かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ハイビームは義務ですが、気のせいか四六時中ハイのままというヒトが増えたような気がします。

2016-09-30 21:24:50 | Weblog
 本日の最高気温は、27.4℃。雲が多い空模様ではありましたが、久しぶりに晴れ間が見えた昼間でした。所要で木津川市まで車で行かねばならなかったので、この久方ぶりの日差しは正直少々きつかったのですが、さすがに真夏ほどの強烈さはなく、1時間余のドライブも問題なくこなすことができました。今後は、5日と予報されている台風18号最接近に備えつつ、早く秋晴れになって欲しいと祈る日々が続きます。

 さて、ここの所、自動車のヘッドライトをハイビームにしたまま走ってくる対向車に、出くわす頻度が妙に上がっているような感じがします。9月も今日で終わりという季節になり、夜が早くなってライトを付けて走る機会が増えてきたことや、ちゃんと統計をとっているわけでもなく、そもそもの記憶からして怪しい物がありますから、単なる偶然か勘違いの可能性も十分にありますが、2020年には、新型車について夕方にはヘッドライトが自動で点灯する仕様にすることを義務付ける事が決まったという話や、警視庁が、夜間の自動車による歩行者の死亡事故の96%がヘッドライトがロービームで、その多くはハイビームなら早期発見ができ事故を防ぐことができたという発表をしたことなどが影響して、やたらハイビームにしているヒトがいたりするんじゃないだろうか? などと邪推しているのもまた、ハイビームが気になる原因になっているかもしれません。まあ警視庁の言わんとすることはよく理解できますし、深夜など対向車も他の車もほとんどいないような状況なら以前からハイビーム走行が義務付けられていますし、大筋では納得の話ではあるのですが、夕方から夜にかけての普段ヒトが多いに出歩く時間帯の町中や幹線道路において対向車が居ない状況などまずありえませんし、2015年のロービーム下での死亡事故527件については、事故の発生状況、時間帯、場所、交通量など、もう少し詳細な分析結果も掲載の上でないと、「ロービームのせい」と言われても簡単には納得いたしかねます。
 それに夜の雨の場合、車はもちろん、バイクではバイザーに付着した雨滴でハイビームが乱反射して完全に視界が閉ざされる事になりむちゃくちゃ危ないですし、色々ケースバイケースなものを法律で一律に管理しようというのからして、どうにも無理があるように感じます。
 でも、今やいつまでも安全確認を肉眼のみに頼る事自体が大間違いで、ヘッドライトの自動点灯を義務付ける位なら、いっそ障害物を探知するセンサー類や安全か危険かの状況を判断するAIの搭載こそ義務化すべきであろうと思います。更に、運転技量に大きな差があるヒトが一律にハンドルを握っているという事自体恐ろしいことで、なんとしても早く自動運転を実用化して、これから急増する高齢者など危なっかしいヒトからハンドルを取り上げられるようにしていくことも必要でしょう。今や、機械任せよりもヒトが介在するほうがリスクが高まりかねない、という時代になりつつあるのですから、その技術開発を更に加速して進化させるとともに、法律もそんな技術に合う形にどんどん変えていかねばならないと思います。

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南極の氷の中に3基の古代ピラミッド発見! ネタとしては古典的ですが、さてまともな話なのかどうか?

2016-09-29 20:05:32 | Weblog
 本日の最高気温は、24.7℃。雨が降ったりやんだりの天気でしたが、蒸し暑かった昨日と違って、どこか薄ら寒い1日でした。更に午後5時には気温が20℃を下回り、帰宅の際に職場から駐車場へ向かう間、やたら寒く感じました。朝は別になんとも無かったのに、明らかに朝より気温が下がっています。今夜は寝具を少し意識して用意しておかないと、途中寒さで目が覚めるか風邪を引いてしまうかするかもしれません。

 さて、欧米の研究者らが、南極大陸に3基の古代ピラミッドを発見した、として物議を醸しているそうです。ネットに出回っているピラミッドらしきものの真上から撮影された写真を見ると、真っ白な南極の大地っぽい中に、黒くて真っ直ぐな稜線が浮き出て、写真下側を向いている三角形の面に光が当たり、左側の三角形がやや雪に埋もれながらもそれらしく見える、というものが写っていました。これをもってピラミッドだ、というのですが、私には右下の稜線が妙に波打って見え、どうも人工構造物というより普通の山のように見えてしまいます。が、とにかく本当にピラミッドだったとすると、かつてここがまだ氷に覆われていない時代にそのピラミッドを建造したヒトが住んでいたことの有力な証拠の一つになるそうで、科学者たちは次の遠征で詳細にピラミッドを調べる予定とのことでした。

 ・・・この話、あまりに荒唐無稽な気がして、科学者グループのことも参加している科学者の名前なども全く出てきませんし、全くのガセネタなんじゃないかとは思います。南極が凍りついていない時期などそれこそ地質学的年代のはるか昔のはずなのに、その頃にピラミッドを積み上げることができるような高度な文明社会があったというのからして眉唾な話です。
 でも、そう思いながらも何か妙に冒険心をくすぐるというか、未知への好奇心を刺激するものが、このニュースにはあるようにも感じます。本当にセンセーショナルな大発見なら続報もあるでしょうが、多分このままネットの海に埋もれて、人々の口の端に上がることもなく消えてしまうのでしょうね。万万が一、本当に何らかの「発見」がもたらされるような間違い(?)があった時に備えて、とりあえずそんな話があった、ということを記録しておきましょう。

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いつまで降るんでしょうね、この秋雨は。また台風が来そうですし・・・。

2016-09-28 21:25:12 | Weblog
 今日の最高気温は28.4℃。一日中雨が降ったり止んだりの天気でしたが、その割には意外なほど気温が上がりました。まあ昨日の予報のように32℃なんて高温にはなりませんでしたが、十分に蒸し暑いうっとおしい天気でした。ただ、このいつまで夏を引きずるのか、という蒸し暑い天気も今日までのようで明日以降は少し気温が下がり、過ごしやすくなるようです。相変わらず雨は続きますが・・・。早く秋晴れの空を拝みたいものです。
 しかし、台風17号は大陸の方に真っすぐ行ってしまったけれど、次の18号がひょっとしたらこっちに来るかも? と言うコースが予測されているようで、困ったものです。実際に影響ありそうなのは来週末から再来週頭くらいになりそうですが、そろそろ台風も打ち止めにして欲しいです。加えて17号の成れの果てがこっちに向かってくる様子。秋雨前線が刺激を受けて、また大雨が降ってくるかもと思うとなんとも厄介な話です。

 さて、今日は職場の飲み会で一杯飲んできました。魚介の美味しい店で、大皿にどん! と盛られたかつおのたたきや、長径20センチになんなんとする巨大な岩牡蠣など、文字通り海のミルクの名にふさわしい大ぶりの食べごたえある生身でした。当たると怖い牡蠣ですが、ボリュームたっぷりの生牡蠣はやっぱり美味しいですね。酒にもぴったりで、普段より御酒が進み、帰宅した今はかなり頭が怪しいので、とっとと寝ようと思います。二日酔いにならなければよいのですが。
 
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「2010」年より10年後にエウロパの生命が見つかったりするのでしょうか?(木星太陽化は無理でしょうが)

2016-09-27 21:52:34 | Weblog
 今日は珍しく朝から晴れて暑くなりました。最高気温は30.5℃。日が差すとたちまち気温が上がって、ムシムシする不快な夏のような天気でした。明日は雨が降ったりやんだりのくせに気温は32℃が予報されているという、季節を一ヶ月ほどさかのぼったような不思議な天気が予報されています。全くどうなっているのやら。短いのはしょうがないとしても、早くちゃんとした秋になって欲しいものです。

 さて、鳴り物入りでNASAが予告した木星の衛星エウロパの驚くべきニュースは、木星の衛星エウロパで高さ200kmの「水」の噴出を再び観測した、というものでした。なんでもエウロパにはぶ厚い表面の氷の下に地球の海の2倍に当たる約30億立方kmもの大量の水が液体で存在する海が広がっているそうなのですが、その海の水が氷の亀裂から吹き出し、高さ200kmも噴出しているのだとか。その「水柱」が、氷や水が混じったシャーベット状のものなのか、あるいは水蒸気の雲なのかはハッブル望遠鏡では分からないそうですが、少なくともそれがH2Oであることは間違いないそうです。また、エウロパには、地球で原始生命が誕生した有力な場所言われている熱水噴出孔に相当するものがあるそうで、豊かな水の存在とともに、地球外生命体が存在しうる最有力候補の一つに上げられています。その、もしかしたら居るかもしれないエウロパの民たる生き物が、この衛星から噴出した水の中に紛れているかもしれず、もしその水がエウロパの圏内を離脱して宇宙空間まで届いているのだとしたら、その雲?の中に観測機を通過させれば、生命の存在を探知できるはずだ、とのことです。NASAは、2020年に、探査衛星がエウロパへ接近するミッションを実施するかもしれないとしており、水の噴出とタイミングが合えば、うまく行けばその水の中に突入して生命の有無を確かめられるかもしれないのだそうです。なかなか見つけられずにいた地球外生命体ですが、火星で見つかるよりも早く、木星で見つかるかもしれないというのはなかなかおもしろい話です。そういえば2001年宇宙の旅の続編「2010」では、木星を太陽化してエウロパに生まれていた原始生命を育てるというオチだったように記憶していますが、映画と10年の誤差で生命が見つかるとしたらそれはそれですごい話です。

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夏がいぎたなく居残る空模様のせいで、秋の花粉症が不安です。

