かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ちょっと古いプリンタの修理をしてみました。

2006-05-31 21:27:55 | Weblog
 うぅう~夏コミ新刊がさくさく進むので調子よくキーボード叩いていましたら、すっかり「夢使い」録画予約するのを忘れておりました。朝、朝刊のテレビ番組欄を見た瞬間思い出したのですが、もちろん後の祭りです。野球中継があるので余分に時間を見て予約しないとな~、と歯を磨くまでは意識していたのですが、そのまま寝てしまいました。残念至極です。
 その新刊、今日はまったり進めてただいま73枚目。5月は後数枚書いて終了となりそうです。80枚届くかどうかくらいでしょう。まずまずのペースじゃないかと思っています。
 
 さて、今日は職場でほこりをかぶっていたプリンタを修理しました。E社のPM-3000Cという7年前のA3ノビサイズが印刷できるカラーインクジェットで、6色インク写真画質の第1世代機くらいになるんだと思います。何で誰も使わなかったかというと、酷いインク詰まりと紙送りがおかしくなっていたとのことで、誰もメンテナンスも修理出しもせず、放置されていたのでした。そこで、どうせ誰も使わないのだから、今更本当に壊してみても差し支えあるまい、と、おもしろ半分分解してみる気になったのです。幸い、この機種は結構数が出たのか、サイトを検索してみますと修理についての情報が割合豊富にありましたので、それを参考に挑戦してみました。
 まずインク詰まりは、修理債とを参考に分解してヘッドをはずし、超音波洗浄機&水流真空ポンプによる吸引掃除で開通させました。次に紙送りの方は、何度かスイッチを入れたり切ったりしているうちに、茶色い大きなホコリが紙送りローラーから送り出されてきました。よく見ると、どうやら大きな蛾の死骸です。他にもクモの巣やらもと何のモノか判らないムシの足とか色々でましたので、これらが紙送りをおかしくした原因に違いないと判断致しました。そこで可能な限り掃除機&ピンセットで掻き出して綺麗にいたしました。うちは山の中の職場なので、ムシの残骸がプリンタから出てきたときは、なるほどな、と思いましたけど、これからはとりあえず定期的に掃除する必要があるようです。
 あと、最後にこの機種の欠点として、滑りが悪いのか逆に良すぎるのかして、インクヘッドが途中で止まったり、激しくサイドに体当たりをする事が以前からよくありました。そのときいかにもモーターやギアに無理かかっています、と悲鳴を上げているような凄まじい機械音が鳴り響きますので、見ているこっちの肝が冷えます。これは、ヘッドを支えている直径1センチほどの金属棒のオイル切れか汚れが原因だそうで、まず丁寧に一度金属棒をふき取った後、ヘッドを何度か往復させては拭くを繰り返し、最後に少し粘りのあるオイルの方が切れにくくて良かろうと言うことで、バイクのチェーンに使っているオイルをティッシュに含ませ、丁寧に拭うようにして塗りつけました。これも定期的に掃除と注油をしてやる必要がありそうです。
 こうしてもう一度組み直し、スイッチを入れますと、見事に動作致しました。インクも、1,2度クリーニングしたらほぼ綺麗に通り、往事の性能を取り戻しました。インクも買い置きがたくさん転がっていたので、これで無駄なく使い切ることができそうです。まあなにぶん古い機種ですから、黒インクはよくにじむしカラーも色あせしやすいのですが、なんと言っても一応写真画質でA3ノビまで印刷できますので、まだまだそれなりに使い勝手はありそうです。まずはめでたしめでたし、ですね。

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低賃金長時間労働に加えて、窓開けただけで処分だなんて、どこかおかしいのと違いますか?

2006-05-30 23:18:46 | Weblog
 恒例の夏コミ進捗状況~。
 先週土曜日、400字詰め原稿用紙換算45枚に到達した原稿ですが、日曜日はCG三昧、月曜日はお仕事三昧でほとんど進めることができずにいました。が、今日は急に小説の神様が降りたのか、キーボードを叩く指も軽くてぐんぐん進みました。現在執筆量は原稿用紙約65枚。今日だけで一気に20枚、約八千字を加えたことになります。物語も、序盤を終えて、中盤に掛かるという辺り。この調子でがしがし書いていけば、今週中には100枚突破、来週一杯くらいで大体目処が付けられたらうれしいなぁ、という按配になります。ちなみに、自分としては驚異的なスピードで書き上げた昨年夏は、五〇枚突破が6月5日、一〇〇枚が6月12日でしたから、昨年よりさらに一週間以上早めに原稿が進んでおります。昨年の脱稿は6月26日、原稿枚数は297枚に達しましたけど、今年は少し分量は控えめにして、その分早く仕上げたいというつもりでいますので、本気で6月半ば脱稿を目標に据えてみたい気分です。はたしてどうなりますでしょうか?

