かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

一日遅れでCGのアップです。

2011-02-15 20:42:13 | CG
 結局今朝も雪がしっかり残り、帰宅できないまま職場で一夜明かしました。まあ食べ物はありましたし、室内は暖かかったのでその点問題は特に無かったのですが、来客用ソファで毛布にくるまって横になるという窮屈な姿勢で寝ていたために、あんまり熟睡とはいきませんでしたし、身体もあちこちこわばってしまいました。そんな加減で、今は猛烈な眠気に襲われています。

 まあそれはともかく、昨日アップするつもりだったCGを一日遅れで出すことにします。画像フォルダに事前にアップしておけばよかったのですが、まさに後の祭りでした。まさか自分が昨日帰宅できなくなるとは思いもよりませんでしたから。


(このサムネイルをクリックしていただくと、元のサイズの絵が出てきます。)

 さて、今回は年賀状を作りそびれたので何とか次のイベントには間に合わそう、と考えつつも節分はチトしんどい、という体たらくで何とかバレンタインデーに間に合わすことにしました。結局アップロードは一日遅れてしまいましたが(泣)。
 デザインは昨年のコミックスで銀河鉄道に乗り込む際に着ていたドレスを選んでみました。まあオリジナルの絵はモノクロだったので、色はこちらが勝手に決めております。なにせ1年半ぶりくらいのお絵かきでどうにも勝手が違い、苦労に苦労を重ねた割には、という感じもしないでもないですが、まあこれを期に、今年はもう少し小説以外の方面でも同人活動をやってみようか、と思っている次第。ただせめてもう少しスムーズに描けるようにならないと、一枚一枚にこんなに時間と労力を費やしていては大変です。それには結局精進あるのみ! ですね。 休日などは少し時間を作って練習する習慣をつけないといけませんね。

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CGだからこそできる小技で、少しはましな絵ができたかもしれません。

2009-12-12 22:58:41 | CG
 今日はのどかな天気の一日でしたが、夕方、急に雨が降り出したのには驚きました。まあ出かける予定は全然なくて、予定通り一日こもりきりで同人誌制作に勤しんでいましたので、晴れていようが雨が降ろうが関係はなかったのですが、干していた洗濯物だけは慌てて雨のかからないところに移したのが、唯一の影響ではありました。
 さてその新作同人誌、編集していましたら、全体のバランスからしてどうしてもここにもう一枚挿絵が欲しい、という箇所が出てきましたので、今日は編集作業を一時中断して、一日がかりでその挿絵を作りました。もともと表紙でもそうだったのですが、今回は妄想畜さまとの共同作業で、挿絵も主体は妄想畜さまですが、私も1枚くらいはなんとか入れたいとは思っておりましたので、良い機会になりました。
 絵は今日中に完成しましたので、明日は改めて作業続行し、その挿絵も加えて、編集を片付けます。
 ところで、私は左利きなのですが、そのためか、絵を描くと、武器などの獲物を左で持つように描いてしまうことが往々にしてあります。大抵最初から意識するか、少なくとも下絵段階で気がついて修正するのですが、今回は仕上がりまで全然気づかないまま描いてしまいました。今更描き直すこともできないので、あっさりソフトで左右反転させて仕上げ、としようとしたのですが、反転した絵を見てみますと、どうもなにか変です。バランスが悪いというか、何か違和感がぬぐえません。まあヘタッピな絵なのでデッサンやらなにやらが色々狂っているのはよくある事なのですが、どうも足の形が逆になっているように描いてありました。反転前は全く気がつかなかったのですが、最後にいじったことで、その異様さが顕在化したみたいです。まあ下手は下手なりにその部分を修正してこんどこそ仕上げ、としたわけですが、左右間違っていない時でも、下描き段階で左右反転させてみれば、絵の狂いも少しは見分けやすくなるかも、と、次の機会には試してみようと思いました。

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プリンタ故障! とりあえず応急処置して動かしてみました。

2009-11-23 21:30:24 | CG
 3連休最終日、といっても昨日は仕事だったので私にとっては飛び石連休だったわけですが、とりあえず貴重な自由時間を利用して、同人誌作成のための環境構築に乗り出しました。大分前、有志一同連携して麗夢同人誌を合作した際に導入し、あんまり大きいので職場に持ち込んで時折使っていたA3プリンタ HP DeskJet1220C を持って帰ってきたのです。前の住居は狭くてとても常設で置くスペースは取れなかったのですが、家も変わったことですし、置き場も確保できそうだったので、同人誌印刷の予備機に、また、A3ノビサイズまで打てますからスペースでのミニポスター作りに役立てようと場所を作ったのでした。

(クリックすると大きめの写真が出ます)

 そして、早速PCにつないで印刷してみようとスイッチを入れてみましたら、なんだか妙な音がしてインジケーターのLEDが、あんまりして欲しくない色と点滅で異常を知らせてくれます。何度かスイッチ入れ直したりして様子をみていたのですが、一向にまともに動く気配が無く、3年前に導入したときも中古だっただけに、さすがにもう寿命なのだろうか、と思いつつも、諦めきれずに観察を続けておりましたら、妙なことに気がつきました。印字ヘッドを左右に動かすベルトが、妙に緩んでいたのです。おかしいな、とさわっていると左側のベルト駆動部のローラーからベルトが外れたりもして、そこに注目しながら動かしてみると、完全にベルトが空回りして、ヘッドが動かないでいます。どこかベルトを張るための部分がおかしくなったのだろう、と見当をつけて、とりあえずばらしてみました(笑)。



 カバーを開けて出てきたねじ2本を外し、プラスチックの爪を折らないように慎重にマイナスドライバでコジながらカバーを外してみました。ちょっとみにくいですが、中央に横に走っているベルトが、ありえないほど波打っているのが見えます。



 しかも、のぞいてみると、いかにも重要そうなバネが、ありうべからざる場所である、プリンタ内部に落ちておりました。とりあえず拾い上げ、どこの部品だろうか、と更に観察して見ましたところ、すぐに怪しいところが発見されました。



 完全に緩んでいるベルトに挟まれるようにして、右側のベルト駆動部に繋がっている部品の左端が明らかに欠けています。ためしにその部品を右に動かしてみますと、しっかりベルトが張るようです。かけた反対側は、カギ状の引っ掛け部が丈夫な金属で出来ており、どうやらさっきのバネはこの欠けた部分と金属のカギの間でベルト駆動部をしっかりひきつけ、ベルトが張るようにしていたものでした。それなら固定してしまえばよいようなものでしょうが、駆動部ということもあり、多少は無理な動きが伝わっても吸収できるように作っておく必要でもあったのでしょう。それなら欠けたほうも金属製の丈夫なつくりにすればいいのに、何故かプラスチックで出来ていて、経年劣化でぽっきりいっちゃったのでしょう。



 折れたプラスチックを、このバネの引っ張りに耐える強度で再び接着するのはほとんど無理に思えましたので、色々思案した末、とりあえずベルトさえ張ればよかろう、というわけで、ベルトがぴんと張るまで駆動部の部品を右側にスライドさせ、それで出来た隙間に、自転車の虫ゴムを短く切ってかぶせた割り箸を挟み込み、テープで固定しました。あんまり引っ張りすぎてベルトに負担がかかるのもどうかと思ったので、割り箸は少し細めに削り、ベルトを押すと若干たわむくらいに緩むよう、割り箸の太さを調整しました。まあバネのようには行かないでしょうが、木材とゴムで多少の弾力は保てますし、本格的な修理はこれから検討するとして、とりあえず応急処置としてはまずまずじゃないかと思っています。



 一通りの作業を終えたので、再び爪を折らないように慎重にカバーを取り付け、ねじ止めして、スイッチを入れてみましたところ、初めに比べてスムーズに動いてくれそうでした。そこでPCに接続し直し、印刷してみましたら見事! 印刷できました\(@^∇^@)/♪

 さすがに年代モノなので、次はどこが壊れるか判ったものではありませんけれど、とりあえず今度のコミトレまでは寿命を伸ばすことが出来そうです。今のところ、印刷できた、という段階で、連続印刷して果たしてもつかどうかは当面様子を見ながら試して行きたいと思います。
 ちなみに、印刷してみたのは今度の新刊の表紙の一部、です。

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久々にCGを描くも、なかなか手がついていかず、悪戦苦闘中です。

