半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

前装銃射撃競技に必要な道具は?

2011-03-10 10:00:00 | 前装銃射撃、古式銃
昨日も午後から少し時間がとれたので、千葉県総合スポーツセンター射撃場まで火縄短筒の練習に行きました。

上に飛ばす理由が判明したので、今回の目的はその修正です。まず最初の14発はこんな感じ。まだ少し上に行きますね。




再度修正して14発。



決して褒められるようなグルーピングじゃありませんが、少なくとも大きく上に飛ばすことはなくなりました。もう一息かな?

Bullet  .408” RB
Powder  FFFg 12.5Grs.
Patch  ОX‐YОKE DRY‐UNLUBED .40-49CAL 0.018TH
Lube  マジックリン


これだけじゃいつもと同じで面白くないので、今回は私が前装銃射撃競技で使用している道具の一部を公開します。

短筒の練習のときには、いつもこの二つを持ってゆきます。




黒い方はMTMのアクセサリー・ボックス。さっそく中身を見てみましょう。




まず最初はコレ。黒色火薬と火縄を入れているタッパーウェア。両方とも中に乾燥剤を入れています。管打式の銃を撃つときは、火縄の代わりにモデルガン用のキャップ火薬を持ってゆきます。




この容器にはシール・テープやパッチ、工具などが入っています。この中身に関しては、別の機会に詳しく解説しますね。




このタッパーウェアの中は火薬関係の道具。トンプソン・センター・アームズ製のパウダー・メジャーやファンネル、口薬などが入っています。




チャンピオンの射撃用メガネとぺルターのイヤー・プロテクター。




スポッティング・スコープとスタンド。以前はSBや大口径と兼用のコーワの60mm曲視型スコープとフリーランドのスタンドを使用していました。しかし、海外遠征時などでは少しでも荷物を減らしたいので、現在はこれにしています。前装銃にはこれでも十分です。




これは装填時に使用するロッドとショート・スターター。




レギュレーションで帽子が義務付けられているので、このボロボロのキャップを使用しています。右側は装填時に銃の下に敷くゴムの板。




弾と火薬。火薬は一発分づつプラ製の試験管に小分けして、このMTMのアモ・ボックスに入れてあります。手前の木のブロックは、試験管と弾を置くためのトレイです。




グリーンのプロテクト製ケースは、以前にAPをやっていた頃に使用していたもの。今使っている短筒ならギリギリで入ります。




FP標的は高いので、普段はエーデルマンのFP用センターペーパーを使用しています。下の書類は火薬類の消費許可。前装銃を撃つためには、6ヶ月毎にこれを取得しなければなりません。



長筒を撃つときには、アディダスの射撃用シューズやAHGのニーリング・ロール、ワルター・ゲーマンのグローブなどのウェア類 (レギュレーションで射撃用コートは使用できますが、パンツは使用できません) 、シューティング・スタンドなども使用するので、荷物の量はISSFルールの射撃をするのと変わらない位になりますね。
コメント
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