急遽、「白河の関」に向かう、無論スプリング・エフェメラルに出会うために。
梅の香漂う野辺には満開のカタクリ、キクザキイチリンソウ、ニリンソウ、アズマイチゲの絨毯、
そして白河の関、能因法師の歌碑、
今年も出会えた、ああ、この悦び・・・
「都をば 霞とともに 立ちしかど 秋風ぞ吹く 白河の関」
(とても好きな歌、陸奥へ遊行する、と皆の前で語した能因法師、だが実はなぜかそのまま京に身を隠して日焼け、
さも長旅をしてきたような黒々とした体で詠んだ、という興ざめなエピソードがある)
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