今日で9月も終わりですが、始まりと終わりのこの気温の差は一体何なんでしょうか? 今朝なんか特に肌寒くて、出勤するために外に出た瞬間、とんぼ返りしてもう一枚はおってから出直そうか、と思ったくらい冷え込みを覚えました。しかも一日冷たい雨が降り続き、この冬の寒さを想起させられるようでした。明日は一旦雨も上がり、少しは気温も上がりそうですが、わずかひと月のうちに、早く気温が下がればいいのに、というのともう少し気温が上がればいいのに、と思う日があるなんて、いかにも異常気象を象徴するような一ヶ月だったような気がします。
さて、地球から20光年離れたところにある恒星系の一惑星が、適度な重力と水と空気があり、生物がいてもおかしくない、という地球とよく似た環境であることが分かったのだそうです。20光年なんて宇宙のスケールからしたらほんの目と鼻の先、まさにお隣と言ってもよい距離ですが、と言っても、隣の惑星の火星にすらヒトを送り込むことが出来ず、奇跡的な快挙と言われたはやぶさの偉業でさえも、たった千光秒の距離にある小惑星を往復するのに7年もかかっているのですから、全く手が届きそうにない遠い遠い果てしない距離でしかありません。まあ、いずれ遠い未来に恒星間飛行が可能になるような超高速の宇宙船やワープなんて言うような事が本当に発明されれば観に行くこともできるようになるかも知れません。でも、どっちにしても私が生きている間に実現することはなさそうです。
それにしても、この惑星を発見するのに費やした時間は11年、ハワイの望遠鏡でひたすら観測を続けていたそうですが、その執念にも頭が下がります。科学の発見・発展は、もちろん閃きや独創的な発想によるところも大きいですが、このような地道で息の長い観測から導きだされることもまた多いと思われます。しかしながら我が国の現政権はそのような時間を費やすことは単なる無駄にしか思っていないらしく、各省庁の研究開発資金も、やたら短時間の機関のうちに、具体的な成果、つまりお金を稼ぎ出せるようなものだけに出そうという傾向が顕著になってきています。技術開発と研究の違いを根本的に理解しておらず、ネコ型ロボットのポケットのように、新しいものが至極簡単にヒョイ、と出てくると勘違いしているような姿勢には、もはや如何ともしがたいという絶望感ばかりが募ります。
さて、地球から20光年離れたところにある恒星系の一惑星が、適度な重力と水と空気があり、生物がいてもおかしくない、という地球とよく似た環境であることが分かったのだそうです。20光年なんて宇宙のスケールからしたらほんの目と鼻の先、まさにお隣と言ってもよい距離ですが、と言っても、隣の惑星の火星にすらヒトを送り込むことが出来ず、奇跡的な快挙と言われたはやぶさの偉業でさえも、たった千光秒の距離にある小惑星を往復するのに7年もかかっているのですから、全く手が届きそうにない遠い遠い果てしない距離でしかありません。まあ、いずれ遠い未来に恒星間飛行が可能になるような超高速の宇宙船やワープなんて言うような事が本当に発明されれば観に行くこともできるようになるかも知れません。でも、どっちにしても私が生きている間に実現することはなさそうです。
それにしても、この惑星を発見するのに費やした時間は11年、ハワイの望遠鏡でひたすら観測を続けていたそうですが、その執念にも頭が下がります。科学の発見・発展は、もちろん閃きや独創的な発想によるところも大きいですが、このような地道で息の長い観測から導きだされることもまた多いと思われます。しかしながら我が国の現政権はそのような時間を費やすことは単なる無駄にしか思っていないらしく、各省庁の研究開発資金も、やたら短時間の機関のうちに、具体的な成果、つまりお金を稼ぎ出せるようなものだけに出そうという傾向が顕著になってきています。技術開発と研究の違いを根本的に理解しておらず、ネコ型ロボットのポケットのように、新しいものが至極簡単にヒョイ、と出てくると勘違いしているような姿勢には、もはや如何ともしがたいという絶望感ばかりが募ります。