かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

花粉症が、鼻と目にとどまらず全身症状を呈してきてなんとも難儀です。

2018-03-31 22:18:13 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は3.3℃、最高気温は18.4℃、五條市アメダスの最低気温は0℃、最高気温は19.8℃でした。これまで比較的暖かな朝が多かっただけに、今日の冷え込みは少しきつく感じられました。昼間も思ったほど気温は上がりませんでしたし、日が落ちると肌寒く感じられるほど、冷えてきている気がします。明日朝もそこそこの冷え込みになることでしょう。糖分雨もないようですし、この分だと、今を盛りの満開の桜は、今年に関してはかなり長持ちするかもしれません。

 さて、今日で3月も終わりですが、例年3月は体調が悪化したり事故したりとろくでもない事が起きやすい月、という印象がありました。そういう意味では、今年は割と平穏無事に月末を迎えることができたように思います。喉が痛くなったり花粉症がひどかったりはしましたが倒れるところまでは行きませんでしたし、過去の嫌な思い出が頭を過るので車の運転はいつも以上に気を使っていたりもしました。その反動が4月に来ないように祈りたいものですが、とにかく何事もなく3月を終えられたのは僥倖でした。もっとも、この酷い花粉症は体調のみならず心にも厄介な影響が出ているようで、どうもここ数日やる気が出ませんし頭重感と軽いめまいがそれに輪をかけて不快感をいや増しに増したりもしています。これで眠いのなら早く寝るなり昼寝するなりすれば良いのですが、実際には眠気はほとんど無く、夜も割とすんなり寝て、朝は6時前に目が覚めるという、その点だけは思いの外健康的なリズムが刻まれています。これでお腹の具合が崩れなければ言うことなしなのですが、それも多分花粉症の影響でしょう。多分、今ヒノキ花粉のピークを迎えている頃合いですが、なんとかここを無事しのぐことができれば、ゴールデンウィーク頃には心身ともに回復してくるのではないかと思います。あと一月ばかりの辛抱ですね。

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JR四国、瀬戸大橋以外全部赤字なのだそうです。

2018-03-30 22:56:21 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は7.3℃、最高気温は18.4℃、五條市アメダスの最低気温は5.2℃、最高気温は17.5℃でした。今日は少し気温低めで影に入るとヒヤッとしましたが、日向ではしっかり暖かい春の1日でした。そのせいか花粉が莫大な量に増加。朝から目がかゆいしくしゃみは出るし位ならいつものことですが、お腹の調子や気分が悪くなるのはかなり厄介です。花粉症の症状なのか花粉症で弱った身体が他のモノにやられているのか判りませんが、花粉症から端を発していることは間違いありません。ネット上では漫然と花粉樹を放置する国に対して集団訴訟、なんて言う話もちらほら見えるようになってきましたが、本当にそんな話が実現するなら原告団の一人として名を連ねたいものです。

 さて、JR、この春にまたダイヤの組み換えをしましたが、JR九州では大幅減便でニュースになっていましたし、北海道は相変わらず経営基盤脆弱です。事業規模からしたら最小のJR四国もご多分に漏れず発足した1987年からずっと赤字続きで、毎年毎年100億円くらいの営業損失を計上しています。9路線中黒字が瀬戸大橋線のみ、という体たらくでは如何ともし難いのでしょうが、ただでさえこれから人口が減って、地方ほどより深刻になっていくというのに、このままでは路線縮小・衰退、ひょっとしたら廃業? も冗談ではなくなってくるやもしれません。高速道路が東西南北に通り、空港が一通りあり、フェリーもそれなりの本数があって、JRの競合相手は意気軒昂な感じですが、本当にもう鉄道は未来が無いのでしょうか? 有識者懇談会では、大学の先生が鉄道は社会インフラだから、施設は自治体が保有して運行はJR四国が請け負う、いわゆる上下分離方式の必要性を強く訴えておられるそうですが、香川県知事は「上下分離方式の趣旨は分かるが、県民や国民が了解しなければならない。もっと議論を深めるべきだ」と慎重な姿勢を示したとのことです。まあ社会インフラとして県が施設を持つということは、その保守管理や災害等なにかあった時の復旧は県の予算で賄わねばならないことになるのですから、おいそれと首は縦に振れないでしょう。しかし、鉄道が地域インフラとして絶対必要なものであるのなら、ただJRの経営努力にのみ頼ってもいられないでしょう。せっかく「うどん県」として全国に名を馳せるまでになったのですから、路線の維持にも知恵を絞って欲しいものです。

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早くも満開の桜の枝を切って回る悪党が関西に出没しているようです。

