今朝の奈良市の最低気温は16.7℃、昼の最高気温は22.7℃、五條市の今朝の最低気温は15.3℃、昼の最高気温は24.8℃でした。今日は朝のうちは雨、その後程なく上がって日中は大体曇り空、日没前後にワイパーを動かすかどうか迷う程度の小雨がパラパラと降るという天気でした。その後夜になってまた少し強めに雨が降ってきていますが、雲の動きが早く、おそらく1時間もすれば上がってくるのではないかと思われます。その雨雲が通り過ぎて明日は晴れの天気、明後日は晴れのち曇りですが、明後日の最高気温が28℃と予想されているのは一体何があるんでしょうか? まだ4月なのに先が思いやられる数字です。
さて、衆議院議員補欠選挙で東京15区が9人の候補がしのぎを削り混戦状態ですが、選挙を盛り上げるという意味では悪くない展開だろうと思います。投票率も上がりそうですし、9人もいれば選択肢が増えて選ぶのも楽しそうです。つくづく与党が候補を立てなかったのが不思議でしょうがないですが、それをおして余りある活気であろうと、奈良の田舎から見ると実に羨ましい状況です。ただ、ヒトが多いとおかしな人も増えるのかして、先日来、選挙活動への妨害行為と取られかねないヤジや暴言、追っかけなどが生じているそうです。以前、当時の安倍総理が演説していたときにもヤジが酷くて、それを咎めた警察が逆に裁判でやりすぎとされたことがありましたが、今回の一連の騒ぎも、その時の裁判沙汰を「教訓」として、演説などで「やじる」権利を行使したものであり、当時安倍総理を野次った人々を応援していた陣営の自業自得だという、なかなか反論が難しそうな意見も、ネット界隈ではよく見かけます。個人的には選挙であれ国会であれ、およそヒトが議論したりなにか訴えたりしているときに、それを聞いている聴衆の邪魔にしかならないヤジ行為は全面的に禁止すべきであろうと考えており、守るべきは主義主張はどうあれ全ての聴衆の聞く権利であろうと思っています。公職選挙法でも演説の妨害は禁止されているはずですが、判例では、演説の妨害とは「一般聴衆が演説内容を聴き取り難くなるほど執拗に発言し、一時演説を中止するに至らしめ」なければならないようです。個人的には僅かな雑音さえ演説内容を聞き取りにくくする阻害要因だと思うのですが、どうしてこんな訳の分からないハードルの上げ方をしたのか、司法の判断というのは理解し難いものがあります。おかげで今もこんな愚かしい騒ぎになっているというのは、その判断が後にどのように利用されるのか、想像力に欠けた法家の敗北ということになるのではなかろうか? などと思ったりもします。
今朝の奈良市の最低気温は16.7℃、昼の最高気温は20.3℃、五條市の今朝の最低気温は15.7℃、昼の最高気温は21.4℃でした。今日は朝のうちワイパーなしでは少し鬱陶しい位の細かい雨が降り、程なく止んで日中はほぼ曇っていましたが、15時頃からまたパラパラと降り出し、現在も傘なしではずっと歩きたくないくらいの雨が断続的に続いています。明日の天気予報も曇り時々雨ですから、このまま明日も同じような天気が続くのでしょう。
さて、NASAアメリカ航空宇宙局が、ボイジャー1号との通信復旧に成功したと発表しました。昨年11月から解読不能なデータを送ってくるようになり、その解読に当たっているとのニュースを以前観ましたが、今回はその原因まで究明、240億キロ、通信するのに片道22.5時間を隔てて修理に当たり、この20日についに完了して意味のあるデータが5ヶ月ぶりに届くようになったとのことです。国家の威信をかけて色々贅沢には作られたのでしょうが、打ち上げからすでに46年が経過、さすがにあちこち不調が出て老朽化も進んでいるでしょうし、宇宙空間の極限状態の中を超高速で飛行しているのですから、色々当たってくるものもゼロではないかもしれません。そんな中、未だこうしてきちんと動くのですから、80年代の技術というのは大したものだと感心致しますし、この遠大な距離を隔ててなお状態を把握してそれを制御し、リカバリーしてしまう現代のNASAの技術やスタッフも実に素晴らしいものがあります。いずれ更に装置が故障したり、搭載した原子力電池が寿命を迎えれば沈黙を余儀なくされることは間違いないのですが、それでも少しでも遠くまで到達し、貴重なデータを送り続けてほしいと願わずにはいられません。そしていつの日か遠い未来に、誰かの手で大きく改造されてでも戻ってくることを期待したいです。
