気持ちよい秋晴れ、快晴。
芝生を刈る。といっても刈るというよりは芝生に落ちた落ち葉を吸い取ることと美しい刈り跡をつけるためだ。
表庭に咲く数輪のチョウサーの美しさに作業を忘れる。鼻を近づけ、強いミルラの香りを楽しむ。
Chaucer・・・ガリカのデュセス・ド・モンテベロとコンスタンス・スプライの交雑によって1970年に作出された初期のイングリッシュローズ。
初夏だけ咲く一期咲き同士の掛け合わせで、どうして四季咲きのチョウサーが生まれたのか不思議である。
両者とも四季咲きの劣勢遺伝子を持ち合わせていたのか?真相を知りたい。
この香りはベルイシス、コンスタンス・スプライを経てきたのか?
改めてイングリッシュローズはすばらしいと強く思う。
Chaucer、うどん粉病に弱いという理由でイングリッシュローズのカタログから消えつつあるのは寂しい。
いつまでも消えずに咲き続けてほしい、そう願う。