2018-03-29 20:24:00 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は9.1℃、最高気温は23.1℃、五條市アメダスの最低気温は5.8℃、最高気温は23.8℃でした。このところずっと晴れて気温も高めに推移し、身近の桜は早くも満開になっていますが、まだ3月です。春というのは、移動性の高気圧と低気圧が交互にきて、数日おきに雨が降るもの、と思っていましたが、天気予報を見る限りそんな様子は一向に無く、来週もずっと晴れ、しかも初夏並みの高温になってくるのだとか。春先の一時的な寒気のぶり返しを考え少しだけ灯油を温存していたのに、この分では使う間もなく夏を迎えてしまいます。あまり寒いのは困りますが、少しは春らしい穏やかな冷え込みがやってこないものでしょうか。

 さて、そんな満開を迎えている桜が、大阪や奈良で次々と何者かによって枝を切断されたり樹ごと引き抜かれたりしている事件が相次いでいるそうです。
 桜が切られたのは、東大阪市の「加納北公園」で25本中11本、うち3本は根本からバッサリ、奈良県王子町では240本中100本以上が枝を切り落とされ、苗木2本が引き抜かれて持ち去られてしまいました。警察は、器物損壊や窃盗の疑いで捜査しているとのことですが、一体満開の桜を太い枝のところから切り落としたり苗を持ち去ったりして、どうしようというのでしょう? 蕾〜ほころびの段階なら活け花やディスプレイの素材として売れそうですが、花が開ききってしまっては、枝を切った後はそう長持ちはしないでしょう。単なる嫌がらせや愉快犯ならわざわざ持ち去ることもないような気もしますし、一体『犯人』は何者で何が目的だったのか、謎が多い「事件」です。特に桜は枝の切り口が癒合しにくく、その大きさ次第では枯れてしまう事もありますから事態は深刻です。そうでなくてもソメイヨシノは寿命が短いのですから、何が目的であれ、余計な手を入れないようにして欲しいものです。

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楽しいお祭を襲った未曾有の大惨事も、ようやく最終的なケリがついたらしいです。

2018-03-28 20:41:15 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は8.6℃、最高気温は24℃、五條市アメダスの最低気温は6.6℃、最高気温は23.5℃でした。日々最高気温が更新されていきますが、そろそろ4月下旬とか5月あたりの気温ではないでしょうか? 春めいて来たと言っても、少し暑くなりすぎな気がします。今夏は猛暑という話も聞きましたが、まさかその予兆とかではないでしょうね。そうだったとしたらなんとも嫌な感じです。

 さて、5年前の2013年8月15日に起きた京都・福知山市の花火大会での屋台爆発事故、その被害者救済のための示談交渉が、昨日までに全て成立し、終了したことが報道されました。事故自体は実に酷いもので、老若男女、死者3名負傷者59名を数えた悲惨な事故でしたが、露天商組合が加入していた損害保険は総額1千万円しか補償されず、発電機にずさんな燃料補給をしてガソリンを爆発させた屋台の店主自身大怪我をして入院、その後逮捕されて服役中とあって、被害者救済が非常に難しい状態になっていたのも記憶に残っています。結局その後、直接的には責任があるわけでもない実行委員会(福知山商工会議所)が『道義的責任』の名のもとに示談交渉を継続、そのかたがようやく着いた、というわけですね。
 混雑する祭りの会場で結構危なっかしい状態で火を使う屋台が林立する様は考えてみれば結構恐ろしいことで、よく今まで同様の事故が起きなかったものだ、と逆に感心する位の危うさでした。ただその後各地の花火大会が中止されたり、屋台が閉め出されたり、色々と過剰とも言える自粛が起こったのもなんとも言えない後味の悪さが感じられるものでした。
 あれから5年、うちの自治会の夏祭りなども特段の変化も感じられないまでに平常運転になってきていますが、楽しい行事を安全快適に進行するための知恵や技術はどれほど進化したのでしょうか。示談の成立は朗報と言えると思いますが、その事故の教訓が風化しないように祈るばかりです。

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京大病院の調剤ミスでの死亡事故、希釈倍率間違えなんて割とよくやらかすのだから、防ぐ方法を考えてはいかがでしょう?

