半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

横須賀美術館で、『日本の巨大ロボット群像 ー巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現ー』を観ました。

2024-03-29 19:14:38 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で横須賀美術館に行きました。現在、『日本の巨大ロボット群像 ー巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現ー』という面白そうな企画展が開催されているのです。




今回は単に作品を紹介するだけではなく、巨大ロボットの「メカニズム」と「大きさ」を軸に、日本における巨大ロボットのデザインと映像表現の歴史を検証するという企画になっていました。






ロビーではいきなりこの≪宇宙の戦士≫がお出迎え。私もハヤカワ文庫の『宇宙の戦士』(ロバート・A・ハインライン)の挿絵でこのスタジオぬえ(宮武一貴デザイン、加藤直之画)のパワードスーツの絵を見た時には衝撃を受けました。この作品が無かったら、『機動戦士ガンダム』も『装甲騎兵ボトムズ』も全然違った姿になっていたんだろうなぁ・・・




展示室では鉄人28号からゲッターロボ、マジンガーZ、機動戦士ガンダム等々・・・、数多くの巨大ロボットが登場。私もさすがに最初の実写版の『鉄人28号』の放映はリアルタイムでは見ておりません。横山光輝の原作でも、初登場時には3m程度の身長で描かれていたそうです。




実はこの『マジンガーZ』が放映されていた頃には、ほとんど見ておりませんでした。




大きさを体感できるように、床や壁に作中で想定されているサイズの絵が描かれていました。ガンダムの身長が18mと聞いた時には、ウルトラマンの身長40mと比較して随分小さいなぁと思ったけれど、こうしてみると十分巨大です。










最後にはこんなコーナーもありました。確かに2足歩行の巨大ロボットというのは機械としては極めて非合理的な存在ですけど、実際にそれを再現してみたくなるという気持ちはとても良く理解できます。



春休み中なので会場内は子供ばかりかと思っていたら・・・ほとんどが大人、それも決して若いとは言えないような世代の方が多くて驚きました。まぁ確かに大人の方が楽しめる内容かもしれませんね。この企画展、会期は4月7日までとなっておりますのでお見逃しなく。

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