かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ひょっとして風邪引いた?

2007-02-28 23:00:20 | Weblog
 今日はちょっとこの冬で記憶に無いほどの寒さを覚えました。朝方よりも昼の方が寒い感じがして、空模様もまたこの冬初めてではないか、というようなどんよりとした雲が覆う冬空、西のかなたにそびえる金剛山系も分厚い雲とおそらくは雨だろうと思われるけぶるような霞に覆われて、暦相当の空模様を見せてくれています。もっともこの寒さは今夜までで、明日からはまた春に「逆戻り」するようです。今年の冬将軍は本当に一日天下の弱勢だったようです。
 ただ、そんな暖かい冬にもかかわらず、世間には風邪とかインフルエンザとかが流行っているようです。今日、ふと通勤途上学生の姿を見ないな、と思っておりましたら、なんと近所の中学校が学年閉鎖で登校禁止になっているのだそうです。それはうちの近所だけではなく、とある農家さんに聞いた話では、学校給食向けに出している野菜が、この数日いらない、と通告されているそうです。原因はやはりインフルエンザによる学級閉鎖で、給食を作る必要がなくなってしまったから、なんだとか。学級閉鎖とか学年閉鎖とか、随分懐かしい響きがあってなんとなくにんまりしたりもしたのですが、それはともかく、風邪だけはしっかり冬らしい働きを見せているみたいで、それもまたおかしさをおぼえます。
 などとのんきに構えておりましたら、夕方くらいからどうも鼻の奥がなんとなく痛い感じがします。そういえば、その前兆に鼻水が昼過ぎくらいに出て困っておりましたが、花粉症の軽い症状だろうと高をくくっておりました。しかし、今の症状から考えますに、どうやらこれは風邪のようです。まあ今のところいたい、というより違和感がある、という程度の症状なので、さっさと薬を飲んで寝てしまおうと思います。そういえばこの2日ほど色々あって睡眠時間が削られ気味でおりましたので、それも堪えたのかもしれません。本当に無理の利かなくなっている身体だな、とため息つきつつ、まずは苦いアスピリンでも飲むといたしましょう。易の占断でも、薬飲んでとっとと寝る、というのが沢水困九五、つまりそれが良かろう、ということのようですので、迷わずとっとと寝ることにします。

というわけで、今日は簡単に。おやすみなさい。


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1週間早い『啓蟄』を実感しました。

2007-02-27 23:10:53 | Weblog
 今日も日中はいい天気で、ふんだんに花粉も飛んでいたのでしょう。かわいそうに同僚にも花粉症を発症する人が出ておりました。スギ花粉飛散情報のサイトを見ても、ここ数日、『非常に多い』といわれる量の10倍近い単位で舞い飛んでいるみたいで、これではこれまで発症してなかった人でもくしゃみや目のかゆみを覚えるのではないか、と思えるほどです。私は幸い今もって鼻のほうはあまり問題なく、目は少し痒かったりごろごろしたりしておりますが、実生活にはほとんど影響なく過ごせております。何とかこのまま無事に乗り切りたいところです。

 梅も今は満開で、木々の芽も青みを帯びて膨らんできたようです。そういえば、今日出勤途上で蛇がカラスにつつかれているのを見ました。バイクで通り過ぎたので良く観察できませんでしたけど、垣間見たその姿は、多分シマヘビではないかと思います。多分冬眠から目覚めたばかりで動きが鈍かったりしたのではないか、と想像したのですが、ともかくも、蛇も目覚める季節とはなったわけです。そこでいよいよサボテンの植え替えを本気で考えてみようかと思っています。今週末か来週か、長期予報をにらみつつ、最後は易で卦を立てて日取りを決めるつもりです。

 ところで、だいぶ使い慣れてきたこの投稿アシストソフトですが、最近ちょっと動作が不安定なところがあります。投稿ボタンを押すとフリーズしてしまったり、そこでブラウザで確認してみると投稿はちゃんと出来ていたり、立ち上げに失敗してみたり、それでも強制終了してやり直したら問題なく立ち上がったり、と色々肝は冷えるものの、それほど実害は無い不具合が散見されます。まあ積年の学習効果がようやく出てきているのか、一応時々文章全体をコピーして、万一に備えるようになって来てますので、多少の不具合には目をつぶっていられるわけですが、使い勝手のいいソフトだけに、精神衛生上できればもう少し安定して欲しいという思いもあるわけです。これは、バージョンアップが楽しみな数少ないソフトの一つですね。

  
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キリストのお墓発見?!

2007-02-26 22:58:58 | Weblog
 今日は会議でちょっと街中まで。隣の席は「花粉症」仲間の方で、お互い相手のマスク姿を確認して自分の姿を想像し、苦笑をかわしました。ただ、その人いわく、今年は早目からマスクをしていたためか、目が痒くなることはあっても鼻のほうはほとんど問題ない、とか。私自身も随分早くからマスクを常用しています。それも、「花粉対応」とかなんとか、色々機能がうたわれているような「高級品」ではなく、30枚500円ほどで売られている、使い捨ての不織布マスクです。花粉症の研究でさまざまなマスクの効果を実証されている奈良県立医大の井手先生によると、むやみに高いマスクにしなくても、安い簡単なマスクで十分な効果が期待できるとの事です。要は隙間を出来るだけ減らし、しっかり鼻と口を覆うこと。地域にもよるのでしょうけど、私などは年明けすぐくらいから外出時にはマスクするようにしております。そうやって早めにマスクをして防備を固めるのが大事なようです。そう考えてみると、けして花粉症が治ったというわけではなく、昨年も今年も、早めのマスクが花粉の接触を絶ったのが一番効いているのかもしれません。

 さて、ネットニュースを見てましたら、なんとイエス・キリストのお墓がイスラエルで発見されたとの報に目がとまりました。また随分怪しげなものを、と半分苦笑しながら興味本位でクリックしてみたのですが、結構まじめな話らしいので、99%ヨタ話だというレベルから、半信半疑くらいのレベルにキモチが変わりました。その記事によると、お墓自体はもう27年も前に発見されていたそうですが、そこに納められた10体分の石灰岩の骨壷に、イエス、マリア、マタイ、ヨゼフ、マグダラのマリアという名前がアラム語で書かれ、更に6番目に、「イエスの息子、ユダ」の名前があったそうです。しかも、イエスとマグダラのマリアと、ユダの親子関係がDNA検査で証明されたとのことで、まるでダヴィンチコードを地で行くようなお話に、もし本当だったらとんでもない発見だな、と驚いている次第です。もちろんその「親子」がキリスト一家であるかどうか、という真贋鑑定が残ってはいると思うのですが、なにはともあれ、アメリカのテレビ局が番組にして放送するそうなので、是非日本でもちゃんと「正確に」吹き替えして、放送して欲しいですね。
 それにしても、1980年に「イエスの墓発見?」なんていう報道がありましたっけ? 私もまだ学生だった頃のこと、全く記憶らしい記憶が無いのですが、ネットでざっと検索してみてもキリストのお墓は青森県にある! という思わずぷっと噴出すようなお話がばらばら出てくるばかりで、このニュースに関連するようなものはちょっと見つけられませんでした。
 うーん、興味は尽きない古への謎。面白いですねぇ。

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絵は完成しましたが、最近そこはかとない不満が醸成されてもいるのです。

2007-02-25 22:01:20 | ドリームハンター麗夢
 今日ようやくサイトの玄関を更新することが出来ました。描き続けること一週間、といいましても、仕事がある日には作業できない日曜CGですので、実質は3日ほどですが、ともかく構想からすれば2週間以上かかっていますから、随分と手間取ったのは確かです。その割りに出来は・・・、というのは毎度のことなのでとやかく申しませんが、最近、どうも自分の絵作りに不満が残るのです。それは、たとえば共同時にアップした頂き物の上手な絵と比較して自分は・・・というような、他との比較ではなく、自分自身へのもっと直接的な不満なのです。これまで、下手は下手なりに満足してきたものです。そうでないととても絵を公開するような恥ずかしいことは出来ないのでしょうが、特にこのところ、描きながら、あるいは自分の絵を見ながら、もうちょっとましに出来ないものか、もう少し描き込みが出来ないものか、もう少し、もう少し、と、一種の焦燥感に囚われています。もっとも、不満がある、ということは、少なくとも見る目だけは自分の手の実力より少しばかり上に行くようになってきたということなのでしょうし、それに対して、何とかしたい、という希望とか意思が働くなら、ひょっとしたらその見る目のレベルまでは手のほうも上がってくれるかもしれません。ただ、今のところ、そもそもどこをどれだけ描き込んだらいいのか、そしてどうやって描きこんでいって完成度を上げていったらいいのか、全くどうしたらいいのかがさっぱり判りませんし、そうして努力を重ねたら多少はましになりうるのかどうか、もわかりません。お絵描きは結局は才能だと私は思いますし、努力はその才能を引き出すためのものであって、もともとの才能そのものを変革し、拡張してくれるものではないだろうと考えます。つまり、一定レベルまでいったらきっと頭打ちになるだろう、と私は常々考えているのですが、自分に不満がある、ということは、まだ頭打ちするところまでいたっていない、ということなのかもしれません。どだい大したことは無いと思いますが、せめて自分の才能を完全に引き出すまで、今しばらく努力を続ける必要があるのでしょう。幸い今はまたちょっとばかりCG描きに気が向いており、表紙と同時並行して製作中の絵もあることですので、当分の間はやる気が削げることもありません。あとは時間がもう少し欲しいところですが、こればかりはなかなか努力だけでは難しいですね。

 
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お絵かきと散歩に費やした一日でした。

2007-02-24 23:59:46 | Weblog
 とりあえず今日は毎週恒例の長編小説連載アップでサイトを更新しましたが、本当にやりたい表看板の架け替えは、なかなか絵の方が進まないので今日もおあずけになっています。一枚に集中してかかればもう終わっていても不思議ではないのですが、何枚か、作ってみたい絵があって、同時並行で、というか一つの作業に飽きるたびに違う絵にやりかえる、という方法をとっているもので、一つ一つが遅々として進まないわけです。我ながら集中力の無さが恨めしいですが、出来上がれば数枚いっぺんに仕上がるから、と言い訳しつつ、何とか明日には最低表紙だけでも完成させるべく、なけなしの粘りを総動員して取り掛かってみようかと思います。さて、果たして出来ますかどうか。