2018-03-27 20:58:05 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は7.1℃、最高気温は22.2℃、五條市アメダスの最低気温は3℃、最高気温は22.6℃でした。連日よく晴れて暖かくなりますね。あまり外に出ていないためか被害はそうでもありませんが、目がしょぼしょぼしてかゆいのはあります。どうやら花粉が盛大に舞って、季節後半のピークを形作っているようです。桜も早く咲いていることですし、花粉の方も早くシーズンオフになればいいのですが。

 さて、京都大学医学部付属病院の女性患者死亡事故、その後の検証で自宅で行う点滴用セレン注射薬が、処方時の濃度調整のミスで仕様の1000倍の高濃度液となり、それを使ったためにセレン中毒で死亡した事が明らかになったとのことです。昨年5月16日に、薬剤師がセレン試薬と滅菌水を無菌室で混ぜて注射薬を作ったとのことで、この際に計量をミスし、単位を間違えた可能性があるとされますが、調剤した薬剤師二人は、病院の調査に「いつも通りにやった。間違うはずがない」と話しているとのことです。
 そもそも病院の薬局で調剤する際にどんな道具を使っているのか不明なのでなんとも言いようがありませんが、研究施設の実験室で使うような道具立てだとすると、千倍という希釈濃度からすれば、mLとuLを間違えたのだろうということは容易に想像できます。例えばピペットで1uL量り取るつもりで1mlのピペットを使ってしまった、とか。まあ通常あまりに少量は計りにくいので、10倍とか100倍とか少し濃い目の希釈をしてからそれを更に必要な濃度まで希釈したりしますが、段階希釈をやるのにうっかり一段すっとばしてしまった、とか言うようなことは、日常的に私などはやらかして、発色試薬を入れた瞬間どぎつい色になって、「あ、しまった」と気づくことはままあります。実験なら最初からやり直しすれば済む話(時間も試薬ももったいない事をしてしまいますのであまり褒められた話ではありませんが)ですが、薬剤師ともなるとヒトの命にかかわるので、この手のミスは無いに越したことがありません。例えばそのセレン原液が何らかの身体には影響のない色素で着色していて、希釈度合いが見た目で判る、というようなことでもなっていたら、1000倍も違えば当然色がいつもより濃く見えてミスに気づく、というような事もできていたかもしれません。これに限らず、ヒトはミスをするということを前提にして、いかにミスしにくいように、可能ならミスできないようにする仕組みを作るかが重要だと思いますが、中々難しいことなのでしょうか。

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テスラの電気自動車の事故、どんな当り方をしたら車体前半分綺麗さっぱり吹き飛ぶんでしょうね。

2018-03-26 22:23:51 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は6.2℃、最高気温は21.8℃、五條市アメダスの最低気温は2.8℃、最高気温は20.2℃でした。今日も一段と暖かい一日でした。もう完全に外出時にコートはいりませんね。今日は朝から東大阪で仕事があって出かけてきましたが、数日前ならコートを持っていくかどうするか、迷っていたものが、もうそのように迷う必要がない、というのは当たり前のことながら、気づいてからちょっと驚きました。桜も開花が速いこと。つい先日ほころびだしたな、と思っていたら、もう既に満開に近い樹もでてきているではありませんか。サボテンの花も例年より明らかに早咲きになっています。うっかりしていると見頃を逃してしまうかも。

 さて、今日は仕事の後仲間内と飲みに出かけ、少々足元覚束なくなっておりますが、アメリカ・カリフォルニア州であったテスラの電気自動車ModelXの事故の様子は、酔いが覚めかねないほどの大惨事でした。なにせ車体の前半分が吹っ飛んでキレイに無くなっているんですから、一体何をどうしたらそんな状態になりうるのか、その異様な姿に驚くばかりでした。カリフォルニア・ハイウェイ・パトロールではバッテリーが事故の衝撃で爆発した、との見解を示しているそうですが、これは是非事故原因に加えて、ここまでの破壊を示した原因も突き詰めて調べて欲しいです。そしてもしその原因がバッテリーによるのだとしたら、ガソリン車では考えられない、電気自動車ならではの弱点として、その安全性確保についての研究開発に勤しんで欲しいと思います。しかし、電気自動車が本質的にこんな激しい事故を起こしてしまう宿命を持ち合わせているのであれば、もう完全自動運転ですべての車を一元的に管理・運営されるような時代になるまで、電気自動車が普及するのはちょっと難しいかもしれませんね。

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ボロボロの崩れやすい石でできたピラミッドを降りていったら蜘蛛の巣に出会った、というなんとも意味深な夢を観ました。

2018-03-25 19:10:02 | 夢、易占
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は5.3℃、最高気温は18.9℃、五條市アメダスの最低気温は1℃、最高気温は19.2℃でした。日々順調に気温が上がってきていますね。今日も昨日同様朝から奈良の某大へ仕事に出かけましたが、帰りは一段と暖かくて日差しが強く、締め切ったままだと短時間で車内の温度が上がり耐え難くなるので、昨日同様仕方なく窓を空けて走りました。今日は昨日一昨日より少し多めに花粉が飛んでいた模様ですが、とりあえず現時点で花粉症が悪化したような自覚症状はありません。明日以降少なくとも1週間は暖かい晴れの日が続くようなので、外出時は警戒して過ごすことに致しましょう。

