温かい。気温4℃。
スノーシューを履いて家の周りの森を1時間ほど歩く。
まず、凍りついた甲府沼を歩き、雪原に浮かぶ中ノ島に上陸。いつもは見ることのできない白き西吾妻山をゆっくり眺める。
雪の森に入り込み自由気まま、思いつくまま歩く。緑の季節はジャングルの森、深いブッシュで歩くことは到底できない。
森に入り、山菜を採っていた集落の年寄りも今はいない。
木々は生長を続け、手入れをしない森は生い茂り、荒れ、すっかり暗くなってしまった。
明るく開けた雪原、スキーのトレースと思ったが、よく見ればそれは動物の足跡、足を引きずるような見慣れぬ足跡、いったいどんな?
手前のトレースは人間、私のものだが・・・