暑い暑い夏だった8月もついに今日で終わり、明日からは待望の9月が始まります。といってもしばらくは残暑が続くそうなのであまり意味は無いかもしれませんが、気分的には9月と言えば秋ですし、それだけで朝夕だけでも涼しく感じられるような気がしてきます。また、長期予報をみてみましても、来週末位から空気が入れ替わ理想な気配もあるようなので、そうなれば本格的に季節の移り変わりを意識させられることになるでしょう。願わくば、良い季節であって欲しいものです。
さて、アメリカの研究で、低カロリー食には寿命の延伸効果は無い、という成果の発表がありました。寿命が比較的長いアカゲザルを用いた長期の実験で、1群には通常のカロリーの食事を与え、もう1群にはそれよりもカロリー3割カットの低カロリーな食事を与えたところ、低カロリーの方は対象の通常食のサルよりも、糖尿病、心疾患、がんの発症が少なったが、寿命の長さには影響はなかった、とのことでした。一方、別の研究グループの結果では低カロリー食のほうが明らかに長生きする、という発表がなされています。この違いについて、長生きした方の実験では、通常食の方は食べたい時に食べたいだけ食べられるような餌の設定がなされていたのに対し、先の実験の方は、通常食も理想的な栄養バランスを考慮したもので、しかも実験中はビタミンやミネラルといったサプリメントも与えていたのだそうです。おそらくはより厳密にカロリーの多少だけが寿命に及ぼす影響を測りたかったのだろうと推察されますが、結果としては違いは出なかった、ということになります。
この2つの実験を比べてその中身を良く吟味してみると、長生きするための、あるいは寿命まで元気でいるための理想的な食生活の有り様が浮かんでくるかもしれません。少なくとも無造作に食べ過ぎるのは悪い、ということだけは言えるようですし。でも、脂の旨味の呪縛に囚われた我々現代人がカロリー制限して粗食に甘んじる、というのは相当難しい話で、余程肝に銘じて日々努力しないとうまくいきそうにありません。まあそれがストレスになったりしたらまた本末転倒ですし、要は程々に食べ過ぎないようにだけ注意して、意識して運動で体を動かすようにするのが肝要なのでしょうね。
さて、アメリカの研究で、低カロリー食には寿命の延伸効果は無い、という成果の発表がありました。寿命が比較的長いアカゲザルを用いた長期の実験で、1群には通常のカロリーの食事を与え、もう1群にはそれよりもカロリー3割カットの低カロリーな食事を与えたところ、低カロリーの方は対象の通常食のサルよりも、糖尿病、心疾患、がんの発症が少なったが、寿命の長さには影響はなかった、とのことでした。一方、別の研究グループの結果では低カロリー食のほうが明らかに長生きする、という発表がなされています。この違いについて、長生きした方の実験では、通常食の方は食べたい時に食べたいだけ食べられるような餌の設定がなされていたのに対し、先の実験の方は、通常食も理想的な栄養バランスを考慮したもので、しかも実験中はビタミンやミネラルといったサプリメントも与えていたのだそうです。おそらくはより厳密にカロリーの多少だけが寿命に及ぼす影響を測りたかったのだろうと推察されますが、結果としては違いは出なかった、ということになります。
この2つの実験を比べてその中身を良く吟味してみると、長生きするための、あるいは寿命まで元気でいるための理想的な食生活の有り様が浮かんでくるかもしれません。少なくとも無造作に食べ過ぎるのは悪い、ということだけは言えるようですし。でも、脂の旨味の呪縛に囚われた我々現代人がカロリー制限して粗食に甘んじる、というのは相当難しい話で、余程肝に銘じて日々努力しないとうまくいきそうにありません。まあそれがストレスになったりしたらまた本末転倒ですし、要は程々に食べ過ぎないようにだけ注意して、意識して運動で体を動かすようにするのが肝要なのでしょうね。