 さて、色々4月からの「新生活」について考えているためか、ここ1,2日はよく夢を観ています。昨夜の夢が記憶に引っかかって残ったので、これを記録しておきましょう。
 私は、仕事? から帰ろうとしています。職場がちょっとした山の上にあり、頂上にピラミッド状に何段もの石垣が積んであって、ちょうどその上に居ます。帰りの道がよく判らず、仕方ないので、一段1m以上ある石垣を降りていこうとしていますが、よく見ると1ツ1つの石が頑丈な個体ではなく、崩れやすい薄い板上の石が何十枚も重なって縦横1mくらいの石を形成しています。長年の風化のせいかもろくて崩れやすく、これ、自重だけで崩れてしまうんじゃないか、と危惧しながら、降りられそうな場所を求めて少しずつ下に移動しています。ところどころ下の部分が崩れ落ちたかして、張り出しの屋根の様になっているところもあり、次の段に降りるには、そのまま直線で降りていくよりも少し横に移動したほうが良さそうなので、狭苦しい中を這うように横方向に進んでいきます。sると、その先に少し大きめの蜘蛛の巣がかかっていました。美しい円形の網がキラキラ輝いているのが見えますが、もちろん引っかかったら鬱陶しいので、どこで拾ったのか、長さ50センチ位の枝を前にかざし、蜘蛛の巣を絡め取りながら進もうとしています。

 と、ここで目が覚めました。
 崩れやすい崖のような石段を慎重に降りていくというのも中々意味深な光景ですが、また蜘蛛の巣の夢を観たのが一番気になるところでした。ちょうど睡眠不足な状況で今日は午前から喉が痛くなってきていたため、よもやこれが悪化していったりしないだろうか、と気になってきてます。なんと言っても体調を崩しやすい「魔の3月」ですから、ここは無理をしないでおきたいところですが、明日は昨日今日の研究会とはまた別件の研究会で夕方から懇親会付きでもありますから、中々思うように休息重視と行かないのが少々厄介です。

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色々大きく変化する4月に備えて早寝早起きを実践したいのですが、中々ままなりません。

2018-03-24 19:37:15 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は1.3℃、最高気温は16.6℃、五條市アメダスの最低気温はー1.5℃、最高気温は16.8℃でした。今日もまた朝からよく晴れて、昨日よりさらに朝の冷え込みが強かったのですが、昼は昨日より暖かくなり、車で移動していると、窓を開けていないと暑くて大変でした。花粉が気になるのでなるべく外気は入れたくないのですが、蒸し焼きになるのも困りますし、まだ3月なのにエアコンを入れるのもなんとなく躊躇します。仕方がないので窓を開け、マスクも暑いので外していましたが、意外に問題なく走ることができました。念の為朝から点鼻薬タイプの抗アレルギー剤を使ってはいましたが、大丈夫だったのはそのためでしょうか? 目は少しですがむず痒くなりましたし。もし今花粉が無いのなら、天気は良いですし気持ち良く運転できます。一応花粉情報を見ても今はずいぶん少ないようです。なんとなくですが全体に前倒しになっていて、杉ヒノキ花粉の時期は過ぎつつあるようにも見えます。そうであって欲しいと願っておりますが、果たしてどうでしょうか?

 さて、今日はとある研究会のお手伝いのために奈良の某大学へ朝8時集合とのことだったので、車で一時間かかるとして朝7時出発、朝食や着替え、用を足すなどで1時間みると6時に起きなければならない、というわけで昨日も早めに22時過ぎには床についたのですが、一向に眠くならず多分意識が落ちたのは日が変わった時分でした。これは朝起きることができるだろうか、と危惧していたのですが、案外あっさり目覚ましがなるより早く、6時少し前に目が覚め、動き出すことができました。日中も眠くなりませんし、6時間も寝ると大体なんとかなるものなのか、と少し驚いてしまいました。以前は8時間くらいは寝ないと寝た氣がしなかったはずですが、これも年を取ってきたせいなのか、と思いました。4月からはちょうど同じくらいの時間に起きて出勤ということになり、これまでよりも早起きしなければならないので正直不安だったのですが、今日のような感じで寝て起きてできるのならなんとかなりそうな気がします。しかし、4月から20年ぶりの電車通勤ですよ。それも前の時は近鉄吉野線の、南に向かう田舎の電車でしたが、今度は北向きの都市間交通ですから通勤ラッシュの電車に、実に25年ぶりに乗ることになります。まあそう言ってもしょせんは奈良県内のことですし、四半世紀前に乗っていた大阪の殺人ラッシュとは比べるべくもないでしょう。あの頃よりは気力体力が随分落ちているので体感的には同じ程度になるかもしれませんが、今度は始発駅ですし慣れてくれば座って通勤できるようになることでしょう。