 乗客が喫煙中に窓を開けたところ、その乗客が苦情を申し立ててきた、ということで処分された個人タクシー運転手さんが、乗務中の「煙害」で心臓病を患ったとして、処分した財団法人東京タクシーセンターを相手に約1000万円の損害賠償を求める訴訟を起こしたそうです。何でもタクシー運転手というのは、お客さんに禁煙をお願いすることもできないし、どんな事情であれお客の気分を害したら、「接客態度違反処分」とされるんだとか。そのために受動喫煙を余儀なくされた運転手さんは、94年に心臓病と診断されたとのこと。受動喫煙と心臓病の因果関係が争われることになるのかな? と素人ながら考えたりいたしますが、それ以前に、タクシー運転手の側から禁煙をお願いしたり、窓を開けて煙を外に逃がしたりすることが許されないなんて、ちょっと酷いのではないか、と私は思います。
 私はタバコは吸いませんが、子供の頃父がわりとヘビースモーカーだったこともあって、私自身はそれほどタバコに嫌悪感はありません。煙の害も知っていますけど、現在の日本という国に住んでいるからには、紫外線、排気ガス、食品由来の発ガン物質など、タバコ以外にいくらでも危険因子があるわけで(農薬、といわないところが私らしいところかも(笑))、一人タバコだけ健康の目の敵にする風潮には少々疑問を感じます。ようはマナーの問題で、禁煙が推奨されている場所では吸わない、吸わないヒトが身近にいるときは遠慮するかせめて一声かける、といったことが大事なのではないかと思うのです。私の友人や仕事仲間でも結構タバコを吸う方はいらっしゃいますが、少なくともそういった最低限のマナーは心得ている方ばかりなので、私も杓子定規に禁煙の御旗を振りかざす気になれないのです。でも、今回の場合、タクシー車内という密室で、何時間も過ごすわけでもなし、客の方だって我慢するなり、窓を開けて吸うなりの配慮があってしかるべきなのではないでしょうか。いくらタクシー不況で客離れが起きているからといって、こんな時代錯誤な神様扱いをしていては、お客側が増長するだけでしょう。 そもそもお客と売り手は対等なはずで、売り手が様々なサービスを提供してくれるからこそ、お客もそのサービスを享受し、色々と愉快便利に過ごせるはずです。もし売り手がサービスの提供を止めてしまえば、それだけで大変な不便が強いられ、場合によっては命に関わるようなことだって、出てくることでしょう。お客の側は、そのことをあまりに軽視しすぎているんじゃないでしょうか? デフレでものが売れなくなっているうちにそういう風潮が助長されたのか、あるいは昨今の自己中人間の増殖が問題なのか、色々解決すべきところはあるでしょうが、まずサービスを提供してくれる相手への感謝と敬意を忘れないようにすれば、自ずとマナーなどはついてくるものだと思います。日本人は昔から自然の恵みという考え方をもって、色んな神様をそれこそ米一粒一粒にまで作って、あらゆるモノに対する感謝と敬意を忘れずに来た民族だったはずです。今や忘れられつつあるのかもしれませんけど、今こそ教育でまずは子供達に、更に何とか大人達に、そういったものの見方をたたき込む必要があるやに感じます。まずはこの裁判、どっちに転ぶか判りませんけど、杓子定規な法律解釈ではなく、「大岡裁き」に匹敵するような名判決を期待したいモノです。


 
 
 
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「当たらない」牡蠣を目指す研究だそうですが、一体いつ完成するんでしょうね。

2006-05-29 22:40:46 | Weblog
 今日はずっと仕事で県内を走り回って、事務屋さんの話を聞いたり大学の先生の話を聞いたり、とにかく頭がパンクしそうな一日でした。メモ帳片手に少しでも話を理解しようとつとめるのですが、なかなかついて行くだけでやっとです。整理して咀嚼して自分なりに解釈して、しっかり理解できるといいんですけど、一晩経ってどれだけ覚えている事やら。

 そういう一日でなかなか執筆時間も取りにくいですが、それでも少しずつ夏コミ原稿は推し進めております。色々あって書けない日や書く気が起こらない日でも、たとえ一行、たとえ一言でも書き記しておけばその分進むわけで、そうやって苦心惨憺記した言葉の行列が、たとえ推敲の時ばっさり切る事になったとしても、その時の苦労は他の文章の構築にちゃんと役立っているに違いないと思うのです。だからどんなに時間のない日、書く場所や道具に恵まれない日でも、メモ帳の端とかに一言でいいから書き留めて、とにかく止めないことをこの時期のモットーにしております。そうしていればいずれそのうち小説の神様が降臨して、一気にケリがついたりするモノですから。

 農林水産省が「牡蠣」の食中毒の原因であるノロウィルスが牡蠣胎内に蓄積する経路を解明しようとしているそうです。一応の仮説として、ノロウィルスはヒトの体内で増殖し、下水を経て海へ届き、プランクトンなどを通じて最終的に牡蠣の胎内に蓄積、それをヒトが食べるとお腹を壊す、という事になっています。ウィルスですので熱には弱く、ちゃんと加熱すればほぼ大丈夫なはずですが、牡蠣は生で食べることが多いので、どうしても「当たり」が出るのが避けられないのです。私が以前「当たった」のは冷凍のフライで、原因も「ノロウィルス」かどうか判りませんでしたけど、中心まで火が通っていなければ、そこで生き残ったウィルスがいた可能性は高く、実際に「当たった」事を考えても、やっぱりあれはこのウィルスの仕業なのではないかな、と思っております。私は牡蠣も好きな方なので、安心して食べられる牡蠣が生まれるというなら、歓迎したいです。
 ただ、新聞で見る限り、この夏の調査はモデル地区に指定した産地2カ所を対象に、河川の水が海にどう拡散していくのか詳細に調べるんだとか。きっと新聞記者が説明する専門家の話をよく聞き取れなかったのか、あるいは説明役がいまいちうまくいえなかったのかだと私は思うのですが、もしそんなやり方でやろうとしていたら、一体何年後安全な牡蠣が食べられるようになるのか、ちょっと気が遠くなります。第一、その河川の水にどれくらい「ノロウィルス」が存在しているのか、それがどういう課程でプランクトンに入るのか、「ノロウィルス」に汚染されたプランクトンの数、それがどういう経路を経て牡蠣までやってくるのか、保菌牡蠣の存在確率はどれくらいなのか、等々、データはあるんでしょうか? それらをつかんだ上で、水の拡散具合を見てウィルスがどこまで広がるのか調べるんだ、というのならまだ判る気もするのですが、どうも新聞記事だけではそんな事して何になるのか、牡蠣とどういう関係があるのかが読みとれません。成果の楽しみな研究だけに、そのあたりのメカニズムもしっかり専門家に聞いて書いて欲しいと思いました。