今朝の奈良市の最低気温は15.7℃、昼の最高気温は25.3℃、五條市の今朝の最低気温は14.8℃、昼の最高気温は24.2℃でした。今日は天気予報では雨とされ、実際未明に一雨あって地面は濡れていましたが、日中はくもり空で時折日差しも覗くような雨が降ってきそうにない天気が続き、夕方日没前になってようやくパラパラと降ってきました。ただそれも本降りと言うにはささやかなもので、わずかにお湿り程度の弱々しいものでしかありません。気象庁のレーダー観測を観てみると、この雨の本体は沖縄の北側にあって豪雨を降らせているようですが、その雨雲が東進してくる様子は特に無く、雨雲群の一番北西端に当たる我らが頭上でパラパラと余った雨粒を落とすのみになっています。明日明後日もぐずついた天気は続くようですが、ザアザアと音を立てて地を流す雨が降ってくるようなことはどうやらなさそうな感じです。
さて、先週の国会、衆議院決算行政監視委員会で、厚生労働省が新型コロナワクチン2億4千万回分、計6,653億円相当を廃棄処分すると報告されました。これに対し、ネット世論では、「税金の無駄遣い」という声が溢れ、担当者が「その時々の状況によって必要なワクチンを購入した。無駄とは考えていない」と説明したことで、更に批判のボルテージが上がりました。これに対し、武見敬三厚労相も19日の閣議後会見において、「必要なワクチンを確実に確保するための対応だ」と述べましたが、「金銭感覚が麻痺しているのか」「過去にもインフルエンザワクチンを廃棄しているし、厚労省の体質の問題でもある」「これだけの税金を無駄にしたのに説明が足りないんじゃないか」などの批判が上がっているとのこと。まあ無駄になったのは残念な話ですが、それだけの数を使わないで処分できるくらいにはコロナ禍も収まってきたと思えば、それはそれでありがたい話ではなかろうかという気も致します。また、ワクチンは増産しようとして即増やせるものではないですし、保管しようとしていつまでも性能を保ちつつ置いとけるものでもなく、ある程度の量が無駄になるのは織り込み済みで購入しておかなければ、いざというときに間に合いません。その本数や金額には検討の余地が十分にあるようには思いますが、別に懐に入れたわけでもなければ豪遊して散財したわけでもなく、国が国民の命を守るために費やした費用ということなのですから、ある程度は許容してもいいんじゃないでしょうか。むしろそれよりも、今までになかった未曾有の感染症蔓延に対して、予算や人員などどれほどのリソースを割くのが合理的で効果的なのか、それを実地検証できる貴重な機会を得たわけで、今後厚労省はそれらのデータをできるだけオープンにして研究者の手に委ね、それらの解析情報をもとに、今後また起こりうる未知のウイルスによるパンデミックに備えた新たな政策を立案すべきでしょう。備えあれば憂いなし、こんな事もあろうかと、と未来の危機に対して堂々と宣える頼もしき省庁になってもらうのに数千億円くらいの投資で済むのならいいんじゃないかと思います。
今朝の奈良市の最低気温は16.9℃、昼の最高気温は18.1℃、五條市の今朝の最低気温は13.4℃、昼の最高気温は17.3℃でした。今日は朝から断続的に雨が降り続いています。まさに予報通りですが、気温も下がってやや肌寒さを覚え、まだ少し残っている灯油を使い切るべくストーブに火を入れています。天気はこの調子で水曜日まで続くようですから、その間に灯油も使い切ってしまえそうな気がします。
さて、来週投開票が行われる衆議院銀補欠選挙において、自民党に大逆風が吹き荒れているのだそうな。東京15区と長崎3区では候補者すら建てられずすでに負けが確定していますし、唯一候補擁立に成功した島根1区も大苦戦中、岸田首相自ら街頭演説で応援に入りましたが、状況を好転させるきっかけにはなり得ていないもようです。少し譲って選挙の投票の結果敗北することはあってもよかろうと思いますが、候補者すら満足に立てられないというのは、一体どういうことなんでしょうか? それも、今にも消えてなくなりそうな泡沫政党ではなく、最大多数を誇る現与党がです。こんなこと、前代未聞な危機的状況なのではないでしょうか? 首相が島根入りして街頭演説し、「大変厳しい声を受けている。本当に自民党総裁として心からおわびを申し上げる」と語ったそうですが、戦うことすらできない選挙区を2つも生み出してしまった体たらくは、さすがに首相として資質が問われるのではないかと思われます。来週の島根1区の結果次第なところもあるでしょうし、本戦ならともかく補欠選挙ですから、仮にこの島根で負けたとしても退陣などの責任追及にはならなさそうな気がしますが、たとえ補選とはいえ、政府与党が候補者を立てられなかった事自体は、もっと深刻にその影響を測っておくべきかもしれません。
