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裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

アンコールからエヴァーバーンへ

2011年09月24日 | 薪ストーブ

20年使い続けてきたアンコール、ついに買い替えの時期を迎えてしまった。

ずっと一緒に暮らしてきたものを失う悲しさ・・・無性に悲しい。

アンコールが運び去られ後に置かれたエヴァーバーン、正面から見たらまったくアンコールと変わらない。

ほっとする、安心する。

夕方そのエヴァーバーンに火を入れる。ダンパーのレバーが逆、手前に引くとダンパーが閉じる。あぁ、と思わず。

だが、ずっと思い続けていたアンコールの弱点が確信となる。世界一厳しいオレゴン州、薪ストーブの排ガス規制をクリャーするために、

カタログ上のスペック、トップの燃焼効率高さを示すために導入されたコンバスターの存在の本来の意味を知る。やはりと思う。

たった数パーセント燃焼効率アップのためのコンバスターの存在で強いられるメンテナンスの無駄。

体感できないカタログ上のスペックアップの数字の無意味さ。

エヴァーバーンはそのコンバスターを取り除き特殊セラミックの二次燃焼室を設けている。

ぐんぐんグリドルトップに置かれた温度計のメモリがあがる。350℃、ダンパーを閉じる。

サーモスタットレバーを半開きに絞る。オーロラ状の炎、二次燃焼が始まる。

安定した燃焼、とても落ち着いた気分、椅子にどっかり座り込み手にはついついグレンリベット。

この安定した燃焼、および体感温度心地よさは使い続けてきたアンコールよりずっと上と思ってしまう。

エヴァーバーン導入に後悔ナシと今は思う・・・

 

 

 

 

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