2009-10-03 22:00:00 | CG
 今日は久しぶりに、麗夢のCGをひがな1日描いていました。次のコミトレで出す予定の新刊の挿絵を現在妄想畜さまに依頼しているのですが、あんまり他力本願というのもいかがなものか、というわけで、少しは自分でも描いてみようと思ったのです。しかし、あんまり久しぶりすぎて、なかなか筆が進みません。使うソフトが違うせいもあるのでしょうが、ほとんど丸1日PCの前に座り続けて、結局下絵からいくばくも進みませんでした。まあ続きは明日もやるつもりですが、この分ですと完成は大分先のことになるかもしれませんね。
 ところで以前はペインタークラシックで下絵を描き、イラストレーターで線画を起こし、フォトショップで仕上げする、という形で絵を描いていたのですが、PCのメモリを2GBにしたせいでペインタークラシックが動かなくなり、エミュレーターでメモリ1GB未満の環境を擬似的に作って動かしたりもしていたのですが、動作がやっぱりのろいですし色々と不具合もあって利用するのをあきらめ、それに変わるソフトを探しておりました。ペインタークラシックはレイヤーも使えないシンプルな、でも軽快で実に使いやすいソフトだったのですが、中でもキャンパスをまるで机上の紙の如く自由自在にくるくる回転させることが出来る機能が秀逸で、実に重宝しておりました。コレに変わるソフトを探すに当たっても、このキャンパスを自在に回転させる機能がついているかどうか、を一番のポイントとして片端からフリーウェアを落としては試していたのですが、結局2つだけ、必要とする機能を有することを見出し、現在、それを使ってCGを描いているところです。
 一つは4paint(http://www.4paint.net/)というソフトで、頻繁にベータ版のバージョンアップを繰り返している現在開発中のソフトです。いずれ完成の暁には対価が必要になるのでしょうが、現状とりあえず無料で使えます。目的の画面の回転は難なくこなし、ワコムタブレットとの相性もよく、レイヤーも使えるので、ペインタークラシックよりも便利かもしれません。動作も特に不満が出るようなことも無く、今とにかくコレで描いている真っ最中です。欠点、というのはどうかとも思うのですが、往々にして引っかかるのが使用制限期間で、今のバージョンは10月20日までの限定で、それ以降ファイル保存が出来なくなるなど、結構短期間で使えなくなります。その分非常にこまめにバージョンアップされるわけですが、常に制限時間を意識しながら使う必要があるのが玉に瑕、です。
 もう一つはNekoPaint(http://npaint.blogspot.com/というソフト。これも割りと頻繁に更新されているソフトです。一応キャンパス回転が出来るので残してありますが、今のところあんまり使っていません。まあ次ぎ描くときはちょっと試してみようかな、というところです。

 

 
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バレンタインに環境完全復活を記念し、まずはさくっと一枚描いてみました。

2009-02-14 21:24:16 | CG
 今日はお絵かき用のソフトなどを復活したPCにインストールしたのですが、案の定、ペインタークラシックはメモリ1GBの壁に阻まれ、動きませんでした。そのエラー表示に、「メモリ不足のため・・・」と出るのには失笑させられましたが、これが使えないというのは由々しき問題で、そうそう笑ってばかりもいられません。そこで、前々から考えておりました通り、PC上にもう一台仮想のPCを構築することのできるVirtualPCを導入してみようと、マイクロソフトのホームページに行ってダウンロードをしながら説明を読んでいたのですが、なんと、XPのHomeEditionは動作保障外になっているではないですか。これは困った、と改めてぐぐって見て、結局サン・マイクロシステムズが出しているVirtualBoxをダウンロードし、これで構築した仮想領域にウィンドウズを改めてインストールして、ペインたークラシックを載せる、という手順を踏んで、無事起動させることに成功しました。
 というわけで、復活後の初お絵かきに、バレンタインデーにちなんだ一枚をさくっと描いてみました。



 仮想環境はちょっともたつくようなところが無きにしも非ず、という感じの重さでしたが、想像していたほどの重さではありませんでした。昔々、マックでバーチャル環境を構築するソフトをいくつか試したことがあったのですが、ウィンドウズとマックのファイルのやり取りが多少楽になっただけで、どれもこれも重くて日常的に使えるようなものではなく、早々に使用するのをあきらめました。それに比べれば長足の進歩というべきで、ちょっとしたことならこれで十分こなせるでしょう。しかも、デュアルCPUが利いているのか、メモリが潤沢なのがよいのか、仮想環境という結構重い動作をさせているにも関わらず、別にブラウザやらメールソフトやらを複数立ち上げて動かしていても動作にぜんぜん影響しないのには感心しました。
 ところで、本当は、今年のバレンタインはこれと同じようにサブキャラ達も何人かピックアップして、チョコの詰め合わせセットを作ることにしていたのですが、取り掛かろうとした矢先にPCの故障に見舞われ、複数人数分、時間をとることができませんでした。まことに持って残念至極ですが、残りは来年改めて挑戦することに使用と思います。

 まあこれでとにかく完全に元通りの環境が帰ってきました。できることも増えたのですから、これから少しずつ『お仕事』も進めていこうと思います。

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お湯が水より早く凍るという不思議があるというのなら、まず現象の再現を試みてはいかがでしょう?