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いよいよ夏コミ臨戦態勢ですね。

2006-05-28 22:10:29 | ドリームハンター麗夢
 表のサイトの表紙CGを、一日がかりで夏コミ仕様に変えました。今年も無事当選致しまして、11日(金)東地区 I-54bという配置です。まあ配置場所は通りさえすれば別にそう注文もないのですが、金曜日、というのは難儀なことですね。それも11日では、まだ休みに入っていないところも多々ありますことでしょう。私も木曜日から移動しなくちゃなりませんし、色々負担が大きくなってきます。通して頂いて文句を言うのもあれなんですが、「麗夢」の様な、あるいは多分私の島には懐かしのアニメを対象にしたサークルさんが集まっているんじゃないか、と推測するのですが、そういう対象を求めている方々というのは、総じてコミケ参加者の中でもかなり高齢の層のはずで、お仕事でもそれなりの地位と責任がこびりつき、そう簡単に休んだりするのは難しいはずなのです。そもそも私自身がそうなのですから、この数日間の休みを取るためにどれだけ苦労を強いられているか、私は休めるだけマシといえばそうなのかも知れませんが、とにかく金曜日というのは酷なのです。そんなこと、コミケ事務局だって判っているはずでしょうに、ようするに年寄りはもう有明には来るな、というわけなのでしょうか? 等と愚痴りつつももちろん手抜きなしで、自分の新刊長編小説と麗夢2006記念誌の製作に邁進致しますが、もう夏コミは申し込みするのを止め、、東京に行くのは冬だけ。主な活動は関西にシフト、とか言うようなことも考えないといけないかも知れません。まあ、今年のお客様の動向次第ですね。

 表紙のCG、私のへっぽこな絵なのでひょっとして判らなかったらなんですので一応解説いたしますと、この三人娘は、右からビデオⅠa「麗夢登場」の豪徳寺美雪、Ib「惨夢!甦る死神博士」の榊ゆかり、Ⅱ「聖美神女学園の妖夢」の高宮陽子ちゃんです。記念すべきビデオ初期のヒロイン達なのに、今まで榊ゆかりをのぞいて、長編短編問わず一回もご出演願ったことがなかったのですね。そこで、まあ原作にも大した設定もない事をいいことに、3人を無理矢理某都立高校の2年生に集め、そこを舞台に話を構築することにしました。つまり、かっこう初の学園モノ。麗夢ちゃん達レギュラーは、フランケンシュタイン公国に出張中、という狭間を狙って、死夢羅がかつてまともな人間だった頃の愛弟子が、一騒動起こしちゃいます。
 ホントはこれ、「夢サーカス」の後という設定にしたかったのですが、そう思って原作を読み返してみますと、「夢サーカス」で春にさらわれたゆかりがなんと秋まで帰ってこないという話になっていたんです。これではどう考えても留年するよりありませんし、クライマックスの舞台として秋の文化祭なんてシチュエーションを考えていたりするので、ちょっと無理があります。というわけで、「フロイト城」の裏話、的な内容を目指して現在執筆中です。麗夢ちゃんが「私が主役なのに……」と苦笑しつつ下の方にいるのは、そういう事情です。
 なお、制服のデザインはかつての母校の卒業アルバムを見ながら描いてみました。すでにうちの母校はこの世から消滅していますし、割とオーソドックスなデザインのブレザーですので、問題にはならないでしょう。そう古くさいという風にも見えませんし。
というわけで、ばたばたする中頑張っております「かっこう本棚」、是非ご期待頂ければ幸いです。

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ネット社会に相応しいスピードで、現実にあった法整備をして有効な対策を立てて欲しいと切に願います。

2006-05-27 23:32:05 | Weblog
 取りあえず夏コミ用長編原稿、手書き分をデジタル化いたしました。ざっと400字詰め原稿用紙換算で45枚ほど。予定より1割ほど少な目ですが、まあほとんど無視できる遅れでしょう。続いて当落結果を基にしかえる予定のサイト表紙CGの準備。明日にはコミケ公式ページでチェックできるはずなので、それを見てどういう内容にするか、改めて練り直しです。それとそろそろ宿の予約も済ませないと。ちょっと気を抜くとたちまち空きがなくなるので、油断は禁物です。ま、いつもの夏が始まったと言うことですね、

 最近一事下火になっていたスパムメールがまたぞろ増加傾向にあり、メーラーの迷惑メールフィルターが大活躍です。メールの内容は、出会い系のたわいない、一体どこの誰がこんな幼稚なものに引っかかるのか不思議でならないような内容のものが大半で、一部、表題も中身もないものや、妙な添付ファイル付きの奴とか、見つけ次第速攻で迷惑メールフィルタに登録しています。おかげで迷惑メールの9割くらいは即自動削除出来るようになりましたが、勢い余って大事なメールまで削除する例が僅かながらあり、結局ゴミ箱あさりをせずにはいられないと言う、あまり効率化には役立っていないような有様です。一番悪いのは迷惑メールを発信する輩なのでしょうが、ウィニーがどうこう言う前に、まずこういう迷惑行為を徹底的に取り締まる方法を真剣に考えてもらいたいものですね。また「通信の秘密」とか何とか言う法律を楯に「難しい」としか言わないのでしょうけど、この現状を鑑みれば、こんな輩を保護する役を演じている法律に欠陥があるのは自明と言うよりなく、そうであるならまずこの法律を何とかするなり本気で考えてもらいたいです。こういう迷惑行為を徹底取り締まりでき、善良な一般通信の秘密はちゃんと守ることが出来る仕組みをちゃんと考えないと、いつまでたってもネットは荒廃した無法地帯から進化できないと思うのです。

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日本人はどうしてこう「余裕」がないのでしょうね。

2006-05-26 23:43:32 | Weblog
 夏コミ用短編は一応最終推敲を終えました。でも、なんでこんなのに気づかなかったの? という大ポカが結構あとで見つかったりします。この先は、しばらく置いてから見直すか、誰か他の人に見てもらうくらいしか是正方法はありませんので、一旦小休止して熟成期間に入ります。来週くらいにもう一度眺め直して、直すところを直したら、それで完成です。