 これも飽きっぽいゆえの気分転換も兼ねて、なのですが、今日も少し町内の散歩を約1時間ばかり行ないました。先週は北に進んだので、今回は逆に南へ進路をとったのですが、随分長い間居座っている町だというのに、少し歩くだけで結構知らない道や場所が多いことに今更ながら気づかされます。この町はかつて小高い丘陵地だったところの北側斜面を切り開いて生まれた町なのですが、ほぼ山の頂上付近まで宅地開発されており、ぱっと見、きれいに整地された住宅地にしか見えません。その山頂に町の水道水をまかなうためのファームポンドという巨大な水タンクがでんと控え、そこを右にぐるりと回りつつ向こう側に降りると電車と国道が平行して走る市の動脈に出ることが出来ます。その途中は畑があったり川があったりとまあそれなりに田舎の風景ではありますが、すぐそこに幹線道路があるためか、あまりひなびたという印象はありません。ところが逆に左側、すなわち西側に進むと、かつての山の残りにどんどん入っていくことになります。町から離れることわずか5分足らずで、周囲はすっかりハイキングコースです。うっそうと茂る雑木林と竹林とヒノキ林がまだら模様に交じり合い、その森の切れ目にはまるで隠してあるかのような小さな田んぼとか畑が忽然と姿を現します。それでも舗装こそされていませんが道はちゃんと整備されていて、近所にある古墳への道しるべがついていたり、と、そのあたりがまさしくハイキングコースをイメージさせるのです。そこで古墳を一つ見学して帰ってきましたが、途中ウグイスの鳴き声が聞こえてきたり、今日は少し風が強かったせいか、山並みをなでるように風が走って木々をざわめかせたり、と、なかなか風情ある良い道でした。
 こうしてやってみると町の散歩というのもなかなか面白いものです。自分の住んでいる慣れ親しんだところからちょっと周辺へ離れただけで、そこは全く未知の別世界、というのが、新鮮なのでしょう。今のところは気の向くままに適当に歩いているのですが、次は出来れば地図をもって探検としゃれ込みたいものです。

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私が無知なだけなのか、あるいは?

2007-02-23 23:36:11 | Weblog
 昨日から少し目が痒い感じがしておりましたが、今日、発表された奈良県のスギ花粉データをみて心底驚きました。以前、花粉ピークが昨年より3週間早い、と申し上げておりましたが、訂正いたします。花粉のピークは2週間のずれ、ただし、その波の大きさは昨年の最大値のざっと4倍!という大津波になっておりました。周辺の各府県は同程度~やや多目、せいぜい1.5倍にもならない程度の増加であるのに対し、我が奈良県だけが異常に突出しています。道理で目が痒くなるのも道理か、と思いましたが、果たしてこれが本当に今年最大のピークなのか、まだ判らないというのも恐ろしい限り。何らかの特殊な事情による一時的な異常値、と思いたいところですが、続報が気になるところです。明日は少し寒くなるそうですが、来週はまたうららかな春の日差しが戻ってくるみたいですので、スギ花粉もまた積極的に飛び交うことでしょう。幸い鼻のほうはどうも無いのですが、花粉症を発症していない家族達に症状が現れたりしないかと、心配の種は尽きません。

 さて、四国宇和島で、病気の腎臓を移植したという一連の事件について厚生労働省が調査した結果、対象の6例全てにおいて「医学的に問題がある」との結論をまとめたそうです。また、関連する5つの学会では、病気腎移植の原則禁止を打ち出す方針とも報道されています。さて、その移植なり、医師の判断なりの是非については特に何も言うことは無いのですが、よく判らないのが、厚生労働省は調査結果に基づき、何らかの処置をとるつもりでいるのかどうか、と、学会の禁止というやつが、どれだけ意味のあることなのか、ということです。調査の結果、問題がある、とお上が判断した、ということは、たとえば該当する医師の医師免許を停止ないし剥奪したりするようなことを考えているのかどうか、とか、もっと強制力のある法的処置を取ろうというつもりでもいるのか、とか、正直厚生労働省がなにを考えているのか、今日の新聞記事ではさっぱり理解できません。調査した結果問題があった、とくれば、当然その次に来るのは、それでどうする? だと思うのですが、その点についてかけらも出てこないのです。
 もう一つ、学会においては、病気腎移植の原則禁止を決めるそうですけど、そもそも学会の取り決めには法的な拘束力があるわけではないですし、せいぜい違反した学会員を除名するくらいしか強制力を発揮することは出来ないのではないかと思いますし、最初から学会員で無い医者にはそもそも関係ない話でもあります。それがどうも記事だけ読んでいると学会の取り決めはあたかも全ての医療行為に対して強制力を発揮する法律のような扱いで書いてあるように感じます。
 もちろん学会の方針をとやかく言うつもりはありませんし、大多数の学会員にとっては相当強力な拘束力を発揮することにもなるのでしょう。でも、この種の問題をそんな学会員の良心だけに頼るようなカタチのままにしておいて、本当にいいんでしょうか? 明確な意思表示をしない厚生労働省に対して何故突っ込んだ質問をしたり、その点を報道しようとしないのか、学会というたかだかお医者さんの一団体を絶対権威のごとく扱うのは何故なのか。私はどうもそういう方がよほど気になります。ひょっとして私が知らないだけで、医学系の学会は世のお医者さんたちに対し強制力を発揮する絶対的な権威を確立しているのかもしれませんが。

