1910年 鈴木梅太郎、オリザニンを創製。
引くジュース梅オリザニン。
1910年 鈴木梅太郎 ビタミンB1 オリザニン
[point]
1.薬学の鈴木梅太郎は、ビタミンB1の抽出に成功、これをオリザニンと命名した。
[解説]
1.鈴木梅太郎(1874~1943)は、静岡県の生まれ。東京帝大卒、1901年に渡欧しベルリン大学でタンパク質を研究。帰国後東大教授。1910年、米糠(こめぬか)に脚気(かっけ)の予防に有効な成分があることを発見、この成分の抽出に成功しオリザニンと名づけた。
〈2017早大・人間
問6 下線部e日本人の学者による独創的な研究に関連して、正しいものはどれか、1つ選べ。
ア 大森房吉は、原子摸型理論を発表した。
イ 木村栄は、地球の緯度変化公式のZ項を発見した。
ウ 志賀潔は、ペスト菌を発見した。
エ 鈴木梅太郎は、アドレナリンを抽出した。
オ 長岡半太郎は、地震計を考案した。」
(答:イ〇 ※ア×大森房吉は大森式地震計の発明、ウ×志賀潔は赤痢菌の発見
1897年 志賀潔、赤痢菌発見。
いや苦難志賀赤痢菌。
1897年 志賀潔、赤痢菌
、エ×鈴木梅太郎はオリザニン(ビタミンB₁)の抽出、オ×長岡半太郎は原子構造の研究)〉
〈2016関西学院大学・全学部
科学では、[ c ]が赤痢菌を発見し、また[ d ]はビタミンB1の抽出に成功するなど、世界水準の研究も発表された。文学や芸術の分野においても、言文一致体で『浮雲』を書いた二葉亭四迷や西洋画の黒田清輝らが活躍した。さらに演劇や音楽でも新しい動きがみられた。
問3.空欄c・dに該当する人物の組み合わせとして、正しいものを下記より選びなさい。
アc北里柴三郎 d鈴木梅太
イc志賀潔 d大森房吉
ウc志賀潔 d鈴木梅太郎
エc北里柴三郎 d大森房吉」
(答:ウ)〉
〈2015明大・経営
問13 下線部(ウ)自然科学では、富国強兵と近代化に役立つ科学や技術の導入が先行したに関連して、脚気の研究からオリザニンの抽出に成功してビタミンB₁を発見した科学者の氏名を漢字で記入せよ。」
(答:鈴木梅太郎)〉