 なにはともあれ、久しぶりに色々なことが変化する春を迎えます。それがより良き変化であることを祈りつつ、まずは体を慣らして行かねばなりませんね。

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欧米でエナジードリンクの規制拡大。死亡事故も起きていれば規制もやむなしでしょうね。

2018-03-23 20:24:38 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は2.7℃、最高気温は14.8℃、五條市アメダスの最低気温は1.5℃、最高気温は12.5℃でした。今日は朝からよく晴れて、朝のうちは冷え込みが強かったですが、昼にはすっかり春模様の天気でした。それにしてはまだ少々気温が低めですが、明日からは徐々に気温が上り調子になって、来週には全き春の装いとなることでしょう。私も4月からはちょっとばかり新しい生活が始まりますが、春の陽気に誘われて、無事始めることができますかどうか。

 さて、本当に追いつめられた時の窮余の一策、エナジードリンクが、欧米で規制拡大しているのだそうです。アメリカスポーツ医学会(ACSM)は、先月子供がエナジードリンクを飲むことの危険性を警告する声明を発表し、イギリスでは、大手スーパーが16歳以下への販売を今月から禁止、カナダでは、アルコール入りエナジードリンクを飲んだ未成年者が死亡する事故が発生、エナジードリンクの販売や製造の規制が検討されているとのこと。
 世界全体のエナジードリンク市場は、2013年に390億ドル、それが2021年には610億ドルまで拡大すると予測されています。一体世界中どれだけ疲れたヒトが居るんでしょうね。

 一方、米国食品医薬品局(FDA)に寄せられた健康被害情報では、エナジードリンクによる副作用が166件報告され、そのうち18件が死亡事故だったとのことですから、まあ規制やむなしという気は致します。
 その被害の主因は、カフェインです。ACSMによると、市販のエナジードリンクには、規制値である20mg/100mlの基準を大きく上回る、30~134mg/100mlのカフェインを含む商品もあるとのこと。カフェインに対し耐性のある日本人にはピンとこないところがあるようですが、欧米人はカフェインに弱く、すぐカフェイン中毒になって、命も脅かされる場合もあるのだとか。欧米でやたら「カフェインフリー」が流行っているように聞こえていたのは、こういったカフェインに弱い体質もあるのでしょうね。しかし、いくら体質的に強いと言っても過信は禁物ですし、日常的に取り続けていたらそのうち効き目も悪くなってくるでしょうから、やっぱりここ一番というどうしても必要な時以外は使わないほうが良いのでしょうね。



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自動運転車での死亡事故には、いろいろ考えさせられました。

2018-03-22 20:07:27 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は7.7℃、最高気温は12.2℃、ただし夜中の2:28の記録、昼間は11.1℃でした。五條市アメダスの最低気温は6.9℃、最高気温は12.1℃、ただしこちらも夜中の1:50で、昼の最高は9.5℃でした。昨夜は夜更けになるほど気温がわずかずつ上がっていく変な日でしたが、結局今朝未明まで上がり続け、今日の昼はその気温を凌駕できなかったわけです。今日は一日曇り空で時折けぶるような雨が降る天気でした。これで大雨だと、昨日無くした傘を思って泣いていたことでしょうが、幸いにして大した降りにもならず、降雨時も屋内に居たので全く実害はありませんでした。明日からはこのうっとおしい空気が晴れて春らしい日が暫く続くようです。3月も終盤を迎えつつありますし、そろそろこんな寒々しい気候とはお別れしたいものです。

