●江戸時代(後水尾天皇 徳川秀忠)
1613(慶長18)年 〈支倉常長、欧州出発〉★
Date Masamune dispatches an embassy led by Hasekura Tsunenaga to Spainfor the establishment of trade relations with Mexico..
一路(いちろ)勇んで 馳せるんだ。
1613年 イスパニア 支倉常長 ルイス=ソテロ 伊達政宗
1613年、仙台藩主伊達政宗は宣教師ルイス=ソテロを同行させ、家臣の支倉常長をイスパニアへ派遣。貿易を開こうとしたが、目的を果たすことはできず、1620年、禁教下に帰国した。
▲ヌルハチ
●中国(清)
Nurhaci declares himself khan (emperor) of China and founds the Later Jin Dynasty.
いろいろ好機(こうき) ヌルハチに。
1616年 後金 ヌルハチ 八旗
モンゴルに滅ぼされた後女真族の勢力は振るわなかったが、豊臣秀吉の出兵などにより明の支配力が弱体化したのに乗じ、1616年建州女直部のヌルハチが諸部族を統一し、後金を建国。
1625年盛京(瀋陽)を都とし、八旗兵制の創始、満州文字の制定など独自の政策を進めた。
▼満州文字による「満州」
■プロテスタント多数派国・領邦 ■スペイン・ハプスブルク ■オーストリア・ハプスブルク
①1620-1623:ボヘミアとプファルツ選帝侯の敗北。
②1625-1629:デンマーク王クリスチャン4世の介入。
③1630-1632:スウェーデン王グスタフ2世アドルフの介入。
④1635-1643:フランスの介入。
⑤1645-1648:テュレンヌ将軍とスウェーデンのドイツ戦役。
●ドイツ(神聖ローマ帝国)
Commencement of the Thirty-years’ War: The religious conflict eventually spread across the whole continent of Europe.
疲労(ひろう)いっぱい 三重苦。
1618年 三十年戦争 ヴァレンシュタイン クリスチャン4世
グスタフ=アドルフ
ドイツでは1555年のアウグスブルクの和議以降も新教諸侯と旧教諸侯の対立が続き、主権国家形成が遅れた。1618年、オーストリア領ベーメン(ボヘミア)の新教徒がハプスブルク家の旧教主義政策に反抗して反乱を起こしたのをきっかけに、諸侯の対立に宗教戦争と国際紛争の三重苦となる三十年戦争が始まった。
《三十年戦争の展開》
1618年、ベーメンの新教徒は、ハプスブルク家の旧教政策に反抗、宗教紛争が勃発し、三十年戦争となった。ルター派のクリスチャン4世率いるデンマークが出兵、皇帝の傭兵隊長ヴァレンシュタインがこれを迎え撃った。ついでスウェーデン王グスタフ=アドルフも新教の保護を口実に介入した。旧教国フランスはハプスブルク家の勢力拡大を阻止するため、新教側に立って参戦。1648年のウェストファリア条約で終結する。