8時頃固定電話が鳴った、嫌な予感、
固定電話のベルは今やしつこいセールスや詐欺まがいの電話、あとは訃報・・・
今日は姪からの姉の訃報、
ついに4人兄弟の2番めの姉の死を知らせる電話だった、
だが冷静に受け止めることができた、
人間は必ず死ぬ、生まれ落ちた瞬間から死に向かってカウントダウンが始まる、
と、最近は常に意識しているからだろう。
四葉会と表し、兄弟姉妹それぞれの年の節目の祝い事を行ってきた、
末っ子の私の喜寿、77歳の祝いをする予定だったがコロナで中止、
最後に会ったのは四年ほど前になろうか、(カーティスクリーク廃業前)
その時、持ってきてくれた義兄の遺品、
残り少なくなった数十年前のHennessy xoをストーブ前で飲んでいる、
(古すぎてコルクだ駄目になっているからいらない、といった記憶あり、
やはり、栓は抜けず、コルクはバラバラ、茶漉しでコルクを除き、
デカンタに移し入れたそのHennessy、
ホコリだらけの古い瓶も何故かシンクの下に残されっていた)
古き写真、これで左四人は天に召された・・・
姉の数々の思い出を辿りながら、Hennessyを啜っている、音楽はない、
時計の時を刻む音が響く、頬に涙・・・
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