
カミさんと二人で横浜美術館に行きました。

現在、 『横浜美術館開館30周年記念 オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち』 が開催されているのです。

タイトルに “ルノワール” とありますが、実際には特にルノワールの作品に重点が置かれているというわけではなく、オランジュリー美術館のコレクションの中から、印象派とエコール・ド・パリを代表する画家たちの作品を集めて展示するという企画。個人的には、最も好きな画家の一人であるルソーの作品がお目当てでした。


カミさんは久々にじっくりとユトリロの作品を観て、その魅力を再発見したそうです。
オランジュリー美術館のコレクションは、画商であったポール・ギヨームのプライベート・コレクションが基礎となっています。今回はご覧のようなギヨーム邸の模型が展示されており、撮影可となっていました。



最後の当時の写真を見れば、この模型がいかに正確に再現されていることがよく分かりますね。作品の配置を観察すると、ギョームが個人的にお気に入りだった画家は誰だったのか?まで何となく分かりますよ (笑) 。
■本日のオマケ
ロビーに展示されていたこの1923年製造のプレイエル社のピアノ、ルノワールの 〈ピアノを弾く少女たち〉 に登場しているものと同じくパリで製造された物だそうです。現代の一般的なピアノより3鍵少ない85鍵となっています。

どんな音がするのか、聞いてみたかったなぁ。