今朝の奈良市の最低気温は11.1℃、昼の最高気温は26.3℃、五條市の今朝の最低気温は7.3℃、昼の最高気温は26℃でした。今日は午前中は晴れて好天気でしたが、11時すぎには雲が広がってきて日差しが途絶え勝ちとなり、午後には時折雨が落ちてくるのでは? と疑いたくなるような雲が出張ってくることもある、生憎の天気となりました。もっとも結局は夜になるまで雨は降りませんでしたし、そこそこ風もあったので洗濯物はよく乾きました。今夜から明日、明後日、明明後日、更にその次の日、と来週は水曜日まで曇り時々雨というぐずついた空模様が予報されておりましたから、今日のうちに週末の仕事を片付けられてよかったです。
さて、新型コロナに対応したRNAワクチンを輸入し、全国で使用するために用意された冷凍保管庫が、行き場を失って粗大ごみ化しているそうです。当時のワクチンは、保管温度が氷点下数十度という極低温が必要とされてましたが、そのような冷凍庫は生物系実験室を持つ大学や企業研究所など限られた施設しか無く、全国でワクチンを利用するために必要として、国から自治体へ無償譲渡されました。コロナの5類化に伴い、ワクチンの無償接種が終了したことから、この冷凍庫も不要となり、処分が始まったのだそうです。冷凍用の媒体であるフロンガスは、厳重な規制により専門の処理業者に委託して冷凍機から抜き取って処理しなければならず、処理費用もなかなか高くつきますが、動かしていれば家庭用冷蔵庫など遥かに凌駕する電力を消費し、しかも極低温過ぎて一般的な用途には向かず、場所もそれなりに取るということで処分せざるを得ない事情はあるようです。しかし、例えば私の職場のような田舎の研究機関だと無償ー安価で譲ってもらえるのなら欲しいですし、そのような施設・機関は国内で結構あるんじゃないかと思います。そういったところに上手に配分する仕組みは作れなかったものかと残念に思います。例えばそもそもこの冷凍庫を配布した厚労省なのですから、厚労省で窓口を作って返却を受け付けるとともに、文科省など関係機関と協議して必要なところに送るような仕組みを作れなかったものかと思わずにはいられません。今からでもなんとかできないものなのでしょうか?
今朝の奈良市の最低気温は10.1℃、昼の最高気温は24.4℃、五條市の今朝の最低気温は7.3℃、昼の最高気温は22.8℃でした。今日は昨日とは打って変わり、朝からよく晴れてきれいな青空が頭上に広がりました。昨日までの黄砂はどこに行ってしまったのか、まあ消えてなくなるのはありがたい話ではあるのですが、あれだけのモヤが一晩で失せるというのが不思議ではあります。ただ、影響は残っていて、マスク無しではくしゃみが酷くて息もできかねますし、目が痒く、また目やにが溜まってしょうがありません。この程度でこの体たらくですから、「本場」大陸の都市住人の忍耐力と防御力は一体どうなっているのやら、実に驚くべきものがありそうです。
さて、中国で、生成AIを用いて亡くなったヒトがさも復活したかのように画面上で振る舞わせるビジネスが論議を醸しているのだそうです。生前の写真や音声データをもとにAIが動画を作成、まるで本人が蘇って喋りかけてくるかのような動画を出力してくれるとのこと。ある業者はこれまでに千人を「復活」させ、自分の行いは「人助けになる」と豪語したそう。費用は4千元(約8万円)からで、事故で亡くなった子供にもう一度会いたい、古い写真からおじいさんを復活させてほしい、と言ったような要望が、引きも切らず寄せられるのだとか。
一方で亡くなった著名人を勝手に復活させて喋らせるような動画も横行し、「死者への冒涜」、「肖像権の侵害」といった批判が上がっていたりもします。そういえば、以前NHKが美空ひばりをAIで再現して歌を歌わせたりしていましたが、あのときも結構賛否両論あったように記憶しています。以前からものまねがエンタメの一つのジャンルになるほどですから、この手の試みも日本人なら案外受け入れられるのかともと思ってました。実際、美空ひばりファンには概ね公表だったそうですが、その一方で、根強い反対意見もまたそれなりの勢力であったようです。