2016-09-26 21:06:04 | Weblog
 今日の最高気温は29.4℃。30℃こそ切りましたが、また夏がぶり返してきたかのような、蒸し暑い1日でした。昨夜も、寝ている時になんだかゴロゴロ鳴っているな、と思ったのですが、朝起きてみたらすっかり辺りが水浸しで、結構しっかり雨が降っていたようでしたし、今日も晴れるのかと思ったら朝から本格的に雨が降り出したり、昼からは日が出てきたりで目まぐるしくもうっとおしい天気の移り変わりでした。どうも太平洋高気圧が勢力を盛り返し、夏の空気がグッと北上して来ているようです。それに伴い、秋雨前線も北に上がっているし、せっかく秋になるぞ、と期待していたのに、9月も終盤になって今更また夏が帰ってこようとは、文字通りの招かれざる客ですね。
 でも今年はどうやら秋自体がほとんど無いまま、暑い夏からいきなり寒い冬になるのではないか、というような、気象庁の長期予報が出ていました。確かにこの9月、今頃になって30℃超えの日が現れるなど、彼岸花が盛りを過ぎつつあるとは思えないような気候になっていますが、どうやら西日本全域が10月一杯も平年より気温が高い確率がかなり高く、それが12月になると一転して平年より低くなる確率が高いという厄介な気候なのです。10月の間、やたら暖かい秋に戸惑ううちに、11月に急激に気温が下がって冬を迎え、12月にはそれが本格化する、というような天気になるんでしょうか。そうなると、今年は紅葉は楽しむ間もなく散ってしまうかもしれません。また、大変困ったことに、秋が暑い年は秋の花粉症に要注意なのだそうです。今まで、秋にあまり花粉症症状を意識したことはないのですが、風邪をひきやすくなったりすることはありましたので、多分呼吸器系の粘膜が荒らされるくらいの影響は出ているのでしょう。全く、春だけでなく秋もとはつくづく花粉症は厄介な病気ですが、早く全快させる方法が見つかってほしいものです。そう言えば先日ガンの特効薬として免疫系をノックアウトする近赤外線照射法が報告されていましたが、あれを応用してアレルゲンに異常反応してアレルギーを起こす免疫系の働きを阻害できないものでしょうか。いずれそういう応用もありうると期待しながら記事を読んだのですが、ガンばかりでなく、日々のQOLを確実に蝕む花粉症やアトピーなどのアレルギーに関する研究も、鋭意進めて欲しいと願うばかりです。

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貴重な晴れ間にサボテンの植え替えを敢行!

2016-09-25 20:29:46 | サボテン
 今日は久しぶりに本格的な日差しが届き、気温もグングン上がって、最高30.3℃になりました。もう9月も残り1週間を切ったにしては高すぎるようにも感じますが、ここ数日雨ばかりで全く気温が上がらなかったせいもあってか、今日はやたらと暑い1日でした。
 そんな貴重な日差しを利するべく朝から洗濯や布団干しをした後、昨日の続きでサボテンの世話に勤しみました。昨日の蚊との闘いに懲りて、今日は昔ながらの蚊取り線香をすぐそばで焚いてみましたら、風で煙は右へ左へと様々に揺れ動いているのに蚊は全く寄って来ませんでした。こんなに効果があるのならこれまでにも試しておくんでした。
 さて、今回は、今年大輪の花を見事に群れ咲かせたロビオプシスの株がプランターに一杯になって押し合いへし合いする過密状態になっていたため、3つのプランターに分けて植え替えすることにしました。本来ならもう少しやっておきたいものもあったのですが、丁度それでストックの培養土が切れてしまい、植え替えはそれだけで終了です。続けて、夏の間に枯れてしまったサボテンを幾つか処分するという残念な仕事も行いました。
 中にはうちでは古参の一つ鸞鳳玉が気づいたらぺちゃんこに萎れており、驚かされました。つい先日まではどっしりした五角形の星形球体を見せていたのですが、全く気が付きませんでした。思わず植えていたプランターから持ち上げてみたら、根の部分に無数のアリがたかっていました。なんとなく、以前からアリが多いな、というのは気がついていたのですが、まさかサボテンの根元に巣食っていたとは思いませんでした。とはいえ、アリがサボテンを枯らしたとも思えません。原因が不明なのは不安と不満が募るのですが、しばらくは様子見せざるをえません。
 時間があれば、2階建てにしていた温室の下側がどうしても日が陰ってしまうので、これを改造して1階建て二棟に仕立て直し、日照条件の改善と収容能力のアップを図りたかったのですが、今日は昼からカラオケ同好会の定例会があり、温室まで手を掛けるに至りませんでした。また晴れの休みの日に時間をかけて片付けると致しましょう。多分部品の類やビニールフィルムも二棟分となるとちょっと足りなさそうですし、予定地の除草も十分とは言いがたい状況です。でも、今週末も週間予報では雨らしいのが悩みどころです。まだ最高気温が30℃を超えているように、秋冬の到来が遅れるのであれば良いのですが、とにかく冬になるまでにはしっかりした温室を創りあげたいものです。

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アメリカは木星のスゴイ事発表するぞ。中国は宇宙ステーションが落ちちゃう。何とも騒がしい秋の宇宙(そら)です。