 さて、アメリカで、自動運転中の車が歩行者をはね、死亡させてしまった事故がありましたが、その車に積んであったドライブレコーダーの記録動画を、アメリカ・アリゾナ州のテンペ警察署が公式Twitterアカウントで公開しました。事故現場はほとんど街灯が無いほぼ漆黒の闇の中で、突然真正面に、ヘッドライトで浮かび上がった自転車を押して左から右に道路を横断する女性の姿が見えた、と思った次の瞬間には、既に事故が起こってました。これは、ヒトが運転していても避けられなかったかもしれませんが、このような暗闇の道で対向車もなければ、ヘッドライトもハイビームにしていたでしょうし、それならひょっとしたらもう少し手前で横断者を発見し、事故を回避できたやもしれません。
 しかし、このような暗闇とか、夜の雨とか、ヒトも安全に走るのが難しくなるような環境でこそ自動運転車には威力を発揮して欲しいものですが、一体どんなセンサーを積んでいたんでしょうか?
 不幸にも新しい技術の成熟過程で起こった、避けることは難しい事故の一例だったということになのでしょうし、事故原因やその改善方法はこれから技術的に突き詰められていくとして、問題は、このような事故が起こった場合の責任はどこに所在するのか、という話です。
 国土交通省が先日20日に発表した、自動運転中の車が事故を起こした際の自賠法上の責任主体などについての報告書では、「自動運転車と手動運転車が混在する当面の「過渡期」は、迅速な被害者救済のため、現行の自賠法で定めている自動車所有者(運行供用者)に事実上の無過失責任を維持する」とされています。乗ってるだけで責任を課せられるのは理不尽にも思いますが、現行制度ではその責任の所在が宙ぶらりんでは事故被害者を救済する方法がありませんから、これはこれで、不本意ながら納得せざるをえない話かと思います。しかし、これを下敷きに、刑事責任まで課せられるような事になってはいけないと思います。誰が悪いのか、なんていう悪者探しよりも、できるだけ確実に被害者を救済するための仕組みを、早急に考えていかねばならないでしょう。いっそメーカーや保険会社、国が一体となって、自動運転基金といった、自賠責に替わる事故補償制度でも作ってみてはいかがかと思います。

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荒れた天気のもと、珍しく雨に祟られないで歩けたと思ったら、傘を忘れてきてしまいました。

2018-03-21 22:40:46 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は4.7℃、昼の最高気温は10℃、五條市アメダスの最低気温は4.2℃、最高気温は12.4℃でした。ただし、最高気温は夜になって気温が上がってきていますので、一日の記録としては更新されている可能性があります。

 さて、今日は朝から暴風が吹き荒れ、断続的に強い雨が降る荒れた天気でした。ぱぁっと日が差したかと思ったら、次の瞬間には一天にわかにかき曇り、叩きつけるような雨が降り出すなどとにかく忙しない春の嵐です。気温も低めで風が冷たい中、知り合いがその仕事でとある結構貴重な賞をもらった事を記念した祝賀会に参加するため、奈良まで出かけてきました。幸い行き帰り露天を歩く際は雨は無く、持っていった傘を開く場面はありませんでしたが、アルコールが入っていたせいか、帰路、乗り換えに降りた大和西大寺駅のトイレで、傘を忘れてしまいました。気がついたのは橿原神宮前駅行きの電車の中でホット一息ついて座席に座ってしばらく経ってから。手元に、ふと持ち歩くには少々面倒な傘の姿が見当たらないことに気づき、ああ、そう言えばさっき大和西大寺駅で、と思い出したのでした。バーゲンセールで500円の破格値で入手した結構お気に入りの傘でしたが、残念ながら今生のお別れとなったようです。自分のことですので、絶対いつかどこかで忘れるだろうな、とは常々思っていたのですが、まさかそれが今日になろうとはつくづく残念です。まあしょうがないのでまた適当な時に一本購入することに致しましょう。
 
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もはや自分の手同然に錯覚できる義手への感覚付加技術ができつつあるそうです。

2018-03-20 20:47:05 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は7.9℃、昼の最高気温は8.8℃、五條市アメダスの最低気温は7.5℃、最高気温は7.6℃でした。今日の最高気温は、奈良市11.4℃、五條市11.9℃でしたが、いずれも日が変わった直後の真夜中。その後、ゆっくりと気温が下がり続け、最低気温も20時現在で5℃前後と、多分夜中にかけてもう少し下がることになるでしょう。今日は一日細かい雨がしぶくように降っていましたが、この雨、なんと明後日まで続くのだそうです。いわゆる菜種梅雨というやつでしょうか。明日は午後から出かけなければならないのでなるべくなら止んでいて欲しいですが、気温もあまり上がりそうにないですし、傘とコートは必須な一日になりそうな塩梅です。

 さて、National Geographicの記事に、「ロボット義手の最新研究、腕が動く感覚を再現」という面白いものがありました。詳細は記事を読んでもらうとして、ようは、義手を接続している部分の腕の神経にある種の振動を与えることで、あたかもその義手がかつての自分の手だったかのような感覚を覚えることができ、その錯覚的な感覚を利用すれば、義手を自分の手のごとく自在に操る事ができるようになるのだとか。まるで夢のような話がもう実現できる所まで来ているというのが、実に刺激的で面白い内容でした。振動をコントロールすることで、指の感覚や動きまで再現し、それを元に生身の腕の感覚を持つ電気駆動のオートメイルを実現できるというのですから、事故などで四肢を失ってしまったヒトにとて素晴らしい福音となりうる成果でしょう。これがこのまま進めば、寝たきりになっても走り回る事ができるような装置や第3,第4など複数の腕を自在に操り作業する千手観音型工作機械、なんてのが実現できるようになるかもしれません。その先には、ひょっとしたら機械に感覚だけでなく意識も移し替える事ができるようになるんじゃないかと期待されます。人間の脳は想像以上に様々な状況に対応できる能力があるようで、このロボット義手の成功は、そういった脳の能力を開発し、開花させていくのにも役立つことになるだろうと想像されます。ただの荒唐無稽な夢想でしか無かった「600万ドルの男」や「バイオニック・ジェミー」が現実になる日が近いとは。これはできるだけ長生きして、その誕生をこの目で見てみたいものですが、長生きできれば、ひょっとしてひょっとしたら自分自身が経験できる様になる事も無いとは言えないかもしれませんね。