2008-07-31 22:41:02 | CG
 今日でひたすら暑かった7月も終わり、明日からは8月ということになるわけですが、ひところは夜もひたすら暑苦しかったのが、このごろ妙に夜間は涼しく、ヘタをすると風邪でも引きかねないほど、明け方の気温が下がっているように感じます。昼間は幾ら暑くても夜さえ涼しければ案外に何とかなるもので、ひょっとして暑さの峠が越えたのか? とあらぬ期待を抱いてしまうのですが、幾らなんでもそれはまだ気が早いかもしれません。あるいは暑さにとうとう順応した、という見方も出来ますが、いずれにせよただただ消耗するばかりだった7月が終わった、というのは、少しばかり気が晴れるように感じます。そんなさなか、本日は職場で暑気払い、という名の飲み会があり、たった今帰宅したところです。少々御酒を過ごし、もう眠くて眠くてたまらないのですが、明日もう一日仕事があるので、ここはなるだけ早く寝て、明日に備えねばなりません。
 それはそれとして、今日は不思議なニュースを見ました。NHKの化学実験番組、「ためしてガッテン」で流された内容だそうですが、水よりもお湯のほうが早く氷になる、という話なのです。これに対し、人魂で有名な(などと書くと失礼かもしれませんが)大槻義彦・早稲田大名誉教授は、「馬鹿馬鹿しい」と一蹴したそうですが、一方で条件次第ではありうるかも、と述べる学者もいるなど、結構侃々諤々な論争になっているのだそうです。
 私は基本的に「そんな馬鹿な」と思う方なのですが、今は酔っているせいか、ひょっとしてありうるのかも? などと思う気持ちも少し沸いてきたりもして、ではそんなことがありうる条件とは何なのか、とアルコール漬けの頭で考えたりしています。でも、基本的には水なら1cc当たり1℃の温度変化で1カロリーのエネルギーがやり取りされるわけですし、氷になるときは確か1キロ当たり80kcalの潜熱がやり取りされると記憶しているのですが、そのエネルギーの変遷はお湯だろうが水だろうが変わらないはずで、それからすると、温度の低い水の方が常識的に凍りやすいはずなのです。「ためしてガッテン」がどんな実験をしたか知りませんし、そもそもあの番組の実験なんて、悪名高い「あるある大辞典」とそう違わないレベルの、実験以前のパフォーマンスに過ぎない、と思う私としては実験内容それ自体に疑問があるのですが、はっきりさせるなら十分に洗浄した器具を最低でも5組用意し、蒸留とフィルター、それに紫外線処理して不純物を極力減らした超純水でも使って、出来れば実験直前に一度煮沸してガス抜きなども行ったうえで器具に密封し、所定の温度に調整してから、全て同一条件で冷凍装置にセットする、位のことを2回以上繰り返して、まず水そのものの性質としてそういうことがありうるのかを調べた上で、水に色々な物を溶かしてみたりして条件を変えて同じように実験を繰り返し、果たしてそのような現象が生じるのか、その再現性はあるか、を明らかにしたのち、もしありえたとしたらどのような理屈が考えられるか、に知恵を絞るのが筋な様な気がします。ありうる、と考える研究者の方々で追試されてはいかがでしょう。それではっきり白黒の付く問題のように思います。

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2007年のCG

2008-05-17 20:25:06 | CG
 2007年に描いた麗夢ちゃん関連のCGをアップします。
 この年に特筆すべきは何と言っても関西の麗夢ファンの総力を結集して作り上げた「麗夢ちゃんタロット」ですね。全22枚のカードを手分けして、私を含め、8名の同志によって描き、その絵を7センチ×12センチのカードに印刷して製作しました。両面印刷でズレを少しでも少なくするために、印刷設定やイラレの画像を微妙にいじったり、カードとしてのコシが十分にあって発色が良くて安い紙を探してあちこちまわったり、とにかくプリンタのインクをもう鬼のように食うのでしょっちゅう補充したり、カードとしての仕上り具合を更にアップするために、角を丸く切り落とすカッターを見つけてきたり、と、今思えばよくこんなことしたな、と思うほどに大変な、でも非常に楽しい作業でした。


・バレンタイン
 この年のバレンタインはとにかく女性キャラをできるだけ出そう、と言うことで詰め込んでみました。他にもまだ出てないキャラもいるんですが、髪などのキャラの色が判らない方には遠慮してもらいました。また、下描き段階では高宮鏡子怨霊バージョンとか夢魔の女王なんかも入っていたんですが、主要キャラでかわいいのに絞る、ということにしてしまったので、結局この12名にまとめました。



・表紙絵
 この2枚は一時期サイトのトップを飾っていたものです。
 左は、コミックトレジャー参加宣伝、右は「かっこうの本棚」7周年記念の一枚でした。私としては珍しくまともな麗夢ちゃんの絵です(苦笑)。

   