もはや技術の進歩は止めようがなく、このようなビジネスや試みが一定程度受け入れられる素地があることが明らかとなった以上、ビジネスとしても歯止めはまずかからないでしょう。不気味の谷もあっさり超えられそうですし、ますます死者復活に拍車がかかるでしょうね。そうして「復活」した故人はオリジナルを補完し、ファンの心を改めて魅了し得るのか。私個人としては、岸田森や天本英世の怪演技が新たにまた観られるというのなら歓迎しかねないですし、富山敬の声が新番組で聞けるとなったら諸手を挙げて賛成しかねない気がします。当然そこに魂はないはずなのですが、生前当時だって銀幕やブラウン管を通して観ていて本人とはあったことも喋ったこともないという現実を考えれば、AI故人もあまり変わらないのかも? ただ、中国のビジネスのような、自分の身近な人の場合はどうでしょう? と考えたら、昔からイタコの口寄せが一定の支持を得ているのだから、これもまた受け入れ可能なんじゃなかろうか? という気がしてきました。
今朝の奈良市の最低気温は12.8℃、昼の最高気温は21.3℃、五條市の今朝の最低気温は12.4℃、昼の最高気温は19.8℃でした。今日は雨こそ降りませんでしたが、一日曇って日差しが届きませんでした。もっとも、昨日から視程多分10キロ少し位の凄まじいまでの黄砂でしたから、空が曇っているのか黄砂で見えなくなっているだけなのかが判然としない時間帯もありました。更に南に低気圧がいて一日中北風が吹いていたためか気温も振るわず、やもすると肌寒く感じられるほどでした。そんな中、今日は母が診察日を迎えていましたので朝から休みを取って枚方まで出向き、とりあえず順調な回復ぶりに一安心して帰ってきました。以前退院直後に再び心臓病を悪化させて再入院したことが頭にこびりついていて、こうして診察に同行し主治医の話を聞くようにしていますが、これもそろそろ次くらいで止めてしばらく様子を見てもよい段階に入ってきているんじゃないかと思えるようになってきました。もっとも、好事魔多しとも言いますし、安堵して気を抜いたところでドン!とまたヒトを突き落とすかのような悲報がもたらされることもありうると思うと、なかなか踏ん切りがつかないところではあります。
さて、昨日の深夜に、愛媛県西部で震度6弱を記録する地震がありました。寝ていて全く気づきませんでしたが、こちらも震度1−2位の揺れはあったらしいです。あの辺りで地震というのはあまり聞いたことが無い気がするのですが、新年早々の北陸地震があって今度は四国、台湾でも地震があって、その上こんどはインドネシアで得噴煙が1万9千mも立ち上る巨大噴火の発生という話、なんだかアジア地域の地下で色々活発な動きが始まったかのようで実に不気味です。阿蘇山や富士山の噴火、東南海地震の発生など我が国にとって破滅的な災害がやってくる前兆だったりしないだろうかと不安ばかりが募りますが、気にしようが気にすまいが起こるときには起こるものなので、不安に怯えるだけ損というふうにも思えます。備えて覚悟だけしておく、というのが良いのでしょう。なかなか「備える」のが難しいのが困ったところではありますが。あとはこの巨大噴火の噴煙で夏の猛暑に何らかの変化が引き起こされるのかどうか。噴煙自体は成層圏まで到達しているようですが、爆発の規模が不明でどれくらいの量の火山灰などが高空に吹き上げられたかがわからないためまだ予測云々という段階でもないのでしょうが、ひょっとしたら異常気象をかき回す変動要因になる可能性はあります。今後の気象ニュースから目が離せないことになりそうです。
今朝の奈良市の最低気温は15.5℃、昼の最高気温は25.1℃、五條市の今朝の最低気温は14℃、昼の最高気温は24.5℃でした。夜の間に降ると予測された雨は、どうやら日が変わる前後くらいに結構まとまった形で降り、その後朝まで断続的に降っていたようです。ただ、その降り方はかなり局地的で、奈良県内だと北ほどまとまって降り、アメダスの記録では24時間雨量が奈良市で11.5ミリ、生駒山で13ミリなのに対し、五條市ではゼロとなっています。今朝、通勤途上でワイパーをしっかり動かしていないと前が見えにくくなるくらいには降っていたので、雨そのものが無かったというわけではありませんが、アメダスの観測拠点では、記録できるほどの量には達しなかったのでしょう。その後天候はゆっくり回復して午後は雲の多い晴れくらいにはなりました。明日も曇りのち晴れという予報ですが、最高気温が22℃とここ最近では控えめな数字で、少し過ごしやすく感じられるかもしれません。それでも平年よりは高いかもしれませんが。