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明石沖で遭難した名門大洋フェリー、無事大阪に帰港しました。

2018-03-19 20:20:56 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は10.7℃、最高気温は18.4℃、五條市アメダスの最低気温は9℃、最高気温は18.3℃でした。朝からすっかり曇り空で、午後には予報通りパラパラと雨が降ってきました。夜になって雨脚が強まってきましたが、この雨は明後日まで降り続くのだそうで、この1週間ほどずっと天気が良かっただけに、窓の外の雨音が随分久しぶりな感じも致します。2週間前には千葉で暴風雨にまみれたはずなのですが、なんだか思いの外遠い記憶になっています。

 さて、明石沖合6キロの海上で立ち往生していた名門大洋フェリーの『フェリーふくおか2』、25時間を経て無事大阪港に帰ってきたとのことです。午後5時に大阪を出発、6時頃、乗客の80歳の男性が体調不良を訴え、病院搬送のために海上保安部の船が横付けして男性を移動させていたところ、錨を下ろしていなかった船が、速い潮の流れと秒速8メートルの風に流され、午後7時半、浅瀬を示すブイに接触、ブイを止めている鎖が右舷スクリューに絡まり破損しましたが、現場の状況が悪く、原因の確認と除去には翌日ダイバーが潜るまでいかんともし難かったとのことです。右舷の鎖を切り離し、左舷スクリューのみ利用して大阪まで戻ったそうですが、交通量が特に多い明石海峡で2次3次の事故等が起こらず、無事だったのは僥倖でした。
 名門大洋フェリーには、過去何度か乗りました。高速バスと違ってしっかり横になれますし、安価に個室、2等寝台でベットだけのカプセルホテルみたいなものですが、それでも最低限のプライバシーが保てる空間を使えるのが魅力でした。それに、夜中、明石海峡大橋や瀬戸大橋の下をくぐる時に見上げる橋の雄大な光景は、一見の価値があると思います。今でも九州北部に用事があるなら一番に選択肢に上がる移動手段なのですが、まさかこんなことで動けなくなってしまうとは夢にも思いませんでした。波が静かで揺れの少ない瀬戸内航路、と思っていましたが、それでも少し油断するとたちまち牙を剥く驚異の自然環境を、その優しげな姿の中に隠しているんですね。
 しかし、電車だと立ち往生で閉じ込められると、トイレや食事など様々な問題が噴出してきますが、大型船はその点比較的安心ですね。もちろん浸水して傾いたり沈み始めたりしたら恐怖しか無いでしょうが、レストランや売店、自動販売機、トイレも十分数があり、エンジンが止まらなければ電源も確保できますし、疲れたら横になって寝ていたら良いのですから。遊びに行く際にこんな事態に巻き込まれるのなら、一度くらいは経験して見るのも悪くないな、と少しだけ感じました。

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春早々から「かき氷」を食べに奈良市内まで出かけてきました。

2018-03-18 20:47:54 | サボテン
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は2.1℃、最高気温は18.6℃、五條市アメダスの最低気温は−0.5℃、最高気温は19.6℃でした。天気は昨日とよく似ていましたが、今日は格段に暖かくなりました。午後には曇りがちになって4時頃にはすっかり日差しは遮られていましたが、それが返って日没からの気温の低下を抑え込んでいるようで、夜も比較的暖かに推移しています。

 さて、今日は知り合いの方が経営なさってお出でのかき氷屋さんが21日に新装オープンされるのに先立ち、内覧会を催されると聞いて、お伺いしてきました。近鉄奈良駅から東向き商店街を抜け、さらに餅飯殿商店街のアーケードをしばらく行くと、右手にある、「ほうせき箱」というお店です。これまでは向かい側の起業スペース「夢キューブ」内で3年間開業されていましたが、起業期間満了ということで新たなお店に移転されたわけです。元人気のブティックを改装されたという店内は、香り立つ吉野の杉檜がふんだんに使われ、気持ちがふんわり緩むようなゆとりとぬくもりある空間になっていました。
 今日は内覧会ということで提供されるかき氷は2種類だけでしたが、色合いが美しいイチゴとヨーグルトのかき氷を選んでみました。