2016-09-24 21:51:14 | Weblog
 本日の最高気温は24℃。相変わらず曇天のはっきりしない空模様でしたが、さすがにそろそろ手を入れないと、と午前中はサボテンの世話をすることにしました。そこでまずは、温室周りにはびこってしまったミントをどけるべく、鎌を手に地下茎を掘り起こしては排除するのを、次々襲来する蚊に悩まされながらも続けておりましたら、無常にも雨が降り出してきました。そこで少し慌てて作業速度を早めましたが、次第に雨脚が強くなり、それ以上の作業を断念せざるを得なくなりました。お陰で作業着は濡れるは、無理な作業強行で腰が痛くなるは、結局サボテンの世話は何一つできないわ、と散々な1日でした。明日から水曜日までは晴れ間もあり、気温も大分上がるようですが、その後はまた雨続きとどうも秋らしくありません。早く安定した秋空になって欲しいものです。

 さて、NASAが木星の衛星エウロパについて、26日に「驚くべき」発表をする、と事前予告しました。ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた画像に基づく情報だそうで、一体何を発表されるのか、ちょっとばかりワクワクします。ただ、NASAは過去にもすごい情報を出す、と予告しては案外しょぼいというかパッとしないというか、一般受けにはちょっと厳しいネタばかり出してくる前科が一再ならずありますので、今回もそのたぐいなのかもしれません。それに、地球圏のハッブル望遠鏡の画像というのも、少々怪しいところ。もしこれが、この7月に木製に到達した探査機「ジュノー」からのデータ、とかだったならワクワク度もいや増しに増すのですが。専門家にとってはどんなに「画期的」で「驚くべき」話であっても、あまり詳しいわけではない一般大衆にウケるとは限らないというのを、NASAはそろそろ学んでもいいんじゃないかと思うのですが、まあ本当に「アット驚く」ネタなのかもしれませんし、明後日まで心静かにどんな情報が出てくるのかを待ちましょう。
 一方中国は、宇宙ステーション「天宮1号」がこのほど制御不能になり、来年後半のうちに、地球に落下してくる、というショッキングな情報を公表しました。ネットの情報によると、既にこの3月くらいにはアマチュア天文家らが天宮1号の軌道がおかしい、という話が出ていたそうなので、およそ半年経ってようやくそれを認めた、ということになるのでしょうか。怖いのは、いつ落ちるのか、どこに落ちるのか、現時点では全く不明とされる点。制御不能なのでそれを安全な海の上に落とすなどの調整もできず、今はただ、自分の頭の植えに落ちてこないことを祈るばかり、という情けない状況です。中国当局は、全て燃え尽きるから大丈夫、と言ってますが、アメリカの専門家は、天宮1号のエンジンが大きいので燃え残って落ちてくるだろう、と話しています。宇宙ステーションでエンジン? と不思議に思ってちょっとググってみたら、何の事はない、ステーションと言っても1970年台アメリカがアポロ宇宙船の一部を使って実現した「スカイラブ」の中国版だったようですね。これなら確かにエンジンも付いていることでしょう。それにしてもはた迷惑な話ですが、いっそ北京の共産党本部にでも落ちてみれば、中国のお偉方もこのような危ない実験は控えようという気持ちになってくれるかもしれません。何にせよ、無事に問題なく対処されるのが一番ですが、さて来年はどういう天文ショー(喜劇?悲劇?惨劇?)を見せられるのか、期待と不安でいっぱいです。

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ついにがんを制圧できるかもしれない画期的な方法が、日本人の手で開発されたようです。

2016-09-23 21:25:43 | Weblog
 本日の最高気温は25.1℃。昨夜からずっと断続的に雨が降っていましたし、ほとんど日が差さないとこんなものでしょうか。9月もあと1週間というのに、そろそろ雨が上がってくれないとサボテンの世話もままなりません。

 さて、全身のがん細胞を一気に消滅させるかも知れない画期的な技術が、アメリカで研究中の日本人の手によって開発されたそうです。合衆国国立衛生研究所の小林久隆研究員らのチームによる成果で、何より画期的なのが、使う技術が近赤外線を外から当てるだけという極めて非侵襲的で簡単かつコスト安な方法である点でしょう。
 がん細胞は、自分を異物として攻撃してくる免疫細胞から身を守るため、制御性T細胞というものを自身の周囲にまるで鎧か盾のように集めます。免疫細胞は、割と見境なく噛み付いてくる性質を持つようで、がん細胞のような異物ばかりでなく、健全で必要な細胞にも攻撃をかけることがあります。この制御性T細胞は、本来保護すべきそんな健全な細胞を免疫細胞から守るために、免疫細胞にブレーキをかける役割を持った細胞です。ところがそれを逆手に取ってがん細胞が自分の身を守る盾に使ってしまうというのですから、身体の中のガンとの攻防戦は実に面倒な話になっています。そこで小林研究員らは、このがん細胞の防衛システムを打ち破るため、ガード役の制御性T細胞を壊す方法を検討したそうです。その末に、近赤外線を受けると発熱するある化学物質に制御性T細胞と特異的に結びつく性質をもつ抗体を結びつけ、体内に送り込む事にしました。この化学物質付き抗体が制御性T細胞にくっついたところで外から近赤外線を照射、化学物質の発熱で制御性T細胞が焼け死んで死滅した途端、わずか1日でマウスのがんを消し去ることに成功しました。マウスは、肺がん、大腸がん、甲状腺がんを発症させた計70匹で、がんの種類に関係なく効果があった模様です。
 更にあるマウスには身体の4箇所にがんを発生させ、発熱物質を与えてからそのうちの一箇所に近赤外線を当てたところ、離れたところのがんも死滅してしまった、というなんとも空恐ろしい結果が得られたそうです。
 近赤外線は、ヤケドするほど強烈な光ならともかく通常は特に身体に悪影響が出るものではありません。そんな光を体に当てるだけで、全身のがんを治療できてしまうとしたらこんな楽な話もないでしょう。小林研究員らは、3年以内にヒト試験に進めたいとのことですが、マウスとヒトの違いで果たしてどれだけ有効な効果が得られるか、また制御性T細胞を失って免疫細胞の暴れるままにさせて身体の健全なところは大丈夫なのか、化学物質に他の副作用はないのか、など、色々検証すべき点はあるでしょうが、本当に人類はあとわずか数年で、ガンから開放される時代を迎えることができるかもしれません。はやく治験を進めて、日本でもできるようになって欲しいです。

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車掌が職務放棄して自殺?した原因を、近鉄はしっかり調査すべきではないでしょうか?

2016-09-22 20:04:01 | Weblog
 本日の最高気温は28.5℃。昼間にちょろっと日差しがあっただけで、時折雨が降る曇り空な割に気温が上がりました。もし朝から雲がない青空だったら30℃を超えていたかも。垂れる稲穂が風に揺れる田んぼの端で彼岸花が満開になり、季節の移り変わりはしっかり感じられるのですが、秋雨前線が片付いて本格的に秋の空気が入ってきてくれないと、いつまでも酷暑の夏のイメージがこびり付いているようで今一つ愉快になれません。

 さて、私もたまに利用する近鉄奈良線の、奈良と大阪の中間辺りにある東花園駅で、昨日の午前11時頃26歳の男性の車掌が突然制服と制帽を脱いで電車から線路に降り、高架から飛び降りて、5m下の地面に落ち、死亡したという事故がありました。東花園から大阪側に4駅の河内小阪駅で70代の女性が通過中の神戸三ノ宮行き快速急行に飛び込んで死亡するという事故があり、東花園から大阪難波まで一時運転が見合わせられるという事態に激昂した乗客数名が車掌に詰め寄るというクレーマー行為に及んだのが原因なのかも? とのことです。これに対し近鉄は、「駅係員が鉄道事業者として不適切な行動を引き起こしたことは誠に遺憾。心よりおわびする」とのコメントを出しましたが、近鉄によると、対応していた乗客の性別や人数などは不明とのことでした。
 うーん、どうも腑に落ちないことが多い事故ですね。
 この突発的に自殺された車掌さんが、既に何らかの原因で心が弱っていていつ自殺しても不思議でない状態だったのか、クレーマー達の行動が身体生命の危険を感じるほどのもので、パニックになって逃げようとして誤って落ちてしまったのか、とか、もう一つ状況が判りませんし、東花園駅の駅員はその時何をしていたのか、近鉄が、この事故の問題があたかも車掌にあるかのように取り計らって謝罪声明を出したことにも疑問を感じます。
 まあいずれにしても、事故で電車が止まるというのは、遭遇すると確かに腹が立つものです。いつ動き出すのか状況はさっぱりわからないということもままありますし、事故現場にいない他の駅員や車掌などにしても、「俺が知りたいよ」という状況に置かれていても不思議ではありません。第一電車を動かす権限は車掌や駅員にはありませんから、そこで怒鳴ろうが詰め寄ろうがしょうがないはずなのですが、世の中にはそんな当たり前なことも理解できないのか、理解はしているけど我慢できないのか、やたら激昂するヒトは確かに居ますね。近鉄は、できれば車掌に迫ったというクレーマー達を見つけ出して業務妨害なり殺人未遂なりで告訴すべきだと思いますが、午前11時の東花園駅なんてそんなにヒトも乗客もいなさそうですし、真相は闇の中なのかもしれません。
 一部の私鉄会社では車内防犯カメラの設置を推進しているところもあるみたいですし、こんな事故が起こるようでは、早晩他の会社も追随してクレーマー対策や痴漢防止に役立てるべきなのでしょうね。


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もんじゅついに廃炉か? 実験にお金を投じるのは別に構わなのですが明細は見たいですね。

2016-09-21 22:08:20 | Weblog
 今日の最高気温は24.9℃。昨日に続いて低い気温です。台風一過、晴れていればさすがにもう少し上がったのでしょうが、残念ながらほとんど日が差さない曇り空ではいかんともしがたいでしょう。しかし、既に猛暑も遠い思い出になりつつある今日においては、毎日最高気温のみ記録するのももうあまり意味はありませんね。そろそろ手仕舞いにするのも良いかもしれません。

 さて、夢の高速増殖炉だったはずの「もんじゅ」が、ついに政府の手で、廃炉を含め抜本的な見直しをかけられることになりました。1985年建設開始、1994年臨界達成、しかし翌年12月に冷却材のナトリウムが漏れる事故が起こり停止、実に15年の歳月を経て改造の上再稼働され、再び臨界を達成、しかし45日後に炉内中継装置という部品が炉内に落下する事故があり停止、そのご、何とかこれを引き上げて再稼働を目指したものの、東日本大震災の福島事故で原発の耐震基準が色々見直され、もんじゅを三度動かすためにはその耐震工事だけで一千億円、維持費や運転費用などを入れると、再々可動には5800億円いると試算されています。しかも、ただ止めているだけでも維持管理経費が1日5千万円飛んで行くという金食い虫。これまでに1兆2千億円つぎ込んできましたが、とうとうギブアップよりなし、という判断が下されそうです。しかし、廃炉費用もまた3千億円かかり、しかも、まだ技術的に未確立のナトリウム冷却材の除去費用は入っていません。置いておいても潰そうとしても莫大なお金がかかる困った装置になってしまいました。それにしてもなんでそんなにお金がいるのか、一度ちゃんと明細を出してもらえたらいいなと思います。

 個人的に、もんじゅのような実用実験炉は、あくまでまだ実験ですし、資源に乏しい我が国としては、コストは可能な限りかけて実験を続けるべきだと思っています。熱伝導性に優れ、中性子を減速させにくい特徴を持つナトリウムを使うのも、実験炉「常陽」で連続運転してその危険性を極力廃したわけですから、巷間言われるほど危ない技術というわけでもなかったのでしょう。でも、引っかかったのは、そのナトリウムを抜く技術がないという話です。後始末をする方法が判ってないのに実験を進めるというのは、さすがにどうかと思います。それこそ常陽などの先行研究で詰めておくべきところでしょうに、なぜ方法がないまま突っ走ってしまったのか、大変疑問です。
 国はもんじゅ廃炉の後、更に研究を進めるための新もんじゅを作ることも視野に入っているそうですが、全国の原子力発電所の大半が未だ稼働ならず、本当にエネルギーを「増殖」する意義があるのか、かつてと比べると色々と怪しげな感じもしてきました。新文殊を作るのは結構なのですが、なぜもんじゅは成功しなかったのか、という点については、国民にも理解できる平易な表現で、しっかり反省して後の世に伝えて欲しいです。

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フランスで、使い捨てプラスチック容器が排除されるそうです。

2016-09-20 21:03:39 | Weblog
 本日の最高気温は、21.3℃。昼間、妙に寒いと感じましたが、まさかこんなに低いとは思いませんでした。台風が真っ昼間に紀伊半島南部という、こちらのほんの足元を縦断して行ったというのにこの気温というのは、全くもって驚きです。寒気がするので風邪を引いてしまったかと疑いましたが、この気温を見て、単に本当に寒かっただけだと気が付きました。明日からは、台風一過、と期待したいところですが、秋雨前線の影響かしばらく天高く馬肥ゆる秋というわけには行かないようです。サボテンの植え替えなどやりたいのですが、しばらくはお預けですね。

 さて、フランスで、プラスチック製使い捨て容器の使用を禁止する法律が制定され、2020年1月に施行される予定となりました。2020年以降全ての使い捨て食器は家庭用コンポストで堆肥にできる生物由来の素材を50%使うべし、更に2025年までにその割合を60%に引き上げるべし、という義務を、フランス国民は負うことになります。フランス国内で廃棄される使い捨てプラスチック容器は、年間47億3000万個に登るそうです。それをあと僅か3年半で半分の24億個弱を生分解性の生物由来資材に切り替えないとなりません。なんとまあ思い切ったことを、と思いましたら、欧州の食品容器メーカーの業界団体、昔だったらギルドといったところでしょうか、それが商品の自由移動を定めた欧州連合EUの法律に反すると主張し、欧州委員会にフランスの法律を阻止するよう要請、更にフランスを相手取って法的な措置も検討していることを明らかにしました。フランスがどれくらいEU各国からプラスチック製品を輸入しているのか知りませんが、こういう反対運動が怒ることを見ると案外広域に流通しているのかもしれませんね。
 それにしても、ヨーロッパというと環境先進国でエコなスタイルが浸透しているものだとばかり思っておりましたが、案外その内情はフレが大きく、フランスのように頑なにそれを推し進める国もあればそうでない国もある、という事がわかりました。まさに欧州情勢は複雑怪奇ですね。

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サンゴ礁の女王ミノカサゴが、自動捕殺機械が必要なほど面倒な害魚とは知りませんでした。

2016-09-19 21:52:38 | Weblog
 本日の最高気温は26.7℃。こちらでは朝から時々雨がぱらついていましたが、午後からは時折強く降るようになり、やがて絶え間なく降るようになりました。だんだん雨が強くなる様な感じで、まさに台風接近を意識させられる天気でした。その台風16号、今の予報ですと、明日午後6時頃こちらには最接近の予定のようですね。コース的にも少々ヤバくなってきた感じですが、なんとか直撃だけは避けて欲しいと切に願います。

 さて、アメリカ大西洋沿岸のサンゴ礁で、1980年頃から外来魚のミノカサゴが繁殖してサンゴ礁を荒らし、在来魚を食い荒らすなどの被害が拡大しているのに対し、自動掃除機ルンバのために開発された遠隔操作技術と、攻撃用の感電装置を組み合わせたミノカサゴ駆除ロボットの開発が進んでいるとのことです。水中カメラでミノカサゴを視認、近づいていって二枚の電極で挟み込み、電撃ショックで〆て本体に収容、持ち帰ってその魚肉は美味しくいただこう、という装置だそうで、既に実験でもミノカサゴを捕らえて電撃で殺すことができる事が確認されたとのことです。問題はコストで、海には何百万匹もいる上、繁殖力も旺盛なミノカサゴをサンゴ礁に影響ない程度まで数を減らすには、数千台の対ミノカサゴ水中ルンバを海に放つ必要があり、そのためにも、漁民やダイバーが買って気軽に使ってもらえるような価格帯にまで下げることを検討されているとのこと。また、他の魚をミノカサゴと誤認しないようにきっちり識別するソフトウェアも開発中とのことです。
 ところで、ミノカサゴというと、まるでフラミンゴか孔雀のようにハデハデな尾びれや背びれを優雅に揺らしながらサンゴ礁を練り泳ぐ絢爛豪華な魚、というイメージしかありませんでしたが、サンゴ礁を数週間でダメにしてしまう厄介な魚だったと聞いて驚いています。一体どういうダメージをサンゴ礁に与えるのかがニュースには書いてなかったので不思議といえば不思議なのですが、大きな魚で気性も激しく、在来の魚を餌にしているというのは理解できます。
 ヒレに強烈な毒針を持っているためか海域では食物連鎖の頂点に居て天敵というものが居ないらしいので、この装置が実用化されれば、その天敵に人間が名乗りを上げることで、数をコントロールして多様性のある海を取り戻すことができるようになるのだとか。煮付けると美味しいそうですし、食べ尽くしてしまえば良い、というのは割りとなるほど、と納得できる話でもあります。調理の時の毒針対策は別途必要そうですが、いずれ日本でも大量のアメリカ産ミノカサゴの魚肉加工品が入手できる日が、やってくるかもしれませんね。

 
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採りやすい所にまとまってあるのなら、採ってしかるべきかと思います。

2016-09-18 22:40:35 | Weblog
 本日の最高気温は26.9℃。さすがに1日全く日差しがなく、時折強めに雨が降るぐずついた天気では気温も上がりようがなかったようです。それでもムシムシした空気は気温以上に不快感を覚えさせられます。とりあえず、明後日20日夜には台風16号が最接近、場合によっては紀の川ー吉野川から奈良県を直撃、という可能性もあるルートでやってきますので、それが過ぎれば少しは天候も回復し、秋らしい清々しさを感じることができるようになるのではないかと期待しています。

 さて、経産省・資源エネルギー庁の発表によりますと、日本海・上越沖の水深100m以上の深海海底に、メタンガス換算で約6億m3の表層型メタンハイドレートの存在が見込まれるという調査結果が得られたそうです。報道では、約10年分の量のガス、という話が出ていたようですが、どうもその資産の根拠が判りません。我が国の天然ガス消費量は年間1000億m3を超えており、それからしたら、今回発表された量など微々たるものに過ぎません。それがなんで10年分になるのでしょう? その理由は残念ながら判りませんが、一方で、青山繁晴氏によると、日本海のメタンハイドレートは比較的浅い海底の表層に露出しており、海底からメタンハイドレートの柱が立ち上がり、毎日メタンハイドレート結晶が創りだされているため、100年分どころか、埋蔵資源の常識を覆す枯渇することがない資源になるのだそうです。
 ならばなるべく早く商業採掘の目処を立てればよかろうものを、と思うのですが、メタンハイドレートは、石油や天然ガスのように、穴を開ければ自分の圧力で吹き上がってきたり、水を突っ込んでやれば押し出されてくるような液体ー気体の便利な性質は持っておらず、固体ですからいちいち拾い上げないとなりません。それがどうやら思ったよりも難しいらしく、まだ本格生産の話にはなかなか至らないのが歯がゆいところです。
 これは一つ、メタンハイドレート採掘用の海底お掃除ロボットでも開発しないと、日本の資源としての活用は難しいのかもしれません。
 まだ夢物語なのかもしれませんが、こうして深海域に散らばっている自然のものを採掘するより、メタンハイドレートの生成条件を精査して、海底にメタンハイドレート結晶化工場でも建築してやった方がゆくゆくは安くついたりするかもしれません。技術的にどうしたらいいのかよく判りませんが、なんとなく、やれば何とかなりそうな気がします。まあ結局は採算に乗るかどうかが問われるわけですが、我が国のエネルギー事情を考えると、安全保障上は国産出来るエネルギー資源をできるだけ持っておいた方が良いに決まっているので、ある程度採算度外視してでも開発に力を入れていったほうが良いのではないか、と思います。

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火山大国の日本に相応しい研究の実施と成果とを望みたいですね。

