裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

LPレコードの日

2024年03月20日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン

今日3月20日は「LPレコードの日」

日本コロンビアが初めて日本でLPレコードを発売した日、1951年3月20日を記念して

「LPレコードの日」を制定した。

記念日の今日、外はまた雪降り、家に閉じこもり1日LPを聴きまくった。

先月亡くなった小澤征爾、日本人初めて一流の楽団、

シカゴ交響楽団を指揮し、録音したストラビンスキー「春の祭典」からスタート、

購入年は1968年12月とジャケットに記している、

同年同月にイ・ムジチ、アーヨの「四季」思えば当時狂ったようにLPを買い漁っていた。

LP1枚2000円から2500円、初任給30、000円?の時代、よく買うことができたと思う。

マタイ受難曲、10,000円、今では信じられぬほど高価、

レコードは本と同じ扱い、再販協定によって販売価格は固く守られ、

小売店は値引き販売ができない状態だった。

秋葉原、日の丸電気(後の石丸電気)はクーポン券を付け、

再販の網をかいくぐり、事実上15%OFFでLPを販売していた、そんな思いでも残る。

「LPレコードの日」改めて3,40年以上聴いたことのないLPばかり、

しつこく探して聴いて思ったこと、ラクロア、ランパル、ミュンヒンガー、

アメリング、ワッツ、イ・ムジチ、アーヨ、ヴィンシャーマン、ドイツ・バッハゾリスデン、

懐古趣味ばかりでなくLPの良さ、演奏、録音の良さ,歓び再認識、

とてもいい意義ある「LPレコードの日」となった。

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