 高温でゆっくり凍らせて不純物を除いた特殊な氷を、薄く薄く削り出して大量の空気を取り込んだかき氷は、暖かく暖房の効いた室内でも容易に溶けること無く、また口当たりの良いヨーグルトとイチゴの酸味や甘味がよく効いて、赤ん坊の頭くらいありそうな大ボリュームのかき氷もぺろりと食べることができます。不思議と身体が冷えることも無いですし、美味しいデザートだと思いました。
 
 さて、家に帰って見ましたら、新たにサボテンがひっそり花開いているのを認めました。


 先日も一輪咲いていた「縮玉」が今度は3輪まとめて咲いていました。また、


 今年はやたら早くから蕾を付けていたレブチア属の「宝山」が、早くも花開いていました。春真っ盛りの頃の伸びやかな開き具合と異なり、恐る恐る、という感じもする中途半端な開花ぶりですが、ここまで早く花開くのを見るのは多分初めてだと思います。
 明日から暫く雨模様の天気で気温も低めになるようですし、植え替えは次の土日を目途として、準備を進めると致しましょう。

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ミスの責任をあげつらうだけでミスは防げないのは既に自明なのに、ましてや連帯責任などしてどうするのでしょう?

2018-03-17 22:54:39 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は0.8℃、最高気温は13.7℃、五條市アメダスの最低気温は−0.2℃、最高気温は12.1℃でした。一転して数字だけは冬の気候になりましたが、体感的にはよく晴れて気持ちよく降り注いだ日差しもあってか、そこまで寒かったようには感じませんでした。ストーブに火を入れても、冬のさなかのように中々部屋が温もらず毛布をかぶって震えていたようなこともなく、すぐに温まってともすれば暑さを覚えるほどでしたし、外へ出かけるにも、気温からしたらコートの一つも無いと少しこたえそうなはずの冷気があまり感じられず、セーターにマフラーもあれば十分でした。どうにもちぐはぐな気がしますが、長い冬を越えて身体が寒さに慣れきってしまったのでしょうか。どうもそれだけでは無さそうにも思えますが、冬明け早々の独特の空気感があるのかもしれません。

 さて、堺市西消防署臨海分署に配備の消防艇の給油口に署員が誤って水をいれ、エンジンを破損、その修理費2260万円を、「単純ミスで市民の理解が得られない」として、ミスをした署員を含む西消防署110名で弁済する事を検討しているのだそうです。給油口から1m離れたところに、青色の蓋のついた給水口があり、油の方は赤色の蓋が付いていました。消防士は給水・給油の際、指差し確認で間違いのないことを認めてからホースを接続する事になっていたそうですが、この署員はそれを怠っていたそうです。
 確かに単純極まるミスですが、失敗学といった分野からしたら、そもそも水と油の補給口の仕様が何故一緒なのか、補給方法が同じ工程なのか、という点が根本的な問題であって、ヒトは当たり前にミスをする、という点を忘れているこうした仕様こそ改善すべき、というのが教訓というものでしょう。まあ技術的には何ということもないありふれたミスですし、それをヒトの注意でのみカバーしようとしている限りまたいつか似たようなミスをしでかすに決まっているのですが、この場合一番の問題は、そのミスを署員が弁済する形で決着をつけようとしていることだと私は思います。業務上の損害を何故署員が償わねばならないのでしょう? 意図的な破壊工作ならいざ知らず、想定されうる実にありふれた「単純ミス」をそれを犯した人間の責任だけで処分するというのはおかしいですし、百歩譲って、命の遣り取りをするギリギリの現場で働く消防署員には寸分のミスも許されない、という立場に理解を示したとしても、ミスをした署員への譴責だけならともかく、所員全員の連帯責任にするなど到底理解に苦しみます。連帯意識を高める契機とでも考えているのでしょうか? 
 そんなことよりも、命のかかる遣り取りをする現場でこそ、ミスは必ずありうることを前提にして、それをいかに防ぐか、いかに損害を局限するかに知恵と努力を振り絞ってもらいたいです。既に今回の事例でも、赤い蓋と青い蓋、という形で一応のミスを防ぐ処置が取られており、そしてそれが、補給ミスを防ぐという目的からすると能力不足であった、という事が証明されたわけです。ならばこれをどう防ぐか、改めて知恵を絞ることこそ、消防署員が一丸になって考えるべきことで、そのためにお金を集めて使おうというのなら、まだ理解できないでもありません(組織としてそれを許すかどうかは別の問題があると思いますが)。

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