2016-09-17 23:11:09 | Weblog
 本日の最高気温は、30.9℃。昨日に続き、30℃超えで、暑いと感じる昼間でした。これも日が差した影響もあるでしょうが、やはり西南海上でゆっくりこちらに移動しつつある台風の影響もあるんじゃないかと思います。明日からはその台風の先触れのようにこちらに進んでくる低気圧の雨雲がかかってきて、台風がやってくる予定の21日頃まで連日の雨になりそうですし、今日までで洗濯を終えておいて正解だったように思います。

 さて、九州の鹿児島沖には、7300年前に大噴火して九州南部の縄文文化を滅ぼしてしまったという「鬼界カルデラ」のマグマだまりがあるそうです。
確率的には低いものの、万が一超巨大噴火が再び起こったら、火砕流や噴出する火山灰などで、最大で死者1億人に達するかも知れない、という未曾有の大災害につながりかねないといいます。そこで、この10月から、神戸大学海洋底探査センターがこの場所のマグマだまりの位置や規模、形を把握するための調査研究を開始すると発表されました。そのデータを蓄積し、いずれは「超巨大噴火」の発生を予測することを目指すのだそうです。このように、マグマだまりの詳細なデータ収集とその状況の正確な把握は、世界でも初めての試みとのことです。
 具体的な方法は、まず鬼界カルデラの地形を調査し、海底に地震計を沈め、船から圧縮空気を放って人工地震を起こし、地中を伝わる地震波を観測して、マグマだまりの状況を解析するのだそうです。
 鬼界カルデラで調査が成功すれば、陸上のカルデラにも応用可能だとして、5年程度で結果を出し、防災、減災に役立てていくという計画とのことです。
 考えてみると、九州はやたら危ない火山が多いですね。この「鬼界カルデラ」もそうですし、その少し北の桜島を擁する「姶良カルデラ」や、その更に北の熊本県にある阿蘇山「阿蘇カルデラ」も世界最大級のカルデラとして知られ、どれももしひとたび超巨大噴火が起こってしまえば、我が国の文明社会に甚大なる被害を与え、下手をすると文字通り国が滅びかねない大惨事につながってしまいます。これに対して、色々発達した現代でさえできる事はほとんどなく、ただ祈ることしかできなさそうというのが全くもって残念ですが、とりあえず、事前に噴火の予兆を知ることができればある程度の備えを取ることもできないこともない、ということなのでしょう。それすらもいまはまだ相当難しいみたいですが、何とか研究を成功させて、いずれは噴火をも制御できるようなくらいにまで科学が発達するまでのつなぎとして、利活用できるようになったらいいなと切に望みます。

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結局豊洲は安全なのか?が一番大問題で、その次にお金の流れが問題では無いかと思います。

2016-09-16 23:07:41 | Weblog
 本日の最高気温は、30.4℃。久しぶりに30℃超えです。今日はここ最近では珍しく、日中青空が見え、日が差したのですが、そのために昼間は結構暑く感じました。雨も降ったりやんだりでなかなかにうっとおしいムシムシした気候が体に堪えます。

 さて、都民の胃袋を支える新しい天下の台所として、満を持して鳴り物入りで開くはずだった豊洲市場が、小池新知事就任後、バタバタと慌ただしく不穏な様子が伝えられていますね。最初の予定だった盛り土が無いとか、空洞が知らないうちに作られて、気化したベンゼンの影響があるのではないかとか、ベンゼンが溜まったら爆発するんじゃないか、などというような、ちょっと怪しげですが本当だったら怖い話も聞こえてきますが、いずれにしても、奈良県の産物も扱ってもらうことになるわけですし、都民の食を預かる市場としては、怪しげで危なげで不安を煽りかねない話は、少しでも早く払拭して欲しいですね。あったかどうか判らない汚職やら談合やらとはまた別に議論いただくとして、とにかく安全で安心できる市場を作って欲しいです。
 とはいえ、果敢にも(?)豊洲地下に潜り、溜まっている水(雨水? 湧き水? 単なる結露?)を「調査」した、共産党都議団はさすがに少々勇み足が過ぎたのではないかと思います。万一気化したベンゼンが一定濃度に達していたら遭難の危険もありましたし、溜まっていた水にpH試験紙を浸して「強アルカリ性だ! 自然界の水は弱酸性のはずなのにおかしい!」と鬼の首を取ったように喧伝したのは、さすがに無学を露呈して恥ずかしいとしか思えませんでした。ダムなどは、堤体がアルカリが水と反応して熱を持つために、一旦積み上げたあとはしばらく放熱しないといけないくらい、コンクリは強アルカリ性の性質を持つのですから、そこで水を採取したらアルカリになるのはある意味当たり前ではないかと思います。パフォーマンスとしては幼稚ですし、どうせやるのだったらもう少し実のある調査をしてもらいたかった、というところでしょうか。色々と暴き立てるにあたって、まずは現場に踏み込むその意気やよし、と言いたいところでしょうが、結局いらぬことをして敵に付け入る隙を与えていては利敵行為にしかなりませんし、やる気のある無能は有能な敵よりも厄介なのですから、共産党都議団にはもう少し知恵を絞って攻め方を検討してもらいたいです。



 
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