裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

Butterscotch Rose

2012年06月15日 | Roses

見覚えのないバラが咲いた。

このバラは一体どこからやってきたのか?

薔薇の名前、ウンベルト・エーコ・・・

妻に聞いても解らない。

いくら耄碌したからといって全く記憶がないとは。一体どうしたことか・・・

カメラに撮り、調べる。

そしてそのバラがバタースコッチだろうということが解った。

10年ほど前、お客様から頂いたバラ、アンジェラと一緒に頂いたバラ、ということも。

アンジェラは立派に育ち、今でもたくさんの花を咲かせている。

バタースコッチは生育悪く、いつしか消えそうになり、絶命寸前のバラを鉢上げしたかすかな記憶がある。

その後生き続けていたことがこうして立派に復活開花しても信じられない。

忘れ去られたバタースコッチ、これからは大切に見守ってやろうと思う。

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Miss Atwood

2012年06月14日 | Roses

カラッとした晴天。

一日庭で過ごす。ミス・アトウッドが咲き始めた。たった数輪であるがその美しさに見とれてしまう。

このバラはいつも特別扱いしてしまう。

温室で過ごした鉢植えのティーローズ、チャイナローズもどんどん咲き始めている。

庭の芝をかる。モンタナの甘い香り、そしてバラの香り。

もうなにもいう事はない。

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雄国沼へ

2012年06月13日 | 歩く・登る

予想以上に天気が良い。

それではと、急遽雄国沼のレンゲツツジを見に行く。

静かな雄国沼、行き交う人はほとんどいない。

澄み渡る大気、それはそれは静かな初夏の山歩きを満喫す。

すでにニッコウキスゲの小さな蕾も上がってきている。

そのころ、ニッコウキスゲ花咲く頃また登る事になるだろう。

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バラを愛する人の園に・・・

2012年06月12日 | 裏磐梯の近くに・・・

福島市にある個人の広大なバラ園にゆく。

やっとたどり着いたバラ園、バラを愛してやまない、個人、佐藤梨園に作られたオープンバラ園。

すでに広い駐車場は満車、列に並んで待つが、すぐに手際よく駐車スペースに案内される。

梨園の中のバラ園、車を降りるやバラのパワーに圧倒される。えーこれがエブリン、これがメアリーローズ?

信じられない一輪一輪のバラの大きさそして強さ、個人のバラの園を開放する園主のとてつもないおおらかさ。

このことがバラ園としての完成度などといった些細な要件を忘れさせ、全てを圧倒し、すごいの一言となる。

たくさんの美しさの中でも特に気に入ったノイバラとコモンモスのワンカット。

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ついに咲いた・・・

2012年06月11日 | Geranium(ゲラニウム)

小さな苗を手に入れておよそ一年、ハクサンフウロが咲いた。

昨年の6月青木湖湖畔でたまたま目にとまった野草店に立ち寄る。お目当てのハクサンフウロがありやしないかと・・・

残念ながら店内にはハクサンフウロはなかった。念のため店主に尋ねる。

育苗中の小さな苗ならあるよ、と嬉しい返事。早速育苗室のような部屋から10数個の小さなポットを苗を持ってきてくれる。

育つだろうか、ハクサンフウロだろうか、というような葉が数枚の貧弱な苗。

だが、その小さな苗は花を見ることはできないものの立派に育った。

そして昨年秋に地植えにした苗は宿根し、春にはたくましく雪解けの大地から芽吹いた。

そしてやっと今日、初めての花が二つ開いた。その花は間違いなくハクサンフウロ。

特別な思いを抱いて初花をカメラに収める。

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バラ咲き始める

2012年06月10日 | Roses

晴れ、曇り、雨そしてまた晴れ。

めまぐるしく変わる、森のハルゼミも戸惑う今日の天気。

鉢植えのティー、チャイナローズが一斉に咲き始める。

ああ、この雨で庭の芝がすっかり伸びてしまった。

また芝刈りかぁ・・・

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グンナイフウロ

2012年06月09日 | Geranium(ゲラニウム)