・麗夢ちゃんタロット 『皇帝』色々
 私の担当した4枚のカードのうち、皇帝の絵です。
 最初はベータに冠とガウンを着せてはどうか、と思ったのですが、今ひとつ面白みがない、ということで、麗夢の作品の中で一番えらそうに見える恰幅の豪徳寺氏を最終的に採用しました。まあ美雪ちゃんを描きたかった、というのが描いた一番の理由なのですが。一番苦労したのは彼女の着ているカーディガンの模様。イラレで描いたのですが、とにかく細かい模様の繰り返しで、イラレにしてはファイルサイズがすごいことになってしまいました。あっぱら4人組+闇の皇帝は、当初これでいこうかとも思っていたのですが、下の「運命の輪」で4人組を使ってしまったため、ここはカードで描かれていなかった美雪を優先しよう、ということになりました。厄介だったのは闇の皇帝で、CDのブックレットにもそれほど多くの絵がなかったため、身体の模様などは縄文土器からデザインする、などかなりアレンジが入っています。この絵は後にDVD発売応援CGとして再利用しています。 

        


・麗夢ちゃんタロット『運命の輪』、『悪魔』、『月』
 『運命の輪』はこのタロット企画で私が最初に描いた絵です。タロットを作る、と決めた直後から、このカードは数奇な運命をたどったこの4人組で行こう、と考えておりました。いくつか下絵を描いたうち、卒業式風に校門前で並ぶ4人とこの芝生っぽいところで寝転ぶのとが残ったのですが、俯瞰の絵というのも珍しいか、と思い、こちらを採用しました。なお、下絵の並び絵は上の闇の皇帝バージョンで使ってます。
 『悪魔』は、一枚くらい麗夢ちゃんを描きたい、ということで、小説「夢サーカス美少女地獄篇」の挿絵にあった、空中ブランコの時の衣装の再現を試みました。
 『月』は、高宮姉妹をカードに採用することだけを考えて作りました。時間がもうあまり残っていなかったので凝ったことは何もできませんでしたが、他の方々ともあいまって、これで主要キャラが大体カードに収録できました。

        
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2006年のCG

2008-05-11 19:32:38 | CG
 2006年に描いた麗夢ちゃん関連のCGをアップしておきます。
 この年は枚数は少なく、特に夏以降1枚も描いていないのですが、夏にCD付の豪華版記念誌を出した際、アニメを一本作っておりまして、その際ざっと原画だけで120枚絵を描いております。そのためか後半は息切れした、というか、描くのが億劫になってしまったのかもしれません。
 前半は比較的がんばっていたようにも思いますので、どうもやる気というのは維持するのが難しいみたいです。


・年賀状
 そのまま年賀状です。振袖を描いてみたくなり、色々写真を集めたり絵柄を探したり苦労いたしました。本来なら頭も結い上げておきたかったのですが、着物の柄だけで力尽きてしまい、頭まで手が回りませんでした。


・バレンタイン
 「私を食べて(ハート)」というのは良くあるシチュエーションですが、麗夢ちゃんでもやってみたくなり、こんな絵柄にしてみました。リボンや袋の見本を探してネットをあちこち検索した記憶があります。



・バレンタイン2
同じくバレンタインでロムちゃん美奈ちゃんシェリーちゃんのろりろりなトリオ。まあこれも良くある内容で、要するにどの娘からもらう? てなわけですが、さあ、どうでしょうか(笑)。なお、ロムちゃんシェリーちゃんがエプロンドレスだったので美奈ちゃんもそうしようと思っていたのですが、どうもしっくりこず、思い切ってメイドさんにしてしまいました。あと、背景がうるさいですね。描いた当初はそう気にならなかったのですが、改めて見直して、これはちとやりすぎだ、と感じました。せめてもう少し透明度を上げるかすればよかったのかも。



・スキー
 ロムちゃんが颯爽と雪山を滑り降りてくるところ、というわけですが、頭のリボンをどうするか、結構悩みました。スキーでそんな頭のヒトはまずいないでしょうし、第一、あのウサ耳のように立ち上がったリボンが果たしてこういう状況でどう動くのか、判りかねたからです。まあこれは現実世界ではなく、ロムちゃんの住まうバーチャルな世界ということで、頭はそのまま、リボンは適当に流すという形で収まりました。割と気に入っている一枚です。



・春の表紙
イベントも一段落して季節にとらわれない表紙を一枚描こうとしてできた絵です。ありきたりではありますが、麗夢ちゃんのサイトであることを明示するにはまあよかったんじゃないか、と思っております。



・春の表紙2
 こちらも季節やイベントとは無関係の一枚にしたくて、描いて見ました。バレンタインでこの3人の組み合わせにしたのが思いのほか気に入ったので、これもこの3人で作ってみたものです。



・夏コミ告知
 かっこうにとっては最後夏コミケになった、2006年度の夏コミ告知看板です。文字抜きバージョンもあったのですが、これで文字を抜くと何がなんだか全くわからなくなるので、あえてそのまま載せてみました。麗夢ちゃんの物語の中では比較的高年齢な高校生3人トリオ。まあ豪徳寺美雪さんが高校生かどうかはわかりませんが、物語のために、同級生、ということになっていただきました。制服は、私の今は亡き母校のもの。学校の跡地はどうなっているのか、ちと興味もありますが、果たしてそこまで迷わずたどり着けるかどうか、実は自信がなかったりします。



