25日、兄と有間川の従兄弟宅訪問、両家の墓参り後、3人共酒好き、
従兄弟の用意した料理を肴に予想通りの酒宴。
20年近く前に妻を亡くし、子供たちは独立し、
考えられないほどエネルギッシュな生活を送る85歳の独居老人、
コンポステーラ巡礼路、熊野古道、四国巡礼路、80歳の記念にキリマンジェロに登り・・・
と枚挙にいとまがない、数日後、妙高登山の予定だという。
翌日は上杉謙信の居城、春日山を訪れた後、兄を上越妙高駅に送り届け、
一人蓮華温泉に行き、予定通り車中泊、駐車場は満車、やっとスペース、危うくセーフ。
27日5時登山開始、バタバタ自宅を出発したため忘れ物多し、ストック、タイツ、
その他色々多すぎて書けない(上越市のアウトドアショップで急遽購入)
白馬登山は一昨年以来、もう登る体力はない、と思っていたが快調に今年は登れた、
美しい高山植物、ツクモグサ コマクサ・・・大好きな白馬岳周辺の山容、
その時はコロナ患者が出た山荘に泊まれず下の村営小屋泊まり、生ビールは飲めず、缶、
その怨念か、村営小屋を見下ろしながらスカイプラザで生ビール3杯、さらにウイスキー・・・
翌28日、猛烈に荒れた天気、雨、強風で吹き飛ばれそう、時々バランスを崩し、歩けなくなるほど、
大雪渓のクレバスが広がり、通行止め、ほとんどが白馬大池方面に向かう、
いつも登山者のごく少ない時期を選んで登っていたが、こんな時は多くの人がいて心強い、
なんと勝手な人間か、さてもうすぐ私も80歳を迎える、
(思い起こせば10年前、2014年7月、結婚後30数年ぶりにまた白馬岳に登り始めていた
過行く時の速さ、あまりにあまりに残酷すぎる)
従兄弟のようにキリマンジャロは無理としても80歳の私の体力の限界に挑戦してみたい、
と思っている。