一日雨。

東北地方の梅雨入りも間近らしい。

鬱陶しいことだ。

雨に濡れて咲くグンナイフウロがことのほか美しい。

いよいよあのハクサンフウロの蕾が立ち上がってきている。

来週には咲いてくれるだろう。

どんな花が咲くのだろうか。確かにハクサンフウロだろうか・・・

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オシドリ

2012年06月08日 | 庭の野鳥・野生動物・昆虫

アカマツの樹上に見慣れぬ大きな鳥がいる。

なんだろうか?気になりカメラに収める。

モニターで見ればなんと、その鳥はつがいのオシドリ。

水かきを持った水鳥が高い樹上にいるとは信じられない。

早速図鑑で調べる。

すぐに水上に浮かぶオシドリしか知らなかった自分の無知を知った。

オシドリは他のカモ類よりよく木に止まり、木の枝の上をねぐらとし、カシ、ナラ類などのどんぐりを好み、

繁殖期には林の樹洞に営巣する、とある。

15m以上はあるだろうアカマツの樹上にオシドリがいたのはなんの不思議もなかったのだ。

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モンタナ・エリザベス

2012年06月07日 | 庭に咲く草花

モンタナ・エリザベス満開。

このエリザベスは3年前にシロヤナギの根元に植えたものだ。以後毎年ツルを伸ばし自身の力で上へ上へと登り詰めている。

今や6m以上、成長がとても早い。

足元の盛りを過ぎたスズランの香りに変わって今日は上からモンタナ・エリザベスの甘い香りだ。

なんと幸せなことだろうか。

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草刈 芝刈り・・・

2012年06月06日 | Gardening

曇り、昼過ぎから小雨。

庭にでる。心安らかというわけにいかない、落ち着かない。

理由はすぐにわかる。

雑草が目に付き、芝が伸び、庭の秩序が失われつつあることが原因だ。

心安らかにするために草刈機で芝のエッジを整え、雑草を取り除き、そして仕上げに芝刈り。

庭の秩序がやっと戻った。

今はゆったりと落ち着いた気分で雨の庭を見ている。

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今年もカワニナ

2012年06月05日 | 庭の野鳥・野生動物・昆虫

カワニナ1kg航空便で九州より届く。

今年も小川に放つために。

川に入れるや元気に動き出す。動きは意外に早い。

早速餌をやる。カワニナは見かけに似合わず、貪欲な食欲の持ち主。

雑食性、人間の生活圏で小川に流れ込む残飯も食べる。

人里離れた山深い清流より、里山の小川に多く生息する。

したがってカワニナを捕食して成長するホタルも里山の小川をを中心に生息する。

魚の切り身の切れ端、ホタテ貝柱、じゃがいも切れ端等、流れの緩やかなところの放ったカワニナに与える。

すぐに餌に取り付き食べ始めている。その群がる姿はあまり気持ちのよいものでない。

ホタルの幼虫に食べられてしまうカワニナ、かわいそうな気がするけれども・・・

今日も小川の周りの小潅木を草刈機で刈り取った。ますます川が明るくなるように。

川に日差しが入ることにより、カワニナの餌、硅藻類やクレソンが増え、以前のように自然発生するカワニナで十分になることだろう。

そうなってほしい。

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美しきPhaeum

2012年06月04日 | Geranium(ゲラニウム)

快晴。

頭の芯がしびれてくるようなエゾハルゼミの輪唱が光とともに森から押し寄せる。

庭のいろいろな花が咲き始める。

朝日で透けたファエウムの花が、いたるところで咲き始めた黒花フウロウの花が、こんなに小さな花が、

強烈に訴えかける。

あぁ、なんと美しい・・・

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Souvenir de la Malmaison

2012年06月03日 | Roses

晴天続きで大地はカラカラ。

昼過ぎやっと小雨。恵みの雨というには程遠く、すぐに止んでしまう。

鉢植えのスブニール ・ド・ ラ ・マルメゾンのどんどん大きくなるつぼみ、

5月の中ごろには、と思っていたが・・・

イライラするほど咲かない。それにつぼみが大きすぎるし、花首も太い。

これでハイブリット・ティーのように天を向いて咲いたら幻滅だなァー

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Geranium phaeum Purple Frill

2012年06月02日 | Geranium(ゲラニウム)

快晴、一気に気温上がる。森から一斉にエゾハルゼミの鳴き声。

ゲラニウム ファエウムが咲き始める。

昨年は芝生の中に発芽したファエウムをあちこち移植したので、成長した株は30本以上になろう。

そのファエウムがぽつぽつ咲き始めたのだ。

咲き始めたファエウムの中に面白い花色や、形のものはないかチェック。

大株になっているファエウム ブルーはまだ咲きそうにない。

だがその隣に咲いているファエム、おっとっと、明らかに花色が異なる、見たことのない花色・・・

よく観察するとファエウム ブルーと葉の色、形が違っている。ヤッター・・・

ファエウム、親の黒花フウロとの違いはは明らか。ファエウム ブルーが咲いた後、ゆっくり比較、観察しようと思う。

とりあえずこの美しいファエウムを色、形からPurple Frillと命名しよう。

楽しきゲラニウム、ひとりよがり・・・

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コナシ

2012年06月01日 | 庭に咲く草花

庭のはずれに白い花を満開にした潅木が2本あることに気づく。

果たして何の花であろうか。

こんな木があることに気が付かなかったことを不思議に思う。5メートル近くはあろうに、毎年白い花を咲かせていたであろうに。

近寄って観察する。カメラに収める。まさか、コナシ?庭にコナシが存在するとは・・・

ズミという別名を持つが私は断然コナシが好きだ。理由は単純、以下の出来事からだ。

上高地に小梨平というところがある。

2人の子供たちが就学前の頃、たびたびマイカーファミリーキャンプに出かけた。

6月初旬、小梨平にテントを張った。当時の6月はまだ上高地にマイカー規制がなかった。

快晴、梓川の青き流れ、青空を突き刺す穂高の峰、小梨平に人影ほとんどなし、カラマツの落ち葉でフカフカの大地に張ったテントは快適そのもの。

小梨平快晴の3日間、明神池、大正池、河童橋、徳沢をふらついた。日暮れにはテントのそばで焚き火を囲むこともできた。

今では考えられない時間だった。

小梨平に咲いていただろうコナシの花を見たかどうかの記憶はないものの、

家族で過ごしたそれは夢のような時間だった。

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