2006年は以上です。あとアニメが一本あります。以前にもアップしてありますが、次いでですのでここにも載せておきましょう。






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かっこうが描いた2005年のCG一覧

2008-05-06 17:15:05 | CG
 サイトの整理をしていましたら、2005年以降のCGをアップしてなかったことに今更ながら気づきました。絵自体は製作当初に公開はしており、それがある程度たまったところで「スケッチブック」に年代ごとにひとまとめにしていたのですが、その作業をすっかり忘れていたようです。そこで、今更ではありますが、2005年のまとめをしておこうと思います。当時はサイト開設記念やら夏コミ宣伝などでほとんどの絵に宣伝用の文字も入っていたのですが、この際その文字を外して、絵だけにして載せておきたいと思います。
大体描いた順番どおりのつもりですが、すでにいつ描いたか記憶も記録も定かでないものもありますので、その辺は適当です。公開当時のサイズの絵にリンク張ってありますので、ご覧になられたい方は、下の小さい絵をクリックしてください。

1.「かっこうの本棚」30000ヒット記念



2.2005年のバレンタインCGで、ROMちゃん。



3.特に記念というわけではなく、多分ROM同盟の表紙絵だと思います。


4.確か、友人の何かの記念に贈ったものです。メイドというリクエストだったので、麗夢ちゃんでメイドしてみました。


5.これも、友人のサイト開設記念に贈った1枚。へそだし短パンのROMちゃんです。


6.ここから3枚は連作、というか、2005年夏コミに出した長編小説のイメージやら夏コミ宣伝CGです。テーマはロムちゃんとシェリーちゃん その1。


7.ロムちゃんとシェリーちゃんその2 これは確かサイトの表看板にも使った記憶があります。


8.夏コミ告知の一枚。文字部分が大きかったので、少しトリミングしてあります。


9.これも友人のサイトへの贈り物ですね。バニーガールを御所望だったので、3人にしてみました。


10.秋の一時期、ROM同盟橿原支部の表紙に使っていた一枚。


11.2005年最後の1枚は、クリスマスの絵でした。



 こうして改めて見ますと、ROMちゃんの絵がなんか異様に多いですね。シングル絵で麗夢ちゃんとROMちゃんが3枚づつ、組絵で、麗夢ちゃん3枚に対してROMちゃん5枚、と主人公より多くなっています。夏コミの新作のテーマがROMちゃん復活だったせいだろうと思いますが、それにしてもこの年は小説にしても絵にしても、ROMちゃんの年、だったといえそうです。

次は2006年と2007年のまとめですね。近いうちに時間をとって、やろうと思います。

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昨日の続きで挿絵の話。

2008-04-29 22:32:47 | CG
 昨日はプリンタ話に熱が入ってしまって、肝心の挿絵のほうがおざなりになってしまいましたので、もう少し書いておこうと思います。
一昨日アップした「夢封じ 大和葛城古代迷宮」の挿絵、昨日も書いたとおりもともとカラーで描いてありました。下絵はペインタークラシックで1ドットペンを使ってざっと描き、それを元にイラストレーターで主線おこし。ついでにべた塗りも済ませて、フォトショップ形式で保存し、フォトショップで影などの細かい仕上げを行い、カラーでいったん保存してからグレースケールに変換、サイズを本にあわせた後、プラグインのトーンソフトでべた部分をトーンに変換し、モノクロ2値に変換して仕上げ、ページメーカーに貼り付けて完成、としました。マックがフリーズする可能性を鑑み、当時は各工程ごとに別名で保存を繰り返していましたので、それぞれの過程の画像が必ず残っているはずなのですが、一昨日探してみましたら、どうしても一部の画像が出てきません。しかもラストの一枚などカラーとモノクロが混在していますし、どうもどういう造り方をしたのか、上に書いた基本工程とは異なるやり方をやっていたこともあったようです。きっとまだまだ試行錯誤を続けていたのでしょう。
 それにしても、どうして保存したはずの画像が残ってないのか、そっちのほうが私には疑問が残ります。それよりも古い絵は、一度マックのハードディスクがクラッシュしてデータが吹っ飛んだことがあり、そのときに失われたことがはっきりしているので、なくてもしょうがない、とあきらめもつくのですが、今回のはそんな事故もなく、ちゃんと残っていないといけないのです。かなうものなら製作当時に戻って、そのときの私に「あれをどうした?」と問いかけたいくらいです。せめて当時日記を書いていたら少しは思い出すための手がかりもあったかもしれませんが、残念ながらそれもないので、真相は全くの闇の中になってしまいました。ひょっとしたら、しまいこんだCDRの中に、バックアップが残っているのかもしれません。さすがに全部発掘して調査するのは大変ですが、いずれ時間を作って少しずつ探してみようかと思っています。
 