さて、小林製薬の紅麹菌関連に関連して、読売新聞大阪本社の社会部の記者が捏造記事を出していたというのが発覚したそうです。元記事は岡山支局の記者が取材して書いたそうですが、その内容が「自分のイメージしていたものと違った」というマスコミ人にあるまじき最低な理由で、小林製薬取引先企業の社長の発言を捏造、「突然『危険性がある』と言われて驚いた」「補償について小林製薬から明確な連絡はなく、早く説明してほしい」と本人は言ってもいないことを書いて新聞に出したのだとか。読売新聞社は、「重大な記者倫理違反であり、関係者、読者の皆様におわび致します」と紙面上で謝罪し、更に関係者を処分する方針を明らかにしたとのことでした。記事の捏造はライバルの専売特許かと思いましたら読売新聞もやらかすとは、マスコミの倫理崩壊ここに極まれリ、としか言いようがありません。せめて更に取材して、その方向のコメントを取ってくるくらいのことはできなかったのでしょうか? まあそれはそれで問題だらけという気もいたしますが、少なくとも嘘をつく必要はなくなっていたでしょう。しかし、どんな処分がなされるのかわかりませんが、ただでさえその信用・信頼が揺らいでマスゴミと揶揄されるのも久しい業界にとっては一段と株を下げる羽目になるこの問題行為、もはや社内処分では、その自浄作用に期待するだけ無駄なのかもしれません。ネットニュースのコメント欄で、捏造記事で送検できる法律があってもいい、というのを観ましたが、公務員なら公文書偽造は1−10年以下の懲役になるのですから、マスコミも意図した捏造ならこれに相当する刑法犯罪として立件されてしかるべきです。何れにせよ、これまでもマスコミの信用を失墜せしめた罪がまともに裁かれてこなかったことが、現在のマスゴミ呼ばわりされる要因ではなかろうかとも思います。特に愛読者なら、騙されたという憤りを前面に出し、詐欺罪などを問うてみてはどうでしょう? 新聞始めマスコミ全体に襟を正してもらうためにも、何らかの法的措置が取れるように自らキャンペーンを張って世論を喚起すべきでしょうね。
今朝の奈良市の最低気温は16.7℃、昼の最高気温は25.3℃、五條市の今朝の最低気温は11.7℃、昼の最高気温は24.9℃でした。今日から天候悪化という話でしたが、一日特に降ることもなく、普通に晴れていました。夕方頃、妙に風が強い時間がありましたが、雨を呼ぶ風だったんでしょうか? 天気予報によるとこれから夜のうちに降り出してくる模様で、降水確率50%と出ています。これだと、ひょっとしたら降らないこともあるかもしれませんね。
さて、今年の3月に、アメリカ・フロリダ州の民家に空から落ちてきた小さな金属の塊が屋根を突き破って危うくヒトに当たりそうだったという話がSNSに投稿されていたそうです。金属の大きさは直径4cm、長さ10cmで700gの塊だったとのこと。この煤けた石のようにしか見えない物体が、国際宇宙ステーションISSから廃棄された宇宙ゴミの一部だったと、NASA(アメリカ航空宇宙局)が認めたとのこと。NASAがこの物体を調査したところ、「バッテリーを貨物パレットに取り付けるための部品の破片」と判明しましたが、大気圏突入でちゃんと燃え尽きてしまうはずのものがどうして地上まで届いてしまったのか、その原因を検証し、改良を進めていく方針を示しています。地上400kmに浮かぶ宇宙ステーションから落ちてきた金属塊とは、一体屋根に衝突したときにはどれほどの速度に達していたのか、空気抵抗がなければ時速1万キロ、なんていうような超スピードに達していたのでしょうが、空気抵抗でどれほど減速したのやら、ちょっと想像も付きませんが、10分の1になったとしても音速に近い速度で突っ込んできたはずですし、たとえ700gのものでも凄まじい衝撃が発生したんじゃないでしょうか? 人に当たっていたらなんて想像もしたくないですし、多分年末ジャンボ宝くじで1等を当てるより低い確率でしか生じえない話なのでしょうが、衛星ごと落ちてきたりしたら燃え残るものも一杯出てきそうですし、そのうち宇宙からの落下物で命を落とすヒトも出てくるかもしれないと思うと、宇宙開発に楽観的で推進してほしいと思う私でも、少し考えものだな、と思ってしまうくらいには怖い話だと感じました。もちろん日常生活で交通事故に巻き込まれる可能性のほうが遥かに高くて危険度が高い、というようなことは百も承知なのですが、想像の埒外の事態というのは妙に恐怖心を煽られてしまうのは、致し方ないことなのかなとも思います。