一時本を手放すことができず、やたら読み漁る時期があった。本棚に捨てられず、いまだ残った文庫本、変色し、埃だらけの一冊を手にとる。それはヘミングウェイ、「陽はまた昇る」旅の前に長い機中で読もうと探したが見つからなかった一冊だった。スペイン、ブルゲーテでのマス釣り、パンプローナの闘牛、各ページ、登場する酒、酒、酒。そして妖艶なブレッド。このヘミングウェイ初期の作品が好きで何度も読み返し、ボロボロ、忘れがたき一冊。ところでめくったページの奥付。角川源義から春樹、この奥付が消えるころから文庫本は大きく変わった。出版人の良識が変わった。スピンがなくなり安易なすぐバラバラになる製本に変わった。装丁の低下とともに本の内容の質が大きく変わった。そして日本人の価値観、倫理観が変わった・・・・・
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