 さて、イギリス人というのは本当に面白い事をまじめに考える人達で、今度も大学教授が「卵が先かニワトリが先か」という古くからある命題を大まじめに検討し、答えを出したと公表したそうです。その話によると、卵が先だとと言う結論になるんだとか。何でも、最初にニワトリに進化した鳥は、最初から卵の中でニワトリの胚として存在していたに違いなく、その卵を別の種類の鳥が生んだとしても、中にニワトリが入っていたのだからそれはニワトリの卵で、よって卵の方が先であると結論できる、とのこと。この説に別の大学教授も支持を表明していると言うことも紹介されています。このこだわりときまじめさの中に漂うユーモア感覚というのはどうすれば培われるものなのでしょう? こういうことを考え、研究するヒトに大学教授の地位を与え、給料や研究費を提供するゆとりと懐の深さを、日本人はもっと真剣に学び取るべきだと思いました。

 もう一つイギリスの科学ネタで、物体を見えなくする素材の開発が可能、とする論文を、英米の科学者達が「サイエンス」に発表したのだとか。今風にハリーポッターの透明マント、と新聞には書いてありましたけど、昔から透明人間とか、姿が見えなくなる○○ という類のものはたくさんありましたので、ハリポタをネタにするあざとさが目についてしまいましたけど、内容はやっぱり大まじめで、ようはものが見えるというのは、その物体に当たった光が反射して、それが目で感知されるから「見える」のであって、光が物体で反射せず、迂回して進むように出来れば、その物体は見えなくなると言うのです。それには光の進む方向を制御できる特殊な微細構造を持つ複合素材の開発が必要で、成功したら軍事的にも応用が期待できると言うことで、米軍が支援しているのだとか。SFでいう光学迷彩なんてのは、こういうのをさすのでしょうか。

 でも、ロボットや透明人間まで「実用化」してしまったら、あと夢として残っているのは「タイムマシン」くらいでしょうか。あ、「どこでもドア」や「ワープエンジン」なんてのも、まだまだ実用化までは程遠い夢物語でした。そのうちどれか一つくらいは生きている内に実現して欲しいですが、4、50年くらいではちょっと無理でしょうか?

 
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久々に学校(大学)の夢を見ました。

2006-05-25 21:40:05 | 夢、易占
~夏コミ進捗状況~
 投稿用短編、2回目推敲完了。かなり最終原稿に近づいたと思います。あと一回くらい中身を点検して過不足を整理し、誤植をチェックしたら完成ということにさせて頂きましょう。
 自分用の長編、大体400字詰め原稿用紙換算で30枚から40枚くらいのはず。諸般の事情から、ただいまコピー用紙に鉛筆とかボールペンとかで書き進めているので、正確な量が判りません。順次デジタル化しているんですが、ちょっと追いつかないです。目標は当落発表までに50枚超え、ですけど、推定値になりそう。
 
 春から夏への変わり目に加えて天候不順が続くせいか、妙に疲れやすくなっております。早く寝れば良さそうなモノなのですが、どうも寝付きが悪く、またすぐに目が醒めてしまうので、いわゆる自律神経系の不調と思われます。それに眠いとかじゃなくて、だるいとか、力が抜けるとか、はっきりしないのにここと言うときに力が抜けちゃう、というような具合なので、眠ることでどれだけ解消されるかも疑問です。その割に仕事は順調ですし、原稿も思ったより進んでいます。痛いとか気分が悪いとか言うのとは違うので、生産性は思ったほど落ちないようですね。季節が安定すれば収まるでしょうし、当面は無理せずぼちぼち進めて参りたいと思います。

 そういうわけであまり夢も見ない、というか、見ているんだけど覚えていないのですが、最近では珍しくはっきり記憶に残った夢を見たので、記録しておきましょう。

 私は母校である大学に来ています。私が通っていた頃とは大きく変わっていて、間近まで高速道路の工事が進み、ひなびた片田舎が数年で様変わりしてしまいそうな建設ラッシュにあります。ところが、よく通っていたお店は軒並み寂れ、ほとんど朽ちかけていてすすけた看板だけがかろうじてここがかつてお店だったことを示しているような廃墟が並んでいます。私はの門をくぐり、恩師の先生の研究室にご挨拶に伺おうと校舎に入ったまでは良かったのですが、中央の廊下が工事中らしく、廊下いっぱいに大きなガラスが立てかけられています。右隅にほんの少し隙間があって、無理矢理通れないこともなさそうですが、なにせガラスだし、引っかけでもしたら大変なので、そこを通るのをあきらめ、後者の外側をぐるりと回って行くことにしました。先生の部屋はこの正面入り口から正反対の向こうの端にあるのです。はじめは左から回り込もうとしましたが、工事の関係か全く見覚えのない風景に変わっていて、そこを無事通り抜ける自信がありませんでした。そこで大学の敷地を出て、右側から回り込むことにいたしました。このあたりもかつての光景とは変わっていて、よく食事に行った中華料理屋が、オープンのイカ焼き屋なっていました。一枚650円と大きく紙に書いてつり下げています。その先はただの小道だったはずなのに、何故か大きなビルになっていました。何人かの背広姿の人達が足早に私の前を進んで、そのビルに入って行きます。私も負けじとついていきますと、駅のコンコースみたいに見える薄暗い通りになっていて、にぎやかなお店が並んでいます。見るとどうやら土産物屋で、2,3件づつ両側に並んでいるのです。そこを通り抜けると、左手に大学のフェンスが現れました。ところが今度はそのフェンスがどこまでも続いていて、入る隙間がありません。どんどん行くうちに、先行する男性(何となく見覚えがある気がする)がようやく切れ目を見つけ、そこから大学の敷地に入っていきましたので、私もついて行きました。が、またフェンスが続いていて、しばらく歩いてようやく中に入ることができました。ぐるっと回り込みましたので、位置的には生協の売店があるあたりに出たんじゃないか、と思ったのですが、どうも風景に見覚えがありません。果て、どっちに行ったモノだろう、と私はそこで見覚えのあるモノが見えないか、しばらくきょろきょろしておりました。

 さて、ビルは俗に言う「胎内くぐり」、産道の追体験というようなものでしょうか? 細部はともかく、大学校舎の外観とか、恩師の研究室の配置とかは事実と合致していますので、何故歩き慣れたキャンパスの西側がさっぱり判らなかったのか、起きてからもしばし不思議でなりませんでした。まあ夢というのは、そういうモノかも知れません。大学の夢は願望が叶うチャンス、という夢占いもあるようですが、果たして何かいいことがあったりするんでしょうか?

