これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

正座楽のリメイク ・・・・・ 生地の擦り切れた正座楽を分解して

2016-10-12 | 身の回りの小物 手作り
お茶の稽古で 正座をしていて 足がしびれることはなくなりましたが、オスグットという膝下の骨の変形が痛みます

わが師は 『 お茶の稽古は一時もの、膝は一生ものだから、膝を大事にしなさい 多少のお行儀の悪さは構いません 』 との考え方です

最初は我慢していましたが、一つのお点前に要する時間が長くなってきて 膝優先のお稽古をするようになりました

そこで使っているのが 正座楽というものです

正座をするときの補助具はいろんなメーカーが いろんなタイプを出していますが、この正座楽は軽い、コンパクト 丈夫と3拍子揃った優れものです

大寄せのお茶会にも持って行き、帯のお太鼓の間に入れ込んで席入りしたりもして 取り出して使うこともあります

そんなヘビィユースのせいか、先月ちょうどお尻が乗っかる部分の一部の裂地が擦り切れて 中の芯の板が見えているのに気が付きました

慌てて 新しいものをアマゾンで取り寄せたのですが、古い方を処分する前に解体してみました

すると、中の芯の板のカバーが片方だけ外れてしまい、板の断面が布に当たって擦り切れてしまったというのがわかりました



左側の板のあて物が取れています (それにしても 二つのあて物が同じものでないといういい加減さにびっくり)

ちょうど 布切れなどの整理をしていたので、似たような素材のカーテンの残りが出てきたので、リメイクしてみることに

寸法を計って 製図して 手順をメモしたら 早速 製作開始です

カーテン生地はとても丈夫な目の詰まったものですが、前面に接着芯を張りました

芯を張った布を裁断し、まずはマジックテープを縫い付けます

周りを袋に縫って、芯材を入れていきますが、今回は緩衝材を上下に張り付けました  



作り出してから1時間ほどで出来上がり

三角を作って座ってみると 座り心地は全く問題ありません

見てくれは それなりのものですが、十分に役に立つものが出来上がりました

新しい市販の正座楽と比べてみると・・・



作りながら考えたことは 6千円以上もするこの正座楽の材料費やらのコスト

ちょっと高すぎのような気がします ( アイデア商品なので 付加価値がついているのでしょうが )

買いなおすときに 似たようなもので 懐に優しいお値段の品物にしようかとずいぶん悩んだのですが、軽さの点ではこのメーカーのものが一番でした

よって 同じものを買ってしまったのでした

ドリーム(Dream) 正座楽 黒 DR2355
クリエーター情報なし
ドリーム(Dream)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする