今朝の奈良市の最低気温は7.6℃、昼の最高気温は13.4℃、五條市の今朝の最低気温は7℃、昼の最高気温は13.3℃でした。今朝はかなり温かく感じる気温で、暖房無しで起床できました。まあ寝坊して結構遅くに起き出したこともありますが、大晦日の朝夕にストーブを付けずに過ごすことができるというのは、なかなか経験のない話になります。昼間は、午前中雨、その後上がってこのまま天候は回復するのかと思いきや、午後遅くになってやたら強く冬の季節風が吹き出し、バラバラバラっと時折結構な勢いで大粒の雨が降り注ぎ、風に煽られて西側の窓に突き刺さっていました。雨雲レーダーを観ると、日本海側に見事な雨雲の帯が連なっていて、その雲の一部が流れ込んできては一雨降らして高速で離脱していく、というのが何度かあった模様です。普通なら冬型の気圧配置で大陸から強烈な寒波が押し寄せてきているのかと疑う感じですが、天気図の方は西から東へと流れていく低気圧が日本海側と太平洋側にそれぞれ一つづつあって、それに挟み込まれた列島にざあざあ雨を降らせていったという、どちらかというと春か秋に観られるような様相でした。もちろん寒波も来ていません。お天気では何かと異例の年末年始になるようですが、2週間予報では1月半ばまできつい冷え込みはないようですし、年末年始だけでなく、この冬自体が異例の気候になるやもしれません。
さて、兎にも角にも大晦日です。今年も残すところあと3時間。年末押し詰まっていますが、天気もあって今日は一日家にこもりきりだったため、今ひとつ大晦日という感じが致しません。まあ恒例の年越しそばを食べた位がそれっぽいでしょうか。年々お正月という感覚も希薄になってきてますし、まともに身動きできないほど人が寄って密集する初詣の神社にわざわざ行こうとも思えませんし、おせち料理を作ることもなく、個人的にはもうどうでも良くなった季節行事という感が拭えません。いつもより少しだけ長い連休という感覚なのはもう随分前からですから、今更な話ではあります。それでも1年の終わりとあれば少しは今年を振り返ろうという気は致します。何と言っても8月に孫が生まれたのが今年最大のイベントだったでしょうし、プロ棋士の藤井聡太名人が前人未到の八冠を達成した過程を、AbemaTVでAIの形勢判断を観ながらワクワクドキドキしながら観戦したのもなかなかの出来事でした。仕事でChatGPTなどのAIサービスを使い始めたのも 、後々振り返ってみたらかなり大きな出来事になりそうですし、時の総理が増税メガネとあだ名を付けられたのも、政治的には欠かせない話であった用に感じます。また、今朝お笑い芸人の坂田利夫氏逝去の報を目にしましたが、今年も欠かすことができない大勢の方が、あの世へと旅立たれました。いいことも悪いことも、悲喜こもごもあった一年ではありましたが、来年は我が干支の年でもありますし、良き1年でありたいと願うばかりです。