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夢使い6話と7話、一度に鑑賞。

2006-05-24 22:15:46 | アニメ特撮
 5月も後一週間。月が改まるといよいよという臨戦態勢に入りますが、とりあえず今は少しずつ少しずつ水かさを増すダムのように、色々やっております。記念誌掲載予定の短編の推敲1回目を終えたり、自分の長編を少しずつ書き貯めていったりですね。今週末の当落発表できっちりエンジン全開にできるよう、この静かな慣らし時間が結構貴重なのです。
 さて、ふと気づきましたが、先週の「夢使い」、まだ見てなかったですね。よほど下のアニメ製作に入れ込んでいたみたいです。これはしばらく寝かせて、背景や効果など頭の中でアレコレいじった上で、仕上げるつもりですが、それはともかく、「夢使い」を、今日ついでに、第6話と7話両方続けて見ました。
 まず第6話から。4話で出ているのでそんなにあいているわけではないのに、なぜか久々に登場の気がした三時花嬢、やっぱりこの娘はいいですね。もう少し出番を多くしてもらいたいです。自家用ジェット機のタラップから万歳して飛び降りてくるところとか、動作の一つ一つがなかなかに魅力的です。お話としては、「夢使い」の背景説明を行うためのインターバル的な内容でしたが、個人的にはこういう小品もきらいではありません。むしろ、毎週ワンパターンで悪夢を「ドリームサイクロン」でやっつけてくれるより、こういう話を挟んでくれた方が見ているこちらとしては見やすいと思います。難を言えば工事現場のシーンがしつこすぎる気がしたくらいですか。工事のおっちゃんが出たあたりで、これはきっとやるぞやるぞ、と思ったら本当にタクシー代わりやったベタな演出に思わず苦笑してしまいましたが、燐子の一所懸命さを表現するためのしつこさということで、理解しておきました。もう少し違う見せ方してくれた方がうれしかったですが。
 しかし、こういうと失礼かも知れませんけど、地方のお菓子メーカー社長くらいで、自家用ジェットなんて運用できるモノなのでしょうか?
 第7話は、古事記や日本書紀にも一大恋愛叙事詩として掲載される、兄と妹の禁断の愛を描いた、今までで一番原作っぽいテイストのお話でした。近親相姦というネタは原作者は結構好きなのか「ディスコミ」で2回やっていますけど、どちらも結構ひねった話だったので、今回ほどストレートに作られると、やっぱりどこか違うな、と思ってしまいます。「禁断の愛」が花言葉だなんて、もうそれだけのためにあの花を選んだのがちょっと安易なんではないか、と思いましたけど、30分の中で、兄妹の選択のその後まできっちり描いて、それもバッドエンドではなかったのは良かったsです。必殺技もワンパターンじゃなかったし。でもどうせやるならハンドパペットじゃなくて、着ぐるみにしてくれたほうが迫力も出しやすいだろうし夢使いの武器っぽくて良かったと思うんですが、発想の問題なのか、あるいは時間とか予算とか色々「大人の事情」が問題なのでしょうか?
 作画については、今更なので何も申しません。でも連続したコマのなかで落差が大きすぎるときは、何とか修正しておいて欲しいです。
 また来週を楽しみにして待つといたしましょう。

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すい星衝突大津波で株価落なんて、桶屋が儲かるより酷い話だと思います。

2006-05-23 23:54:54 | Weblog
 おおう!雑事にかまけていたら「今日」は後二〇分足らずではありませんか! 危うくブログの更新をやり損なうところでした。やり損なうと言えば、最近ビデオの予約をよく忘れてしまいます。多忙とか何とか言うより、思いついたときにやらないものぐさな態度が問題なのでしょう。昨日も「涼宮ハルヒの憂鬱」録画しそこねましたし、この調子だと今夜の「夢使い」までやり損ないそうです。うん、ちゃんとブログ書いたら即予約のためにビデオの前に走りましょう。忘れないようにしませんとね。

 ネットのニュースを見てましたら、今の株価の下落は、五月二五日にすい星が大西洋に落下して200mもの大津波が起きる、とフランスの研究家が予言したのが取引している人達の不安を呼んだ、という説が出ているとの話がありました。そんなバカな話があるモノか、と思いましたけど、株価というのはそういう馬鹿馬鹿しい話に敏感に反応するモノなんだとか。正直、何だかな、と思いました。こんないい加減なモノが世界の経済を左右しているのかと思うと、経済なんて本当にとらえどころのない化け物にしか見えません。エコノミストや経済学者と呼ばれるような人達は、本気でこんなモノを研究なさっておられるのでしょうか? データの解析を進めてみても、何も有効な話は出てこないように思うのですが。なぜそんな程度のメンタリティしかもっていないような人達の集団心理に、世界が右往左往させられなければならないのか、どこか間違っているんじゃないでしょうか?