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面倒くさい仕事でも、ちゃんと働ける環境があるのは幸せなことです。

2007-02-22 22:52:26 | Weblog
 年度末というとどうしても色々とその年一年のそうまとめと申しますか、とにかくやたらと書類作りに追いまくられる一年で一番疎ましい季節です。特に年々なりたくも無いのに年を食った順から中間管理職なるしち面倒くさい役柄を演じなくてはならなくなり、そうなると作らないといけない書類もまた年毎に増えていくという悪循環をなすため、しばらくの間は本当にまともな仕事も出来かねる有様です。というか、これもまた仕事ではあるのですが、やっぱりこんなのはオレがする仕事ではない! と一言吼えてみたくなるのもいたし方ありません。
 というわけでこの間からずっとひたすら書類作りに励んでおるわけですが、今日ようやくその山を一つ越えることが出来ました。連綿と続く書類山脈の中ではひときわ高く険しい山でしたから、正直ホッとしております。とはいえ、まだまだ年度末進行は序の口、これからも大小さまざまな山や谷が締切日といういやらしい罠を張って待ち構えているわけです。まあ、努力あるのみ、愚痴こぼしながらもちゃっちゃと片付けるしかないのです。

 まあそれでもそういう仕事をこなしていられるのは、今日日の労働環境としてはやはり幸せなのかもしれません。この間の長野県にあるバス会社の事故などを見ても、随分劣悪な環境で無理を重ねている人が日本中にあまた存在するのでしょう。年功序列型賃金も官僚型組織も、硬直化した前近代的なシステムとしていまやけんもほろろな扱いを受けているようで、私なども、確かに賃金は能力主義、成果主義がよいと思うことが多いです。が、年功序列の人事体系には、じっくり人材を育て上げるという側面もあったように思います。ところが今は何かというと即戦力で、派遣社員がもてはやされ、企業が人材を手間隙かけて育成しようという気構えが無くなってしまい、いわゆる2007年問題なども、結局はそんな企業の姿勢が招いた人材不足のせいなのではないか、という気がいたします。
 後になって必要になったから、といって促成することが出来ないのが人材というもので、そのことについて日本人は先の大戦で痛いほど味わったはずなのですが、やはり忘れっぽい人種なのか、すっかりそんなことも忘れて相変わらず余裕とかゆとりも無いまま、目先の利益追求に汲々としているように思えてなりません。バブル崩壊で企業もまず生き残りに必死だった時代は仕方なかった点もあったのでしょうが、せっかく好景気といわれるようになったのですから、そろそろ即戦力という名の戦力のすりつぶしをやめ、将来を見越した長期的な安定した人材育成に力を注ぐべきではないかと思います。



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ブラウザが不安定になって色々困りました。

2007-02-21 22:53:02 | Weblog
 なぜかこの間からブラウザのFirefoxの調子が悪く、ちょっとした拍子に簡単に落ちてしまうようになりました。新しい拡張機能をダウンロードしても一向に反映されないし、キャンセルしたはずのダウンロードファイルが何度消去しても再び立ち上げるとそのまま残ってダウンロードを始めようとするし、で、それらをいじろうとしたり、あるいはちょっと検索でもしてみようかと文字入力したりすると、たちまち異常終了してしまいます。機能拡張とかダウンロードとかの異常はひょっとしたら前々からあったのかもしれませんが、顕著になったのはバージョンアップしてからで、以前はとりあえず落ちる、ということはありませんでした。そこで旧バージョンを削除したり、プロファイルをいじってみたり、と色々手をつけてみたのですが結局どうにもならず、最終的には、ブックマークのファイルだけ退避させて、まずコントロールパネルの「プログラムファイルの追加と削除」でプログラム本体を削除した後、設定ファイルなど削除し切れなかった分を手作業でゴミ箱に放り込み、検索でそれらしいファイルを一通り当たった上で、新しいバージョンを再インストールいたしました。その後ブックマークを再登録してみましたが、どうやら機能拡張も新しいやつを登録できるようになりましたし、ダウンロードに妙な残り滓がこびりついていたのも消えましたし、なによりすっかり動作が安定したので、まずは一安心いたしました。
 私はどうもIEというやつがあまり好きではなくて、以前はマックでもウィンドウズでもネットスケープを愛用していました。すっかり使わず嫌いになってしまったので今のバージョンでどれくらい改善しているかは知らないのですが、昔はタブは使えないしダウンロードは遅いし、時々勝手に終了する悪い癖があったり、と散々でした。それでも仕方なしにIEを使っていたときもあったのですが、Firefoxを知ってからは、ほぼ完全にIEを使わなくなりました。ただ、動画配信サイトとかでIE使用が前提になっているところが結構あるみたいで、基本的にそういうところは見に行かないようにしているのですが、それでもどうしても見たい内容だったりした場合は(たとえばこの年末年始のコードギアス全話無料配信、とか)、仕方なくIEを使わざるを得ません。こういうのは基本的にどのブラウザでも問題なく見られるようにして欲しいものですが、世間的にはやっぱりIEが圧倒的に多いせいか、そう希望通りには行かないみたいです。

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気持ちいい眠りの裏に、ひょっとして病気の影?

