怒りの原因 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2011年 3月26日(土)23時22分28秒
今日は磐越自動車道と東北自動車道を利用して会津若松から宮城県東松島市まで行き、同じルートを戻って先ほど自宅に帰りました。
今回の目的地は「東松島市営墓地」です。
産経新聞の記事が納得できなかったので、直接行ってみることにしました。
市内に入っても肝心の場所が分からないので、市役所にでも行って聞いてみようかと思っていたところ、たまたま通りかかった道路脇に「東日本大震災 犠牲者埋葬場入口」との立て看板を見つけました。
そこには「矢本リサイクルセンター」と書かれたコンクリート製の門があり、門を入って坂道を上って行くと、小さな工場のような建物があり、その前に自衛隊の車両が並び、大勢の自衛隊員が集まっていました。
その建物の右手上に、山を削平したと思われる広い土地があり、その一画が新聞記事の写真で見た通りの土葬用墓地でした。
墓地の手前に、工事現場にあるようなプレハブの簡易建物があり、数十人の遺族が集まっていました。
新聞記事には「旧リサイクル場敷地内に急遽(きゅうきょ)、造成された墓地」とありましたが、リサイクルセンターはどうみても現役の様子で、その一画を「東松島市営墓地」と名付けただけのようですね。
「リサイクルセンター」とは、もちろんゴミ捨て場の美称です。
削平された土地は普通の赤土であって、決してゴミが堆積している訳ではありませんが、おそらくゴミ捨て場にするために準備した土地なのでしょうね。
とすると、記事で描かれた「こんな人をバカにしたやり方あっかよ」という遺族の怒りは、土葬することではなく、土葬の場所に向けられていたのではないかと思います。
「犬や猫でも、頼めば火葬場で焼いてくれるのに…」とは、ゴミ捨て場を墓地にするなんて、犬猫以下の扱いではないか、という意味じゃないですかね。
記者はあまりにあからさまに批判すると死者を冒涜することになりかねないと配慮して、言葉を濁したのではないかと思います。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110322/dst11032218090046-n2.htm
今日は磐越自動車道と東北自動車道を利用して会津若松から宮城県東松島市まで行き、同じルートを戻って先ほど自宅に帰りました。
今回の目的地は「東松島市営墓地」です。
産経新聞の記事が納得できなかったので、直接行ってみることにしました。
市内に入っても肝心の場所が分からないので、市役所にでも行って聞いてみようかと思っていたところ、たまたま通りかかった道路脇に「東日本大震災 犠牲者埋葬場入口」との立て看板を見つけました。
そこには「矢本リサイクルセンター」と書かれたコンクリート製の門があり、門を入って坂道を上って行くと、小さな工場のような建物があり、その前に自衛隊の車両が並び、大勢の自衛隊員が集まっていました。
その建物の右手上に、山を削平したと思われる広い土地があり、その一画が新聞記事の写真で見た通りの土葬用墓地でした。
墓地の手前に、工事現場にあるようなプレハブの簡易建物があり、数十人の遺族が集まっていました。
新聞記事には「旧リサイクル場敷地内に急遽(きゅうきょ)、造成された墓地」とありましたが、リサイクルセンターはどうみても現役の様子で、その一画を「東松島市営墓地」と名付けただけのようですね。
「リサイクルセンター」とは、もちろんゴミ捨て場の美称です。
削平された土地は普通の赤土であって、決してゴミが堆積している訳ではありませんが、おそらくゴミ捨て場にするために準備した土地なのでしょうね。
とすると、記事で描かれた「こんな人をバカにしたやり方あっかよ」という遺族の怒りは、土葬することではなく、土葬の場所に向けられていたのではないかと思います。
「犬や猫でも、頼めば火葬場で焼いてくれるのに…」とは、ゴミ捨て場を墓地にするなんて、犬猫以下の扱いではないか、という意味じゃないですかね。
記者はあまりにあからさまに批判すると死者を冒涜することになりかねないと配慮して、言葉を濁したのではないかと思います。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110322/dst11032218090046-n2.htm