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「日本」の崩壊がますます加速しているような気が致します。

2006-05-22 22:48:13 | Weblog
 子供が殺されたり大けがで放置されたり、暴力団組事務所にまるで映画みたいに銃弾や爆弾が突っ込まれたり、たくさんの犬の死体が放置されたり……。列島がすっぽり魔界に呑み込まれているかのような雰囲気が漂っているようで仕方ありません。その根底にあるのは、自分だけが大事で周りがどうなろうと知ったことではない、という自分勝手な考え方ではないでしょうか? 孟子は命が危ないとなったらどんな悪人でも助けの手を出さずにはいられないとして性善説を唱え、親鸞は自分は悪いことをした、と自覚する悪人こそ極楽往生できる、と説きましたけど、今の日本人にはそういう考え方がまるで通用しなくなっている、けったいな化け物じみた存在になってしまっているのかも知れません。衣食足りて礼節を知るどころか、他と比較して相当低所得の人でさえ最低限の衣食に困ることはまれになった豊かな世界で起こる奇怪な事件の数々。物質的に豊かになるほど性根が腐っていくのは人の本性として致し方ないのでしょうか? 私は決してそんなことはない、と思いたいのですが、近年にわかに増してきたかに感じる異常事態の数々を見ていると、豊かさの魔力について考えさせられずにはいられません。現代の我が国は、エネルギーもないし食料もほとんど海外依存だし軍隊も外征など覚束ないしおよそ国としてこれほど弱い状態もなく、唯一の強みは微妙なニュアンスもちゃんと伝えられる豊かな表現力を誇る言葉と、それを操る高い教育水準にある1億もの人の集団であることだと思うのですが、今やそれが崩れつつあるみたいで先行き本当に危うく見えます。人は石垣、人は城、と人材こそ唯一の資源として、国民一人一人が心身共裕かさを醸成する努力をしないと、本当に数十年も経たないうちに我が国は滅んでしまうに違いないです。戦後の間違った教育方針もあるかとは思いますが、それだけでここまでおかしくなるとも思えません。むしろ、何か根本的な根っこのところの変質が、例えば教育の形で表に出てきただけなんじゃないか、と最近思うようになってきました。マスコミしかり、政治家しかり、一般大衆しかりで、品性とか性根とか言うような部分を改善しない限り、妙な事件は後を絶たないでしょうし、それどころかますます酷くなる一方ということになるのでしょう。私の周囲にいる人達を見る限り、世間的には犯罪予備軍みたいに思われてるみたいなおたくなどと呼ばれている人種の方が、まだ真っ当な品性をもっているような気がします。ひょっとすると夏冬に有明に集う一大集団は、将来の日本を救う貴重な遺伝子セットなのかも、と言う気がしてきました。

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短編小説初稿脱稿!

2006-05-21 21:55:54 | ドリームハンター麗夢
 パンク修理くらいなら何とか自分でもできるので、今日は金曜日パンクしたバイクの後輪を修理しました。開けてみたら角のとがった小石が入っていて、これが切り裂くようにチューブに傷を付けていたのがパンクの原因だと思われました。穴の空いたところのタイヤには刺さっているモノは何もないし、何かが刺さっていたような痕跡もありません。それに同じ角度の傷がチューブの複数箇所点々とついていましたから、タイヤの中で石が転げながら移動していたところが、ついにあと家まで100mという時点で突き刺さり、穴を開けてしまったのでしょう。何にしてもついていないことに変わりはありませんが、自宅近くまで無事だったと言うことを慰めにして、無事直ったのでよしとすることにしました。

 さて、昨日アップしたアニメ、どういう訳かアップした後の奴を見ると妙に動きが速すぎるのと、一回こっきりで停止してしまっていたので、再生時間を少し調整して、無限ループに直してみました。私のPCではまずまずの動きに見えますが、他の方にはどう見えているのでしょう? スピードがCPUの処理速度に依存するとしたら、私の奴はかなりプアな環境なので、人によっては目にもとまらぬスピードで動いているのかも知れませんね。
 それと、これもどういう訳か判りませんが、私が常用するFirefoxでは、ブログを見に行ったときにちゃんと再生されないのです。絵のあるはずのところをクリックしたら再生されますので、ブラウザのせいではないような気もするのですが、MacのIEではちゃんと見えるし、これも謎です。

 さて今日は、夏の企画用の短編小説を書きあげました。400字詰め原稿用紙に換算して、ざっと34枚分くらいになりました。まだ推敲も何もしてないのでこれからいじり始めるわけですが、一口で言うとアクション巨編(短編ですけど(笑))な感じに仕上がっています。もしよろしければどなたか挿絵を描いてやって下さると感謝感激です。立候補頂いたら即原稿送りますよ。読みたがる人がどれだけいるか疑問だったりいたしますが、一応「本になる前の生原稿を拝むチャンスですよ」、とささやいてみたりして。
 ところで内容は、前に「麗夢2006企画推進用掲示板(http://bbs.avi.jp/324613/)にアップした13話のうちから一つ選びました。13話中マンガ一つ、小説一つ、という形ですね。この際もう一つくらいシナリオにして出してみてもいいかも。時間があるかどうかですけど。

 時間といえばそろそろ本気で自分の出し物を書いてかないとイケナイ頃合いになりました。構想はそれなりに進んでいますが、原稿は全然進んでいません。今週末が当落発表なので、それまでにはもう少し進めないと、と少々焦りが出はじめてきております。でもやっぱり通ってからでないとエンジンかからないのですよね。困ったことに(^^;


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「変身!」って聞こえてきそうな動きになってればいいんですが。

2006-05-20 23:05:02 | ドリームハンター麗夢
 雨は昨晩の内に大方降り終わったみたいで、今日は朝から青空も見えるまずまずの天気でした。少し蒸し暑いのが気に入りませんが、結局一日部屋に籠もりきりだったので、それもそれほど気になりませんでした。
 
