カミさんと二人で東京国立近代美術館に行きました。
お目当ての企画展はコチラ、『ハニワと土偶の近代』です。近代美術館での企画展なので、オリジナル?のハニワや土偶ではなく、それらから影響を受けた作品やモチーフにした作品などによって構成されていました。
展示作品はキュビズム作品からイサムノグチや岡本太郎、タイガー立石、水木しげる等々多岐に亘っていましたが・・・
やはり私にとってのハニワはこれ。大映の映画に登場した大魔神以外にありません!。大魔神のモデルになったハニワは国宝の≪挂甲武人≫で、造形はウルトラシリーズの怪獣でも知られる高山良策とのこと、大魔神シリーズの三部作、『大魔神』、『大魔神逆襲』、『大魔神怒る』が全部同じ1966年に制作されたと知った時には驚きました。
大魔神は分かりやすい正義の味方などではなかったことや、15尺(約4.5m)の身長がリアリティを感じられるサイズだったこともあり、子供の頃に初めて見た時は恐ろしかったなぁ。あの大魔人が近づいてくるときに地響きも『ジュラシックパーク』のTレックスの比じゃありません。もし大魔神を今の技術で制作しても、あのオリジナルを超えるのは難しい気がします。