 さて、今日の写真はバラ科の掉尾を飾るリンゴの花です。つぼみはピンク色なのに、花は真っ白の清楚ないでたちをしています。リンゴが終わると、いよいよ春から初夏へ季節が移って行きます。

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『いーかげんにしなさいっ!』 を南麻布仕様で。

2008-03-21 23:32:50 | CG
 久々にアニメなど作ってみました。といっても1秒にも満たない計13枚の極短時間ものです。それでも250KBほどの容量になってしまうので、GIFアニメというのはあまり長尺には向いていないです。考えてみたら、すべてイラレで作っているのですから、ひょっとしたらフラッシュアニメの方が相性がいいのかもしれません。AVIとかだと、圧縮コーデックになに使っているかによって見られる方と見られない方が出たりしますし、第一このブログには張れません。フラッシュアニメなら、ベクタ画像で作れば容量は大分抑えられそうな感じですし、Webとの相性もよさそうですし、イラストレーター->フォトショップ->gif billder と画像を次々変換していく手間もかからず、製作時間を節約できそうです。その分なんだかややこしいところもあるような感じですが、その前に、まずフラッシュアニメを作るのにどんなソフトを使って、どう操作したらできるのかなど、詳しいことは今のところまったくわかりませんので、まずは少しずつでも調べてみようかと思います。できれば無料のツールがあればうれしいですし、お金がかかるにしても、なるべく安いほうがいいですしね。
 
 
 
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賽の河原の石積みよりはマシだとは思うのですが、これはなかなかの難事業です。

2008-01-12 23:14:04 | CG
 日がな一日部屋にこもりきりで、タブレットとスタイラスペンを手にPCと向かい合い続けていると、一日が実に早く過ぎていき、ふとデスクトップの時計を見て、「あれ? もうこんな時間?」と何度も驚きを繰り返しています。こんな感覚は久々のもので、今記憶をたどってみますと、どうも大学生のときのとある休日に部室の暗室へ朝から入り、ひたすら現像を続けて、空腹を覚えて出てみると、外がすっかり暗くなっていて、意外な時間の経過に驚いた、というような経験にかぶるような気がします。といっても今日はお茶を入れたりおやつを買いに出たり、と何度も中断しながらの作業でしたので、あのころの文字通り篭もりきりの状況からすれば随分わき見も多い状況ではありました。まあ当時は体力もありましたし集中力も今とは比較になりませんでしたから、それを考慮すれば感覚的には大体あの当時と相似するところがあるのかもしれません。
 そんな集中した時間を過ごしての作業、さぞかしはかどるだろう、と休み前にはその成果に期待していたのですが、意外な伏兵というか、見通しが甘かったというか、ここに来て思いわぬ作業の停滞を招いております。今日も結局3枚が精一杯というところでした。やたらと複雑な絵が最後に立ちふさがっており、といっても単純な図形の繰り返しですので仕事自体は難しくは無いのですが、とにかく手間が煩雑で時間がかかってしょうがないのです。絵を進めるごとに少しずつその複雑さが解消されていくので次第にピッチは上がると思うのですが、この10枚ほどの絵を乗り越えないことには先の見通しが立ちそうにありません。なかなかの難物ですよ、これは。

 さて、そんなわけでろくすっぽ新聞もニュースもネットも見聞きしないまま一日が過ぎていきました。今日という日は後数十分で終わりますが、その間に少しでも作業を進めるべく、もう少しがんばってみようと思います。

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休みぼけせぬよう気をつけながら、いろいろやらねばならないことを片付けていきたいところです。