2007-02-20 22:29:23 | 夢、易占
 このところ、読書があまり進まなくて、本1冊読むのに随分時間がかかってしまいます。原因は眠気。通常、私の読書タイムはお風呂で半身浴しているおよそ30分ばかりの時間なのですが、暖かいお湯にへそまでつけてたたずんでおりますと、およそ15分位で眠気のために読む行を何度も間違えたり、書いてある意味が即理解できずに読み返したりするようになり、20分くらいで眠気がますます強くなって、ふと気づくと本が手から転げて完全に眠りに落ちていたりしてしまいます。そういう時は、はっと一時的に目も覚め読書を再開するのですが、程なくまた眠気に飲み込まれ、結局残り時間は全然本を読むことが出来ないのです。時にはあきらめて最初から読書を放棄することもあるのですが、あの、うとうとっと来る眠気というのは、実にキモチいい物で、いわく言いがたい魅力があります。30分にタイマー設定して入っているので眠り込んでしまうことは無いわけですが、もし風邪を引いたりする心配が無いのなら、お風呂で寝てしまうというのは極上の心地を味わえるのではなかろうか、といつも思ってしまいます。

 さて、夜は夜とて、このところは実によく寝ることが出来ます。ひところ、眠りにつくことがなかなか出来なくて苦労したのがうそみたいに、就寝後たちまち夢の世界に引っ張られ、朝はしゃきっと目覚めのときを迎えます。体の具合の好調ぶりが睡眠にも表れているみたいです。ただ、今日の夢見は今ひとつでした。夜、夢の中で目覚めた私はトイレに行こうと思うのですが、そこは家ではなく、どこか田舎もしくは何十年も前の事務所みたいなところで、電灯もついてなく、真っ暗で不気味な雰囲気に包まれています。怖いのを我慢してとりあえずトイレにたどり着いたのですが、電灯のスイッチを入れたのに全然明かりがともらず、辺りは暗いままです。何度かスイッチを入れては切り、してみたのですが全然反応が無く、暗闇に恐れをなした私は、そのままトイレをあきらめて戻る事を考え始めました。それでも何度かスイッチをぱちぱちやるうちに、ようやく明かりが灯り安心することが出来ました。
 トイレに行きたいという夢は、実際に体がそう訴えている場合が多いみたいですが、そのときトイレに入れない、という状況は、わだかまりや執着、健康運の低下、あるいは便秘などを暗示するそうです。少なくとも私は現在便秘ではありませんので、健康運の低下、という点には、少々気がかりなところがあります。また、明かりが点かない、という状況は、性的欲望の減退が暗示されるそうです。これもいってみれば体力や気力、あるいは体調の悪化、ということともつながっていそうですので、やはり全体として具合が悪くなるかも? という夢からの警告なのかもしれません。今は好調を維持してはいますが、花粉の時期でもあり、またインフルエンザも周囲で流行っていたり、花粉症に類似した症状で高熱を出す風邪も頻発していると聞き及びますので、用心に越したことはありません。暖かいといってもまだ季節は二月。朝は相応に寒いですし、今週末も少し冷え込む予報のようですから、なるべく暖かく無理せず過ごすよう心がけるといたしましょう。

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世の中には便利なソフトを作ってくださる奇特な方もいらっしゃることです。

2007-02-19 22:51:55 | Weblog
 またまたまた、折角書いた記事をどこかにふっ飛ばしてしまいました。本当に何やっているんだろう、と自分のうかつさにがっくりと落ち込んでしまいます。それと同時に、どうしてそういうミスを防ぐ機構が、ブログなりブラウザなりに備わっていないのだろう、と怒りが湧いて参ります。ブログという一つのツールが生まれてまだ日が浅いがために、それを使いこなすための各種装備や必要とされるシステムがブログやブラウザにまだ整っていないのでしょうが、いい加減何とかしてもらいたいものです、と思っておりましたのですが、ひょっとして? と思ってググって見ますと、ありました。そういううかつな私みたいなのにぴったりな投稿アシストソフトが。『簡単ウェブログ投稿アシスト 』という名前のそのソフトは、開発者の方がやはり同じようなちょっとしたミスで投稿をふいにした経験をお持ちだそうで、その事故を防ぐためにこのソフトを開発されたのだとか。なんてありがたい方が世の中にはいらっしゃることでございましょうか! おかげで私もその恩恵にあずかれるということです。まだこのソフト自体を使い始めたばかりで、実際にどの程度の効果があり、またどこにその限界があるのか、も実はまったく未知数なのですが、こと入力に関してはまったく普段のブラウザからの入力と変化がなく、というか、このソフト自体が一種のタブブラウザで、ブログ編集に特化していてあちこちサイト移動が出来ない、ということを除いてはほとんど普段使っているブラウザと変わらないのです。そういえば少し重くて動作が遅い気がしないでもありませんが、それでもブラインドタッチの私の入力速度にはちゃんと追従してきますし、それほど気になるレベルというわけでもありません。まあ欲を言えばもう少し早く、という程度でしょうか。これでここまで書き進んだ内容が消えてなくなるミスが根絶できるならこれくらい何の問題もありません。もっと早く探すのだった、と今更ながら自分のものぐさぶりがかえって憎らしいほどでした。

