学問空間

「『増鏡』を読む会」、第9回は2月22日(土)、テーマは「上西門院とその周辺」です。

師憲

2008-07-13 | 中世・近世史
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2008年 7月13日(日)00時37分5秒

>筆綾丸さん
弓削繁氏校注の『六代勝事記・五代帝王物語』(三弥井書店)には、「因幡前司師憲」の注として、
-----
村上源氏。権中納言兼忠の二男。「従五上、因幡守」(尊卑)。「次の太刀に伯耆前司師教、疵をかうぶりて次の日死す」(前田家本承久記)。
-----
とありますね。
『愚管抄』によれば、
-----
ヲイザマニ三四人ヲナジヤウナル者ノ出キテ、供ノ者ヲイチラシテ、コノ仲章ガ前駆シテ火フリテアリケルヲ義時ゾト思テ、同ジク切フセテコロシテウセヌ。
------
とのことなので、これを信じると、仲章は北条義時に間違えられて殺され、仲章の近くにいた師憲も、そのとばっちりで殺された、ということになりそうですね。


>英語学校
あと3ヶ月くらいで基礎を固めて、その後は翻訳者養成コースを取ろうと思っています。
自分で古典を英訳するのは難しくても、専門家とそれなりに議論できる程度の力はつけたいですね。
それと、人脈作りも必要ですからね。

>『武士はなぜ歌を詠むか』
これも面白そうですね。
早速、アマゾンに注文しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする