に入る前の季節の風物詩とはいえ、なんともはた迷惑な虫が居たものです。まあチャドクガのように毒を持ってないだけマシ、というものなのかもしれません。こんな状態で飛んでるのが毒持ちでかぶれたり痛みを覚えたりするようなやつだったとしたら、とてもヒトの住めるところではなくなっていたことでしょうし、短い間不快な思いをするのは、それで済んでよかった、と言えることなのかもしれません。

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