 ところで実は昨年より三週間早く、2月13日にスギ花粉のピークを迎えた我が大和の国ですが、私の方はというと、少し目が痒くなることがあるのとたまにくしゃみが出るくらいで、一向に花粉症らしいひどい症状が出てきません。もちろんマスクをきっちりして、外にはなるべく出ないようにする、などの要人はしておりますが、それは例年のことでもありますし、この分ですと本当に花粉症からは解放されたのかもしれないと期待されるわけです。昨年と同期間花粉の飛散が続くとしたら、ひな祭りの直後くらいに終息するはずなのですが、果たしてどうなることか、本当に楽しみになってまいりました。

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せっかく処罰できるのだから、遠慮なくやるべきなのではないかと思います。

2007-02-18 23:21:26 | Weblog
 今日は久々にCGなど描いております。今年は「かっこうの本棚」7周年ということでもありますし、いつまでも前回イベントの告知では、といい加減サイトの表紙を仕替えようと思ったわけですが、やっぱり久々、というのは良くないですね。なかなかタブレットで思うような線が引けません。まあ長い線は以前からベジェ曲線に頼りきりでしたからその点はまったく一緒なのですが、フリーハンドのほうがもうぼろぼろで、もともと大したことのない腕前だけに、時間ばっかりかかってなかなか前に進みません。これは、今週いっぱいくらいかかってしまうことでしょう。こうなったら、じっくり取り組むよりなさそうですね。
 そういうわけで、今日の更新もいつもながらの長編小説連載でした。ちょこちょこ古い原稿を手直ししながらアップ続けているのですが、書いた当時には気づかなかったあらとか未熟な書き込みとかが散見されて、結構恥ずかしいものがあります。特にこのころは、ぎりぎりまで書き出さずに短時間に一気に書き上げるようになり出したころの原稿のためか、文章自体の練りが今ひとつで、手直しするにしても手の入れ具合に悩まされます。あんまり筆を入れすぎたら別の作品になりかねないですし、そこはやはり当時の想いと言うか、この作品にかけた熱意と愛情を損なうようなことはしたくないわけで、勢い、さすがにこれは、と思うような部分意外は、なるべく手をつけないようにしております。若気の至り、というほど若いころの作品でもないですが、まあ我が成長の軌跡、ということで、残る文章もがんばって直していきましょう。

 さて、脳波の一種、ある特定の音を聞くと頭がよくなる、とでっち上げた番組が打ち切りになるんだそうです。局によると予定通りの番組終了で、でっち上げによる打ち切りではない、と説明しているようですが、まあ納豆事件からこっち、この手の問題に対して世間様が敏感になっているようなので、局の説明もどうもいいわけじみているように聞こえてしまうキライがあります。まあいずれにしてもいい加減なことを垂れ流す番組が一つ消えるというのは喜ばしいことで、少しはマスコミの心胆を寒からしめているのかもしれません。一方、「放送倫理・番組向上機構」という視聴者からの苦情や批判を受け付ける機関によると、先月の月間意見数が、発足以来最高の1348件に達したとの事です。通常、多い月でも800件程度なので、あの納豆事件はこういうところにも大きな足跡を残しているということなのでしょう。あと、ワイドショー批判も多いとのことで、興味本位な覗き見趣味とただの憶測を事実であるかのごとく垂れ流す無責任習性に対する批判が多いのだそうです。そう思うと結構まともなことを言う人もいるものだと思うのですが、一方でそれらの番組は結構視聴率を稼いでもおり、ともかく観ている人がいる、というのもまた変わらない構図なのでしょう。テレビ放送というのはほとんど唯一、今も国によって手厚く保護されている産業なのだそうですが、公共放送にしろ民法にしろ、かくまで腐敗したのは、放送停止、放送免許剥奪、といったその姿勢を正すためのツールを持ちながら行使しようとせず、いつまでもあまやかしてすねかじりを許してきた国の責任でもあるのではないかと思います。捏造等マスコミ機関として許しがたい悪行をなし、社会的な悪影響を及ぼしたマスコミをばっさりやっても、国民の大多数は喝采こそすれ「表現の自由」「報道の自由」に対する侵害だ、と文句を言うことはほとんどないと思います。

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麗夢のDVDがレンタルされるそうです。

2007-02-17 23:54:47 | ドリームハンター麗夢
 今日は今にも雨が降りそうな気配の午前中、ようやく取れた時間を使って、かかりつけの形成外科医院に左腕の不調を見てもらいに行きました。首や肩のレントゲンを何枚も取られたり、腕をあちこち動かしたり押さえられたりして、時折走る痛みに顔をしかめたりしておりましたが、結局骨や神経に異常はなさそうなので、首や肩の緊張をほぐす体操を幾つかと、シップ薬を処方されて、いよいよ降り出しつつあった雨の中、帰宅いたしました。これを参考にして体操をするように、と一枚の動き方の見本をもらったのですが、そのイラストが一本木蛮によるグラマラスなレオタード美女だったりしたもので、ちょっと驚かされました。こういうものの対象者は普通おじいちゃんおばあちゃんだったりするんじゃなかろうか? などとなんとなく沸き起こるおかしさをこらえつつ、先生の前では神妙に受け取って帰って来ました。漫画家さんというのも色々な仕事をされるものですね。

 さて、麗夢DVDの製作元、オンリーハーツのサイトによりますと、麗夢DVDが3月23日(金)にレンタル開始、となるそうです。製作・販売会社等諸般の事情から考えますに、レンタル展開するのはツタヤが一番可能性が高そうです。まあ今のところ私が勝手にツタヤだろうと見当をつけているだけなので、この件については、オフィシャルから情報が入ってくるようでしたら、そのとき改めて告知するといたしましょう。ところで私は、最近のレンタル・ショップというものには入ったことが無いのですが、DVDはどういう風に展示・レンタルされているんでしょうね? ボックス作品なんかは、ボックスごと貸していたりするんでしょうか? いちいち持っているものをわざわざ借りてみようとは思いませんが、当日には一度近所のレンタル屋さんを回ってみるのも面白そうです。なにはともあれ、今後の展開を考えれば、こうして露出度があがっていくというのはいいことだと思います。

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民主党、ひょっとしてやる気ないのでしょうか?

