裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

一日秋雨 壁を飾る

2021年11月15日 | 

晩秋の物悲しい雨の一日。

忘れたり、思い出したり額装してやらなければと・・・

それはずっと前、黒門で知れたドイツの街トリーア、

ふと立ち寄った画廊でその建物がなんであるかも分からずに手に入れたエッチング画。

その数日後、ブリュッセルの街歩きでサン・ミッシェル大聖堂に立ち寄ったとき、

エッチング画がそれであったと解った、驚くべき偶然。

時間を持て余す一日、物入れをかき回し、絵が上手く収まる額、マットを探し出し、

6年後の今、サン・ミッシェル大聖堂をやっと額に収め、壁に飾ることができた。

パリ同時多発テロ事件が起きた時、呑気にブリュッセルの街をほっつき歩いていたからハッキリ、

2015年11月13日(絵を手に入れたのはその数日前)

物入れからこれもすっかり忘れていた額が出てきた。

書道家である姉に書いてもらた「子規」の句、『酒のあらたならんよりハ 蕎麦の新たなれ』

ああ、また新蕎麦で酒が飲みたくなった。


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