ふと気がつくと、随分日が長くなっています。つい昨日までは、5時を過ぎるともうあたりは真っ暗、と思い込んでいたりしていたのですが、今日窓の外を見て、まだ4時ごろだろうか、なんて考えながら掛け時計に振り返って驚いてしまったのです。今日で1月も終わりですから、そろそろ春の息吹がほの聞こえしてきそうな感じがします。
春の気配というと、大変憂鬱なのがスギ花粉です。すでに伊豆方面では飛び始めているようですが、数はまだまだ少ないものの、こちらでも飛び始めてはいるようです。家人が、目が痒いと訴えておりましたし、私も今日初めて、右目だけですが無性に痒くなる時間がありました。思い返してみれば、いつに無くくしゃみを散発したりもしましたし、てっきり風邪だと思い込んでいた最近の不快な症状も、こうなると花粉症の疑いも捨て切れません。まあ、花粉症を契機として風邪に移行することもありますし、そもそも鼻粘膜が炎症を起こしているわけですから、身体が風邪に対して抵抗しがたくなっているのは間違いないところです。とりあえず当面は安静を旨とし、症状の変化を見極めてから、かかりつけの内科医か耳鼻科医に相談に行くことになるでしょう。
さて、中国製冷凍餃子農薬混入事件は、随分被害人数が増えて来ていますが、多分最終的にはもっと出てくるんじゃないのでしょうか。毒に当たった方にはまことにお気の毒と言うよりありませんが、私が気になるのは、一体その農薬がどの時点で食品に混入したのか、という点です。この事件に関してネットを渉猟していますと、件の農薬があたかもサリンと同格でもあるかのごとき申しようでその毒性の恐ろしさを描いているようなものも見受けられましたが、有機リン系殺虫剤というのは別に珍しくもなんとも無い、身近にありふれたものでもあり、あまりに騒ぎすぎるのもどうかという気がいたします。
それはともかく、捜査当局のコメントによると、原料の残留農薬にしては症状が急性すぎる、ということなのだそうです。急性ということは、それだけ毒物の量が多かった、ということなのでしょうが、一方、問題の食品の袋には注射針様のものを刺した後は無かったということですし、全国に渡って被害が分散しているところを見ても、誰かが悪意で製品に毒物を注射した、ということでもなさそうです。してみると、その農薬が餃子に混入したのは、調理中か袋詰めまでの間ぐらいしか考えられなくなりそうです。たとえば、調理現場の殺虫目的で農薬が日常的に使われ、それが誤って混じってしまったりしたのでしょうか。ただ、その場合は撒いているその人自身がかなり危ない状態になっているんじゃないかとも思います。あるいは、当の企業にダメージを与えるべく、現地において、悪意を持った誰かがパッケージ前の商品に農薬を混入した、というようなことは考えられないでしょうか。
いずれにしても想像の域を超えるものではなく、捜査の進展に期待するより無いわけですが、貴重な食品をこんな形で廃棄処分するよりないというのがなんとももったいない限りです。早く事件の全貌を明らかにして、しかるべき処置が取れるよう関係各位の努力に期待したいところです。
春の気配というと、大変憂鬱なのがスギ花粉です。すでに伊豆方面では飛び始めているようですが、数はまだまだ少ないものの、こちらでも飛び始めてはいるようです。家人が、目が痒いと訴えておりましたし、私も今日初めて、右目だけですが無性に痒くなる時間がありました。思い返してみれば、いつに無くくしゃみを散発したりもしましたし、てっきり風邪だと思い込んでいた最近の不快な症状も、こうなると花粉症の疑いも捨て切れません。まあ、花粉症を契機として風邪に移行することもありますし、そもそも鼻粘膜が炎症を起こしているわけですから、身体が風邪に対して抵抗しがたくなっているのは間違いないところです。とりあえず当面は安静を旨とし、症状の変化を見極めてから、かかりつけの内科医か耳鼻科医に相談に行くことになるでしょう。
さて、中国製冷凍餃子農薬混入事件は、随分被害人数が増えて来ていますが、多分最終的にはもっと出てくるんじゃないのでしょうか。毒に当たった方にはまことにお気の毒と言うよりありませんが、私が気になるのは、一体その農薬がどの時点で食品に混入したのか、という点です。この事件に関してネットを渉猟していますと、件の農薬があたかもサリンと同格でもあるかのごとき申しようでその毒性の恐ろしさを描いているようなものも見受けられましたが、有機リン系殺虫剤というのは別に珍しくもなんとも無い、身近にありふれたものでもあり、あまりに騒ぎすぎるのもどうかという気がいたします。
それはともかく、捜査当局のコメントによると、原料の残留農薬にしては症状が急性すぎる、ということなのだそうです。急性ということは、それだけ毒物の量が多かった、ということなのでしょうが、一方、問題の食品の袋には注射針様のものを刺した後は無かったということですし、全国に渡って被害が分散しているところを見ても、誰かが悪意で製品に毒物を注射した、ということでもなさそうです。してみると、その農薬が餃子に混入したのは、調理中か袋詰めまでの間ぐらいしか考えられなくなりそうです。たとえば、調理現場の殺虫目的で農薬が日常的に使われ、それが誤って混じってしまったりしたのでしょうか。ただ、その場合は撒いているその人自身がかなり危ない状態になっているんじゃないかとも思います。あるいは、当の企業にダメージを与えるべく、現地において、悪意を持った誰かがパッケージ前の商品に農薬を混入した、というようなことは考えられないでしょうか。
いずれにしても想像の域を超えるものではなく、捜査の進展に期待するより無いわけですが、貴重な食品をこんな形で廃棄処分するよりないというのがなんとももったいない限りです。早く事件の全貌を明らかにして、しかるべき処置が取れるよう関係各位の努力に期待したいところです。