 で、籠もりきりでなにをしていたかというと、この「絵」です。
 GIFアニメなのですが、連休明けからこっち、何故か妙に熱が入りまして、PCで作業初めてから10日余りで一応完成しました。
 実は連休中に捜し物がてら部屋を掃除していて、昔買った「AnimeStudio2」というアニメーション作成ソフトを発掘したのがきっかけでした。
 表のサイトに載せている7秒ほどのアニメ(http://www5.kcn.ne.jp/~cuckoo/NewFiles/Animation.html)はこれで作ったのですが、結局作ったのはこれ一つだけで、あとは計画だおれのまま、お蔵入りしていたソフトでした。
 なぜお蔵入りしたかというと、簡単に言えばもの凄く大変だったからです。
 以前のアニメはコマ数は八〇程、のべ二〇〇枚くらい絵を描いて作ったのですが、まだ絵を描き始めたばかりの頃だったせいもあって、確か構想から完成までおよそ二ヶ月くらいかかりました。絵コンテはあるアニメのアイキャッチを丸ごとコピーして中身を麗夢に置き換えるという海賊版仕様でしたから、その分の手間はかかっていないのですが、それでもあの二ヶ月は今思い返しても「大変だった」と言う一言しかありません。それにやっぱり上手に動かすと言うのは当たり前ですが難しいもので、そんなこんなでこれまで未発のまま、結局アニメ作りは簡単なGIFアニメでさえめったにやらないようになってしまいました。
 それが急にやる気になったのは、一つにはソフトを再発見してやってみたくなったことと、もう一つ、少なくとも当時と同じものなら三週間もあれば出来るんじゃないか、と胸算用出来るくらい、お絵かき速度が格段にスピードアップしているという自覚があったのが上げられます。
 以前はまず原寸で紙に鉛筆書きし、それをスキャナで読み込んで、CGはイラレで描き、仕上げをフォトショでしていたのですが、今は下絵はペインターで直接PC上に描き、仕上げはベジェ曲線とフリーハンドを使い分けながらフォトショでやる、という工程をとっております。画像のリサイズやGIF変換も以前は一枚一枚手作業でしたけど、今はフォトショのアクション機能を使う事を覚えたので随分楽になりました。これらの組み合わせで、多分絵を描く手間が十分の1くらいになっているんじゃないでしょうか。
 そんなわけで作り始めたのですが、今度は基になるアニメがありませんから、絵コンテから考えることになりました。幸い、昔々五センチ×三センチくらいの大きさの鉛筆描き絵コンテもどきざっと30コマが同時に発掘できたので、それをベースに幾つかのアニメの変身シーンを見てイメージを膨らませ、まずは取りあえず四つ折りにしたA4の紙の一こま(A6相当)に鉛筆なぐり描きでコンテを七〇コマくらいに増やしました。やっぱり全体をざっと俯瞰するには、まだまだ紙と鉛筆は捨てられません。それを見ながらペインターでおおざっぱに着色したラフ絵を起こし、GIFで保存してGIFアニメ作成ソフトで動かしてみました。その動きを検討して不足部分を足して下絵を描き、フォトショップでせっせと仕上げること120枚。最後は動きを重くする余分な絵をはずして結局113コマにまとめましたけど、途中で思い付きを試してみたり、レイヤーを勘違いしたり、コマごとの左右の位置関係がおかしくなっていたり、変な動きするのを調整するのに頭をひねったりと色々紆余曲折を経て、一応の完成にこぎ着けました。でも、総じて前のことを思えば失敗ややり直しも少なく、自分でも驚くほどの速さで出来たと思います。やっぱり、一度経験していると割と何とかなるものですね。
 さて、実はまだこれは動きをチェックするための「下描き」の段階でして、仕上げはもう少し大きなサイズでと思っています。また、GIFアニメですと減色処理のために色がいろひとつですし、コマごとの細かい表示時間の調整がなかなか難しいので、そこは発掘できた専用ソフトを使って、ちゃんとフルカラーでつくってやりたいと思います。更に背景や透過光を加えたり、もう1、2枚足した方がなめらかになりそうな所に絵を足してみたりを試しながら、最終的にはムービーファイルで出力して、仕上げといきたいですね。

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ウィニー遮断は駄目、理屈ではそうなのかも知れませんが……

2006-05-19 23:53:45 | Weblog
 いつ雨が降り出すかと一日待ちかまえていたら、結局帰りまで降らず、拍子抜けして家に辿り着いたところで、後輪がパンクしてしまいました。なにか踏んだような記憶も無し、暗がりでは外観でどこになにが刺さっているのかも見当が付かないので、調べるのは断念しました。さて、どうやって直したものか。一箇所のパンクなら大した事もないのですが、いつパンクしたのか気づかないまま乗っていたので、チューブの複数箇所が傷ついているかも知れず、そうなるとパンク修理よりもチューブ交換の方が安くつく可能性もあります。ふう、事故を警戒していると思わぬところで足をすくわれました。どうもこのところ乗り物にはついてないみたいです。
 
 ウィニーの利用を通信遮断で阻止しようとしていたプロバイダーの問い合わせに、総務省は駄目と指導したそうです。ウィニーによる通信かどうかを検知して遮断するかしないかを決める行為は、憲法の定める「通信の秘密」に抵触する恐れがある」からだそうです。確かに額面通り見れば総務省の言うとおりなのでしょうけど、トラフィックの大半が違法コピーデータであることは公然の事実で、通信の秘密がどうこう言うレベルとは異なる違法性がそこにはあるはずです。ウィニーばかり対象にしているかのようなプロバイダやマスコミの態度には不満がありますけど、そう言う違法行為によるネット資源の浪費に対しては、遮断という処置はそれなりに有効なようにも思えます。ようはそう言う事態を「通信の秘密」を規定する法律が想定してなかっただけで、これだけネット環境が日本全国を覆い尽くすかのように広がった今日に置いて、その程度のことすら想定した法整備が出来ていない、と言うことが一番の問題でしょう。
 でも、著作権というのも理解しがたい面があるのも確かで、私にとってもっとも気になるおかしな面としては、倒産等で関係者が離散し、連絡が取れなくなった人が持つ権利でも保護されると言うのが、理解出来ません。権利は権利として認めれば良いと思いますが、そんなどこにいるのかさえ判らない人のために過去の資産が有効に活用できないと言うのはどう考えてもおかしいと思います。そう、「ドリームハンター麗夢」がDVD化されないのは、そんな著作権法の変なところのせいと言ってよいでしょう。そんなものを手に入れるための手段としてP2Pがあるというなら、私はそれは許容しても良いのではないか、と思うことすらあります。是非通信関連の法律と共に、著作権についてもコンテンツの有効利用という視点で改正してもらいたいものです。

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ガメラ!(ネタばれ注意)