2008-01-05 00:18:13 | CG
 この休みの間、10時起床が定着しておりましたので、今朝は無事起きられるか、遅刻しないで出勤できるか、かなり心配でした。目覚ましこそちゃんとセットしたものの、強制終了させて二度寝、などということも過去にはやったことがありますし、そうなれば、いかにまだ道がすいているとはいえ、確実に遅刻するに決まっています。そんな不安いっぱいで昨夜は寝たのですが、朝になってみると案外すんなり目が覚めたみたいです。何せ、目覚ましより早く身体が起きましたから。その後はとにかくとっとと出かけることにして、普段よりも更に早めの行動になりましたら、まだ正月明け早々という条件もあって、とんでもなく早く仕事場にたどり着いてしまいました。でも、これも今回限りでしょう。来週には諸学校で新学期が始まって、朝の渋滞が激しくなってきます。この寒い冬の朝にこくなことではありますが、そんな中でも遅刻しないように行動するには、更に早めの起床と行動が必要なようです。明日明後日の休みで再び身体が冬休みモードに逆戻りしないよう、気をつけないといけません。
 さて、とりあえず昨日は現在製作中のアニメを一部動画にしてみたのですが、サイズを抑えるための圧縮のコーデックをてきとうに選んでやったせいか、見ていただけない方が一部に出ているみたいでしたので、思い切ってgifアニメも作ってみました。でも、よくよく考えてみたらgifアニメなら至極あっさりとSNSにもブログにもアップできたわけで、最初からまずはgifアニメにしておくんでした。フォトショップ画像からGIFへの変換も簡単にできますし、思えば昨年麗夢の変身アニメを創作したときも、最初はgifアニメで動きをチェックしていたのですから、結構面倒なアニメ製作ソフトを使うよりも、こちらのほうがはるかに楽で早く処置できました。
 まあ進歩の無いことはなはだしいですが、最終的に400超えるんじゃないか、と思われるセル枚数をgifでやるのはさすがに大変そうなので、最初からアニメ作成ソフトを使うのはそれはそれで無意味ではなかった、ということはあるかもしれません。いずれにしてももう少しでイラレで描くセルが出来上がりますので、ぼちぼちビットマップ画像への変換も平行して進めていく必要がありそうです。特に昨日の苦労を思い返せば、背景など、当初手抜き下おかげでとにかく苦労させられたパーツを、早めに改造してちゃちゃっと片付けられるように手を加えていかねばなりません。やること山積みですが、とりあえず明日と明後日でどれだけできるか、で、完成いつごろになるかが読めるかもしれません。というか、読めるところまで作業を進めたいです。

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宮崎最大の収穫は、「アルフォンス・ミュシャ」展でした。

2007-11-12 23:01:29 | CG
 無事出張週間を片付け、宮崎から帰還しました。最終日は時間に少し余裕があったので、前々からチェックしていた宮崎県立美術館に寄ってきました。そこで、アルフォンス・ミュシャ展が開催されていたのです。アール・ヌーヴォーの代表的画家として一世を風靡したミュシャは、芸術家というより職業画家、すなわち今で言うイラストレーターとして、後世に多大な影響を及ぼした絵描きさんです。名前を聞いたことがなくても、その絵を見れば、だれしも「ああ、この絵か」とうなずく、そんな感じの人で、私も恥ずかしながら名前はうろ覚えでしかなく、展示会の宣伝の絵を見て、初めて気づいた、と言う次第でした。
 そんな素人愛好家な私でしたが、やはり本物と言うのは人を感動させる何かがあります。実のところ、帰りの乗り物の時間待ちくらいの軽い気持ちで観に行ったのですが、そのまま帰るのが惜しくなるほど、その絵画群には魅了されました。
 ミュシャの絵はパステル調の色彩、それも現代の鮮やかな色合いに慣れた眼にはかなりおとなしめの、くすんだ印象さえ受ける色の具合なのですが、そのような色使いにも関わらず、そこに描かれた人物像(ほとんど全部が女性)が実に生き生きとして、小生意気に、コケティッシュに、魅力的に画面から浮き出ています。素人眼にも理解したのは、人物などの主要構成要素の輪郭の主線が他の線に比べて異様に太く、はっきりしていること。おかげで曖昧模糊としがちなパステル調の色彩が、見事に引き締まってはっきりと見えてきます。この描き方、何かに似ているな、と思っていましたら、そのままアニメ調の絵柄じゃないかと気づきました。そういえばアニメーター谷口守泰氏も「アールヌーボー調」とその画風を評されることがあるやに記憶しておりますが、今のアニメ絵の基本が今からおよそ100年ほど前に出来上がっていたのか、と改めて感動したのでした。
 それと、植物や宝飾品などが実に微細に描き込まれていることを、今回実物を目の前にして確認しました。これは、画集などの縮小されたコピーではなかなか気づかないかもしれません。それに背景の絵。人物の後光のように真円が描かれ、記号や文字が弧に沿うように配置されており、これについてもいろんな解説があるようですが、私には一種の曼荼羅に見えました。曼荼羅と言うと欧州では精神分析学のユングが有名ですが、時代的にはユングの方が少し若いため、ミュシャとなんらかの関係があったとは思えませんが、ミュシャ自身は日本の浮世絵に大きな影響を受けているとのことですので、曼荼羅などもひょっとしたら眼にしていたりするのかもしれません。
 で、結局滅多に買わないのですが、今回の美術展では画集を買って宮崎土産に持ち帰ってきました。これからじっくりこれを眺めて美術展の感動を思い出すとともに、お絵かきの参考にさせてもらおうと密かに考えていたりしております。

コメント (2)
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