今朝の奈良市の最低気温は16.3℃、昼の最高気温は21.4℃、五條市の今朝の最低気温は16.3℃、昼の最高気温は21.9℃でした。昨夜からの雨は日が変わってもしばらく続き、降り方は弱くなっていって時にはほぼ傘がいらないくらいまで弱まったのですがけして止まず、時折強くなってはまた弱るを繰り返して、今日一日中、ひたすら降り続けました。雨量としては大したことが無いでしょうが、もたらされた湿気は大変濃厚で、夕方には山の方は霧がかかって見通しが悪くなっていました。路面も乾いている暇がない状態でしたが、そのせいなのか、夕方帰宅途中、いつも通り五條北ICから京奈和自動車道に乗って御所ICに向けて北上していましたら、手前の御所南IC付近から急激に車が溜まって渋滞を起こしていました。まあそれは渋滞の長さや流れる速度が若干違うだけでほぼ毎日のように見られる光景だったため、残り2キロ少々は低速でも仕方がないとノロノロした車列に連なったのですが、普段よりも流れがやたら悪く、御所ICまで後少しというところで動かなくなってしまいました。普段は御所で降りるヒトが私を含めて一定数いますので、ICに近づくごとに車列の速度が少しずつ増してくるのですが、今日はどうしたことなのか、と前を見ていたら、赤いランプが回転して点滅状態なのに気づきました。事故です。それも見える範囲で発生したわけでは無く、御所ICから京奈和道五條・和歌山ルートの終点である橿原高田ICまでの5キロ半ほどの間のどこか、多分出口近くの方で何らかのトラブルが発生していたようです。ようやく御所ICまで辿り着いてみると、お巡りさんが詰まっている御所ICより先に行こうとしていた車を一台づつバックさせて、御所ICで降りる私らの車列に誘導し、京奈和道から下ろしていました。SNSを見ていると数百mに渡ってバックさせられたヒトもいたそうで、バックが苦手なヒトは一定数いると思うのですが、そういうヒトは一体どうしたのやらと興味本位に考えていました。
そんな苦労の末ようやくICを降りて自宅に向け下道を進みだしたのですが、いつもはひとつまみくらいしか車がいなくて快走できる京奈和道高架下の道が無理やりICを降ろされたヒトの分もあるのか初めて見る大渋滞状態で、ほとんどまともに動きません。ようやくいつも左折するところまで辿り着いて曲がった後は普段通りの運転速度になりましたが、御所南から御所で降りて家にたどり着くまで20分もあれば余裕なところが、今日の帰りだけは1時間弱かかっていました。
それにしても、あれだけ大渋滞を生み出した事故については碌な情報が無く、いつ、誰が、どんなレベルの事故を起こしたのか知りたいと思っても調べようがありません。県警の日報は翌日にならないと更新されませんし、YAHOO! の地域ニュースでは全く触れられることもなく、Xで検索掛けたらこの渋滞に巻き込まれたヒトの投稿が少しだけ見つかったものの、事故原因等に関する情報は全く観られませんでした。ここまでニュースが無いとすると、そもそも大した事故ではなく、道路こそ塞がったもののヒトの生き死にを左右したり大勢を巻き込んで多重衝突したりというようなものでは無かったのかもしれません。だとすればひたすらはた迷惑な事故だとしか言いようがなく、事故を起こしたドライバーに呪詛の言葉を送るくらいしかすることがありません。まあドライバーにはまず間違いなく面識がないはずだろうとは思いますが。