2007-02-16 23:59:39 | Weblog
 あんまり忙しい忙しい、というのも実は気が引ける、というか、多忙をいいことに色々な事柄をサボっている言い訳にしようとしている自分に引け目を覚えるというか、まあようやくそういう事態に気を回せるほどのゆとりが出てきた、というところでしょうか。ともかくこの数日は結構大変でした。せめて明日明後日位は落ち着いて趣味の世界に没頭したいところですが、さて、どうなりますことか。

 と言うようなことを考えつつ日記を書こうとアクセスしてみてちょっとびっくりしました。アクセスカウントが昨日1日で821にも達しているのです。これは、ほとんど1週間分とほぼ等しい数字です。その前の日が259、更に前日が250と日ごろのカウントからすると2倍以上という大目の数字にはなっていましたが、さすがに一日800なんていう数字は初めて見ました。夏休みとか正月休みとかに一時的に300くらいまで伸びることはありましたけど、この別になんと言うことも無い普通の日に、どうしてそこまで伸びるのか、初めての経験だけにどうもよく判りません。時間帯としては17時台と20時台に集中しているのですが、どなたか奇特な方がいちいちページを繰って下さったりしたのでしょうか? ブログというのはそういう意味では時折大変面白い物を見せてくれますが、それもまた、こうして以外に結構続いている理由と言えるのでしょう。
 
 さて、もうすぐ選挙の季節がやって参ります。我が大和の国でも多選批判を考慮してか、現職の知事サンが今季限りで次は出ないことを表明、後継者を指名しています。うちの職場はとある団体の事務局も入っているので、その後継候補の事務所から、推薦依頼の文書やら秘書の方が挨拶に来たりやら、と、何かと喧しい選挙のうねりが押し寄せてくる感じがします。ところが、こんな山の中でさえ戦雲急を告げる状況の中、大和の国には、いまだに対抗馬が出てきません。対抗馬というと民主党と共産党しか出そうなところは無いのですが、共産党はともかく、民主党の動きが一向に見えてこないのです。この間から、あちこちで民主党が候補擁立を見送り、不戦敗を繰り返しておりましたから、ひょっとしたらここでもそういうことになるのか、と予想せざるを得ないのですが、そうかと思うと、東京都知事選挙でも、いまだ現職知事に戦いを挑む対立候補の擁立が難航しているんだそうですね。確かに東京にせよ奈良にせよ、民主党が候補を立てても、なかなか勝ち目を計算することは難しいとは思います。だからといって戦う姿勢すら見せないとしたら、もはや民主党は期待しがたい、という機運が高まるのではないでしょうか? 鳴り物入りでトップに立った小沢党首の手腕にも陰りが見えるように感じられてしまいますし、まだ前原党首のほうがなんにせよ勢いがあったようにも今になってみれば思います。自民党はなんやかやとスキャンダル続出でかつて無いほどごたごたしているというのに、教育基本法改正やら防衛省昇格やらいろんな重要案件が結構成立して、政治的成果という意味では歴代内閣の中でも屈指の成功を収めているという不思議な活況を呈しているのも、対立すべき民主党が頼りないからなのではないのでしょうか? かたや、たかが偽メール一本で党首の首が飛び、かたや何人もの閣僚がスキャンダルにまみれているというのに成果だけは着実にものにする。どうも民主党には、政治を執り行うには決定的に欠けている何かがあるようです。
 それにしても、この際共産党でもいいから知事選の対立候補を出してもらえないものでしょうか? このまま後継人事が決まってしまうのはやっぱり面白くないじゃないですか。

