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さて、9月5日に発生した山陽自動車道下り線尼子山トンネル内での火災事故、1日2万台以上が利用していた西日本の大動脈が断たれたことで、迂回路となっている国道2号線や中国自動車道の交通量が火災前の三倍以上に増加、渋滞が常態化し、この区間を通過するには、事故以前と比べると1時間以上余分な時間が必要とされる状態となっています。そこで復旧工事が検討された結果、通れるようになるまで3ヶ月以上かかるという見積もりが出されました。先頭で火を吹き事故の起点となったトラックを始め23台の車が燃えて長時間高温にさらされ、トンネル内部の壁面がボロボロになり、照明装置などにも甚大な被害が出ているそうですが、それら傷ついた部分を除去し、新たに壁を塗って設備を整えるのには、やはりそれくらいはかかってしまうのですね。今から三ヶ月というと年末年始の帰省ラッシュに間に合うのかどうかが気にかかるところですが、物流にも大きな影響が出ていますし1日も早い復旧が切望されます。しかし、上下線がずっと並行して走る路線ですし、一時的に上下線を手前で合流させるルートを仮設営し、上りトンネル内を対面で1車線ずつ上下線とするというような暫定措置は取れないものなのでしょうか? 一車線の対面交通などそれほど珍しいものではないですし、十分な速度制限と取締を行うことで安全は担保できそうなものですが、多分素人にはわからない色々面倒なことがあるのでしょうね。それとそもそも先頭のトラックが火を吹いたことが事故の原因となったわけですが、その火災の原因はなにか掴めたりしたんでしょうか? 幸い死者は出ていませんし、事故から3週間以上経って、事情聴取や状況見聞も十分可能だったと思うのですが、そのへんの情報が出てこないのが気になります。