2006-05-18 22:13:49 | アニメ特撮
 今日は無理無理時間を作って映画館へ。ずっと観たいと思っていた映画があったのですが、この調子だといつ映画館に行けるか判りませんし、なにより近所の映画館ではもうすぐ上映が終わってしまいそうだったので、頑張って観に行くことにいたしました。その映画とは「小さな勇者達~ガメラ」。ガメラ誕生40周年を記念して制作されたというふれこみもさることながら、予告映像の怪獣シーンはなかなかの迫力で、ガメラと共に人生歩んできたと言っても過言ではない私としては、これは行くしかない、と思っていたのでした。
 大体私が物心ついたときはちょうど昭和の怪獣ブームの時で、東宝や大映の映画館に良く足を運びました。高校野球が雨で中止になったときの差し替え用としてガメラなどが用意されていたりもして、当時からさしてスポーツに興味の無かった私は、ひたすら雨が降ることを祈っていたりもしたものです。それにしても、平成ガメラシリーズが終わって既に7年。当時その素晴らしい出来に感動しつつも、興業収益では「学校の怪談」に劣るという話を聞いて、もう作られることはないだろうと諦めていただけに、その復活は取りあえず手放しで喜べるものでした。
 さて、映画の方はと言うと、怪獣映画としては迫力十分! のっけから始まるギャオス対ガメラの死闘、そして新怪獣ジーダスと生まれ変わったガメラ(まるでミニラを彷彿させる可愛らしい顔つき)の闘い。ミニチュアセットもかつての円谷特撮を思い起こさせる美しさで、これぞ怪獣映画、という醍醐味を久々に満喫させてくれました。多分CGなども多用して、本物らしさが醸し出せるようにしているんでしょうね。何はともあれ、技術の進歩というのは素晴らしいものです。
 ただ、ストーリーは今ひとつ納得いきかねる展開でした。主人公の少年とガメラの交流は良く判りますし、前半の山場で怪獣に襲われた少年を助けてガメラが飛び出してきた所などは「ウンウン」と頷いてしまいましたが、後半の山場である子供達のリレーは、唐突に始まった印象が拭えず、何故あんな風に見ず知らずの少年少女達が危険も省みずガメラを助けるために働いたのか、いまだに理解できません。ひょっとして、尺の関係でその説明に当たる部分をはしょったんじゃないか、と思ったりもしたのですが、現時点では全くの謎です。ヒロイン役の少女が心臓手術の恐怖に怯えるストーリーも、掘り下げがほとんどなく、正直、なんのために語られた話なのか、判りませんでした。主人公の少年は、母を失った悲しみで、自分の好きな者達が死んでしまうのを極度に恐れるようになってますけど、きっとそれとからめてもう一つ二つエピソードがあったんじゃないでしょうか? でないとあの少女は、名古屋にガメラのエネルギー源を運ぶためだけに心臓手術を受けたとしか見えないのです。
 映画その物としては少々辛口の採点を余儀なくされる出来でしたけど、怪獣映画としては満足できたと思います。伊勢志摩の風景もきれいですし、なじみ深い近鉄電車が走っていたりして、知っている風景や道具立てが出ると、それだけでぐっと親近感がましますしね。
 怪獣シーンで唯一不満は、自衛隊の活躍がなかったこと。平成ガメラシリーズでは自衛隊が格好良かっただけに今回も期待したのですが、予算の関係か歩兵がちょろちょろ出ただけであとは全く出ませんでした。
 これ、続編は作られるのでしょうか? 興行成績次第では考えてくれそうな気もしますが、どれくらいお客が入ったんでしょうね。少なくとも私が観たときは、私ともう一人同年輩の男性がいるばかりで、館内は閑散としてものでした(泣)。是非頑張って、手に汗握るスペクタクル映画としての怪獣を、また満喫させて欲しいものです。

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このところ、今にも事故しそうなキケンが漂っています。

2006-05-17 23:36:52 | Weblog
 最近雨が多い気がしますけど、降って欲しくないときに降って、降って欲しいときには降らない、というような感じがするのは気のせいでしょうか? この調子ですと、いつぞやみたいにさむーい夏コミを経験させられるかも知れません。初夏の抜けるような青空って、なかなか拝めないですね。
 
 ところで最近、妙に危ない目に遭うことが多い気がいたします。今日も通勤途上、幹線道路から、車一台がやっとというとある細い道に入ろうとしたところで、その道から車が飛び出してきて総毛立ちました。普段まず対向車など拝めない道なため、私も油断してかなりスピードにのって侵入しようとしたのも不味かったのですが、多分相手も正面からやってくるものがいるなどと考えもしなかったのでしょう。きっと無事すれ違うことが出来て、ほっと胸をなで下ろしていたんじゃないかと思います。
 先日は突然目の前で方向転換したおばさん自転車に突っ込みそうになりましたし、細い見通しの悪い道で、スクーターと出会い頭にぶつかりそうにもなりました。他にもヒヤリ程度のことが結構頻発しているような気がします。こういうことが重なると、そのうち本格的な事故を起こしてしまいそうな気がするのですが、原因がいまいちはっきりしないのが気にかかります。何故なら、走るルート、時間帯、スピードなどは毎日のことなのでほとんど変わりません。それどころか、乗り物自体随分年寄りなので、もう昔みたいに無理にふかすこともできませんから、速度自体は相応に落ちてきているはずなのです。となるとあとは私の集中力とか反射神経が衰えてきているのでは、とも考えられるのですが、この1、2ヶ月あまりの内にそんないきなり衰えると言うことも考えにくいですし、第1その点は自覚してもおりまして、ゆっくり走るとか、意識的に安全運転を心がけるとかもしておりますので、それほど無理はしていない積もりなのです。それなのに交も立て続けに怖い目に遭うと、さすがになにか尋常でないものを意識させられます。まさか障りとか祟りとか呪いとかそう言う類のものに遭遇しているなんて事はないと思いますが、安全運転を心がけているだけではどうも逃れられない運命にあるような気がしつつある今日この頃です。

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