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占いというのも罪作りなものですね。

2007-02-15 22:41:23 | Weblog
 ネットニュースを見ておりましたら、中国は雲南省昆明市内の富民県というところで、県の林業局という森林を管理する公的機関が、緑色のペンキを禿山に塗りたくり、岩肌数千平方メートルを「緑化」していた、という信じがたいニュースを新華社通信が報じた、と出ておりました。このニュースの日付は13日になっていましたが、15日付けの続報で、これは林業局の仕業ではなく、この採石場での営業を請け負っていた会社社長が、私費を投じて塗りたくったことがわかったということでした。ここは20年あまり操業を続けていた場所だったそうですが、土壌の流亡が激しく、2000年に閉鎖を決定したとのこと。その後、専門家も招いて再緑化に着手したものの、効果は上がらず、岩肌があらわになったままの荒地になっていたそうです。それを件の社長が、最近自分が落ち目なのはこの岩肌の赤色が原因で、ここを緑に変えるのが良い、と風水により判断したのが、「ペンキ緑化」の動機だったとの事です。
 作業の前にこの社長が林業局を訪れ、緑化が進まないからペンキを塗りたい旨申し入れたところ、林業局が森林ではない場所をどうしようと自分達は関係ない、と回答したために社長が決断し、7人の作業員を使い、約1万元の自費でペンキ塗りを行い、幅50メートル、長さ30メートルの岩肌を緑色にかえることになったのです。
 環境問題とかいろいろ視点はあると思いますが、まず緑化を進めたのにうまくいかなかった、というのが不思議といえば不思議です。雲南省といえば亜熱帯に属する高原地帯で、昆明市の気候は年平均気温16.3℃ 年降水量1428mm(2002年)という、結構温暖で雨もそれなりにある地方です。水稲とかタバコとか、農産物も色々あり、中国大陸の中では、植物を育てやすい環境のように思えます。そんなところにいわゆる専門家を入れて緑化しようとして失敗するというのは、どうにも不思議に思えるのです。土壌改良にあまりお金をかけなかったか、あるいはたまたま異常気象で植物が根付かなかったのか、何らかの原因はあるとは思いますが、ただ、鉱物資源が豊富な土地柄らしいので、採石場などは何らかの土壌汚染、あるいは土壌pHの異常などで、植物が育ちにくく、赤茶けた岩肌むき出しの土地になっているのかもしれません。残念ながらそういう点は見えてこないのがちょっともどかしいといえばもどかしいニュースです。
 でもだからといって緑のペンキで塗りつぶす、それもそのきっかけが「風水」だというのには驚くやらあきれるやらでした。日常夢占や易占を嗜む私としては無碍にも笑い飛ばすことの出来かねるニュースなのではありますが、大枚はたいてやるのなら、もう少しやりようがあったのではないか、と思わずにはいられないのです。占いは生きた使い方をすべきで、それに振り回されるのは本末転倒、というもので、風水で緑色を推奨されたのなら、短絡的に色を塗るのではなくて、生命の象徴たる緑色である植物を、なんとしても根付かせるように努力すべきだったのではないか、と思います。まあ現場も見ずに無責任なことを言ってもしょうがないのですが、我が国でも昨今とみに怪しげな占いをする輩が跋扈している現状を見れば、あまり黙っても入られない気がします。ほっとくといずれこういう愚行を演じる者が我が国にも現れるかも知れず、というか既に何度か色々な連中がニュースになっていたりするとも言えるのですが、もっと科学的な思考を身に着けると同時に、占術は人生の彩の一つとして、大事に扱っていただきたいと思います。


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かえるが泳ぎ、虫が舞い、夕立の降る2月。

2007-02-14 22:35:56 | Weblog
 今朝はまた薄気味悪いぬくぬくな朝で、おりから日まで照ってくるものですから、雨が降り出すまでは異様な暖かさでした。昨日の予報では朝から大雨、だったので、しっかり雨具で固めて出勤したのですが、信号などで停止するともうサウナみたいな状態で、真夏以外に停車してこんな暑さを覚える事があろうとは、夢にも思いませんでした。そういえばまたカエルが泳いでいるのを見ました。1月31日に見たのよりはずっと小柄でしたが、確かにカエルでした。まだ2月半ば、なんていうような言い方、今年ほどむなしく響く年もないかと思います。まあ、これからひょっとしたら当たり前になったりするのかもしれませんが・・・。南極で行なわれた氷床のボーリング調査では、確か今は氷河期に向かっている最中だ、と言っていたような気がするのですが、そんな地球規模の気象変動すら捻じ曲げてしまうほど、今の人間の活動はすさまじいものがあるのでしょうか?
 雨もまた。午後の短時間でしたが随分しっかりと降ってくれました。あまつさえ雷すら何度も鳴って、まるで真夏の夕立みたいです。夏だったら、ああこれで涼しくなるな、とそのありがたみにほっと一息つくところですが、2月ではあんまりうれしくもありません。むしろ、今ちょっと大事なころあいでPCにかかりきりな仕事の毎日なのですが、万一落雷でもあろうものなら、多分ダウンしたPCを窓から放り投げるくらいはやるかもしれないほど切羽詰っているときだったので、本気で冷や冷やしました。我が職場は以前雷には手痛い目にあっているので、反射的に怖気をふるってしまうのです。でも、あれは夏のことでした。今からこんな思いを味わえるなんて、今年は一体本当にどうなるのでしょうね。
 地球温暖化を抑制するには温暖化を促進する温室効果ガスの排出を抑えるとともに、何とかこれを除去できたらいいわけですが、たとえば炭酸ガスは酵素を利用して乳酸を作る原料にする研究がされていたり、光触媒を使って人工的な光合成を可能にする技術が開発されていたり、色々手段はあるみたいです。まだ効率とか問題も多々あるみたいですが、結局一番の課題はコスト、ということになるのはこの手の技術の常でもあります。しかし、地球や人類の未来がかかっているときにコストを云々している場合ではなかろう、とも思うのですが、宇宙を渡ってきた妖星から地球を守るために南極にでかいロケットエンジンを建て並べて地球の軌道そのものを動かしたみたいな、奇想天外かつ壮大なコスト度外視の方策を、この際立ててみてもいいんじゃないかと思うのです。

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